空虚。
しずく。



 

爆発した感情を抑える術を、私は痛みでしか知らない。

思いの丈を拳に込めて、ひたすら殴る。

「笑えよ!弱いって笑えよ・・・、」

壁にすがって、泣いて、それでも殴る。

「同じ、違う、同じ、違う、同じ、違う」

ぶつぶつと、呟いて、声をあげて笑って、泣いて。

憎しみと、愛と、嫉妬が混ざりあう。


こんな気持ちなんか持たなければよかった。

身体だけが欲しかったらどれだけよかった。

何も残せない、意味もない、それなのに、私は。

自分の綺麗事に、吐き気がする。


「畜生、畜生、畜生っ!」


・・・でも、整理なんかつかないんだ。

言い聞かせて、考えないようにするのが精一杯。


なんだよ、これ。

私が望んだのって、これなの?

結局、その程度なんじゃないのかよ。


あの人から見たら、

私だって他の人だって同じなんだよ。

2002年12月08日(日)
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