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■ 純愛
少しくらいの純愛すら認めてくれない
そんな狭い国の中で
不幸にも僕らは出会ってしまった
不純異性交遊をしたいわけではないのに
周りの目は
君の膣から溢れる僕の精液にしか注目しない
そんなのは嫌だ
純愛を高らかと訴えながら
周りの視線に抵抗した僕を
周りの連中は笑いながらリンチした
傷つき身動きの取れない僕の体を
そっと抱きしめて泣いてくれるはずの君が
いつまでたっても現れない
いつまでたっても助けに来ない
いつまでもいつまでもいつまでも姿を見せない
また裏切られた
自嘲気味に笑いながら
僕は野晒しのまま…死んだ。
2003年08月14日(木)
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