空虚。
しずく。



 記憶。

落ち着くためには、何かを払わなければいけない。

それは、感情、だったり、傷、だったり、する…

…そしてまた、「記憶」が遠のいていくんだね。


不思議だ。…考える事も出来なかったのに。

甘い期待などしても、何も変わりはしないのに。

それでもやめないこの頭を、ぶち壊したくて。


…絶望がそんなに怖いのか。

…まだ希望にしがみついていたいのか。

泣けてくるよ、…自分の弱さに。


「傷つけ合いの、癒し合い?…あり得ないことを」

そう吐き捨てる声は震えてて、涙は止まらなくて。

悲しいのか痛いのか苦しいのかもわからなくなって。

お酒も無くて、薬も無くて。

逃げる手段は、何もない―――


孤独の中で目覚めるくらいなら。

虚無に押しつぶされるくらいなら。


また、死がちらついてしまう。


思えば思うほど、醜い思いに捕われる。

こんな風にしか考えられないなら、もう誰にも触れない。

2003年03月10日(月)
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