2003年08月30日(土) 同期との夕食
・・・を計画し、幹事を務めました。 同期といっても、高校のクラスメイトのうち、気心が知れた15人ぐらいの小さい単位ですけど。
で、多数決によって、不慣れな街が会場に選ばれてしまったので、私はメインである夕食会には参加せずに二次会場を探し歩きました。 しかしこれはもちろん言い訳で。 第一の理由は、3000円も払ってご飯を食べるなんて、もったいないから。 吐いてエナメル質をすり減らすのも、わざわざお金かけてダイエットして体重を落とした身体に脂肪をつけるのも、嫌。 何よりも3000円というお金がもったいない。 だから夕食会が終わる15分前に会場に向かいました。
遅刻したことを詫びながら集金と会計をし、お詫びにカルーアミルクを一気のみして場を盛り上げ。 「久しぶり!」 「可愛くなったね!」 「ちょっとアナタ、今どこでなにしてるのよ!??」 と、社交辞令を並べ立てながら皆に挨拶をした。・・・もちろんその社交辞令も、私の本心から産み出たものですが。なんとも気持ち悪い感覚で、私の喉と舌を滑っていく言葉たち。 みんなの前では、私は『1人のお調子者』を、自然に演じる事が出来る。 そして2次会から参加の人と待ち合わせをしたり、記念にプリクラを撮ったり。 今日集まれなかった仲間に連絡をとったりしながら、皆を二次会のカラオケ店へと誘導する。 そうやって、極めて自然に、皆との夕食を避ける。 たのしそうに、普通に生きて見せる。
私はいろんな手段を使って、自分のおかしい部分を隠そうとしている。 (それでいいのかな?)と疑問に思うこともしばしばある。 私は他人と一緒にいると、とっても疲れてしまうけれど。 でも、みんなの前で地をだして、引かれるよりかはずっと楽だろうから、この体勢は崩さない。
でも、みんなも私みたいに、暗くておかしいところを隠しながら笑っているの?
もし、そうなら。 そんな世界で私は生きているんだと思うと、私はこれから先、生きていくのが少し、怖い。
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