岸部・・・?

目次前の日次の日


2006年08月24日(木) 警告 最後

続き

「ごめん、無理」で帰るか、最後まで見て判断を下すか、考えた。

相手は、真に善意で薦めている様子。これがビルマの怖いとこ。「是非あなたにも知ってもらいたい」って思っとる。十年前から知っとるわ。

考えてみれば、すごく嫌なことが起こる予感はするが、何が起こるのかについて、まだ具体的には確定してない。予感だけでビルマを否定するのは良くないと思い、とにかく何の勧誘なのか、最後まで見てみることにした。

観ている最中、一時はもうダメかと思ったが、頑張れおれ!そう励まし耐えた。観てて何がきついって、説明している人の、明らかに十代相手の幼稚な説明を真剣にしている感じとか、十代に受け入れられようとしている感じがきつい。

DVDも終盤に差し掛かった1時間半ぐらいでニュースキンの勧誘ビデオと確定。十年前と少し違うのは、ニュースキンは大元の母体の一枝にすぎず、これからこの十倍規模の支部が二つ日本に入ってくるから、これまでのニュースキンの規模とは比にならないということだった。壮大なスケールでありながら、一方で十代にわかりやすい説明をしているため、アメリカから世界制服軍が日本に乗り込んできますよ、これは乗っとかない手はないでしょう(長いものには巻かれるに尽きる)みたいに言っていた。

内部者ほど詳しくはないけど、ねずみ講系ビジネスのシステム自体にはそんなに否定的じゃない。理論的に彼らが説明するようになると思う。ただ、自分の友達を巻き込みたくないし、こんな風に勧誘するのはまじで御免。現におれは勧誘されて嫌な気分。

とりあえず見終って微妙な空気の中帰ることになったが、さらにこの後、クライマックスが待っていた。

帰り道は言っていた通り送ってくれることとなったが、先にDVD返したいからちょっと寄り道すると言い出し、ファミレスへ。嫌な予感がしたので「車で待ってていいよね?」って言ったら、いいよというので待っていたら、スーツの男登場。「どうでした?」とか言って近づいて来る。

なんかもうこの辺りでイライラしてきたが、適当に受け答えしていたらしつこいので、さっき見たDVDのいくつかについて「あれってああいう風に説明するのおかしいですよね?」ってことをいくつか言ってみた。そしたら案の定食い下がってきて、翌日行われるセミナーに誘われ始めたのでもう帰らせてくれ。

帰りのビルマがまだ言うかって感じで翌日のセミナーに誘い続けており、明日はスケジュール的に無理だと言ったらちょこちょこ文句言い出す始末。おれはそんな風になりたくないから断ってる。

そんなわけで、すごく辱められたわけですよ。


コメント

目次前の日次の日