空虚。
しずく。



 根底。

とても、苦しい。
…どうにか、なってしまいそうだ。
壊れてしまいたい。こんなに苦しいのはもう、嫌だ。

愕然とする。何も思えないことに。
いつから、こうなってしまったのだろう。
すべてが消えてしまった。
何も思えない。何も浮かばない。何も感じない。
以前は違っていたのに。あれは、拒絶していただけだったのに。
だから、今回も。すぐに戻るものだと、思っていたのに。

「正常」な反応がわからない。
…見付からないから、面倒くさい。
だけど、それを受け入れてしまえば、
私はもっと、何も浮かべられなくなる。
演技すら、出来なくなってしまう。

…いつも、気付くのは、こう、なってからだ。
遅すぎるのに、もう、どうしようもないのに。
どうしていつも、私は繰り返してしまうんだ。
自分を責めても、ただ、むなしいだけ。
責める、ことで必死に自分を引き出そうとしているだけ。
そして客観的を装って事実を述べても、
そのどれもが中身の伴わない軽い言葉にしか聞こえない事実が。
また…私を絶望させていく。

眠れない。涙が出ない。
感情がわからない。笑えない。
「ない」ことばかりは、もう嫌なのに。
「ある」ものが出て来ない。
確かに存在していたはずなのに。
…いつまで、存在していたのだろう。
記憶はどんどん薄れていく。
昨日はなにをしたのだろう。
今日は、約束を交わした?
どんどん、虚ろになっていく。

気付けば、終わることばかり考えていて。
けれど、生きたい「はず」だから、と納得させて。
死ぬ事も生きることも面倒くさくなったら、
ほら、すぐ食欲は失せて。

…身体まで、壊れてしまったみたいだ。
このままじゃ、まずいのに。
このままじゃ、ダメなのに。

本当にもう、どうしようもない。
ダメだと思うばかりで、何も出来ない。
私が弱いのか?
もっと、強く?どこまで?

…疲れて、いるのかな…
ああ、それももう、思えない。

2005年04月24日(日)
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