空虚。
しずく。



 反吐。

食べられもしない食物を、

無理矢理にでも詰め込んで、

当たり前のように起こった吐き気に、

倒れこんだ。


それで、よかった。

止めどなく流れ続ける、

この、思念から。

逃れられると、いうならば。


渦巻く笑い声も、

嘲るような、その瞳も。

もう、見えない。


受け流そうと、泣いた。

笑われるぐらいなら、と笑ってやった。


増大する、苦しみ。


ああ、結局どう足掻こうが逃れられないんだ。


瞳を閉じて、逃げた。

無感情、に。


それが、最後の手段。


それでも、息は乱されるし、

身体は、痙攣を起こすし、

掴もうと伸ばした腕は、空を切るけど。


何も映すまいと、閉ざした瞳は、暗いから。

もう、これでいいんだ。って、思った。

2002年08月21日(水)
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