| 2020年07月28日(火) |
雑文・各地サッカーマニアのZOOM座談会 Vol.11 |
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「各地サッカーマニアのZOOM座談会 Vol.11」です。新情報のスーパープリンスリーグ中国や北信越大学リーグの他、四国大学リーグやアルティマリーグの話をしています。ここのところネット会議ツール「ZOOM」の機能的に40分制限がかかっていたのですが、今回は余裕をもって話せました。ただしいつもながら濃いです。
| 2020年07月27日(月) |
雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.22 |
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今回は発表されたプリンスリーグ?中国の日程をもとに観に行くべき1会場2試合の2日の紹介と、アルティマリーグの尚志対興國、そして関西クラブユースリーグの奈良クラブ対枚方FCの話をしています。あと新型コロナウィルス禍での私なりの観戦姿勢が伝われば、と。オタク趣味は受け入れる側の感情に鈍感ではいられません。県をまたいでの観戦は、公共のグラウンドを除き、普通の県立高校には入りにくいということに2回ほど触れています。
| 2020年07月25日(土) |
関西クラブユースリーグ 奈良クラブ−枚方FC |
クラブユースの世界において、新規クラブは優先順位が高い。特にJユース、あるいは将来のJユースは。奈良クラブは現在JFLで百年構想クラブで、J3ライセンスを持っている。つまり成績次第でJ3に昇格できる。そのユースチームが今期から出来た。ところがいきなり新型コロナウィルス禍で活動が止まった。しかも選手が足りないという話も聞いていた。 Jユースの成長過程は大抵似ている。つまり初期は技術と個人戦術を徹底的に叩き込み、チームとしては自陣から丁寧に繋ぐが、ミスが出てカットされたり、フィジカル不足で押し込まれる。弱い街クラブには技術で勝てるが、力のある街クラブにはなかなか歯が立たない。つまり攻撃はビルドアップでミス。守備はコンタクトで敗れる。そんなところである。
さてその奈良クラブユースのデビュー戦、いささか相手が悪かった。昨年の関西街クラブのチャンピオン・名門枚方FCである。勝敗自体は観るまでもない。
奈良クラブ 枚方FC −−−−−十四−−−−− −−−十三−−六番−−− 十三−五番−−八番−十番 −−−−−−−−−−−− −−−−−二番−−−−− 二番−八番−−九番−七番 三番−七番−−十八−四番 十四−十一−−十二−十九 −−−−−十二−−−−− −−−−−−−−−−−−
奈良クラブはビルドアップの際、キーマンと思われる2番を避け、つまり中央で奪われるのを恐れ、サイドから組み立てる。が、サイドの二人で枚方FCは囲み、奪いきる。奈良クラブはミドルパスでミスってしまうので、ショートパスだけでは組み立てるのは困難だ。勿論サイドチェンジもない。5番と8番がサイドのフォローに寄り、守備時は2番に寄り、と負担が大きく、しかもテクニックのある10番が開きすぎで、そこまでボールが来ないので、まるで攻守に人数が足りない状態だ。14番は上背があるが身体が出来ていないので潰され、キープ出来ない。まだ中学生らしい。とにかく2番・5番・8番でビルドアップしない限りは枚方FCの守備の餌食だと思った。そして枚方FCのキーマン9番が空いてしまう。中盤の底から組み立てる選手で、システム的にどうしてもフリーになるので、奈良クラブは自在にしてしまう。そしてサイドに出し、クロスが入ると体格差でどうにもならない。というか、もし枚方FCがひたすらサイドからクロスなら大量点、少なくとも二けた得点は間違いない、と思ったが、枚方FCは中から崩す自分たちのスタイルを捨てず、そのためにそこまで大量点とはいかない。クロスの主役はサイドバックである。 3分、13番の右フリーキックをファーでヘッド。0−1。8分、後方からのフィードに13番抜け出し決める。0−2。9分、19番の右クロスを6番決める。0−3。以降ならクラブは耐える。枚方FCはいいところを見せてやろうと、中からの崩しにこだわり、魅せる枚方FCのスタイルだが、奈良クラブの粘りと決定力不足で追加点は奪えない。とは言え奈良クラブの消耗は明らかで、このままでも追加点は間違いなかった。前半は0−3。
後半も奈良クラブはミドルパスがなく、小さく小さく、技術志向のチームである。コンタクトで潰されるからドリブルも出来ない。後半15分、枚方FC追加点。さらに中から崩し13番が1対1を右に決め0−5。さらに終盤、2番が左角度のないところから叩き込み、0−6で枚方FCが大勝した。ロスタイム、奈良クラブは2番がキーパーとの1対1をセーブされる。 まあすべてにおいて枚方FCが上だった。奈良クラブにとってはいいレッスンを受けられたのではないでしょうか?
| 2020年07月24日(金) |
アルティマリーグ 尚志対興國 |
アルティマリーグとは新型コロナウィルス禍で急きょ開催されたいわばフェスティバルである。技術志向のチームを集め、魅了する。福島の尚志3度の全国ベスト4がある。特に1昨年の高校選手権、昨年の全国高校総体でベスト4だった。アルティマリーグでは前日の第一戦で昨年度の全国高校選手権優勝の静岡学園を3−1で破っている。ただ90分ゲームだったので連戦となるこの日は心配だ。一方興國は全校に出たのは昨年度の全国高校選手権が初めてだが、関西では最もJリーガーを育てている高校だ。大阪のバルサの異名をとる。つまり多くの場合、グアルディオラ式のバルサ時代の偽9番(ファルソ・ヌエヴェ)や偽サイドバック(ファルソ・ラテラウ)を採用し、支配して最後はドリブルを仕掛ける特徴がある。
会場の時の栖は静岡県東部、御殿場近くの箱根北側の総合リゾート施設。普段なら青春18切符で鈍行移動するところだが、この現状ではリスクを考えると新幹線を使う他ない。しかも念のためグリーン車にした。三島駅から無料シャトルバスが出ている。新幹線で三島駅に着いて7分乗り換えは厳しかったが間に合った。会場で温泉に浸かり、ピッチに向かうと観客が案外多い。250人はいるのではないか?これは最後まで観たら帰路に困ると判断する。無料シャトルバスに人は詰め込めないし、1時間に一本のシャトルバスの後のバスだと三島駅11分乗り換えで、それだと遅れるリスクがある。グリーン車だし、逃したくない。
尚志 興國 −−−九番−−十四−−− −−−−−九番−−−−− −−−−−−−−−−−− 十八−−−十番−−−七番 二四−十二−−二三−八番 −−−四番−−三番−−− 二番−四番−−三八−五番 十一−二三−−五番−二番 −−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
少し前、公式サイトに静学−尚志の公式?記録が出ていたがすぐに消えたので、背番号を確認した尚志の二人だけ。9番は阿部要門、38番がチェイス・アンリだ。チェイス・アンリは日本国籍かは分からないが、普通ファミリーネームのチェイスを先に表記し、パーソナルネームのアンリを後ろに表記する以上、日本国籍を感じさせる。少なくともごく普通に日本語を話せる。まだ2年生だ。
さて立ち上がり、コンディションの差を感じる。つまり尚志がいい。��阿部が別格でポストに入るとガッチリキープし、興國が身体を寄せすぎるとあっさりターンしてかわす。山形内定。別次元の選手だった。J2で即通用するかは分からない。昨年のU−17ワールドカップメンバーじゃないし、やや厳しいだろうが、J3なら即出られると思った。チェイスは圧倒的な高さがある。そして左ハーフの24番は興國右サイドバック2番に対し1対1で有利に立つ。14番も仕掛けられ、2番は左足で丁寧なフィードを見せる。1番は安定感抜群のGK。インサイドも確実な繋ぎを見せる。守備は全体に激しい。興國の対人守備が甘いこともあって一方的に回す。この辺り、興國は対人プレーをあまりできていないのだろう。尚志は次々にシュートを放つが宇宙開発ばかりだ。さて24分、尚志2番が対角線のフィード、右寄りで9番が走り、興國GKが出て身体を入れようとするが甘く、足をねじ込まれ、尚志先制。9番のゴールかと思ったが、記録上は違う。さらに押し込んで、興國がはね返したところを��阿部が中距離から無人のゴールに蹴り込み2−0。さらに左コーナーで体格に劣る興國はマンマークしかないが、ファーに構える㊳チェイスがかなり打点の高いヘッド、DFに当たり決まらず。前半は2−0で終わったが、内容的にそのスコアで終わるゲームではなかった。
後半から尚志は3バックに。↓
尚志 −−−十四−−九番−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−二六−−−−− −−−−−−−−−−−− 二番−二三−−十二−五番 −−−−−−−−−−−− −−三番−四番−三八−− −−−−−−−−−−−− −−−−−一番−−−−− −−−−−−−−−−−−
後半も尚志が耐えるが徐々に興國の走力が落ちてくる。そして65分(後半20分)、押し込んでこぼれを23番が無人のゴールに蹴り込む。3−0。68分、14番の右コーナーキックにファーで㊳チェイスが打点の高いヘッド炸裂。4−0。根本的に高さが違うので興國としては対策の打ちようがない。さらに左を突破して26番がペナ内でコントロールシュートで右隅に決めて5−0。ここでピッチを後にする。最終スコア6−0だった。
尚志については強いということは断言できる。間違いなく冬の全国高校選手権優勝候補だ。福島県は高校生年代全国制覇未経験県の一つ(あとは山形・長野・福井・奈良・和歌山・山口・鳥取・島根・香川・高知・佐賀・大分)だが、今年はチャンスだ。福島勢は5度も全国ベスト4経験がありながら、その先には進めていない。この記録は島根県と並ぶ。今年のチームには期待したい。一方興國はコンディションが上がるかだが、大阪府の感染者が増えているので、サッカー部の活動については何とも言えない。
| 2020年07月21日(火) |
雑文・各地サッカーマニアのZOOM座談会 Vol.10 |
公式記録
今回も新情報が入ったので、全社の中止についてや地域チャンピオンズリーグの輪番枠。それにあたる関東・関西・九州の展望やら、北信越フットボールリーグの話やら奈良県の総体代替大会の話やらしています。輪番枠とか分からないでしょうが、参加者の皆さんは分かる前提で話している辺り、やはり特濃です(笑)。
| 2020年07月20日(月) |
雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.21 |
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今回は話題のウルティマリーグと高校総体奈良県の代替大会について語っています。
| 2020年07月19日(日) |
高校総体奈良代替大会 大和広陵−奈良学園登美ヶ丘 |
新型コロナウィルス禍で、全国高校総体が中止され、そのため県大会も中止された。しかし総体で引退する高校3年生も多いので、その代替大会を開催する県も多い。奈良県もその一つで、ほぼ同レベルのチームを集めてブロックリーグ制で行う。クラブチームのディアブロッサ高田も参加する。で、そのブロックの一つに足を運ぶ。第1試合は大和広陵対奈良学園登美ヶ丘だ。大和広陵は全国経験校の広陵が統廃合して出来た高校だ。2部リーグに所属している。ほかは3部リーグだ。
フットボールセンター9時キックオフなので高槻を6時過ぎに出る。最寄りの石見駅から徒歩30分ほど。33度という気温以上に奈良盆地は暑い。日焼け止めを塗り、傘を使い、水を浴び、制汗剤をつけ、と暑さ対策を行い、濡れタオルを首に巻く。濡れタオルというのは見るからにダサいが、合理的な方法ではある。
大和広陵 奈良学園登美ヶ丘 −−−十三−−十番−−− −−−十番−−十一−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− −−六番−九番−八番−− 九番−六番−−七番−十三 四番五番−三番−二十二番 十五−四番−−二番−五番 −−−−−二一−−−−− −−−−−一番−−−−−
大和広陵は5−3−2でガッチリ守り大きく蹴るチーム。相手の奈良学園登美ヶ丘は4−4−2だがやはり蹴るチーム。序盤、奈良学園登美ヶ丘が大きく右に展開し右ハーフ13番がカットインからシュートは左ポストを叩く。大和広陵も大きな展開からグラウンダー右クロスをニアでスルーし10番が叩き込み先制。さらにスローインから蹴り込んで追加点があったらしいが記憶にない。ピッチは離れてないが、保護者も見てなかったと語っていたし、私の集中力低下だけではないだろう。前半2−0で終了。
後半、奈良学園登美ヶ丘の攻勢が強まり、そして右クロスに大外で左ハーフ9番がワントラップから蹴り込み2−1へ。5バックなのになぜ空いていたかは分からない。以降攻め立てるが追撃ならず、大和広陵が逃げ切った。
赤いユニフォームの大和広陵はミドルパスの精度で優った。あと守備から入る慎重なゲーム運びも良かった。奈良学園登美ヶ丘が右で仕掛けて左で仕留めるチームだが、左の9番も仕掛けられる。ただ左足クロスが無いので、タテへの仕掛けも効率的ではなかった。あとハーフタイムでボランチに入った14番が捌けて攻撃の圧が上がった。6番がセカンドトップに上がり、脅威になった。両サイドハーフも良かった。しかし守備が脆かった。バックラインで繋げないから、14番にボールが集まらなかった。大和広陵が猫だましを見せるなど小細工を用いた。こういう小細工を用いるあたり、勝ちへの拘りが良く分かる。
| 2020年07月14日(火) |
雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.20 |
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今回は週末の生観戦、J2の京都−福岡の模様とか、實好監督のざっと見た評価だとか、開催の決まったクラブユース選手権の予選に当たる関西クラブユースリーグの枚方FC−センアーノ神戸だとか、O−60シニア大会の様子だとかを話しています。
| 2020年07月13日(月) |
雑文・各地サッカーマニアのZOOM座談会Vol.9 |
公式記録
今回は新規リリースをもとに大学サッカーの今年限りの全国大会(名称不明) やIリーグ、地域チャンピオンズリーグや全社、倶楽部ユース選手権(U−18)の話題を熱を込めて語っています。案外、濃いというほどじゃないかもしれません。ゆえに当初予定の話題は1分しか割いてません。
| 2020年07月12日(日) |
関西クラブユースリーグ 枚方FCカンテラ−センアーノ神戸ユース O−60シニア大会 大阪−和歌山 |
まずこの日までの流れについて。当初J3のG大阪23対鳥取をG大阪スタジアムに観戦に行こうと考え、唯一のチケット販売機関のJリーグチケットで抑えていた。私はカード使用には反対派なのでコンビニ払い可能なこのゲームはそのつもりでいた。ところが支払期間が水曜日まででそれを忘れていたのだ。まあ直前でもいいか、と思っていたら金曜日に重大なニュースがリリースされる。関西クラブユース連盟によれば延期されていた日本クラブユース選手権が12月に前橋で開催されるという。そして金曜発表で日曜日に関西クラブユースリーグが開幕する。関西クラブユースリーグとは例年秋の関西街クラブの大会でJユースカップの街クラブ予選、および最近ではタウンクラブカップの予選を兼ねる。しかし今年はJユースカップが中止でクラブユース選手権が冬に移動したため、Jユースカップではなく、クラブユース選手権の予選を兼ねることになった。全9クラブが総当たりリーグで上位2クラブがJユース4クラブの総当たりリーグの下位2クラブとプレーオフで、その勝者がJユースの上位4クラブとともに全国へ。街クラブが総当たりリーグを行えるというあたり、今年の府県リーグはほとんど開催できないのでは?という懸念もあるが、とにかくそう決まった。
さて関西の街クラブだが、ここ近年、センアーノ神戸・エストレラ姫路・ディアブロッサ高田の3強が中心だった。いずれも県リーグ1部の経験があるし、何なら姫路はプリンスリーグ経験もある。一方、関西最古の名門は枚方FCだった。故近江先生(医師)が宅地の子に健康的な生活を、ということで始めた日本でも最古クラスの街クラブである。その枚方FCが昨年華麗に復活し、関西街クラブの王者に返り咲いた。枚方FCといえばカナリア色である。テクニック主体の華麗なサッカーには定評がある。
関西クラブユースリーグ 枚方FC−センアーノ神戸 7月12日 9時15分 堺S8
枚方FC センアーノ神戸 −−−十三−−七番−−− −−−−−十番−−−−− −−−−−十番−−−−− 十八−十一−−三九−八番 −八番−−九番−−十九− −−−−−六番−−−―― 十四−十一−−十二−二八 三三−十九−−十七−二六 −−−−−二一−−−−− −−−−−一番−−−−−
なお、何故か公式記録から選手名をコピペできないので、個々の記載はまた後日に。
さてセンアーノ神戸といえばパワフルなフィジカルと自由闊達な雰囲気が売りで、専用人工芝グラウンドもあるのでテクニックも高い。小学生は夏冬全国制覇したこともある。一般に街クラブの弱点はフィジカルトレーニング不足からくるパワー不足である。ところが枚方FCは全く当たり負けしないパワーがある。さらにセンアーノは1トップ10番が左右に流れスペースを作り2列目が飛び出す策を採る。しかしパワー負けしない枚方FCは10番を潰し、さらに2列目の飛び出しにも対応して戦術的にも無効化している。普段ならセンアーノ神戸は10番がクサビになり、またスペースを作り2列目が飛び出せるので押し込めるのだろうが。さらに中盤ダイヤモンドの枚方FCはボランチ9番が高さとパワー、さらにシンプルに捌く判断があり、トップ下10番はトリッキーに味方に繋ぎ、そしてエース13番が再三ドリブルで仕掛け、脅威になる。しかしセンアーノ神戸も左センターバック19番を軸に耐える。はっきり枚方FCの攻勢が続く。左サイドバック14番がクロスを入れ、19番の右クロスも脅威。そして遊び心のあるプレーで押し込む。しかしセンアーノ神戸もよく耐え、シュートに行かせないのは流石である。40分ハーフの飲水タイム、黙っていたセンアーノベンチが何か指示したのか、2列目が高いポジションをとってきた。この状況で攻め合いを選んできた。これが本来の形で、ゲーム感覚の無さゆえに忘れていただけなのか、11番がどんどん飛出し、11番もパワフルなので起点になり枚方FC9番とバチバチやり合う。39番もパワフルで、1ボランチ6番が攻撃面でも効いてくる。飲水タイム以降は互角の展開に。前半は0−0で終了。
さてハーフタイムでセンアーノ神戸は10番を下げるが、4−1−4−1はそのまま。そして双方リーグ戦の初戦だから、とか強敵だから、引き分けでOKなんてこれっぽっちも考えてなく、激しく攻め合う。ゲームプラン自体は変わらない。枚方FCはテクニカルに繋ぎ、センアーノ神戸は如何にスペースに身体をねじ込むか、という展開だが、決定的なシュートを撃てない。つまり双方DF陣も堅い。枚方FCがこのレベルに戻ってきたなら、少なくとも大阪府2部リーグには参入できるんじゃないだろうか?そして激しい攻防が続いたまま、結果はまさかのスコアレスドローだった。
負けを恐れないいいゲームだったのではないでしょうか?レベルも高かったし、あとは駆け引きだ。これはゲーム感覚が戻ればなんとかなるだろう。あと、ベンチ入りが少なかった。つまり大会が11月末まで続くし、引退して受験を考えた3年生も多いのだろう。
この日はもう1試合、O−60シニア大会を観た。いつもU−18とか、つまりアンダー18といった表現は多いが、O−60、つまりオーバー60、60歳以上の大会である。シニア大会には独自の魅力がある。高校生の大会の魅力が若く未熟の選手がただ一生懸命プレーしているだけではないのと同様、シニア大会も運動量が少なくスペースがある分、パスが良く繋がり、丁寧に崩すというスタイルになる、ということだ。逆にドリブルをすると、その直後ドリブラーはへばって守備に戻れない。そしてこの年齢までプレーしている選手というのは、派手なテクニックこそないものの、基本の止めて蹴るという技術はしっかりしているものである。また彼らの時代はほぼマンマークしか守備方法がなかったものだが、戦術眼がないわけではないので、この歳になってゾーンディフェンスを身につけている。つまり向上心をもって取り組んで成長している。大会はトーナメント方式。優勝府県が全国大会に進む。
さて第1試合前に奈良県のベンチの裏を通ると滋賀県のことを「前に見たけど大したことなかったで」などと話している。そんなに油断していて大丈夫か?そんなに甘くいくか?と思っていたら、なんと滋賀県は棄権した。ホントに甘かった!
第2試合は大阪府対和歌山県。大阪府がパスを繋いで支配し、押し込むが和歌山選抜が引いて耐える。なおフィジカルコンタクトありだ。スライディングタックルもショルダーチャージもあり。O−70では禁止だが。20分ハーフだが、もっと短そうだ。前半0−0。基本技術の大切さ、インサイドキックとインフロントキックさえしっかりしていれば、フットボールは何とかなるということが良く分かる。トラップも工夫はないが、とにかくピタッと止める技術はある。しかし和歌山もパスサッカーにも上手く対応し、ドリブルの時だけ崩されそうになる。前半は0−0だったが、後半、大阪府48番が中央右寄りから仕掛け、切り返して逆足の左足でコントロールシュート、浮かせて左上隅に叩き込み先制。シニアのサッカーなので興奮のあまりハグする習慣はない。結局大阪府が1−0で和歌山県を下した。
| 2020年07月11日(土) |
J2 京都−福岡 雑感 |
まず状況について。新型コロナウィルス禍の只中、観客を入れてのJリーグ再開である。今季から完成し供用開始した京都スタジアムは2万人以上収容できるが、5千人限定でしか観客を入れない。昔話を。昔、高槻市バスは亀岡駅まで乗り入れていた。しかし今の流れは市域を越えて市バスを運行しないというものである。高槻でいえば樫田地区の杉生でバスが止まってしまい、亀岡駅へ行くには、いったんJRで京都駅に出てから山陰本線で亀岡駅まで行かなきゃならない。ただし今の山陰本線は電化し保津峡もトンネルで抜けるので随分早くはなっているが。京都駅からの時間は西京極より早いだろう。人との距離が近い「密」を避けるべく、キックオフ2時間前に亀岡に着き、余裕をもって入場しようと思ったら案外人が多く待機列ができている。前の人と1メートル以上空けて並び、不慣れなQRコードチケットで入場する。体温を測定されたかは憶えていないが自宅での体温測定から言って余裕だろう。マスクはいささか息苦しい。夏場はきつそうだ。バックスタンドアウェイ側3階に陣取る。そしてお茶や弁当を食べて、人気絶頂の「鬼滅の刃」のコミックスを読む。
さて京都スタジアムは個人的に3度目の「こけら落とし」と思っている。1度目はもちろんオープン初戦のプレシーズンマッチのC大阪戦。練習試合には行かない主義だが、無事行けた。そのときの印象は動き方が整理されていない印象。2度目は翌週の京都あ高校新人戦男女決勝。これは初の公式戦だ。私はJクラブが自前でサッカースタジアムを建設するのに反対派だ。なぜなら各県に少なくとも一つJ1クラスの公共のサッカースタジアムを建設するのは行政の義務だからだ。どこの県にも立派な野球場や陸上競技場はある。しかし大勢入るスタンドは活かされていない。特に陸上競技場のスタンドはサッカーを除くと50年に1回の国体開会式でしか役に立たない。全くばかばかしい話である。Jリーグはプロ、アマチュアのためにスタジアムは税金で作ってもいいが、プロの為ならダメという理屈はカビが生えている。世界的にプロアマの身分差別は禁止されている。そういう発想は古臭いアマチュアリズムの時代から常識をアップデートしていない人の理屈だ。加えて地方の野球場の収容人数は数年に1度のプロ野球の地方興行の為に作られた、採算性度外視のものだ。野球は特別で、優遇してもいいという発想が、未だに古臭い日本人の中にはいる。もう一つ、私がJクラブによるサッカースタジアム建設に反対するのは、高校サッカーや大学サッカーで使わせてくれないからだ。今は全国的に高校選手権の県大会は準決勝からはスタジアム開催だ。今後は準々決勝からスタジアム開催に変わっていくだろう。そのために使えるスタジアムがないのは残念だ。むろん陸上競技場は使いたくない。陸上競技場を支えるのは陸上界に汗をかいてもらう。
さて、再開後の京都だが、磐田戦をテレビで観る限り素晴らしい。過去二年間、監督の手腕は1試合で断じた。普通フットボールというものは監督の能力を1試合で断言できるたぐいのものではないが、過去2年間が極端すぎた。つまり一昨年の布部監督はあまりに不出来、昨年の中田監督は逆に上出来だった。で今年の實好監督である。フットボールは生で観なければ分からない。
京都 福岡 −−−野田−−ウタカ−− −−−−−−−−−−−− −−−−−庄司−−−−− −−−−−−−−−−−− 荒木−金久保−福岡−飯田 −−−−−−−−−−−− −−安藤−バイス−森脇− −−−−−−−−−−−− −−−−−若原−−−−− −−−−−−−−−−−−
京都のフォーメーションについて。実際は5−3−2に近い。相手のパスが回れば野田が中盤に引き、当然運動量は多くなるが、行けるところまで飛ばして走れ、という策である。GKはまだ若い若原。才能は本物だ。3バック、というより5バックの森脇は声がよく出て辺りに強く攻撃面でもいいベテラン。代表歴あり。バイスは別格。守備の要で危機察知能力・高さ・ロングフィードとも見事。ただし彼に頼らないのが森脇の良さでもある。安藤も堅実だ。この3バックはギリギリで身体を張れるし、素早い寄せや思い切ったシュートブロックなど戦術だけでなく、個々の頑張りもある。右アウトサイドの飯田はテレビで観た限り爆発的なスピードで、何故今まで無名だったのだろう、と思ったが、生で観て分かった。クライフの「速く走ることは重要だが、いつ走るかはもっと重要だ」というやつだ。動き出してほしいときに動き出してない。つまり頭の切り替えが遅い。左の荒木は左右両足でいい左クロスをあげる。庄司は下がり目から強いパスを出す。ウタカは高さ、強さ、スピードを兼ね備え、J1でも豊富な実績を誇るエース。
さて福岡が細かく素早いダイレクトパスを多用し崩しにかかる。これに対し京都の中盤はバックラインと距離を詰めてスペースを潰すなり、攻撃時にいい位置でパスを受けるなり出来ず、ポジショニングがおかしい。混乱している。しかし若原のスーパーセーブ2発で止めて耐え、徐々に良くなる。そして右クロスを野田のヘッドで決めて京都先制。前半は苦戦だった。これは磐田戦も同様だ。しかし後半は圧倒。パスが次々につながり、しかも福岡とすれば不可抗力のシュートブロックをハンドととられ、PKをウタカが決めて追加点。京都びいきからすれば信じられないほどの快勝だった。
今期も1試合で断定できそうだ。つまり實好監督は優秀だ。J1昇格も狙える。昨年の中田監督は前年度のJ3降格争いを演じた布部監督の負の遺産があったから、いきなりJ1昇格を狙うのは厳しかったが、今年は積み上げがある。大いに期待できそうだが、ただまた新監督なので、期待しすぎないで楽しもう。
| 2020年07月10日(金) |
雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.19 |
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今回は全中における私学の割合の増加ぶりについてお話ししています。昔と今では全中の性質が随分変わっていることをお伝えできれば、と思います。
| 2020年07月07日(火) |
雑文・各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.8 |
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「各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.8」です。
| 2020年07月06日(月) |
雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.18 |
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生観戦復帰に伴い、関西女子リーグ2部の海南FCシャウト−INAC神戸レオネッサU−15の雑感を口頭で述べています。またその顛末も。今後は生観戦に対し、このスタイルになるかと思います。
| 2020年07月05日(日) |
関西女子リーグ2部 海南FCシャウト−INAC神戸レオネッサU−15 |
女子サッカーのリーグ戦について説明しよう。関西の場合、男子は大人の関西リーグ、大学の関西学生リーグ、高校生のプリンスリーグなどに分かれる。これに対し女子は大学生の場合、関西学生女子リーグがあり、さらに秋のリーグ戦と春の春季リーグがあるため、関西女子リーグにエントリーする大学チームはほとんどない。関西女子リーグにはクラブユースもエントリーする一方、「高校生」のリーグ戦はなく、高校部活のリーグ戦が関西女子リーグおよび高校女子選手権の府県大会の終わった秋にある。 これに対し関東は関東大学女子リーグに春季リーグがなく、その結果としてシーズンが早い関東女子リーグに多くの大学女子サッカー部がエントリーしている。特に2部はほとんど大学部活だ。ただし現在関東大学女子の盟主・帝京平成大はエントリーしていない。 そしてクラブユースもエントリーし、しかも上位争いを繰り広げている。一方「大人のチーム」は少ない。高校生のリーグ戦として、プリンセスリーグはあるが、クラブユースの大会だ。そして昨年、全国リーグであるチャレンジリーグ参入戦に参加したのは、山梨県リーグのFCふじざくらだ。この時は2位で、入れ替え戦で敗れた。 早い話が関東は女子のリーグ戦がより整備されてない。近いうちに抜本的な外科手術が必要になるだろう。
さて、この日観に行った関西女子リーグに関する顛末を紹介しよう。7月から観戦解禁ということで、リーグ戦再開の関西女子リーグを観に行こうと考えた。目当ては1部リーグ、特にスペランツァFC大阪高槻レディースだ。要するにトップチームのアカデミー。高校生主体のチームだ。会場は鶴見緑地。事前に関西協会に電話を入れた。つまり新型コロナウィルスの関係で観戦可否はどうなっているのかと。回答はは対策を講じた上でスタンドでの観戦可能とのことだった。これがゲームの1週間前。そしてその後関西協会にサイトにもこの旨が記載された。この情報をもとに日曜日10時半キックオフのINAC神戸レオンチーナ、12時半キックオフのスペランツァ高槻レディース目当てに鶴見緑地に向かった。ところが行きの電車内で、急きょ観戦拒否になった、という情報を得る。金曜日の女子委員会の会議で観戦拒否になったらしい。なお土日事務所閉鎖の関西協会のサイトには当然、その情報は載ってない。ここで重要なことだが、このレベルにおいて観戦者はサービス受益者ではない。主催者のご厚意でゲームを観させていただいている身だ。文句などいう立場ではないのだ。堺での開催の2部リーグは観戦可能ということなので、急きょ目的地を変更する。なお堺のキックオフは鶴見緑地より1時間早い。常に早めに会場に到着することを心掛けているとはいえ、この変更は厳しかった。当然第1試合は遅刻である。前半終了間際に着いた。
なお、例年は40分ハーフだが、今年に限り30分ハーフで行われる。
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関西女子リーグ2部 海南FCシャウト−INAC神戸レオネッサU−15 7月5日 11時20分 堺S16 人工芝 晴
海南FCシャウト INAC神戸U−15 −−−九番−−十番−−− −−−四三−−三二−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−十四−−−−− 十四−八番−−十三−二七 −四六−−三四−−三八− 十九−五番−−七番−誰々 三六−誰々−−三三−四二 −−−−−誰々−−−−− −−−−−三十−−−−−
海南FCシャウトは和歌山県最強チームだ。大人のチーム。体格もしっかりしている。これに対しINACはエリート集団とはいえ中学生チーム。身長も伸び切っておらず、小柄でパワーもない。身体能力自体は高く、スピードがあり、体幹も強い。とは言え、歴然とした体重差や高さに差があり、基本的なアスリート能力の高さがあるとはいえ、大人と子供のゲームだ。テクニックでははるかにINACのほうが上だが、海南FCが大雑把にロングボールを放り込んでも競り負けるし、身体を入れるとINACが奪いようがなく、ポスト当て、ポスト当てで前進されてしまうし、大雑把なロングボールでも体重差でことごとく競り負けるので、後退を余儀なくされる。とは言え、INACも果敢にバックラインの押上げを狙い、オフサイドを取る。大胆とも無謀とも判断しかねる。しかし副審がいささか怪しい。何せゲームがなかったのだ。十分なトレーニングが詰めなかったのは審判員も同じだ。コンディションやゲーム感がなく、その結果、より慎重にならざるを得ないINACが引いてロングカウンター狙いしかなくなる。幸いカウンターの為のスピードとテクニックに支えられたドリブルはある。15分、、そのロングカウンター炸裂!32番が仕掛け、いったん止められるが、こぼれを拾った43番が右ほとんど角度のないところから鉄則通り海南FCキーパーの上を狙い、良く反応し触ってバーに当たって下に落ちるところを46番が蹴り込みINACが先制。0−1。すぐ飲水タイム。30分ハーフだから。しかし基本的には海南FCが押し込む展開は変わらない。特にセットプレーでは大体10cmくらい差があるのでは。しかも体重差があるので競り合いでも圧倒的に海南FCだし。セットプレーのキッカー13番は優れたキッカーとは言えないが、アバウトにハイボールをゴール前に入れ続け、それが脅威になっている。そして前半22分、海南FC,右フリーキックに中で圧倒的高さに合い、ループヘッドが決まる。1−1。以降も海南FCが攻め続け、INACは徐々にロングカウンターが減る。ベンチは主審に対する不満が目立つが、正直、この情勢で主審が不出来なのは仕方ない。選手たちだって不出来なのだろうし。前半終了間際、海南FCの選手が膝を痛める。前半は1−1で終了。
後半、INACベンチが繋げ、と指示を出すが、いくらテクニックがあってもこの体格差では厳しい。相変わらずパワーを前面に押し出した海南FCが押し込む。本来の40分ハーフだったら体力が削られて、INACは前半で力尽きていたかもしれない。しかし勝利への執念は大したものである。INACはただ上手いだけとか、アスリート能力が高いだけのチームではなく、メンタルもある。ただし上手いと言っても関東勢に比べれば落ちるのだが。後半の手前側の副審は明らかにマイナスの右クロスにオフサイドフラッグを上げるなど、ゲーム感が皆無だった。その際は主審がよく見てオフサイドを取らなかったが。後半も飲水タイムの時点で1−1。INACのエリートたちの凄さを心底感じた。普通持たないですよ。しかし後半21分、またも13番の右コーナーキックをアバウトに中にハイボールを入れただけのキックが高さで海南FCが勝ち、ヘッド炸裂。2−1。以降も押し込み続け、時計を進めて、海南FCシャウトが完勝した。40分ハーフだったらもっと点差がついただろう。
海南FCシャウトについて。大人の貫録を見せた。テクニックは荒いが、フットボールがスポーツである以上、身体能力がモノをいうのは当然だ。 INACについて。エリートの凄みやギリギリのボールにスピードで追いつく能力の高さを感じた。特に43番(アンジュ)はプレーの幅も広く、才能豊かだ。守備陣の能力が目立ったゲームで、スピードと執念は見事だ。身体が成長した高校生になると力の差は逆転しているはずだ。現にINACのレオンチーナ(U−18チーム)は1部リーグだ。光り輝く才能は見せた。
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