 |
 |
■■■
■■
■ 裸体。
ああ…吐き気がする。 おぞけが、やまない。 身体が、憶えている。 クソッタレ。 どこまで、囚われる? 一生。 はは、まじかよ。 浮かんでは消える、自嘲。 この後は、オン・ザ・ロックのウイスキー。 『…僕だって、壊していいじゃないか』 ぽつり、と呟いたそれが、スイッチ。 壊れろ、壊れろ、壊れろ、壊れろ。 壊れろ、壊れろ、壊れろ…壊れろ!
でも、狂えない。
自意識過剰な帰り道。 背後を過ぎる影に、振り返る。 …怯えて、いる? ああ、認めたくない。私は、弱くない。 気付けば、駆け出していた。
きっかけは、朝出遭った痴漢。ただそれだけ。
…吐き気が、する。
2005年03月02日(水)
|
|
 |