サッカー観戦日記

2021年02月27日(土) 全日本フットサル選手権4回戦 名古屋−北九州 立川・府中ー岐阜

全日本フットサル選手権は第1回大会から観ている大会の一つだ。競技テニスに対するテニスサークルのように当時は11人制サッカーに対する趣味的な競技の位置づけだったが、劇的に発展し、高度に専門的な競技になり、今ではまるで別物になっている。もちろん大学には遊びのフットサルサークルも結構あるわけだが。その秘密はスペースの無さ、体育館で行うことと、それゆえ高さが重要でないこと、そしてオフサイドがないことが主たる要因だ。極端に足元が重要な競技になっている。本来11人制サッカーで活躍できない選手がフットサルをやるのではなく、むしろ幼少時にフットサルで鍛えた選手がサッカーに転向する流れが出来ている。当時と異なり小学生は全少(全日本U―12選手権)は小さなコートでの8人制になり、そして夏はバーモントカップというフットサルでの全国大会になっている。

さて大人のフットサルがFリーグという全国リーグになり、国内唯一の完全プロチーム・名古屋オーシャンズも誕生し、今までナンバー1の地位を維持している。名古屋オーシャンズは大洋薬品を母体にしているから「オーシャンズ」。ボルクバレットはロシア語で狼の「ボルク」に英語の弾丸の「バレット」、重箱読みみたいなものである。もとのチーム名はボルク北九州。

全日本フットサル選手権4回戦
名古屋オーシャンズ−ボルクバレット北九州
2月27日 12時15分 伊勢サンアリーナ 




監督 フエンテス
名古屋オーシャンズ
GK 2 関口優志 91/10/24 176/71 エスポラーダ北海道
FP 7 安藤良平 88/02/03 176/76 湘南ベルマーレ
FP 8 ペピータ 88/02/08 181/77 名古屋オーシャンズサテライト
FP 11 星翔太     85/11/17 178/76 バルドラール浦安
FP 14 西谷良介 86/01/31 170/67 フウガドールすみだ
控え選手
GK 1 篠田龍馬 90/05/24 171/66 名古屋オーシャンズサテライト
FP 4 水谷颯真 96/07/24 176/70 名古屋オーシャンズサテライト
FP 5 星龍太 (Cap.) 87/06/01 179/80 府中アスレティックFC
FP 6 オリベイラアルトゥール 90/07/30 181/80 シュライカー大阪
FP 15 吉川智貴 89/02/03 174/65 Xota Futsal Sola(スペイン)
FP 17 八木聖人 94/03/24 170/66 名古屋オーシャンズサテライト
FP 18 磯村直樹 95/07/01 174/70 名古屋オーシャンズサテライト
FP 19 橋本優也 94/05/02 172/65 名古屋オーシャンズサテライト
FP 34 平田 ネト アントニオ マサノリ 95/11/16 175/79 A D Fundao(ポルトガル)

監督 馬場源徳
ボルクバレット北九州
GK 1 澤野亮太 (Cap.) 94/11/04 170/75 シュライカー大阪
FP 8 田村研人    88/09/14 173/75 ヴォスクォーレ仙台
FP 14 ウーゴサンチェス 89/05/28 175/65 サンティアゴフットサルクラブ(スペイン)
FP 15 クシヤマイザケ 01/06/26 165/65 ヴォスクォーレ仙台
FP 20 清水誠也    94/08/27 184/75 フウガドールすみだ

FP 5 花嶋悠    91/06/15 171/67 ボアルース長野
FP 9 横山巧    96/06/19 162/62 トルエーラ柏
FP 10 安嶋健至   92/06/03 170/60 湘南ベルマーレ
FP 11 小林謙太   94/07/10 172/68 ボルク北九州
FP 23 チャオパルメイロクリスチャン 87/04/27 170/70 サンティアゴフットサルクラブ(スペイン)
FP 88 米村尚也   93/09/28 178/74 バサジィ大分
FP 99 樋口岳志   97/08/21 184/78 トルエーラ柏



立ち上がり、北九州が激しいファウルで名古屋をいら立たせてペースをつかむ。そして6分、右コーナーを㉓チャオ・パルメイロ・クリスチャンがロングシュートを放ち先制。しかし以降は名古屋が回し続け、更に後半からは逆に激しいファウルでペースをつかみ、�┘撻圈璽燭鮗瓦飽貶�的な攻勢になる。北九州は㉓チャオ・パルメイロ・クリスチャンへの依存度が高く、彼が下がれば一休みという感すらあった。そういう時間帯での柱になるのが��ウーゴ・サンチェスだ。昔からのファンで知らない人はいないが、80年代レアル・マドリーのエースがウーゴ・サンチェスで、9番をつけアクロバティックなゴールを見せ、メキシコの英雄だった。ただし86年メキシコワールドカップでは、当時のメキシコで唯一世界トップクラスの選手でありながらイマイチ期待に応えられず、決勝トーナメント進出しながら期待外れ扱いされた。曰く「スペインに行って役者になった」(PKをもらう演技ばかりしていた)。もちろんスペイン語圏ではウーゴもサンチェスもよくある名前で、それ自体はどうってことはないのだが。名古屋は第2セットの�ダ韻眤膤萍�し、どんどん点差をつけて、6−1で圧勝した。ボルクバレット北九州はF2に上がって3年でF1に、という目標を達成したが、力の差は大きいな、としか。Fリーグは競技力だけで加盟が決まるわけではない。経営地盤の強さも大きな基準だ。だからこそ、優秀な外国人選手もいる。しかし日本人選手はおそらく他のFリーグチームでは力不足と判断された選手だろう。名古屋オーシャンズみたいにサテライトで育てつつ他のチームからも引きぬくといったところからは程遠い。


公式記録





全日本フットサル選手権4回戦
立川・府中アスレティックFC−デレヤオーネ岐阜/AGM
2月27日 14時30分 伊勢サンアリーナ



立川・府中アスレティックFC
FP 7 内田隼太  97/01/27 175/74 府中アスレティックFCサテライト
FP 8 上村充哉 (Cap.) 96/11/21 173/67 湘南ベルマーレ
FP 10 完山徹一  79/12/08 176/68 バルドラール浦安
FP 13 渡邉知晃  86/04/29 180/80 Bintang Timur Surabaya(インドネシア)
GK 96 黒本ギレルメ 86/05/16 175/75 ヴォスクオーレ仙台
控え選手
FP 4 上福元俊哉 86/09/26 180/76 フウガドールすみだ
FP 5 皆本晃   87/01/28 168/69 FS Valdepenas(スペイン)
FP 6 関尚登   89/09/09 166/66 ヴォスクオーレ仙台
FP 9 金澤空   01/12/26 161/57 府中アスレティックFCサテライト
FP 11 大��政博  92/01/18 171/67 Reggio Emilia
FP 14 新井裕生  95/11/01 168/68 アグレミーナ浜松
FP 23 柴田孝   95/05/23 180/71 ヴォスクオーレ仙台
FP 29 堤優太   98/10/07 159/61 府中アスレティックFCサテライト
FP 79 酒井遼太郎 91/09/10 170/65 エスポラーダ北海道
監督 山田マルコス勇慈

デレヤオーネ岐阜/AGM
GK 1 石原健太  90/05/06 173/69 デリッツィア磐田
FP 3 木村圭佑 (Cap.) 95/04/05 170/59 岐阜聖徳学園大学フットサル部ゴレナ
FP 19 稲垣秀恭  83/06/15 175/68 フットサルクルービーユニアオ
FP 21 岡山和司  96/12/03 169/62 岐阜聖徳学園大学フットサル部ゴレナ
FP 88 野村祥太  96/07/19 173/65 岐阜聖徳学園大学フットサル部ゴレナ
控え選手
FP 6 吉田達矢  86/01/27 170/65 デラゴスタ/AGM
FP 10 荒川博行  80/09/17 173/64 フットサルクルービーユニアオ
FP 11 高瀬怜音  04/06/29 169/63 デレヤオーネU−15
FP 12 石尾海七飛 05/01/15 170/55 FCV可児
FP 16 星友彬   94/02/13 190/79 デラゴスタ/AGM
FP 17 塚原健太  86/09/29 170/62 フットサルクルービーユニアオ
GK 22 田中渓太郎 95/07/20 170/67 愛知学泉大学サッカー部
FP 33 中嶋亮太  98/08/11 166/63 愛知教育大学フットサル部シモンズ
監督 荒川博行




Dele Yaone岐阜はFリーグではなく地域予選組。正確には東海はcovid-19で予選は開催されず推薦出場だが、それだけ実績があったということだろう。そしてここが肝要なのだが、Fリーグ加盟は実力が全てではない。むしろそれ以外が重要で、実力ある未加盟チームもある。そしてFリーグ加盟条件は条件のオープン化が進んだ日本サッカー界の中では例外的に遅れていてブラックボックスにある。本稿執筆時点で、この大会を制したF2トルエーラ柏がF1昇格要綱を満たさないと発表され、今季公式戦無敗のまま来年度もF2でプレーすることになった。しかも抗議の意思を込めた写真をFリーグが問題にするという。まるで一般スポーツかのような、Fリーグの時代錯誤感である。
デレヤオーネは前所属がフットサルチームだらけ。「岐阜」」を名乗っているが岐阜市ではなく、岐阜県多治見市のクラブである。岐阜市からはかなり離れている。U−15も保有しているということか。Fリーグ勢を次々に倒して勝ち進んできた。
立川・府中アスレティックFCについて。第1回全日本フットサル選手権に出場した歴史ある府中水元クラブが土台になって出来たクラブで、最近立川もホームタウンに加えた。というのは地元府中市がフットサルに無理解で、市民に根付いたフットサルを脇において、実業団がある「ラグビーの街・府中」をアピールしているくらいである。ちなみに府中は東芝とサントリーはあるが、ラグビー部のある高校はわずか一つ。全然普及していない。サッカー基準だと明らかにラグビーの街ではない。この辺り、市役所にラグビーシンパがいるのだろうか?政治の堕落を感じる。冷遇でアリーナのある立川もホームタウンに加えた。立川立飛は南極観測で知られる極地研究所がある。

さてゲームは府中が押し、岐阜が引いてカウンター狙いである。回し続ける府中が力では上なのは分かるが、岐阜もいい勝負に持ち込んでいる。そして策の通りカウンターから仕留め前半は2−3と岐阜リードで終わる。
ハーフタイム、親子連れが「後半は府中が突き放すだろう」と話しているが、力はあっても勝負は分からない。しかし結果的にはその通りになり、府中が逆転、突き放し、じかんの都合上、途中で会場を後にして帰路に就く。最終スコア6−4。岐阜も健闘したが快進撃もここまでだった。

公式記録






さて、今大会出場の非Fリーグクラブについて触れておこう。
北海道のノヴァントゥーノ。初出場。地域チャンピオンズリーグには1回出場。

ヴォルビエント郡山。初の全国。サッカーからの転向組が多そう。

マルバ茨城FC。ここはフットサルを知っている人なら知らぬ人はおるまい。名門である。サッカースクールのコーチ・スタッフからなる。サッカースクールは関東や東北で展開し、Jリーガーも何人も輩出し、スクールチームも全日本少年フットサルに出場している。

オーパ。千葉で活動。関東フットサルリーグ2部。O−PAとはポルトガル語で「驚く」「驚かせる」という意味。上のフットサルチームからの移籍組が多い。大学フットサルの雄・順天堂大フットサル部ガジル出身者もいる。

長岡ビルボードFC。89年「サッカー不毛の地」新潟県長岡市で誕生。といっても今では北信越大会にレジスタ長岡というクラブも参加しているし、むしろ「サッカーの街」になりつつある。ただしビルボードは北信越フットボールリーグに参加する11人制サッカーチームだ。もちろん前所属もサッカー部ばかり。高度に専門化したこの大会にあってサッカーチームの出場は珍しい。防衛大学校サッカー部まである。防大卒の一般就職と言ったら大都会の一流企業のイメージが強いが。

コンフィアンサFC。奈良県香芝市。ポルトガル語で「信頼」の意味。奈良県勢で16年ぶりの全国、って藤井健太のASPA FC以来か?サッカー部出身者中心。

立命館大学体育会同好会オールワン。初出場。前所属は立命館大学体育会同好会オールワンセグンドが多い。つまり大学フットサル部にサテライトチームがあるのか。立命館宇治高校フットサル同好会もいる。立宇治サッカー部出身者も二人。大学フットサル界ではトップクラスとは言えないが、これから上っていくチームなのだろうか。

ラック ザ ドライブ。府中は府中でも広島県安芸郡府中町のクラブ。中国リーグ1部。2年連続出場。

ミラクルスマイル。愛媛県新居浜市。四国初のFリーグを目指す。前所属がスペインのクラブもいる。99番だから特別な選手かもしれない。

クレセールフットサルクラブ。福岡県フットサルリーグ2部。無名チーム出身だらけ。

エスポルカーナMFC。宮崎県都城市のチーム。無名チーム出身者だらけだが、スプリーム高槻って…。もちろん大阪府高槻市のフットサルチームだが都城との縁は?


そのほか、名古屋オーシャンズサテライトやフウガドールすみだバッファローズというサテライトチームも出場。



2021年02月23日(火) 雑文・各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.37

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関西リーグから豊浦太郎さんをお招きしてリーグの運営や実情、KSLTVなどのメディア戦略や活用法、そしてコロナ禍やポストコロナの展望、フットボールは上から改革するのではなく、下から改革するものだ、という信念などを伺っています。いつもにもまして濃い話です。

これでゲスト会はしばらく中止ですが、引き続き各地の事情に詳しいゲストさんを募集しています。もちろんレギュラー参加者も。



2021年02月22日(月) 雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.52

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今回は九州高校新人戦男女と、関西学生リーグからJリーグ入りする選手について、生観戦歴がある選手についてはコメントを入れています。

あとフットボールのことだけ話せ派には不評のようですが(笑)、土日の九州一周旅行と火曜日の北野天満宮の梅園の話を写真付きでしています。



2021年02月16日(火) 雑文・各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.36

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Jリーグについてゆるゆると話しています。テーマは設定してないので話が広がりました。あとJFLについても触れています。あとデンチャレも。



2021年02月15日(月) 雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.51

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今回はナイジェリアワールドユースと、東京五輪世代のバックラインのユース代表時代の個々の評価、およびワールドユースはなくなりましたが、パリ五輪世代の評価です。サッカーに超高校級はいらないと思っていますが、「10年に一度の逸材」がまとめて生まれた、という意味では女子ワールドカップ優勝時にも匹敵する僥倖だと思っています。



2021年02月14日(日) 公開トレーニングマッチ 京都−鳥取(一切布陣等は明かしてません)

ファンクラブ限定の京都対鳥取の公開トレーニングマッチを観に行ってきた。選手起用や戦術などはSNS等で記載禁止だし、ぬるいファンとして京都の不利になることは書きたくないので、まあ書ける範囲で。

会場は2年目の京都スタジアム。亀岡駅に着くと思いのほか混んでいる。開場の13時直前に着いて、入場ゲートは激混みなので、昨年末にオープンした足湯に浸かる。17人目くらい。今までの感じでは足湯は試合前はがら空きで、試合後は混む。この日もそうだった。新シーズンのグッズも販売されている。対戦相手が鳥取なので、鳥取の牛骨ラーメンが限定わずか30食。当然無理で、豚肉丼を買う。800円。肉たっぷりだが米が少ない。まあスタグルというものは1食で満腹になるようなものじゃないので。足湯で時間を潰したのと、スタグルの行列で時間食ったので、13時開場のキックオフ14時30分ではスタグル2食目とはいかなかった。この日は公式戦じゃないということもあって、スタグルの出店が少ないし、行列が長かった。

シーズン中はバックスタンド3階席に陣取るつもりだが、ここは自由席で当日券29000円。前売りだと2400円だったか。そこそこの値段だ。この日は完全自由席だったので知人に席をとっていただき、メイン中央に陣取った。選手起用については一切触れないが、得点者は発表されているので、触れても大丈夫だろう。戦術についてはチョウキジェさんの湘南や流経大から察せられるようにタフなスタイルで、ただ上手いだけの切り替えが遅い選手、走らない選手は起用されないだろう。試合を通して選手たちはアラートな状態だった。鳥取がタテ一本カウンターからPK獲得し決めて前半は0−1だった。鳥取は守備が堅く、3バックも堅実だ。って、鳥取は明かしてはまずいのかな?公式から指摘があればこの部分も削除します。京都はフォメ等は一切書かない。後半は左コーナーからこぼれを武富、さらに終盤左足右クロスを松田が決めて2−1で京都が勝利。

さて、フットボールファンなら多くは御存じだろうがテストマッチで何が分かるというものでもないし、昨年から監督交代、ガラッと変わったので何とも言えない部分があるし、長い目で観なければならないが、今期の京都は期待できます。これだけはいえる。GMも加藤久さんという優秀な人材だし。ただ京都は祖母井さんという同じくらい優秀なGMが2年連続プレーオフ圏内という好成績を残しながらJ1昇格できないというだけでクビにした前歴があるので、加藤久さんでもわからない。私はGM職は最低限5年は見なければならないと思っているし、監督だって1年でJ1昇格は極めて困難だと思っているのだが。京都は経営が何なので。中田一三さんも實好さんも優秀な監督だったが1年でクビにして毎年1からチーム作りという、フットボールの原理原則が分かっていない経営判断をしているので。シーズンオフにクビにしなかった前の監督は「あの」布部さんだし。とにかく定評あるGMの加藤久さんがいる以上、経営サイドは監督人事に口を挟むな、と言いたい。人事権をオモチャにする会社はロクなことにならない。



2021年02月09日(火) 雑文・各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.35

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今回は東海学連から林幹事長をお招きして東海学生リーグや東海学連について色々伺っています。色々ざっくばらんに語っていただきましたので、深い話も浅い話も様々です。東海学生リーグというのは関東・関西に次ぐ勢力なので、注目度大のリーグですよ。特に東海在住者にとってはタダでレベルの高いゲームを観られる機会です。



2021年02月08日(月) 雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.50

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今回は関西からJリーグ入りする高校生の全員についてコメント、およびほかの地域でも生観戦歴ある選手についてもコメントし、他に関西の女子新人戦の結果や滋賀県U−15リーグについて話しています。他にバンクシー展についても。



2021年02月06日(土) 滋賀県U−15リーグ1部 京都サンガ瀬田−FC湖東 セゾン−RESTA

わたしのような奇人にとってはオフシーズンなど本来存在しない。高校選手権が終わったら通常一週間置いてU−18の大阪府1部リーグ開幕である。が今年は緊急事態宣言が出ていて、おそらく前期は中止か延期である。少なくとも日程も結果も更新されていない。他の府県も新人戦は中止または無観客試合である。サッカーにおいて新シーズンは高校選手権が一区切りである。今シーズンの場合、今年度限りの大学全国大会、アタリマエニカップがあり、あと四国の1部2部入れ替え戦があったが基本的には一区切り。しかしフットサルシーズンは3月まで続く。

さてU−15カテゴリーも年末にU−15選手権、年明け3連休にフットサルがあって、新シーズンである。滋賀県U−15リーグは基本無観客試合だが、公式サイトでも県協会に電話してもネットの外からは観戦可能とのことである。そこで実際にいってみたら追い返されること前提に、足を運ぶことにした。会場は水口スポーツの森。いわゆるサッカーの街・水口の会場である。行き方は草津線貴生川駅から徒歩。貴生川駅は近江鉄道近江本線と第3セクターの信楽高原鉄道の起点である。貴生川駅から急坂を上って会場につく。目当ては初見の京都サンガ瀬田、およびセゾンである。京都サンガ瀬田は最近できた京都の育成部門。瀬田は大津市に編入された旧瀬田町にある。Jアカデミーは大抵ユースは一つだが、ジュニアユースは大抵複数持っている。広く人材を探す意味でも、また地元で育成して高体連のレベルを上げる意味でも重要な施策だ。京都は長らく一つだけだったが、ついに滋賀県に支店を作った。対するFC湖東はレベルの高い滋賀県にあって決してレベルが高いとは言えない滋賀県東部のチーム。山本悠樹(ガンバ大阪)を輩出した。山本悠樹は野洲市出身でSAGAWAのアカデミーに通っていたが、FC湖東に魅力を感じたのだろうか、中学生はFC湖東出身である。

滋賀県U−15リーグ1部
京都サンガ瀬田−FC湖東
2月6日 11時30分 水口スポーツの森サッカー場 人工芝 晴


京都サンガ瀬田       FC湖東
−−−九番−−二六−−− −−−二番−−十番−−−
−−−−−−−−−−−− −−二十−−−−二六−−
三十−二五−−二八−七番 十六−−−四番−−−三五
二三−三番−−十三−二番 −−二三−二七−三四−−
−−−−−十六−−−−− −−−−−四二−−−−−

立ち上がり、FC湖東が徹底的に蹴るチームということが分かる。技術で劣る湖東地区で勝つにはこれしかない。ただし昔ながらのガチガチの勝利至上主義というより、選手たちが蹴るサッカーを楽しんでいる。またフィジカルコンタクトも圧倒的に強い。体つきがまるで違う。1学年差があるようにも感じた。逆にいうと京都サンガ瀬田はJアカデミーあるある、線の細い選手たちに技術と個人戦術を叩き込む印象だ。立ち上がりからずっとFC湖東が押し込み、決定力があればサッサと先制している内容である。しかし京都サンガ瀬田はことごとく当たり負けしながらもカバーがしっかりしていて組織で守れていて、失点は許さない。そしてタテ一本ロングカウンターから26番が決めて京都サンガ瀬田が先制した。京都サンガ瀬田はエース26番のほかに相方の9番もドリブルがありなかなかいい。とは言えユースに上げるには厳しいだろう。後半もFC湖東が圧倒。しかし運動量が落ちると京都サンガ瀬田も繋げ始めて、前半ほどの勢いがない。結局耐えて1−0で京都サンガ瀬田が勝利した。湖東ではボランチ4番がなかなか良かった。前を向けて正確なキックがある。エース10番はドルブルで仕掛けられ、交代出場の35番は小技を見せた。


滋賀県U−15リーグ1部
セゾンFC−RESTA
2月6日 13時 水口スポーツの森サッカー場 人工芝 晴


セゾン          RESTA
−−−六六−−七七−−− −−−二六−−八番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
六一−六五−−七五−五七 九番−十番−−十九−三一
五九−七六−−六八−七四 五番−六番−−三七−四五
−−−−−四六−−−−− −−−−−二一−−−−−

セゾンはもともと西武百貨店大津店がスポンサーのクラブだ。西武のカードをセゾンカードという。テクニックに特化した育成の名門で、静岡学園や野洲の初全国制覇時に大量に選手を送り込んだ。育成ノウハウには絶大な信頼があり、現在では岡山や愛知、東京にも進出している。あまたのドリブラーを育成し、繋げるセゾンはあくまで育成チームで、中学年代では基本的に結果は出ないが、何せ育成面での実績が素晴らしいのでブランドの信頼感は絶大だ。相手はRESTAだ。

立ち上がり早々セゾンが左を崩し、ファーに詰めた75番が決める。1−0。今年のセゾンは体格もあり、一方でGKは声変わりもしていない小柄な選手で、やはり育成チーム感が強い。さらに右45度から75番がシュート、左ポストを叩き入る。2−0。RESTAも組織で守る力はあるが、セゾン相手では局面を打開されてしまうので分が悪い。セゾンは66番が特にドリブルに秀で、またサイドバックも上がり、今年はパスチームよりもドリブルチーム色が強い。コーナーキックはシンプルに57番がゴール前に上げてくる。これも体格で分があることと、セットプレーを仕込まず、あくまで選手たちの創意工夫で何とかしろ、というセゾンらしいやり方である。57番の右コーナーにファーでスタンディングヘッド、バーを叩くシーンも。前半は2−0で終了。耐えたRESTAもさすがは1部リーグだった。

後半もセゾンの猛攻が続くが、徐々にRESTAも順応していく。セゾンのドリブルに対する術を学んでいく過程を見られるのは大きな喜びだ。とは言え攻め手まではなく、ただ耐えるだけで終わってしまう。結局後半はスコア動かず、2−0でセゾンが勝利した。

私ははっきり言ってセゾンファンなので、観ていて楽しかったが、RESTAの適応力にも感心した。あとセゾンは上手かったが、トリッキーなプレーは少なかった。遊び心あってこそのセゾンだが、シーズン序盤で緊張もあったのかな?そういえばRESTAのコーチがゲーム前に「緊張を楽しめ」と話していた。しかしそれは中学生にはなかなか難しい。



2021年02月02日(火) 雑文・各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.34

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今回は新潟県2種メインのサイト、「トキさかの森」から、かとうひろきさんをお招きして、帝京長岡など新潟県の2種をメインに、新潟県のサッカー事情、各強豪校の印象、今後の展望や新潟県のサッカー一般などを伺っています。あと参加者の今期の観戦展望なども。



2021年02月01日(月) 雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.49

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アタリマエニカップの雑感とインカレ・総理大臣杯の歴代ベスト4の振り返り、および地方勢の上位進出の紹介、軽い説明、そして東北高校新人戦準決勝の話と奈良県男子新人戦ブロック決勝、兵庫県男女新人戦の途中経過の紹介です。あと久しぶりに出没予告も。


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