| 2024年10月31日(木) |
高校選手権滋賀県大会3回戦 光泉−守山 滋賀学園−彦根総合 |
高校選手権滋賀県大会は例年平日木曜日開催日がある。ラウンド16、3回戦の観戦に足を運んだ。ビッグレイクと水口が会場だが、10月からビッグレイクはバスが一段と不便になる。それと強豪校が固まっている。私としては滋賀県のトップ・オブ・トップは外して観たい。そういう判断から水口を選んだ。貴生川駅から徒歩で行く。いつもと違う、比較的真っ平なルートを選んだ。
第1試合は光泉カトリック対守山。光泉はラグビーの強豪校だ。守山はかつては滋賀県トップクラスだった。両校滋賀県2部リーグ。
高校選手権滋賀県大会3回戦 光泉カトリック高校−守山高校 10月31日 水口スポーツの森 10時 人工芝 晴
光泉カトリック 九番七番 十番 六番十二十八十一 五番四番三番 一番
守山 十一九番 七番八番十番五番 十三二番三番十八 一番
光泉でまず目につくのはドリブラーの7番。無用なドリブルや切り返しも多いが、サッカー大好き小僧ということはよく伝わってくる。10番はパスが出せる。18番はセットプレー担当で運べて視野が広い。たぶんチームで1番上手い。5番はレフティで正確につなげて身体が強い。この4人が主力。 守山はセンターフォワード11番がセットプレーも蹴り、下がって受けたりもする。何もかもやりたがる。劣勢のチーム事情では仕方ないのだろうが、負担が大きい。5番は速いがキックはイマイチ。10番はキャプテンで劣勢のチームを精神的に支える。 25分、光泉18番が運んで裏に出し、9番が出てきたキーパーの上をループで抜き先制。
後半守山は11番を下げ、さらに試合中に 4−3−3に変更した。
六番七番九番 八番五番 十番 十三二番三番十五 一番
ドリブラー7番をトップに速いパスを裏に出す。しかし厳しい。そして終盤に光泉がカウンターから7番が右から仕掛けてタテにかわし左上隅に叩き込み、結局2−0で光泉が勝利した。
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滋賀学園対彦根総合については観戦メモを紛失したので雑感で。
両校滋賀県2部リーグ。滋賀学園は以前は滋賀県1部リーグ終盤まで首位だったこともあって優位かな?と思っていたら彦根総合は2部リーグで現在2位。しかも強化3年目ということで勢いに乗っている。 試合が始まると立ち上がり蹴りあいで彦根総合が優位に立ち、繋ぎ始めてもパススピードが違う。明らかに人工芝で練習している。またそう教えて貰った。15分くらい?に彦根総合が左から左足ロングシュートが決まり先制。さらに左コーナーキックにヘッドで2点目。後半も彦根総合の攻勢が続くが、ゴールは決まらず0−2で彦根総合が勝利した。
| 2024年10月27日(日) |
高校選手権奈良県大会準々決勝 畝傍−奈良育英 |
高校選手権奈良県大会準々決勝 畝傍高校−奈良育英高校 10月27日 10時 ナラディーアB 人工芝 晴
畝傍 十四十五十番 七番八番 六番 二番四番九番十七 一番
奈良育英 九番十五 六番 十番十八十一 五番二番四番三番 一番
4−3−3の畝傍はアンカーの6番が上手くて運べて奈良育英のトップ下6番をマークする。2番はロングスロー、4番ははフィードがあり、9番には高さがある。10番には突破力があるが、15番はやや消えている。17番は速い。 奈良育英は中盤ダイヤモンド。6番が攻撃の中心。タテに移動してどんどん飛び出す。自ら運ぶタイプじゃないが、パスの起点になる。18番は身体が強いが、全国レベルというほどじゃない。10番はレフティで11番はスピードを生かした突破力がある。15番がセンターフォワードで9番がスペースに流れる。 立ち上がり、奈良育英は強豪校らしく飛ばして押し込む。しかし畝傍も耐えるだけの力はある。奈良育英が押しながらも畝傍が耐える。畝傍は層が薄く、技術のある選手とそうでない選手選手の差が大きい。つまり4番6番14番10番は上手いが、他はどうしてもミスが出る。 前半終盤、畝傍6番が自陣から持ち上がりかけるが奪われ、奈良育英9番に入り、畝傍CB二人がまんまと反転されて間を抜かれてキーパーと1対1を難なく決めて0−1。奈良育英9番は仕掛けるのに、後ろ向きのプレーと決めつけた畝傍のミスだった。これで動揺した畝傍がポンポンと2失点。前半は0−3となった。高校生の精神的もろさが出た。 後半は畝傍がセンターフォワードを8番にしたり右ウイングを5番、右サイドバックに10番を下げたり、いろいろ工夫したがどうにもならず、終盤は9番をトップに上げてパワープレーもしたが、結局0−5で奈良育英が勝利した。 畝傍は戦術的工夫はあったし、なるほどリーグ戦で強いことはよくわかったが、どうしても技術的に厳しく、戦術を実行できなかった。それでも勝算はあったが、失点後の動揺で勝負は決まった。このゲームの勝算は四分六分だったと思うが、奈良育英が抜群のゲーム運びを見せた。チームとしてのカップ戦の経験の差が出た。
| 2024年10月26日(土) |
高校選手権京都大会準々決勝 東山−城陽 京都橘−大谷 |
高校選手権京都大会準々決勝は太陽が丘開催である。陸上競技場だけでなく球技場Bは今はクラブハウスと照明があり、芝の席に腰掛けて観戦する。晴れた秋の日は裸足で観戦するのが気持ちよい。
高校選手権京都大会準々決勝 東山高校−城陽高校 10月26日 11時 太陽が丘球技場B 晴 ピッチ良
東山 十番九番 十六六番十二十四 五番四番三番七番 十七
城陽 十一九番 十四七番六番二三 二番三番四番十三 一番
すぐに目に付いたのが城陽の体格の良さ。キーパーは長身で、CBもトップも大柄。体育科もない普通の府立高で東山と戦える体格をそろえているのは大きい。 東山は支配に掛かる。インサイドで回して外に出したい。左サイドバック5番は正確な左足クロスがある。右サイドバック7番はロングスロー。この二人は必ず大外を上がる。センターバックコンビは高くて安定しているが、必ずしも空中戦で完勝していないが、これは城陽の高さを褒めるべきだろう。特に能力の高い選手。12番はチーム1のパスがある。16番は右足セットプレー担当。14番は突破力がある。10番(山下)はアタッカーではチーム1のタレント。密集でも突破でき、下がってパスも出せて裏にも飛び出せる。9番は徹底的に裏狙い。ほぼ全員に触れたが、要するに今年の東山は一騎当千の兵ぞろい。間違いなく京都最強ということだ。 前半は東山優位だが城陽もよく耐える。戦えてよく走る、まさに公立校の鑑だ。前半0−0。だいぶ東山に分があるが、スコアレス。
後半は7分、東山が左スローイン、7番がロングスローを入れると見せかけて、ペナ内ではなく離れた12番に入れ、チーム1のキック精度がある彼がミドル、キーパー良く弾くもこぼれに9番詰めて東山先制。9分、16番の左コーナーを中で10番ヘッド、2−0とする。AT、7番がカットイン、11番が詰めてオウンゴールで3−0。東山が勝利した。
京都橘は東山と並ぶ京都2強である。以前は理想主義だったが、今は極めて勝負に辛いチーム。共学化してからずっと見ているので思い入れはある。対する大谷は今季3試合目。京都府1部リーグでその理想の高さに感心して、総体京都大会決勝でも東山相手に支配するもATにキーパーがマイボールを足元に落としてポゼッションに入るところをゴールに隠れていた東山��山下に後ろからかっさらわれて決められたシーンがネットで有名になった。自陣からキーパーを含めゆっくり回し、歩いて攻めるチームだ。
高校選手権京都大会準々決勝 京都橘高校−大谷高校 10月26日 13時半 太陽が丘球技場B 晴 ピッチ良
京都橘
九番十一 十六六番四番十番 五番七番三番十七 十二
大谷 十一九番二一 十番七番 十四 二番二四四番二十 一番
大谷は4−3−3。立ち上がりは長身センターフォワード9めがけて無難に蹴っている。が、その時間帯に京都橘5番の左クロスに裏に飛び出した9番のヘッドが決める。が、オフサイドだった。京都橘は左サイドバック5番の左足、ボランチ4番のロングスローと力強さ、9番の長身がパッと見目立つ。大谷はキーパーとセンターバックの3人で回し、14番が下がり目ながらもバックラインには入らずボールを捌き、ウイングは突破力がないながらも囮役として幅を広げ、7番10番は飛び出したいチーム。個人能力でははっきり京都橘が優勢だが、役割がはっきりしている大谷のパターン化されたパスワークの前に京都橘は苦戦するも、突破はされないので守備は完全に崩されない限りは耐えられる。京都橘は攻撃面では突破できるが、大谷も身体を張って戦えるのでぎりぎり決定機にはならない。一発の怖さのある京都橘がいつ決めてもおかしくないが、大谷もボールを持てるだけに面白い。 34分、大谷、右寄り25mFK。21番(左足)10番(右足)が構え、京都橘はやや甘い壁4枚。これを10番が右上隅に決めて大谷先制。0−1。前半はこのまま終了。
後半も序盤は大谷が回していたが、徐々に京都橘が力押しする。10番は突破できるし6番から決定的なパスも出てくる。11番もどんどん飛び出せる。大谷はキーパーが当たっているのと、DFがぎりぎりシュートブロックして耐える。しかしAT、6番の右コーナーにニアで逸らし中でヘッド。京都橘が追いつく。さらに放り込みから決めて逆転。2−1。個人能力、特に身体能力差がある京都橘がこじ開けて、結局京都橘が勝ち上がった。
| 2024年10月23日(水) |
高校選手権岡山県大会準々決勝 朝日塾−就実 関西−岡山学芸館 |
滋賀国体(国スポ)のリハーサル大会である社会人選手権、いわゆる全社。社会人のカップ戦であり、また今ではJFL昇格をかけた地域チャンピオンズリーグの出場権も関わって来る大会となっている。この大会は五日間連続であり、観る方としてもタフだ。そして3回戦(準々決勝)まで訪問困難な会場優先で足を運んでいたので消耗した。しかも三日目時点で地域チャンピオンズリーグの補充枠?3がすべて決まった。で、疲労感もあり三日目で燃え尽きた。が、この大会最終日の水曜日まで自由が利く。4日目は完全に休んだ。大会途中で離脱すると、必ずしも最終日に足を運びたくなくなる。そういうわけで、その日の他の試合を探した。すると高校選手権岡山県大会準々決勝が平日開催になっている。そこで急きょ岡山県に足を運んだ。
ケチるため鈍行で会場に向かう。平日は朝7時前に大阪駅始発の姫路行新快速がある。そこでまずこれに乗り、姫路で岡山行の鈍行に乗りかえて西進する。岡山駅で素早く乗り換えて倉敷へ。目的地は水島の福田運動公園である。実は倉敷から水島工業地帯を結ぶ水島臨海鉄道に乗る目的もあった。たまに天皇杯に出る三菱自工水島の工場までを結び、貨物列車も走っている私鉄である。しかし駅まで行って駅員さんに尋ねると、バスで行った方がいいとのこと。最寄駅から徒歩30分というのは予習していたが、こういう判断は現地の人に従った方がいい、というのは旅慣れた人間の常識である。そこでバスに乗って向かった。
福田公園の前のバス停からすぐ入り、右手に人工芝グラウンドがある。プログラム販売はなく、そもそも会場内の保護者は誰一人プログラムを持っていなかった。したがって本観戦記も名前なしになる。
岡山県大会準々決勝の本会場の第1試合は朝日塾(岡山県2部リーグ)対就実(プリンスリーグ)である。朝日塾は初観戦。岡山県まで観に来た以上、岡山県でしか見られないチームを観戦できるのはラッキーだ。就実は練習場である祇園グラウンドまで行ったこともある。
高校選手権岡山県大会準々決勝 朝日塾高校−就実高校 10月23日 11時 福田運動公園 人工芝 曇り
朝日塾 十三 十番 十四六番七番九番 二番五番四番十五 一番
就実 八番九番 十四 七番十番六番十三 二三五番二一 十七
朝日塾は自陣からビルドアップする意識があり、ある程度仕込まれていた。しかしフィジカル不足が目立った。つまり就実が体格で優り、また実戦経験豊富なだけに強度を生かしてデュエルで圧倒できるのだ。中盤で激しく当たって圧倒し、素早く前線に当てるとセンターフォワード9番と左寄りの8番が身体を入れるとポストに対し朝日塾が何もできないのだ。朝日塾の前線も就実3バックが激しく潰し、弱気になってしまう。「サッカーは格闘技だ」という言葉の真偽はともかく、少なくとも心理的に劣勢になり、戦わなければ勝敗の帰趨は明らかなのだ。 9分、就実6番の左コーナーに23番頭で合わせて0−1。13分、就実、裏に出して8番が前に出たキーパーの上をループで抜き0−2。前半終了間際に8番の左クロスをキーパーと9番が競ってこぼれを13番が右から出し9番が蹴り込む。0−3。
後半は勝負ありとみて就実が攻めるゴール裏からのんびり観戦した。メンタル的に厳しかった朝日塾だが、就実が準決勝以降に備えて雑な放り込みをやめて丁寧に崩し始めて、追加点が入らない。朝日塾もビルドアップできるようになった。メンタル立て直しには成功した。就実が絵にかいたようなポストシュートで4点目だと思ったが、ネット記事では就実は3点だったので、このゴールは取り消しだったかもしれない。逆に朝日塾が1点奪い、最終スコアはどうやら1−3で就実が準決勝に進出した。優勝候補らしい完勝だった。
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第2試合は関西(かんぜい)対岡山学芸館である。関西は初観戦。岡山学芸館は言わずと知れて全国制覇経験校であり、今季のプリンスリーグ優勝チームである。
高校選手権岡山県大会準々決勝 関西高校−岡山学芸館高校 10月23日 13時半 福田公園 人工芝 晴
関西 七番 十七 十一十番五番八番 二十四番三番二番 一番
岡山学芸館 十番十四 六番七番十一 十八 二番三番二一二二 三十
岡山学芸館はボールを動かして支配したいチーム。ゴールキーパーは長いボールを蹴る。センターバックコンビは体格がなく空中戦で苦戦。しかしビルドアップはできるタイプ。3番はロングフィードも得意。2番は右利きで中を持ちあがる。6番は左カットインが得意。2番との役割分担が必ずしもしっかりしていない。18番はボールサイドに寄りがちだが、ボール奪取能力は高い。11番も右カットインが得意。7番はキャプテン。独特の回転をかけたキックが多彩。セットプレーも蹴る。10番は長身で空中戦が得意だが、下がって受けたがる。それはそれでいいのだが、中盤のパッサーの少ないチームにあって中盤を手伝っている感がある。14番はセンターフォワード。やはり空中戦が強い。中盤4枚が必ずしもボールを動かせず、奪還能力やハードワーク重視で、狙ったスタイルが実践できなかったのでは?パスの起点は7番と10番だが、チーム全体で動かしたかった。 関西は徹底してロングボール。キャプテン2番はロングスローも得意。前線の7番17番が岡山学芸館の空中戦で優勢なだけに相性が最高である。しかも前半は風上で、徹底して放り込む。技術で劣るチームにあってやれることを理解して割り切っている。何度かチャンスもつかんでいる。中盤も激しく潰す。「戦う」ことはしっかりできている。前半は関西の流れで終了。
さてハーフタイムで14番→16番が右ハーフに。11番が左ハーフに回り6番がトップに。6番は裏に飛び出したい。というか岡山学芸館の前半は飛び出す選手がいなかった。さらに後半13分、6番→9番。一目でたくましいセンターフォワード。スタメンの10番や14番は必ずしもパワフルではなく、ポストプレーが生きなかったが、9番はパワフル。温存していた?流れが変わり、21分、裏に仕掛けてたぶん9番が決めて岡山学芸館先制。終了間際、2番から10番に出し、9番力強いポストで落とし、10番ワントラップ右上隅で0−2。ATには3点目が入り、結局0−3で岡山学芸館が勝った。
9番の投入が流れを変えた。なるほど、前線のタレントには問題ないらしい。しかしどうやってボールを動かすか?関西だから回せて体力を削れたが、プリンスリーグ優勝チームとしては正直言って物足りない。プレミアプレーオフは苦戦するのではないだろうか?18番は動かせないし、サイドハーフは中に入りたがり、幅を作れない。クロスも入らない。この評はプリンスリーグ優勝校、あるいは全国制覇を狙う高校としてのものなので辛めだが、前半の苦戦はなかなか厳しかった。
| 2024年10月19日(土) |
全社1回戦 市原−JSC |
滋賀国体のリハーサル大会として全国社会人選手権は開催されている。2025年の滋賀国体(国スポ)は滋賀開催なので、その前年の全社は滋賀開催になる。5日間連戦のタフな大会。社会人の大会としては9地域リーグ覇者によるJFL昇格をかけた地域チャンピオンズリーグに焦点が当たるし、全社は地域チャンピオンズリーグの出場チームの残り枠に影響するので、下位補完大会という色彩があるのは事実だが、全社は社会人チーム王者を決めるカップ戦だ。ちなみに英語表記では「アダルトフットボールトーナメント」になる。 今大会はマイナーな会場に足を運ぼうと決めた。初日は大津市の伊香立公園を選んだ。だいぶ前にも行ったことがある会場だが、何の大会だったかは覚えていない。滋賀県は公共の会場はかなり回っている。 伊香立公園へは湖西線堅田駅からバスである。以前なら国体やそのリハーサル大会の全社は無料シャトルバスが付き物だったが、日本が貧しくなるにつれて行政がお金を出せなくなっていき、なかなか厳しくなってきた。今年度の全社も無料シャトルバスは一切ない。 堅田駅ではほぼ全員がサッカーファンだとわかる格好でバス停に並び、順調に最寄りのバス停に着く。案内のバス停の一つ手前だが、皆さんが降りる以上は一緒に降りた方が賢明だ。バス停の向かい側に公園があり、待合のテントや振る舞い用のテントがある。国体や全社と言えば無料ドリンクや無料の食事がつきものだったが、やはりお金がなく、今朝作った饅頭を振る舞っている。この日はドリンクがあったが、今大会はドリンク難でもあった。安いお茶と水のみ、一人一本とか。ジュースもない。
で、この日は雨がきつく、待合のテントで待機するしかなかった。試合を見ずに撤退も考えたが、バスが6時間後とかで、歩いて帰るにも1時間近く歩かねばならず、雨がきつい中 では辛いものがある。
この会場の第1試合はVONDS市原対ジャパンサッカーカレッジのカード。VONDS市原は関東リーグ王者であり、地域チャンピオンズリーグの本命と思われる。こういうチームは全社においては手の内を明かさず、ケガしないように戦い、なおかつ他のチームの情報収集などと都合のよいことを考えているものである。もちろんVONDS市原以外の地域チャンピオンズリーグ出場チームも手の内を伏せている。こういうチームは全社では強さは分からないものだ。メンバーには元Jリーガーも多い。関東のクラブの優位性である。 対するジャパンサッカーカレッジは新潟のサッカー専門学校チーム。いわゆるサッカー関係の専門学校というものは得てしてJリーガー育成を掲げる胡散臭い商売をしているものだが、専門学校大会はレベルが低い。だが、ジャパンサッカーカレッジは専門学校の大会には出ず、北信越リーグでプレーし、新潟のフットボールセンターのアルビレッジで活動してアルビレックス新潟とよく練習試合を組んでいるらしい。要するに専門学校の中ではガチに強化しているところだ。
全国社会人選手権1回戦 VONDS市原−ジャパンサッカーカレッジ 10月19日 11時 伊香立公園 ピッチ悪 強雨
VONDS市原FC JAPANサッカーカレッジ GK 21 今川正樹 GK 1 倉持一輝 DF 3 吉田和暉 DF 4 安藤裕麻 DF 5 渡辺広大 (Cap.) DF 5 篠田翔太 DF 13 有永一生 DF 7 太田賢吾 DF 27 谷口智紀 DF 16 堺千空 MF 4 垣根拓也 MF 6 大野泰成 MF 7 清原翔平 MF 8 石橋樹 (Cap.) MF 22 渡邊龍 MF 14 大野秀和 MF 26 鬼島和希 MF 33 本田修也 MF 33 須藤栄二 FW 9 上元直樹 FW 11 一木立一 FW 11 宮嶋祐槻 控え選手 GK 25 山口瞬 GK 17 亀山龍平 DF 6 湯澤拓士 DF 2 松村晃汰 MF 10 沼大希 DF 3 心山秀馬 MF 17 吉田力也 DF 13 吉野大貴 MF 23 磐瀬剛 FW 10 渡辺亮太 FW 8 加藤勇司 FW 15 小手川慎吾 FW 9 谷尾昂也 FW 18 大田知輝
開始からジャパンサッカーカレッジが押し込み、開始5分でPKを決めて先制。ボールが全く走らないピッチにあって若くて馬力に優るジャパンサッカーカレッジが重馬場で走力を見せる。前半は2−2。
雨が若干弱まったので会場を後にする。徒歩で堅田駅へ。駅近くでちゃんぽんを食べて撤退。この日はVONDS市原については何もわからなかったので、伊香立公園のことが分かったので満足とした。来年の滋賀国体ではシャトルバスがない限りは中立観戦者にはお勧めできないことがよくわかった。大津市内とはいえ、へき地ですよ。
| 2024年10月12日(土) |
高校女子選手権京都府大会準決勝 京都精華−京都翔英 向陽・文教−京都西山 |
高校女子選手権は今年度から1県1代表制になっている。京都の女子サッカーは高校女子選手権の黎明期は京都橘や西山が全国に出ていたが、正直言って同好会レベルだった。当時は府県大会もなく、いきなり関西大会で、しかも関西で強化していたのは啓明だけだった。全国大会だってレベルは高くなかった。その後聖母学院がフェスティバル運営などで京都の高校女子を支え、現在に続く京都精華女子の強化で、全国トップレベルの高校が存在するようになった。向陽が京都精華を追うようになるが、おそらく全員経験者というわけじゃなかった。 京都府大会は5チームエントリー。1回戦で京都橘が京都翔英にPK負している。京都翔英と言えば、サンガグラウンドの上に練習場がある高校だが、未見である。 2回戦にあたる準決勝では京都精華対京都翔英のカードになった。正直言って勝負は最初から分かっている。
高校女子選手権京都府大会準決勝 京都精華学園−京都翔英 10月12日 10時半 アクアパルコ洛西 人工芝 晴
京都精華 七番二四二十 十六二六 十四 五番二番十八二七 十二
京都翔英 九番十番 八番七番十番 五番六番二番三番十五 一番
恐らく副審は学生さんである。男性。というか審判団は男性である。 立ち上がり、京都翔英は「前から言って」と声を掛け合う。京都精華を向陽が追っていた時は前からのプレッシングを採用していた。引き分けたこともあった。京都精華と言えばドリブルとショートパスで細かい局面を打開するスタイル。京都では狭い局面を無理やり打開しようとする。なぜならどうせ勝てると思っているからだ。ならば強化のために相手が無理目の押上げをしても狭い中で崩そうとする。このゲームも同じだ。両ウイングにはドリブルがあるし、サイドなら突破できるだろうが、仕掛けない。右ウイング20番は長身でスピードを生かした仕掛けがある。仕掛けないが。左ウイング7番は細かい技巧的ドリブルがある。24番は偽センターフォワード。インテリオールの飛び出すためのスペースを作る。彼女こそ今年の京都精華の肝だろう。もう一人の肝がボランチ14番。正確なパスを出し続ける。おそらく一番うまい。左サイドバック5番は左足セットプレー担当。左右両方のコーナーを蹴る。流れの中では細かい崩しを身上とする京都精華にあっては左足クロスを見せない。京都翔英は前から追い続けるが、スタミナが持たないのは明らかである。京都精華はバックラインやキーパーが動かし続け、また京都精華中はフットサル全国大会の常連だが、後ろに一枚残ったセンターバックに戻すと、キーパーはフットサルのようにサッと横に動き、二人で回す。 さて前半終盤に京都精華は左ウイング7番が仕掛けてごぼう抜き、ニアを破り先制。正直言っていつでも仕掛けられたが、点を取りに行ったか、という印象。さらにコーナーからこぼれを蹴り込んで追加点。前半は2−0だった。
後半は選手交代を織り交ぜ、また前半飛ばした京都翔英が力尽きたこともあって、結局8−0で京都精華が大勝した。
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第二試合は向陽・文教の合同チームとここのところ京都ナンバーツーの京都西山である。前者は向陽のユニで戦う。たぶん向陽は部員足りているんじゃないかな?
高校女子選手権京都府大会準決勝 向陽・文教合同チーム−京都西山 10月12日 13時 アクアパルコ洛西 人工芝 晴
向陽・文教 十七七番 五番 三七二四三十 十五三九十番八番
京都西山 十三 十八十九七番 八番九番 三番五番四番十一 二一
向陽・文教のキーパーユニは黄地に白の番号でちょっと見えなかった。
7番が分かり易いエース。ガンガン裏に飛び出し、正確な技術、切り返し左足シュート、スピードに乗ったドリブルがある。ボランチ8番は具体的な指示が光り、キャプテンかと思った。頭がいい。左センターバック5番はキャプテン。長いボールを蹴られるし、身体が強い。4番も正確なフィードがあり、ビルドアップの起点になれる。3番は外を駆け上がり、中に入れる左ハーフ18番とのコンビがいい。18番はバランス感覚がよく、攻守にいいポジショニングができる。11番は右クロスが武器だが、インサイドに引っ掛ける癖があり、ミスキックも散見される。そもそも専門の右サイドバックに見えない。9番はプレスバックが早い。デュエルではチーム1。激しい守備が身上のチームにあって彼女が1番激しい。短髪のシャドー19番は1番気性が激しい。トリッキーなプレーもあるが、基本的には力強い攻撃が売りである。恐らくエースという自覚をもってプレーしている。飛び出して決めに行く迫力がある。センターフォワード13番はフォアチェックを頑張る。 さてチームとしては激しい守備で即時奪還が狙いである。 向陽・文教についてはデュエル勝負をしたいのだろうが、強度に差があり、しかも攻め手がなかった。ある程度繋げるが、全部蹴った方がまだ勝負になった。 ゲームは開始早々に7番が裏を取り1対1を沈め先制。直後にも追加点。前半は0−2。バスの都合で後半半ばには帰った。 このゲームを見る限り、京都精華が必ずしも優勝できるわけじゃない。明らかに京都西山も全員経験者だし厳しく鍛えられている。いずれにせよ、強い京都府代表校を送り込んでほしい。
| 2024年10月09日(水) |
関西学生リーグ 京産大−同大 |
関西学生リーグは年々会場難になっていて平日開催も増えている。ミッドウィーク開催のこの日は観戦可能だ。そこで西京極に駆け付けた。一番好みの京産大のゲームというのもある。残念ながら感染の心配はないほどがら空きだ。主審は関西学生リーグ担当の中でも特に優秀な花川氏。平日に担当可能なのだから優秀な可能性が高い。関西の場合、現状では学生審判員はこのレベルを担当できないし。
関西学生リーグ 京都産業大学−同志社大学 10月9日 17時 西京極 ピッチ良 晴 主審 花川雄一氏
京産大 総監督:古井裕之 監督:吉川拓也 GK 1 林憲太朗 4年 177.74 02.06.28 滝川第二 DF 13 滝口晴斗 2年 172.68 04.05.09 サンフレッチェ広島 5 横窪皇太 4年 181.72 02.05.25 金光大阪 4 小野成夢 2年 180.76 04.12.01 愛媛FC 33 逵村健斗 3年 178.68 04.01.19 三重高校 MF 72 皿良立輝 1年 175.68 05.07.18 セレッソ大阪 22 松浦蒼波 4年 177.68 03.02.17 京都橘 10 伊藤翼 2年 172.70 05.03.18 セレッソ大阪 15 末谷誓梧 2年 168.65 04.04.30 セレッソ大阪 FW 11 中田樹音 4年 173.70 02.06.18 岡山学芸館 9 菅野翔斗 4年 173.69 03.01.02 サンフレッチェ広島
GK 31 徳若碧都 DF 2 楠瀬海 4年 170.64 02.06.29 高知高校 25 西村想大 1年 180.69 06.01.29 近江 MF 18 梅原樹 4年 157.54 01.05.23 大阪桐蔭 3 田代紘 2年 177.76 04.06.03 ヴィッセル神戸 7 石原央羅 4年 173.70 02.06.18 サガン鳥栖 23 山村朔冬 1年 170.65 06.01.25 帝京長岡 27 福永裕也 1年 170.74 05.08.29 京都橘 36 岩村匠馬 4年 175.64 02.11.06 東山
同大 監督:望月慎之 テクニカルディレクター:中西哲生 GKコーチ:松井清隆 GK 21 波多野崇史 3年 183.74 03.07.14 サンフレッチェ広島 DF 2 本田良輔 4年 169.68 02.04.04 東福岡 4 金沢一矢 4年 183.78 02.10.31 京都橘 3 小山凌 4年 184.75 02.05.12 京都橘 11 安井凌羽 3年 178.63 04.01.01 同志社香里 MF 20 中山織斗 2年 178.64 04.08.02 国学院久我山 22 吉川祥五 3年 172.66 04.01.01 関大一 17 宗川遼哉 4年 175.67 03.01.06 岡山学芸館 13 馬場啓太朗 3年 175.70 03.08.27 大阪桐蔭 FW 10 鹿取勇斗 3年 174.68 03.11.11 桐光学園 9 野頼駿介 2年 175.70 04.07.01 桐光学園
GK 1 祓川ダニエル 3年 188.75 03.09.14 同志社高 DF 23 熱田修平 4年 180.75 02.05.08 桐光学園 28 鈴木良 3年 174.67 04.01.30 松山北 MF 6 廣島大雅 4年 182.77 02.04.30 星稜 7 杉山陽太 2年 180.72 04.09.22 前橋育英 14 中里圭佑 4年 167.58 02.07.24 清水エスパルス 8 前田一勇 3年 175.70 03.04.29 星稜 FW 29 井藤璃人 2年 172.64 04.05.02 藤枝東 12 楠見堅 4年 174.64 03.02.16 修猷館
京産大 九番十一 十五二二十番七二 三二四番五番十三 一番
同大 十番九番 二十十七二二十三 二番四番三番十一 二一
ざっくり思ったこと。同大�ざ眤瑤藁沼�ロングフィードがある。��小山も逆足の左でもロングフィードできる。これは大学で身に着けたことだ。しかしだからといってビルドアップ出来る訳じゃない。㉒吉川が下がって受けに来るのだが出さなかったり、ほかの選手が引いても見つけられなかったり。またサイドにいきなり出しがちで、しかもマイボールになれば�ざ眤瑤砲篭�烈なロングスローがある。さらにセットプレーでも��鹿取はふんわりとハイボールを入れてばかりで、つまり�ざ眤���小山の高さ頼りなのだ。セットプレーで工夫はあまり見せない。同大はいささか単調だ。例外は�潅羯海妊好圈璽匹△佞譴襯疋螢屮襪�あり、スペースがなくても仕掛けられる。このゲームではアウトサイドでの突破専門だったが、実は中でも仕掛けられる選手で、要するに多様なドリブルがある。現時点でもいい選手だが、将来性に期待。 京産大で見慣れない選手にも触れておこう。右サイドバック��滝村は加速力があるいかにもサイドバック的なアスリート能力のある選手だ。運べるし、味方の皿良からのパスに走ることもできる。
試合は11分、京産大72皿良の左足右コーナーを中で競り合って上に浮いて�ゲ7Δ�押し込み1−0。29分、京産大、ピッチを横切る展開から��末谷の左クロスを��菅野が決めて2−0。アディショナルタイプ、同大はPKを�潅羯海�決める。2年生なのに任されるあたりに信頼を感じる。71分に京産大は��伊藤が決めたのだが、ドリンクが切れてスタンド下に買いに行った間なので観てない。結局3−1で京産大が勝った。
| 2024年10月06日(日) |
雑文・ピーススタジアム(ピースタ)こけら落とし探訪記 |
私はサッカースタジアムを税金で建設すべきと考える人間である。全国ほぼすべての県に都道府県立野球場と陸上競技場がある、しかも収容人員が多い。しかし県立サッカー場は少ない。あっても収容は少ない。地方の財政が悪くなった?不作為で建設を怠ってきた失政をサッカー界に押し付けてはならない。サッカー界はこんなことに理解を示す必要はない。そういうのは「物分かりがいい」とは言わない。数の論理で政治に圧をかけ続けることが肝要だ。Jリーグはプロだから特定企業のために建設するのはおかしい?プロアマ関係なく作るべきだ。プロアマ差別の誤りをIOCは40年前に認めて、差別をやめている。こんな差別主義者の亡霊がいまだに生き残っているのが驚きだ。県立サッカー場が建設されれば当然アマチュアも使う。高校選手権予選準決勝以降の開催に苦しんでいるのは各県共有の課題だ。そもそも地方の県立野球場をプロ基準で建設しているダブルスタンダードがある。要するにプロ野球が使う野球場は税金で建てたいが、Jリーグが使う野球場は税金で建てたくないということなのだ。というわけでサッカー場建設反対の論理は破たんしているが、私はサッカーファンが数の論理でサッカー場を作らせるべき、と考えている。
さて私はサッカースタジアムのこけら落とし好きである。こけら落としの定義はあれこれあるが、ここでは新しいサッカースタジアムの初のサッカーの試合開催と受け取ってもらいたい。2024年は金沢・広島・長崎がオープンした。その長崎の探訪記である。V・ファーレン長崎は現在ジャパネットたかたが所有している。そして社運をかけて長崎駅徒歩10分の交通至便の地にサッカースタジアムやアリーナを軸とした総合施設を作った。ホテル、ショッピングモールなどである。
まずチケット確保について。これがなければ始まらない。早めに発売されるチケット、長崎サイドやバックスタンドなどはV・ファーレン長崎のチケット会員に入らなければとれないが、スマホ限定で私のスマホは容量ぎりぎりで新たにアプリを入れられない。そこでJリーグチケットで販売されるアウェイ大分のゴール裏を狙う。幸い端っこの方を取れた。しかしバックスタンドもなかなか買えないのはつらい。
さて試合は日曜日開催。その土曜日、夜行フェリーで新門司港についてシャトルバスで小倉駅に向かい、小倉からリレーかもめをとる。みどりの券売機ではうまく取れず、窓口でとる。普通は博多まで新幹線で向かってそこから在来線特急だから。あいにく窓際は取れない。 小倉から博多を通ってサガン鳥栖のホームタウン鳥栖まで鹿児島本線を行き、そこから長崎本線で佐賀を通り武雄温泉へ。特急車内の居住性はイマイチ。せまっ苦しい。武雄温泉駅で長崎新幹線(西九州新幹線)に対面乗り換え、つまり同一ホームで乗り換える。新幹線は窓際を取れた。この新幹線は走り出したと思ったらすぐ止まる。停車駅がこまめだ。しかし車内は居住性に優れ快適だった。長崎駅に着くと、駅でスタジアムガイドツアーみたいなものをやっているが、長崎市内観光を優先だ。観光案内所で説明を聞いて、というか観光案内所の人は説明をしたがる人が珍しくないので、しっかり聞くことが肝要だが、とにかく私の希望と擦り合わせて、コースを作った。
まず路面電車に乗り、中華街駅前で乗り換え、街の端に。そこで降りて観光店だらけの坂を上ると大浦天主堂。現在は通常のミサは行われておらず、実用的な教会ではないが、26聖人を祀った教会。観光化されている。戦国末期、キリスト教徒は長崎で布教活動を行ったが、仏教寺院の破壊活動も行い、僧侶の殺害などもあり、秀吉などの為政者は警戒し、やがてキリスト教布教を禁止した。このときに殺害された日本人をのちにキリスト教徒の中で格式の高い「聖人」としたわけだが、とにかく弾圧化の長崎でキリスト教信仰は細々と続き、幕末の開国で教会建設が始まった時に大浦天主堂が作られたわけである。26聖人の石碑の上に聖堂がある。カトリックの中高を出ている私にとっては「お御堂」という感じである。古くて豪華なステンドグラスにあまり光が入らず暗いのだが、欧州の古い教会は概してそんなものである。大きなミサはできないが、当時としては立派な聖堂。聖堂を出ると横には博物館もある。
さて大浦天主堂を出て坂をさらに上るとグラバー園。要するに外国人居住区。丘の上の庭園に豪奢な邸宅がいくつかある。庭園内のエスカレーターで登っていく。もちろん入園は有料だ。庭園内には噴水というか壁から水が落ちるものや、海に向けての砲台まである。各邸宅には当時そのままの寝室や居間など豪華な暮らしがうかがえる。グラバー家は日本に定住した人もいるようだ。もちろんグラバー邸が最大の売りである。
中華街に戻り長崎ちゃんぽんを食べて、さらに市電で数駅進み、眼鏡橋へ。数年前豪雨災害で流されたとか聞いたが、復興している。煉瓦製の円形の穴というか水が流れるところが空いて、橋全体が眼鏡状になっている。
さらに進み、市電で平和公園に向かう。浦上を過ぎて坂の街・長崎の右手に丘が見えて、平和公園。入口にエスカレーターがあり、登ると公園内。噴水があり、まっすぐ進むと広場になっている。その広場を見下ろす強大な彫刻。これは戦前に戦争賛美のための彫刻を数多く作った悪名高い彫刻家が平和のための強大な人の像を作ったものである。この像に向かって黙とうするというのは良識ある人間としては相当な葛藤、はっきり言えば屈辱感がある。長崎市民の平和への感覚はどうかしている。ローマ法王は長崎に二回来ているが、いずれもこの像に前には来なくて、爆心地の方に来ている。長崎の人にはすまないが、原爆被害者への黙とう、平和への祈りがこのような権威的なものに化けてしまっている以上、今後は平和公園に来ることはないだろう。広島の平和記念公園にはしょっちゅう行っているが、長崎の平和公園の場合、鎮魂のニュアンスが私の理解と違いすぎる。
さて、ここから浦上駅に向かい、ここからこの日の宿泊地・佐世保に向かう。
翌日佐世保軍港で自衛艦を観て、米軍基地は見えないが、港を堪能した。そして長崎行に乗り、諫早あたりで混んで長崎駅で一斉に降りる。(当たり前だ)殆どサッカーファン。駅の西側を北に進みスタジアムにつく。エスカレーターで上がり、入場ゲートでチケットをかざし、入る。早速スタグル確保する。が、本記事執筆時点では時間がたっており、何を買ったかは覚えていない。入口のパネルで注文してICOCA決済。 さてゴール裏からバックスタンド側のホテルを確認。著名人も多く来ているらしい。よくみえなかった。 スタグル以外にイベントは物足りなかったかな?こけらおとしのふんわりした雰囲気に包まれていた。
座席は十分な間隔があり、角度もあってゴール裏ながら見やすかった。
さて、試合前に高田社長のあいさつ。相当理想に燃えているらしい。アウェイサポーターも歓迎し、ゴールシーンではアウェイのゴールもきっちり流すとか、試合後も是非スタジアムに残ってほしいとか、普段からきてほしいといったニュアンスだったと思う。なかなか感動した。
さて、試合そのものはメモを紛失したので語れない。長崎はJ1参入プレーオフに参加する可能性が高い。普段高校生を中心に観戦する私にとっては雲上のレベルである。そもそも試合そのものではなく、試合中もスタジアムの様子をうかがっていたので、熱心な観戦者だったとは言えない。
終了後もスタジアム内に滞留してお金を落とせ、という仕組みになっている。 さて試合が終わり、長崎駅にまっすぐ向かった。土産物買えば、もう新幹線の時間だ。というか新幹線のダイヤも試合終了後に土産物を買え、と言わんばかりの設定だ。長崎の新スタジアムはお金を落とす仕組みに満ち満ちていた。
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