空虚。
しずく。



 「神葬」。

衝動は、もう来ない。

残ったのは、消えることを知らない、不安だけ。

それは、とんでもない「依存」なのだけれど。


昼も夜も、起きていたくないなら、

私はどこで生きればいいのだろう?

選べない答えと、有り得ない、正解。


眠るまでに何度も不安が襲ってくる。

身体が、震え、怖くなる。

「側に、いて」と叶わぬ願いを口にして。

虚しさに、押し潰されそうになる。


温もりを知らなければ、強くあれると思った。

温もりを知れば、弱くなると思った。

温もりを知って、強くなり、弱くなった。


額に手を当てて、後ろを振り返る。

芝居みたいだ、と久しぶりの自嘲。


目的も、意味も、役割も、

何ひとつ満たせず、わかっていないけれど。

生きるしか、ない。

逃げない、と誓ったなら。


まだ涙は止まらないけれど、さあ、しっかり前を向いて。


生きるんだ、しずく。

2002年10月17日(木)
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