空虚。
しずく。



 晴れた日。普通。

本日、晴天。

折り込まれていた求人広告をチェック。

お茶をコップに注いで、飲み干して、着替える。

久しぶりに体重計に乗る。・・・変わりなし。

部屋に戻って、椅子に腰掛ける。

机に向かって勉強。


遊びに行きたいけど、誰の予定も立たず。

来週は行けそう?オッケイ、それで。


ごく普通の、日曜日。


「おはよう、ジェフリー。」

一番気に入った彼の写真を部屋に貼った。

いつかお墓参りに行きたい・・・、また一つ出来た、目標。

アパートはまだ残っているんだろうか。

死臭もまだ、漂っているんだろうか。


「こういう問題、苦手なんだけどな・・・。」

あの死体写真、どこだっけ。

壮絶だったけど、すごく魅かれてて。

今はもう見つからないけど・・・。

「あ、そうか。こうやるのか。」

次はネクロマンティックでも借りようかな。

デスファイルとかジャンクとか、近くにないしな、

探しに行こうかな。

「次は、と。」



どこへ行っても死がつきまとっている。

冷たい唇にキスしたい、とか、

冷えた身体を抱いてイってみたいとか。

憎い人も、殺せば愛せる?

か、と考えてそれは無理だと答えが出た。

憎しみが先行して身体にぶつけてしまうだろうから。

そしてゴミ袋に入れて捨ててやるんだ。ざまあみろ。

**

彼には未来がなかった。
どこにも向かっていなかった。
毒々しい思考を抱えたまま、
いつまでもこの部屋に座りこんでいる運命だった。
なんとしてもそれを止めなければならなかった。
今すぐ、今度こそ自分の手に操縦桿を握り、
自分自身を取り戻さなければならない。
それがなんなのかはわからなくとも。

The Shrine of Jeffrey Dahmer...

2002年09月08日(日)
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