空虚。
しずく。



 光。

"どんな時だって"
"たった一人で"
"運命忘れて"
"生きてきたのに"
"突然の光の中、目が覚める"
"真夜中に"

(光/宇多田ヒカル)


私は、よっぽど、"突然"が好きらしい。

灰色のノイズがかかっていた、

でも、それだけは、はっきりと聞こえた。

「―――様!」

・・・ああ、彼女、だ。

そんなに愛しいなら側で守れよ。

離れて祈ってるぐらいなら、さっさと行ってしまえ。


私まで引っ張り出されるのは、ごめんだ。


・・・前は、もっと抵抗したのにな。

慣れたのかどうか知らないけど、別に、いいか。

この頭の妄想が、形になった、それだけのこと。


「ほら、また口調が変わった。」

けらけらと、笑いながら。

何も知らないくせに。

ただ、面白いから、という理由だけで。

一番触れられたくない部分に手を伸ばしてくる奴ら。


・・・ああ、私また泣かせたのか。

友達になろう、って言ったのにな。

確かに笑ってたと、思ったんだけどな。

私のほうが、笑えなくなったのかな。


「・・・ごめん。」

2002年10月05日(土)
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