弟からの連絡で、急遽、搬送先の病院へ駆けつける。
| 2006年04月29日(土) |
原発耐震指針の見直し |
原子力安全委員会・耐震指針検討分科会は昨日、改訂原案をまとめたとの報道があります。各社の見出しを追ってみます。
産経新聞−原発耐震指針 「直下」の基準強化 M6,9目安 施設ごと対応 中日新聞−原発の耐震指針強化 「直下M6,5基準」基準は廃止 既存炉も適用 朝日新聞−原発の耐震指針強化 28年ぶり 既存55基も対象 原子力安全委 読売新聞−原発の耐震基準 強化 25年ぶり指針改正案 国、55基再点検へ 静岡新聞−原発耐震化へ新指針案 既設炉、安全も再確認 原子力安全委 毎日新聞ー原発耐震 想定外対策は盛らず 安全委 指針改訂原案盛らず 日経新聞−原発耐震指針25年ぶり改訂 13万年前まで調さ 安全委方針
この5社は1面トップで、それぞれ解説や関連記事を載せていますが、毎日新聞は1面真ん中、日経新聞は5面の扱いです。各社は解説や事実関係を伝えながら、その画期的側面を強調していますが、毎日新聞は、辛口評価です。
「安全性を検証する確率論的な方法は盛りこまれず、想定外の地震に対する不安の声に応える内容になっていない」。署名記者の1人中村牧生記者は、確率論的方法についてスクープしてきた方だけに、納得できないということでしょうか。
浜岡原発を抱える中部電力がどのような対応するのか、大いに注目です。こうした中、原発震災全国連絡会・事務局長の古長谷稔さんが『放射能で首都圏消滅』という題名の本を出版しました。
「出版業界では初版2,000冊が常識のところ、今回はなんと、初版13,500冊から入っています。しかも、発売前に書店の反応が良いとのことから、発売前に5,000部の増刷が決まりすでに18,500冊の印刷が済んでいます」とのこと、是非購入を。
| 2006年04月28日(金) |
政務調査費の公開を求める申し入れ |
本日、政務調査費の議長への報告の締切日でしたので、下記の申し入れをしました。15:00から記者会見を行い、15:30に議長室に行き、橋本議会事務局長に手渡しました。3度目の申し入れですが、何とか改革の方向性を見出したいものです。
静岡県議会議長 大橋正己様 2006年4月28日
静岡県議会・政務調査費の議長監査と閲覧公開に関しての申し入れ 県議会会派「市民の風」 代表 松谷 清
本日、県議会会派・市民の風は、05年度政務調査の収支報告書を議長に提出いたします。支給総額は、450,000円×12=5,400,000円で、支出総額 5,372,691 円、で残金は、27,309円で、後日返還措置をとります。
政務調査費につきましては、2004年、2005年に県議会会派・市民の風で今回と同じ趣旨の申し入れを行いました。その後、各会派代表者会議で議題として取り上げられたとのことですが、現段階においても検討経過はつまびらかではありません。そして、結果として会派「市民の風」の申し入れは実現していない事になります。
政令市=静岡市議会においては、政務調査費の領収書含め閲覧公開を実施しており、全国政令市議会の情報公開ランキングでもトップの評価が与えられております。県並権限をもつともいわれる政令市をチェックする静岡市議会とは、県議会はある意味で、政策立案能力をめぐって新たな競争関係に突入しています。浜松市の政令市化も睨み、分権時代にふさわしい静岡県議会の先進性の証としても、政務調査費の支出証拠書類を含めた情報公開は時代の趨勢といえるのではないでしょうか。
特に、3月に公表された全国市民オンブズマンによる第10回全国情報公開ランキングでは、静岡県は120点満点中29点で全国最下位という恥ずかしい結果となりました。評価点が低い理由は、知事部局の知事交際費や指定管理者制度の公開度が大きく影響していますが、それと同じくらいにランクを引き下げているのが政務調査費の公開レベルです。政務調査費の評価点は、30点中1点で、最下位の東京都0点を1点上回っているものの全国ランキング29番(18府県が1点)と下から2番目です。
全国市民オンブズマンは、政務調査費については、4つの観点での評価を行っていますが、証拠書類の公開だけにとどめていません。具体的には、�〜竿姪�な活動成果の記載−5点、��費目ごとの集計、他に収支明細の記載があるか否か、記載内容−10点、�N亮�書等証拠書類の添付−10点、�せ觧(鷙陲陵�無−5点、より詳細な説明責任を求めています。県議会全体の政務調査費4億2120万は、極めて多額な税金であり、その具体的使途については、多くの県民の関心事となっています。今こそ、海外視察支度金制度同様に、議会自身の自己改革の姿勢を県民に示す絶好のチャンスではないでしょうか。
以下3点に関して、5月19日の臨時議会前に解決の方向性を打ち出していただけるよう要望する次第です。
1、議長権限に基づく01年、02年、03年、04年の政務調査費の領収書など証拠書類を含む収支報告について「条例−規定」で定めのある監査を行う事。
2、政務調査費に関して証拠書類を含めた収支報告の閲覧・公開体制の実施について検討する代表者会議を開催する事。
3、代表者会議を含め05年度中の政務調査費に関する検討内容、課題など報告書を作成し議会および県民に公表する事。
| 2006年04月27日(木) |
堀江貴文容疑者、保釈される |
小泉構造改革路線の「影」といわれた4点セットで、耐震偽装問題では、一挙に関係者の逮捕が始まりましたが、その一方で、ライブドア事件では、渦中の堀江貴文容疑者が保釈されました。逮捕依頼、94日ぶりとのことです。
「勝ち組」「負け組」、格差社会の象徴的存在となっている堀江容疑者ですが、「完全黙秘」を貫いての保釈です。保釈後に記者会見をやると言われていましたが、まだそのニュースをみていません。最初にどんな言葉を発するのか。
東京地検の幹部の発言とも言われる「額に汗する人々が報われる社会」、買収されかかったフジテレビ幹部の「公共放送の原点を守る」、いずれも堀江容疑者を厳しく批判する視点です。堀江容疑者のどこが、間違えているのか。
そんな時に、週刊誌AERA編集部の大鹿靖明記者が『ヒルズ黙示録 検証・ライブドア』(朝日新聞社刊 1575円)を著しました。大鹿記者は、静岡支局に在任されている方でもあり、何となく親しみが湧いてきます。
団塊の世代層はライブドア登場に初期には支持してきたといわれてきただけに、ライブドア事件の社会的評価は、きちんと行う必要があります。まだ購入していないのですが、インターネット上での評価をみてみました。
割りと好評のようです。静岡県ともなじみのある方です。大鹿記者のような世代のマスコミ人がこの問題をどう捉えているのか、是非とも、直接聞いて、議論をしてみたいものです。講演会が実現できるかもしれません。
韓国の統一地方選挙が5月に行われます。韓国でも緑の党を目指すグループがこの選挙に挑戦しています。今日、その1人メンバーから事務開きの案内が届きました。まだ30才そこそこで、昨年2月の京都会議で大活躍してくれた青年です。
竹島をめぐる韓国政府と日本政府のつばぜり合いは、一歩間違うと危険な衝突をはらんでいます。双方がナショナリズムを抑制することが必要です。今回の大統領談話は、ノ・ムヒョン政権の政治的パフォーマンスとの分析もあります。
確かに地方選挙を意識した扇動的側面があります。支持率が35%から50%に跳ね上がったといいます。しかし、小泉首相が靖国参拝を「心の問題」として外交バランスを崩していることをきちんと見据えておかなければなりません。
昨年の韓国訪問の際も、シンポジウムで「双方のナショナリズムの抑制」を訴えました。そして、韓国の中に、「竹島を平和の島に!共同管理を」という市民運動もあることも十分に知らせていかないといけません。
歴史問題については、共同の歴史認識を作り出そうという学者や市民の活動も定着しています。アジアに生きる日本が、アジアとどのような関係を作っていくのか、今こそ、市民レベル、政治レベルの対話が求められます。
韓国の緑の政治グループが、この竹島問題にどのような政治的スローガンを掲げているのか、調査をして皆さんに紹介したいと考えています。
| 2006年04月25日(火) |
ドキュメント映画『レールは警告する」を観る |
107名の命を奪った尼崎JR事故から1周年、様々な形のこの事故を思い起こすイベントが開催されています。私は、昨日、労働組合の方々が呼びかけた映画上映会に参加しました。そして、驚きました。レールのひび割れに。
と思っていた矢先に山手線の5時間の不通です。レールが5センチ隆起したとことです。5センチは極めて異常との識者の発表があります。JR高架の下での工事で、セメントの打ち込みの経過の中で問題が発生したとのことです。
ビデオでは、確かにレールの異常はチェックされていくとのことです。しかし現実は、レールのひび割れを発見しても、それを上司に伝えても、修理は行われにくいとのことでした。
つまり、従来は発見して2日間で修理が行われていましたが、いわゆる委託化が進行し、委託された側の民間サイドで、1箇所だけ修理といわれても、まとまって修理を行わないと採算がとれないと、20日間ほどかかるそうです。
これが、事故の一番の構造的問題との指摘を受けました。JRは大丈夫なんでしょうか。そしてこの情報はどこに蓄積されているのでしょうか。民営化という枠組みをしっかりと見据える必要があります。
| 2006年04月24日(月) |
シンジェンタ社の新たな遺伝子組替え作物・栽培計画 |
島田市のシンジェンタ社が新たに遺伝子組換え作物の試験栽培を行うとの情報を得て、農業水産部研究調整室に資料提出を要請していました。今日の、その資料を入手しましたので、必要な方はご連絡下さい。
昨年、エタノール燃料をトウモロコシから生産するとして、アメリカでも許可になっていない品種を島田市で試験栽培するとの計画がありました。結果として、栃木県の国の試験場での栽培となり、島田市での計画は頓挫していました。
今度は、3種類の遺伝子組替え作物の試験栽培を国に申請しるとのことです。害虫抵抗性トウモロコシ(Bt11:チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ)、これは既に認可されている品種です。
あと2つ未認可品種は、害虫抵抗性トウモロコシ(Bt10:チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ)と除草剤に影響の受けない大豆(DP−356043−5、除草剤グリホサート及びアセト乳酸合成酵素阻害剤耐性大豆)です。
現在、この2つについてデュポン株式会社と共同申請しているとのことで、既に4月20日国の総合検討会で審議され、生物多様性影響はないとして申請は適切と判断されたということです。
これから一ヶ月、パブリックコメントが始まり、環境省、農林水産省の許可のあと、試験栽培となり12月には試験終了を予定しているとのことです。さっそく、その安全性問題について研究をはじめる必要があります。
| 2006年04月23日(日) |
上原公子国立市長大いに語る |
「まつや清を応援する会」総会は150名余の参加で大変元気の出る会となりました。第一部は上原市長が考える国立市について、インタビュアとして様々な観点でご意見をお伺いしました。
全国市長会で女性市長はまだ7名、その中で女性首長としての草分け的存在であること、国立市のマンション建設と景観、有事法制・国民保護計画に対する政府との公開質問状、環境市長としてのゴミ問題など刺激的発言をいただきました。
上原さんの誕生日が5月3日というのは驚きです。まさに、憲法の落とし子で、平和問題はある意味、自治体をベースにしたフィールドそのものでした。市民運動をやり続けてきた人が市長になると、こうも政治が変わるのか、と感動しました。
私と上原市長とは、市長が国立市議会議員のころからの付き合いで、大変長い間、様々な機会を通じて、重なる分野を共有していたことを、今日のインタビューで再確認しました。ある意味、首長というのは魅力的存在です。
自民党・公明党政権と民主党という2大政党時代の到来が偽メール問題で地に落ちましたが、千葉7区選挙では民主党候補が勝ちました。あの絶望的状況の中で、有権者の賢い選択と言えば選択ですが、この持続する変革エネルギーに脱帽です。
こうした中で私達はどのような政治的戦略性を持てるのか、上原市長が考える自民・公明対民主党という政治選択肢とは違う第3極の形成と言う問題提起に、どう答えて行けるのか、課題も残された総会でした。
| 2006年04月22日(土) |
「佐渡おけさ」を広める |
明日は、私を後援してくれている「まつや清を応援する会」の定期総会です。第一部は上原公子国立市長ゲスト、第2部は総会、第3部は交流会と言う形式です。今年は来年が選挙と言うことで、事務局は力が入っています。
ちょうど今は総会の季節で、いろんな所で各種団体の総会です。今日は、私の地元の町内会総会、そして新潟県人会の総会に向けての役員会がありました。役員会のあとは、「佐渡おけさ」の練習日で、体を動かしました。
実は、新潟県人会では、春の静岡祭りに「佐渡おけさ」で登場しようと急遽の部隊編成を画策しました。何とかなりそうと、みんな気分を高揚させましたが、何と出場参加するには、オーディションがあるとのこと、えー!
結局、オーディションに集まれるメンバーがいなくて、泣く泣く辞退を決断しました。かくなる故は、来年に向けて今から準備するぞ、の固い決意のもと、一ヶ月に一回づつ練習する事になった次第です。
5月21日にホテル・センチュリーで新潟県人会総会、27日19:30から城東公民館にて「佐渡おけさ」練習を行います。参加して見たい方、いらっしゃいましたら連絡下さい。待っています。
| 2006年04月21日(金) |
新版『まだ、まにあうのなら』(地湧社)発刊される |
「健やかないのちのための生活講座」・プラムフィールド主催のチェルノブイリ20周年 メモリアル企画in静岡「『まだまにあうのなら』から、今、そして未来を語る・・・」の会が県総合福祉会館で開催されました。
ゲストスピーカー6人の語りと、主催者の馬場利子さんのリードのもとにメインゲストの甘蔗珠恵子さんの魂をひきだすというハーモニー的集会の進行でした。会の始まりに『サクリファイス』というチェルノブイリドキュメンタリービデオ上映。
チェルノブイリで事故処理に当たった労働者が10年後に悲惨な死を迎えていくその姿が淡々と描かれ、ただ、ただ、涙がでてくる衝撃的シーンの連続でした。あれから20年、各マスコミで様々なルポが報道されています。
昨日の報道ステーションで高レベルの放射能汚染の只中にあるチェルノブイリ原発4号炉の壁にまで迫った迫真のルポ。5分間しか近づけない現場は20年という歳月が何ら問題の解決になっていない絶望的な風景でした。
そんなチェルノブイリ原発事故への「不安」を手紙と言う形でつづった『まだまにあうのなら』旧版に、甘蔗さんの「まだまにあう」の書き下ろし、浜岡原発止めよう訴訟での馬場利子さんの原告代表陳述などを加えた新版。
甘蔗さんの「書き下ろし」は、実は最近の自分の住んでいた村への工場誘致を「誰も敵にせず」に白紙にもどした活動報告で、「まだまにあうのなら」のべースと変わらないこころの魂がつづられています。
馬場さんは、この会をやりたかった理由を、「まだまにあう」という甘蔗さんの姿を静岡市民に見て欲しかった、そして、甘蔗さんにありがとうを言いたかった、この二つでしたと話をして集会を締めくくりました。
出版社社長の増田正雄さんが、甘蔗さんと馬場さんに共通するその姿勢、良いことを行うのでなく、良いことはやる、動く情熱の源について語ってくれました。とかく政治に関わる側は、良いことをやりたがるわけですが、考えさせられました。
| 2006年04月20日(木) |
明日は各会派代表者会議−返還分は法務局に供託 |
中国視察中の4月11日の定例記者会見で石川知事は、海外視察支度金制度について「廃止を含めて研究する」との発言を行ったようです。明日の10:00から各会派代表者会議が開催されますが、この問題も議題の一つです。
今日の毎日新聞企画『記者の目』で、水戸支局の三木幸治記者が「時代遅れの制度を見直せ 「小遣い」だ住民は怒れ」という内容でこの問題を取上げています。毎日新聞誌上でこの問題が報道される経過がよくわかります。
3月議会での反対討論で私がこの問題に触れ、条例改正を行うべきの主張に「だったら、受け取るなよな」とのヤジが飛んでいました。確かに主張する以上は、受け取るべきではないと私も考え、返還しました。
議会事務局では4月17日付で法務局に供託したとのこと、今日のその報告を受けました。さて問題は、6月議会で条例改正案を議員提案できるかどうかです。知事のいう「研究」ということでは今年度いっぱいかかることになります。 議会の改革スピードが問われます。時代遅れ、議員の特権、一刻も早い改革を求めたいと思います。それにしても、たった1人の議員の声でも、世論の支持とマスコミの力、そして多数派の側の良心が合体する時、変革が醸成されます。
※※ 知事発言 まずは最初の海外旅費の支度金の話であります。 これは国の旅費の支給基準にならって、地方公共団体も条例化されているわけでありますが、その中にこの支度金を払うという規定があるわけです。これが運用されてきているわけでありますけれども、民間企業においても6割の企業がこのような仕組みを持っているとも聞いております。 しかし、この旅費法なり、あるいはそれに連動した旅費条例なりが制定された時代状況と今日では随分と変わっており、違和感も出ていることも事実だと思います。今後、国の扱いとか、他の団体、民間の動向をよく見極めながら、県民の皆様から見ておかしいじゃないのかと言われないよう、廃止を含めて内容をよく研究して、適切な対応を取れるようにしたいと思います。
| 2006年04月19日(水) |
怒りの追求・地方空港・週刊ポスト連載を読む |
中国視察から戻り、今日の朝刊を読み始めるとあまりの多種・多様な情報に驚ろいています。日本語に飢えているせいか、「こんなに問題の多い社会−あれもこうしなくては、これはああしなくては」と頭の中はやや混乱気味です。
と、週刊ポスト誌をみるとなんと4月21日号、28日号と地方空港が特集されているではありませんか。おー!すごい!みると既に19回目、20回目と連載特集。因みにそれぞれの見出しだけを追って見ると、以下のようです。
怒りの追求第19弾。「地方空港47の収支はすべて大赤字だった」本誌独自調査でわかった 年間総額69億円。ワースト1は宮崎と鹿児島へ1日8便の「広島西飛行場」 そのすべてを税金投入で穴埋めとはおそれいった!
怒りの追求第20弾。全国の地方空港はやっぱり「天下り天国」であった カラオケセット、DVD、和太鼓で環境対策? 国民のツケは税金ばかりではない。高い空港駐車場彫金も!
最終的に「最後の地方空港 静岡空港」に収斂される書きぶりで、なかなかの追求記事です。取材も相当に努力されています。2月16日開港の神戸空港、3月16日の北九州空港と世論を敏感にキャッチする週刊誌の力でしょうか。
それにしても問題は、政治に関わる側の調査能力です。そして、反対運動の側にいる私自身、こうした情報を駆使するほどに十分な調査を出来ていないことは反省しなくてはいけません。気合いを入れて活動再開です。
上海事務所の小杉所長、石田副所長に支えられた今回の中国視察も今日で終了します。公的視察ゆえ恵まれた環境での視察で、大いに感謝です。百聞は一見にしかず、といいますが、初めての視察で随分と中国の見え方が変わりました。私たちの生活も政治も中国抜きに語れない時代に入っています。
今日までの日記では書ききれていない中国事情が沢山あります。杭州、上海、青島で知り合った普通の人々の暮らしの実情、静岡県のみならず日本の経済界の進出実態、共産党を中心にした政治統治の構造、垣間見た現実は、分析された今までの中国分析の中にどう重なっていくのか、楽しみです。
毎日の多忙の中で今回の視察の準備が不足していたことも痛感しています。直前に買い込んだ中国本や議会図書館で借りた書籍が5,6冊にもなりましたが、2冊ほどを視察途中で読んだというのが実態です。多くの知識があれば視察が充実するかといえばそうとばかりもいえない側面もあります。
いずれにしても、今回の県議会視察団としての経験は、これからの私自身の議会活動に十分に役立てられることは間違いありません。中国側の説明でのやり取りもできるか限り、これまでの県議会での感覚で質問や意見を述べてきました。大橋団長もひやひやしたのでは、と反省もしております。
夕方には静岡に戻ります。まずは疲れをとること、毎日の美食から体調バランスを整えることから始まります。それにしても今回の訪問団(議員、事務局、通訳)メンバーの個性あふれるパワーは新たな発見でもありました。これからの議会活動が楽しみです。もうひとつの現実に青島から出発です。
| 2006年04月17日(月) |
体調回復して青島市を忙しく駆け巡る |
実は一昨日から風邪気味で微熱状態でしたが、何とか回復しました。杭州での式典で、三寒四温の時期ですが、皆さんが寒さを持ってこられました、との話に、思わず、政冷経熱の時期、県議団訪問ゆえに冷たい関係の持ちこみと、深読みしましたが、寒暖の激しさに当てられてしまいました。
今日は、青島港湾局と新青島港、そして、中国最大の家電メーカーアイアール社、ジャスコ青島訪問と超ハードスケジュールでした。寒さを警戒して厚着で出かけ万全を帰したせいか、何とか持ちこたえました。気力で風邪を吹き飛ばすということでしょうか。
新青島港は大規模港で、全世界第10位、国内第3位というだけあって、想像を超えていました。港湾局で、私は、取扱量が急激に伸びたEPIシステムの内容や、2001年テロ以降の国際条約への対応、またそのことで市民の憩いの場としての港への影響を尋ねていました。
その時の有限公司主席の対応が極めて自信に満ちていたことの理由がわかりました。港湾局から新港までは、移動に1時間以上、その途中の農村風景がとても印象に残りました。近代化されてている市街化区域と小麦畑やポプラ並木、そこに巣を作るカササギ、密集する農村家屋は対極です。
ハイアールは、日本の家電メーカーの合計生産量をはるかに超える巨大な企業で、会社に到着するやシステムキッチン、冷蔵庫、洗濯機、情報機器についての説明がはじまり、中国サイドの意気込みを感じました。質疑では、家電リサイクルに関して経費負担や法的対応について尋ねました。
ジャスコ店では、逆に日本人経営者としての青島での成功についての自信に満ちた説明があり、これもまた大きな印象でした。店内での案内で裕福層の確実な存在を目の当たりにしました。この中国内の格差社会は今後どのように是正されていくのか、課題は極めて深刻と受け止めました。
青島人民大による歓迎式典が行われ、杭州同様の白酒による乾杯と一気飲み、団員のスピーチが始まりました。私は、先に述べた杭州での三寒四温の話、私自身が1972年の日中国交回復を行った田中角栄元首相同郷であること、井戸を掘った人を忘れないの諺のように友好の原点を忘れない、と。
式典後、偶然にホテルで静岡市の方にお会いしました。不思議なことです、こんなところで鉢合わせとは。それくらいに経済関係は日常化しているということを痛感させられました。いよいよ明日で視察が終わります。静岡に戻ります。
| 2006年04月16日(日) |
青島ビールの原料の25%は米 |
インターネットの利用料金が杭州ホテは30分で20元、上海では1分3元、青島で15分25元、と都市によってホテルによって随分違います。この点では、韓国がやはり群を抜いたインターネット環境です。青島では担当従業員と英語でのやりとりでやっと日本語使用に到りました。
今日は、上海から空路で青島に来ました。国内移動ですが空港ではパスポート提示を求められました。チケットは松谷名でしたので、パスポートの戸籍名との違いで担当官が何か言うかなと気になりました。何回も戸籍名とチケット名を見ていましたが、判をバチンと押してくれました。
今日の視察は青島ビールでした。1903年から16年までのドイツ占領下での会社設立、17年から45年までの日本の統治、49年から78年までの人民政府による経営、そして79年からの株式会社化、そして、中国のシェアの12,7%という生産高一位に到る経過も簡単ではなかったようです。
それにしても青島ビールの原料の大麦はオーストラリア、米は地元、ホップは新疆ウイグル地区、そして原料において米が25%ということや、生産高の95%が世界48国への輸出とのことではじめてい知ることが沢山ありました。人口との関係もありますがビール消費量は今、中国が世界一です。
夕食会は、青島で国際貿易を担う益佳集団有限公司との交流で沢山のことを学びました。青島は、旧清水市との都市提携を行っていた自治体でもあり、合併した静岡市にとっても今後の連携が求められます。その意味でも青島視察は有意義でした。
| 2006年04月15日(土) |
上海弁事務所アドバイザー弁護士からのプレゼンテーション |
今日のテーマは、上海事務所アドバイザー弁護士による「中国事業展開における4つの主要問題」についてのプレゼンテーションと豫園見学でした。視察も4日目となり多少の疲れも出てきましたが、会議室がホテル内であったため、いつもより睡眠をとることができました。公的研修の意味を噛み締めたいと思います。
郭紅さんからは、テーマに基づいて、以下について報告を受けました。 1、投資段階における諸問題 2、労務管理に管理に関わる問題 3、債権回収に関る問題 4、行政指導への対応に関る問題
第一線の現場で活躍されている方だけに、ちょっと他では研修できないような貴重な問題提起を頂きました。資料等必要な方にはお分けします。中国が外資導入に当たってのその政治的スタンスの変遷、特にこの2,3年の間に法律が3000くらいから6000くらいに増えており、その内容を把握するだけでも大変とのことでした。
労務管理については、昨日のYAZAKIでの報告と逆の中国政府からみた観点では、やはり、いくつか違ったポイントがあり、実態が多少とも把握できました。上海事務所からの最新事情を記した報告もあり、今後も継続した中国事情に関する情報収集の必要性を痛感しました。
私からは、4つの質問をしました。 1、2004年に作られた行政許可法が一切の自由裁量を配しているとの報告について、日本での行政手続法の成立と自治体の条例に制定による裁量権の行使との関連で、法律の中での中央政府と地方政府の分権との関連でどのような棲み分けがなされているのか。
2、上海人口が1700万、流入人口500万(上海での都市戸籍を与えられないため、公的サービスを受けにくい社会的差別が生まれている)という中で、地方から流入する労働者についての社会保障(養老、医療、産育、失業)は中国企業、日系企業の中でどのように扱われているのか。
3、中国は、人治主義の国で法治主義への転換が簡単にはできないと聞いているが、特に共産党の指導的立場の維持と万人が平等である法治主義はなかなか両立できないのではないかと理解しているが、法律家としてどのように現状を認識されているのか。
4、急激な市場原理の導入の中で、環境問題とか、農村の工業化など、外から見ていると法律が追いつかない社会問題が噴出しているようにみえる、ニュース報道で北京で苦情処理委員会のような形の緊急的問題解決処理機関が作られていることを知ったが、法律家としては、この現実をどう受け止めているか。
回答は、大変興味深いものでした。詳細は、視察報告にて述べます。
旅行会社のガイドさんからも巨大な近代的マンションが林立する一方で、その隣で下水も完備しない古い2階建て長屋で生活する流入する労働者の生活実態の話は、衝撃でもありました。まさに、市場化の中で「発展途上国」と「中進国」と「先進国」並存する、何でもありの中国、大いなる刺激を受けました。
中国が好きになりそうです。明日は青島です。
| 2006年04月14日(金) |
さすがのグローバル企業YAZAKI |
今日のコースは抗州経済技術開発区と静岡県に本拠地を構えるYAZAKIそして上海への移動でした。1日目の蕭山区の開発区とは打って変わった超近代的な特別区。道路は6車線、自転車道も完備、104平方キロメートル、中国49の開発区の10番目、39の輸出加工区の中の4番目の輸出入総額を閉めます。
一番の進出企業は台湾で、日本は28%で2番目で、名だたる日本企業がひしめいています。管理委員会としては、開発「区」から「市」を目指し、12万人という学生を擁する学園都市、生活区を含む副都心の構築も視野に入っているようです。この地域が中国にとって経済発展にどのような位置をしめていくことになるのか。
そのあと訪ねたYAZAKIの企業戦略と労務管理には学ぶべきことが沢山ありました。日本では、生産高及び従業員数の80%を静岡県というローカル拠点に本拠を構えながら、世界の37カ国に17万人の就業員、中国に11法人、24500人というグローバル企業です。メキシコが最大拠点とのことでした。
企業の海外進出としては相当に早く19年前に中国にきたとのことで、しかし、海外に一度進出して撤退することは今までなかったとのことでした。カナダが合弁企業問題で1カ国だけあったが、という姿勢に企業哲学をみる思いでした。続きは、後の時間で.
| 2006年04月13日(木) |
2006杭州世界博覧会会場はまだ工事中 |
本日の日程は西湖ー杭州工業大学ー杭州世界レジャー博覧会会場訪問でした。何といっても圧巻は、世界レジャー博覧会会場の工事中のほこりまみれる、とても4月22日の開催日には間に合いそうもない、働く人たちであふれる現場でした。
4月から10月という花博と同じ半年間に渡る長期イベントであるわけですが、信じられない工事の進捗状況で徹夜の突貫工事をやっても無理としか思えない状態でした。一方で、国内1500万人、海外100万人の来場計画を立てているとのことです。
そもそもこの計画は創城という民間企業集団が杭州市と連携して40億元(600億円)をかけて、人工都市を作ろうという壮大な事業です。それは、日本でいえばハウステンボスのような開発に似ています。
当然にも企業はこの博覧会イベントでの収入(入場料2000円=150元くらい)だけでなく、マンション、別荘の販売という不動産事業でもあります。関係者の話を総合すると4月に全部完成しないことも想定範囲のようでした。すごい計画です。
工業大学は、実際は総合大学で1953年に開校、全国2000ほどの大学でランキング90、研究予算では年間2億4000万ほどで額にしてランキング40とのことでした。中央政府による研究プロジェクト20のうち7つを独占しているとの事です。
私は、予算における中央地方の割合いー企業が半分以上負担をしていて、大学の中に企業の研究所がいくつもあるとの事、また、具体的なバイオ技術の研究状況や産学共同分野において韓国のソウル大学の黄教授の問題について質問しました。
西湖については、明の時代の状態に復元したことも含め年間3000万人以上の観光客があることや、そのことによる有料の公園の一般開放など、すばらしい自然風景に感動しました。実際に平日にもかかわらず大勢の観光客には驚きました。
遊覧船のエンジンが環境の観点からバッテリーエンジンに変えたこと、杭州市内からガソリン小型バイクを禁止(ガソリン車を政府が購入したとのこと)、このことから上海市での乗用車の規制政策に議論が発展し、結構、面白かったです。
視察2日目、今日も刺激に満ちた1日でした。中国は面白い!の実感です。
| 2006年04月12日(水) |
日系企業工業団地の実情 |
日航ホテルでチェックインを済ませ、7:40バスに乗り込み出発。外は結構な雨。途中パスポート検査、出入国管理が厳しさを感じました。空港では、vip待遇か、日航の支店長が桜ラウンジに直接案内してくれると移動。
ただ、空港で携帯電話をレンタルすべく、別行動。NTT窓口にいくも、中国は電波状況が悪く、他のメーカーを薦められ、急遽ボーダフォンに。といってものすごくいいというわけではなさそうです。
時差1時間、現地時間13;00少し前に到着。こちらも雨。早々に杭州市蕭山経済開発区で日系企業工業団地についての説明をうけました。1993年に工業団地として開発されましたが、静岡県の企業が第1号であった、とのことです。
工業団地には、日系企業50社そのうち10社が静岡県の企業、ただこの2,3年は新規参入がないとのことでした。質疑に入って私は、工場の排水の問題についてどのような現状にあるのか尋ね、排水基準についての資料をいただきました。
そのあと、掛川市に本社のあるパントーネというパン製造会社を訪問しました。パン生地を工業団地で成型し冷凍して船便で輸送し日本で焼くというシステム。責任者の方から「中国進出のメリットと問題点」というレポート報告を受けました。
17;30からは浙江省の人民代表大会常任委員会による歓迎式とレセプション。テレビでよく見る中国式スタイル、そして宴席は「乾杯」と「一気のみ」を繰り返す友好を深めるパターン。聞いてはいましたが、あっけにとられていました。
明日からは急成長する中国経済の現実を更に詳しく把握してみたいと思います。空港から開発区、工業団地、ホテルというコースでは、近代化した中国のGDP10000ドルを目指す「陽のあたる」中国しか見ることができませんでした。
| 2006年04月11日(火) |
中国視察出発直前に土地収用委員会との話合い |
14:11の新幹線で中国視察に出発するのですが、午前中は土地収用委員会との話し合いでした。直前にこうした重いテーマでの活動が出きる事は、議員活動にとって大変意味のある事と思います。内容は、下記の申し入れにある通りですが、公正・中立に向けて今後も話合いが必要です。
権利者と「実現する会」との関係や代理人選定などの手続きを進める事も含め事前協議の可能性はありうるということや、却下を求める意見書の取り扱いについては、その都度提出できる、取り扱いは委員の「常識の範囲で」審議対象にないうることなど、事務局と言う立場の限界性がありながらも成果を確認出来ました。
問題は、事務局が予断と偏見を持って、起業者優先の運営を行うかどうかです。注意深く事務局をチェックすることが重要です。
ただ今から出発です。 ※※
静岡県収用委員会・会長 増田 尭様 2006年4月10日 土地収用裁決申請却下を実現する会(事務局長 増田 勝) 〒420-0839 静岡市鷹匠2−12−10 「市民ひろば」内 �筺�fax 054−653−2791
2006年3月16日に「空港に反対する地権者・住民の会」、「空港に反対するオオタカの森トラストの会」、「空港に反対する共有地権者の会」として、収用委員会に対して以下の3点の申入れを行いました。 1. 審理は2ヶ月に1回程度の開催とすること 2. 審理の期日は原則として日曜日(または他の休日)とすること 3. 審理期日及びその方式の決定は当事者間による事前の合意にもとづくこと。 そして、話合いの中で、4月初旬とも言われる収用委員会でこの申し入れについての報告と協議を行う事を収用委員会事務局として了承して話合いは終わりました。 ところが、先日、各権利者に「審理の開始についての(通知)」という形で、5月31日、7月4日の収用委員会の日程、及び、審理における発言申出についての連絡が届きました。しかし、その内容は3月16日の申し入れが一切無視されているもので、私どもとしては、とうてい納得できる内容でなく、尚且つ、第三者機関である収用委員会の本来の公正・中立の精神はどこにあるのか、大きな疑念を持たざるを得ないものでありました。あらためて、以下の点について申し入れを行うものであります。
1、4月はじめに行われた収用委員会では、どんな議論がなされてこのような通知に至っているのか、経過を明らかにすること。 2、法律65条にある権利者の意見陳述については、開催される収用委員会ごとに意見書提出の機会を保障すること。 3、意見書締めきりは、収用委員会開催日10日前までとし、進行については権利者との協議を行うこと。 4、現在提出されている意見書の数や傾向、どのような扱いをしようとしているのか明らかにすること。 5、今日の話合いを踏まえて早急に収用委員会を開催し、今回の決定の修正を検討すること。
尚、3月の話合い後に関係3団体にて上記の団体を結成し、収用委員会に対応する事を決めましたことをお伝えするものであります。
| 2006年04月10日(月) |
静岡県立大学・短期大学の入学式 |
県立大学合同の入学式に参加しました。グランシップの大ホールが会場で、舞台がライトアップされ、何か変な感じがしました。主人公は、入学生のはずですが、何故か、壇上の大学の管理者と来賓が目立つ式典でした。
西垣 克学長は、式辞の締めくくりで、「ナチスにより追放されたハイデルベルグ大学のヤスパース教授は、その時代、ドイツの大学は崩壊したと語っているが、今の時代の大学のあり方として、戒めとしたい」と述べました。
石川知事がこの言葉を受けて式辞で何を述べるのか、大いに期待しました。「勝海舟の父親が息子に語った言葉に「野郎の本棚になるな」があります。知識だけの人間という意味ですが、社会に貢献する大学人になって欲しい」。
実は、学長は大学の独立法人化(自主的選択と言っていましたが)という大学が置かれている厳しい環境についても述べているのですが、知事は、そのことについては触れずに終わりました。
それにしても新入生の誓いの言葉は格調高いもので、新入生とは思えぬ感じで驚きました。高校の頃からテニスをやりながら食品が体の機能性にどう影響するのか研究してきたとの言葉に、時代を感じました。
新入生のパワーに期待です。
| 2006年04月09日(日) |
土地収用委員会の非民主的運営を考える |
静岡県土地収用委員会から第一回収用委員会の開催通知を静岡中央郵便局で4月7日やっと受け取る事が出来ました。開催日が5月31日(水)10:00から17:00、開催場所がグランシップ1階大ホール「海」です。
大ホールは、多目的ホールで収容人員は4626席です。権利者1400を越えますが、平日開催に、どうしてこんなに大きな会場が確保されているのか、理解に苦しみます。全員参加を前提に会場が予定されていると思いますが、何か魂胆を感じます。
郵送物は、案内以外に会場地図、審理に当たっての注意事項、当日出席する事が出来ない場合について、審理における発言申申出について、の文書が入っていました。特に気になるのは、発言申出に関する文書です。
1、3月16日に申し入れした事項= 審理は2ヶ月に1回程度の開催とすること、審理の期日は原則として日曜日(または他の休日)とすること、 審理期日及びその方式の決定は当事者間による事前の合意にもとづくこと、については一切無視されています。4月はじめに行われた収用委員会でどんな議論がなされてこのような結論に至っているのか、まず明らかにしてもらう必要があります。
2、法律65条にある権利者の意見陳述について、収用委員会ごとに認められる意見書提出の機会を奪い、最初の申出に限って受けつけ、一方的に陳述を振り分け、運営しようとしているのは、全くの非民主的といわざるを得ません。これこそ、当事者との話合いを必要とするものではないでしょうか。
3、しかも、期限を4月28日としていることです。私が受け取ったのが4月7日です。28日まで約20日余りです。28日から5月31日まで1ヶ月以上あります。公的機関が自分達の準備には時間をかけ、権利者には少ない時間と言う、全くの「お上的」スタイルに対して、どのように考えたらいいのでしょうか。
4、そもそも、意見書がどれくらい出されて、どのような傾向があり、それをどのように受け入れ、意見陳述と言う形で当事者の主張に耳を傾けようとしているのか、この文書ではうかがいしる事が出来ません。まず情報公開されるべきです。
したがって、まずは3月16日の申し入れをした地権者グループと収用委員会事務局が話合いを持ち、今回の決定の修正も含めて再度の収用委員会を開催し、誰でもが納得できる民主的運営に努めるべきと考えます。是非とも再考して欲しいものです。
| 2006年04月08日(土) |
働く人のよろず相談・街頭キャンペーン |
1人でも労働組合員になれるユニオン運動をすすめる県内の労働団体が、静岡市中心部の青葉公園で、テントをはり、マイクを使い、「相談カード」の配布するなど恒例の「働く人のよろず相談」キャンペーンを行いました。
私も、彼らと共に、また、県議会商工労働・企業委員会の一員としても、マイクを握り「格差社会」の是正を訴えました。議会での労働問題の議論とこうした労働相談が合体する事になりました。
今日は、あいにくの雨混じりの不順な天候で、風も強く、どれくらいの人たちが反応してくれるんだろうという不安もありました。私自身は、短時間だけの参加で全体のことは把握していませんが、いくつもの相談があったようです。
派遣労働を巡る最低賃金や契約のずさんさや「ビックリする」ような内容のものもあり、こうした街頭でのキャンペーン活動を継続的に続けていく意義が再確認されたようです。
こうした「現場」を経験してこそ、議会での活動も重みを持つというものです。来年度の所属委員会がどうなるかもありますが、いろんな刺激を受けます。労働組合の本来の意味での存在根拠を見る想いです。
| 2006年04月07日(金) |
静岡にもLRTを走らせる会・総会 |
久しぶりに「走らせる会」に参加しました。事務局の山本耕三さんが、参加者の書いた意見を一つ一つ読みながら解説をし、会議全体をコーディネートしていきます。自分の意見を紙に書き、司会者がそれを整理していく会議の運営スタイルを見たのは、1992年だったか、ベルリンで開催された国際会議に参加したときでした。
民主的討論の一つのスタイルなんだ、その時に感じましたが、「走らせる会」では普通の進め方になっている運営風景、遅れて参加しましたので、直接の意見を出せませんでしたが、最新知識を沢山学びました。30人ほどだったでしょうか、様々な立場の方がいらっしゃって、刺激を受けます。
静岡にもLRTが走る時が来るんではないかと、少し希望が湧いてきました。CDで示される巾の狭いLRTのヨーロッパでの実践例を見ると、車社会からの転換のために、いろんな暗中模索をしているその姿勢が伝わってきます。そのことの実現のために市と県がどのような協力するのか、県土木部長の顔が浮かんでしまいました。
最後の方で七間町商店街の100年の歴史をあらわした本が刊行されていることを知りました。映画の街・七間町、さっそく明日買いに行ってきます。読むのが楽しみです。
| 2006年04月06日(木) |
海外視察支度金―受け取り拒否へ |
本日開催された代表者会議で、先日、県議会会派「市民の風」で申し入れた「海外視察支度金制度の廃止」問題が議論されたとのこです。結論は、21日に開催される代表者会議までに各会派で検討するということのようです。
議会事務局次長に正式に支度金43120円の受け取りを拒否する事を伝えました。というのも、10日に出納局から支度金含め視察団の口座に全員分が振りこまれます。支度金は、本来の目的であれば、団員に直接支払われる必要があります。
ところが、実体は視察先での滞在費の不足分に使う為に随行職員に管理されるわけです。私は、公費で支出できない費用があるなら、個人負担で当然、支払われる必要があると考えます。ですから今日、自己負担分を担当者に渡しました。
支度金が本来の目的である支度金として使われていない事は大きな問題です。支出実体は、支度金が必要のない制度であると言う事を物語っています。各会派持ちかえりとのことですが、6月議会で条例改正を是非とも実現して欲しいと思います。
| 2006年04月05日(水) |
68年「パリ5月革命」の再現なのか |
26歳未満の若者の採用から2年は試用期間として理由なく解雇できるという「若者向け雇用制度」に対してフランス全土で巻き起こる学生運動の波、まぶしいくらいに鮮烈な姿です。労働組合が合流をはじめました。
68年の「パリ5月革命」の再現かと、フランスマスコミがあの時代の学生運動に重ねて見ていると言う報道があります。確かに、移民労働者の抗議デモの記憶さめやらぬ時期だけに、何かが底流で起きているに違いありません。
撤廃を求めて果敢に街頭に繰り出す学生達のパワーを見ながら、日本でも起きても不思議ではないのに、と考えてしまうのは、あの時代をくぐり抜けてきた「団塊の世代」故の「郷愁」なのでしょうか。
先日、就労支援をテーマとして若い世代と話合う機会がありました。何故、若者は「殴り合うような議論」をしないのだろうか。自分を大事にし、相手も尊重する、そのやさしさ、私は、これがとても気になると発言をしました。
勿論、では大人達は、今、「殴り合うような議論」を社会に向けてやっているのか、と逆に聞かれてしまう事は想定していますが、単に「郷愁」じゃ、何の事はない、「いまどきの若いもんは」論になってしまいます。
世代を超えた対話、今、これが必要です。参加していた若いメンバーが「ところで、今日は就労がテーマですが、松谷さんって、若い時に「職業」「革命家」と言う仕事についていたと聞きましたが、本当ですか」???懐かしい言葉でした。 ※※ 収用委員会第1回目が5月31日10:00から17:00グランシップにおいて開催されることが決まりました。結局、権利者の要望など無視する姿勢が示されました。第三者機関としての存立に関わる大きな問題です。土地収用法47条に基づく申請却下を求めて闘いつづけたいと思います。
| 2006年04月04日(火) |
代表者会議に向け再度の申し入れー海外視察支度金制度 |
本日、下記の申し入れを大橋議長あてに提出しました。代表者会議が4月6日に開催されることと来週には出発するので、今日のタイミングでした。依頼しした議会事務局の調査結果も出ています。資料欲しい方は連絡下さい。
※※ 静岡県議会議長 大橋正己様 2006年4月4日
代表者会議における「海外視察支度金制度の廃止について」の協議の要請
県議会会派「市民の風」 代表 松谷 清
4月11日から18日までの中国浙江省友好交流・中国事情調査団(別紙)の出発が、大橋正己議長を団長にして、来週、いよいよ出発することになりました。
県議会会派「市民の風」としては、この海外視察の際に団員に支給される海外支度金制度については、視察団の打ち合わせ会合でも、また、大橋議長に対しては3月15日付で廃止を申し入れ(別紙)しております。こうした中で、4月6日、県議会各会派代表者会議が開催されるとのことでありますが、この「海外視察支度金廃止について」是非とも、議題として取上げていただき、廃止に向けての方向性を明確にしていただけるよう強く要望するものであります。
3月議会終了後に全国都道府県における実態について議会事務局に調査を依頼しましたが、18の府県で既に廃止ずみです。(別紙)そして、厳しい条件をつけての支給を含めれば、半分の都府県が見なおしに着手しております。しかも、大半は、2004年度、5年度、6年度に集中しています。つまり、昨今の行財政改革の必要性の中で見なおしが進んでいる事をあらわすものであります。
2004年度の支出実態は、4万3120円を支給された議員は26人、10万7800円を支給された議長合せて113万1900円です。職員関係では現在調査中ですが、227人が海外視察に出かけています。議員だけでなく職員の問題でもあり、特別勤務手当てに類する支出でもあります。
政治家に対する政治不信が進行する中、この問題はある意味、すぐにでも解決出来るテーマであり、議員、議会が率先してその姿勢を示す事で、有権者からの信頼を獲得していく大きなチャンスとなります。積極的な取組り組みを切にお願いをしまして要望といたします。
| 2006年04月03日(月) |
石橋克彦氏、ホームページで<静岡新聞「誤報」>への批判 |
静岡新聞3月27日の石橋克彦氏の「東海地震説にまちがい」という見出しのニュースに驚かれた方は、沢山いらっしゃると思います。特に3月24日、全国ではじめての地震対策をめぐる志賀原発の停止を求める判決がでたあとだけに何故この時期にこのようなニュースが、といぶかる方は大勢いたと思います。
そうしましたら、石橋氏のホームページに、「社会に誤解と混乱をもたらすのは、マスメディアの責任とモラルを放棄するもの」という厳しい静岡新聞の「誤報」批判を4月2日付で公表しています。これは一読の価値があります。最初の所だけ紹介しますので、是非ホームページを読んで見てください。
アドレスは以下の通りです。 http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/onShizushin060327.html
※※ 2006年3月27日付静岡新聞1面記事 <東海地震説に「間違い」> は「誤報」
2006年4月2日 石橋克彦(神戸大学都市安全研究センター)
2006年3月27日付静岡新聞の1面トップに、<東海地震説に「間違い」>という大きな見出しの付いた、かなり長い記事が掲載されました。<提唱から30年 石橋教授見解>という副見出しが付いています。 しかし、この記事は私の見解を正しく伝えるものではありません。不正確な内容、センセーショナルな見出し、大きなスペース、掲載位置によって、私の本意とは懸け離れた記事になっています。それは、東海地震は当分(または永久に)起こらないのかとか、これまでの対策は無駄だったのかというような誤解を引き起こし、東海地震に備える行政、民間、個人、研究者・専門家の努力に水を差しかねないものです。東海地震の切迫性は依然として否定できず、これまでの取り組みは今後も一貫して続けていくべきものですから、この記事は「誤報」とさえ言えます。 私のところにも、自治体、マスメディア、研究者、一般の方から「真意を聞きたい」という問い合わせが多数寄せられています。そこで、とりあえず、この記事の問題点を説明しておきたいと思います。 なお、この記事は静岡新聞ホームページからも見ることができます(http://www.shizushin.com/feature/jisin/jisin_kiji/20060327000000000016.htm)。実際の紙面に較べれば視覚的なショッキング度は低いですが、同じ見出しと内容で誤解を振りまくことに変わりありません。どこからでも読めることと長く残ることで、かえって困りものです。
<以下、石橋氏の見解が続きます。>
| 2006年04月02日(日) |
沼津市長リコール運動 |
昨年の9月にJR高架化を問う住民投票運動は、有権者の3分の1の5万5000人の署名を集めながらも市長および議会の否決で投票が実現しっませんでした。このことは周知の事実です。 こうした中、住民団体は議会リコールか市長リコールかで意見の分岐を生み出しつつも市長リコール運動に大きく舵を切っての本日の住民決起集会に至りました。何故か、私が応援バッターとして参加を要請されました。
このリコール運動はバックに前市長選挙で僅差で敗れた桜田元市長がおり、これは住民投票運動の延長戦というより、桜田対斎藤の権力闘争との逆キャンペーンもあり、住民運動の広がりに影響を与えているとのことでした。
それにしても、半年間の間に2度も沼津市民にJR高架化を問う住民運動は大きな住民パワーの現れです。この高架化事業、790億円の静岡県事業として位置付けられているにも関わらず、県議会ではほとんど議論になっていません。
私は、蒲原町の住民投票による合併反対の意思表示、それを無視した町長、そして町長リコール運動による合併反対派町長の登場、しかし、既に県議会で合併議案可決。どのように分離提案が可能であったのか。
答えは、ただ一つ、議会のリコール運動を再度行うべきであった、との私なりの持論。住民、町長、議会の意思が一致していれば、この3月31日以降に静岡市長の合併分離の提案が可能であったはず、と主張しました。
ならば、この沼津の市長リコールも結果がどうなるかもありますが、来年の統一地方選挙で「そうとっかえ」の議員擁立運動も射程に入れるべきと、強く訴えました。いずれにしてもこの1ヶ月の沼津市民の闘いに注目です。
| 2006年04月01日(土) |
毎日新聞の地方空港企画での知事の主張 |
今日の毎日新聞朝刊『主張 提言 討論』企画で「神戸空港、新北九州空港と地方空港のオープンが相次いでいる」中で「どこまで必要 地方空港」が取上げられました。論者は3人。
山内弘隆氏(一橋大商学部長)が「問題視される投資効果」、堀高明氏(スターフライヤー社長)が「北九州空港はモデル空港」、そして我が石川嘉延氏が「必要な産業インフラ」です。
2月16日の神戸空港、3月16日の新北九州空港の開港と地方空港の是非と採算性が全国的マスコミ戦線で大きなテーマとなり、「最後の地方空港」として改めて無駄な公共事業の筆頭として位置付けられました。
この時期のこの特集記事です。知事の主張をじっくり読みました。静岡県は経済力で全国の雄県、空港がないことで金銭負担が大きい、基幹観光産業にとっても不可欠なインフラ、東京ドル箱の他の地方空港とは性格が違うといつものパターン。
ところで、そのあとにこう続きます。「開港まで今後予定される残事業費は247億円であり、今年度予算は112億円」。本来なら、「今後予定される残事業費は、359億円、そのうち借金は約その半分」というべきです。
今年度予算の112億円のうち、本体工事費は47億7000万円(国が半分補助)です。これが昨日の静岡新聞夕刊で、国土交通省の発表として、29億8300万(国が約15億円)と報道されました。つまり62%しか認められませんでした。
何故か静岡新聞は「本年度当初比30%増し」としています。31日の夕刊ですので本年度は05年度となります。05年度本体工事予算は、40億で2月補正で最終的に25億8000万で、64%が認められたわけです。
現段階では、本体工事費に対する国の対応は昨年とそんなに変わっていません。本体工事費の残事業費は141億円、そのうち、仮に今年度29億円8300万が執行されるとすると、07年、08年の残事業費は111億1700万です。
因みに過去3年間の本体工事費は、04年度に約21億、05年度に約26億円、06年度に約29億円です。このペースでいきますと、111億円の残事業費の消化に3年から4年かかります。08年度=09年3月開港目標は、明らかなに赤信号なのです。
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