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■ 黙祷。
我ながら偽善だと、思う。 感傷に浸ることほど、おこがましい事はないと。 わかっているはずなのに、心がちっとも晴れない。
尼崎駅を通過する瞬間、目を伏せた。 別にその場所が見えるわけでなかったけれど。 何故だか、そうしたかった。
事故が起こってからずっと、身体が重かった。 何故だか焦燥感が消えなかった。 けれど、今日はそれがなくなっている。 全てのご遺体が搬出され、身元も確認されたから、だろうか… …身体に影響があるなんて珍しいと、思った。
もし、あの土地に慰霊碑が建てられるのなら、 あの人には黙って、一人で花を手向けに行こうと思う。 別に何の関係もないけれど。 私にそんな資格などないけれど。 何故だか、そうしたいと、強く、思った。
2005年04月28日(木)
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