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■ 防御。
ああ、まただ。 この間と、同じだ。 静寂が耳につく。キーを叩く音が耳につく。 けれど、音楽は要らない。うるさい。浸食される。
眠ってしまいたい。だけど眠りたくない。 何も考えたくない。ただ、ぼんやりと「生きて」いたい。 …これが、僕の得たものだ。 何もかもを切り離して、 ただ、「生きる」状態にすること。 これを正常にしてしまうこと。 今ごろ気付いた。
何が痛いのか、痛かったのか。 どうしてこうなのか、こうなっているのか。 それもすべて切り離して、放り出して。 …とても、楽だ。と、笑ってみた。はずだ。 笑っている、はずだった。 …笑ってなどいない。 すべて閉ざしているのだから。 何も生まれず、何も浮かばない。 それは、何も感じないということ。 これが、僕の正常。 僕が得た、自分でいるための防御反応。
でも、大丈夫だ。まだ耳障りだと感じている。 不快だ、と感じている。心がついてこないだけだ。 僕は…
私は、生きている。生きているんだ。 …もう、それだけでいいだろう?
2005年01月11日(火)
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