2001年11月08日(木) |
案外長身? 案外OK!? |
放課後デートです。 ほんの1〜2時間なのだけど、このデートをするかしないかで 仕事の頑張り具合やその日一日の気分が全く違います。 ・・・・って、みんなそうだよね??(笑)
16:25に学校へお迎え。 それからいつもの空き地へ。
少し車内で話したあと、天気が良かったので外へ。 寒がりな私は彼の制服のブレザーを借りました。 それでも寒いというと、彼がギュ〜〜〜♥
あったかいなぁ・・・・♥ ・・・って・・・・・あれ??????
Tって、、、こんなに背高かったっけ?
華奢で、綺麗で可愛い顔してるから、ちょっと意外かも。 (↑ 彼女の欲目だと思って聞き流して下さい)
っていうか私、立ったままギュ〜ってされるの、初めてかも!?
私は身長162センチ。 彼は173センチって聞いていたけど・・・ もっとあるでしょ。 背伸びしないと、首に腕回せないもん。 今まで並んで歩く事は何度もあったのに、気づかなかった。
そんな事を考えながら彼に抱きついていると、 いきなり彼が私を持ち上げた。
いやぁぁぁぁぁ下ろしてぇぇぇぇぇぇぇ!!!
そりゃ女として、彼氏に軽々と抱っこされるのは憧れです。
ただし、“軽々と”ね・・・・・。
「yuu、軽いね。何キロ?」
体重なんて聞かないでぇぇぇぇぇぇぇ!!!(壊)
たぶんTより重いんだから・・・(泣)
下ろされた後、私もTを抱き上げてみました。 重かったけれど、案外力を入れなくても持ち上がった。
「Tだって軽いじゃん・・・」
しかも、細っ!
さっきの「軽いね」ってのは、イヤミかってくらい(泣)。
でも彼はニコニコしてるし、案外OKなのかも!(←楽天的)
ていうか、こんな細腕で、私を持ち上げるなんて・・・
7つも年下でも、華奢でも、やっぱり男の子なんですねぇ。
・・・・・なんて感心してる場合ではありません。
1〜2年後には「ダイエット頑張ろうね」と サクッと言われてしまうのです(泣)。
夕方、いつものように、仕事先の駐車場で 「仕事終わったよ〜」とメールしてみる。
その直後、彼からきた返事はこうだった。
「お疲れ様。 会う日なんだけど、火曜日より 今日OKなら・・・」
思ってもみなかった返事だった。
私は早く会いたかったから、 早く溝を埋めたかったから、 「今日OKだよ、今日会う?♪」 と返信した。
「会いたい♪」
まだ従業員駐車場の車の中だった私は 嬉しくて泣いてしまった。
そして、彼を学校へ迎えにいき、 いつも行く空き地へと向かった。
空き地に着くと、お互いたどたどしく サイドブレーキを挟んで抱き合う。
今まで張り詰めていた私の気持ちが 彼の体温で溶かされていくような感じがした。
彼にもっともっと触れたい。
私はそれを、自然に行動に移していた。
その日、初めて知った気がします。
たんなる性欲ではないもの。 愛してるからこそできる、相手への愛情表現。
私の愛情表現は、彼に伝わったようです。
あまり眠れなかった。 頭がボーっとしている。 ただ、別れの危機が迫っていることだけは、 はっきりとわかっていた。
「おはよー♪」
できるだけ気まずさを取り除こうと、普段通りメールをする。 シカトされるだろうな、と思いながら。
しばらくして携帯が鳴る。
「おはよ ^^」
彼から返事がきた。 文末にはニコニコマークが。
私たちはまだ終わってないんだ。
だけど夜になると、いろいろと考えてしまう。
彼が普通にメールに応じてくれるのは、 開き直りなのかもしれない。 つまり、彼は別れると決めたのかもしれない。
混乱したまま、また眠れない夜。
昨夜からケンカです。
辛い。
「最初の頃よりは好きじゃなくなった」
彼から浴びせられた痛い一言。
原因は、キス以上のことを頑なに拒否する私の態度。
私はずっと、そういう行為を蔑視してきた。
不潔。 そんなの単なる男の性欲じゃない。 愛情なら、言葉でも伝わるでしょう?
私はあなたのことが本当に大好き。
いくらそのように伝えても、彼の心には響かない。
好きだと言っているのに、なぜわからないの? 行為で示すことが、そんなに大事??
「こんなんだったら、別れたほうがいいと思う・・・」
どんなに私が気持ちを伝えても、彼はそう言い放った。
ショックのあまり、涙があふれる。
ポロポロ、なんて可愛いものじゃない。 ダラダラと流れてくる。
「別れたくない・・・」
「もう傷つきたくない・・・ このまま付き合うなら、愛して欲しい。淋しい・・・」
もう傷つきたくない、という一言は 私の心に、矢のように刺さった。
私はずっと、たとえ恋人同士でも 嫌がっている相手に体の関係を強く求めるのは わがままだと思っていた。
気分次第で頭ごなしに拒否をする自分を そうやって正当化していた。
私は間違っていない。
だけど彼のその言葉で、もう自分を正しいとは思えなくなった。
「好きってことを、ちゃんと態度で示したい」
失いかけて、初めてそう思った。 そして彼にそう伝えた。
これで彼も納得してくれる。 彼の要望を飲めば、丸くおさまるだろう。
・・・彼の“傷”を、甘くみていた。
「今さら・・・ 顔なんて合わせられない」
だけど、ここで引き下がるわけにはいかない。 どうしても彼のことを失いたくないから。
何とか火曜日に会ってもらえることになった。
「私はいつも通りメールするからね。 嫌ならシカトしてもいいから・・・ じゃ、おやすみなさい」
おやすみ、とは言ったけれど、眠れるはずもなく。。。
|