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■ 盲腸の位置は右側
某氏が、あまりの腹痛に耐えきれず 救急車で病院に行ったところ 盲腸で手術が必要ということになった。
「ふーん 盲腸って…そもそもどこらへんにあるの? 足の付け根のちょっと横?」 聴衆は、まるで医学知識ない、いい加減なヤツだった。
「右腿の中心からおへそのかけての真中あたり」 某氏は淡々と答えた。
「げげっ…盲腸って"右"だったのか!!」 こないだ腹痛に喘ぎながらネット見た時は、確かに左って…
業界で医師の代理として顧客に面接できる資格を持っている この超いい加減な聴衆は、そんなことも知らなかった。 テストの出題範囲には、盲腸なんてなかったからに違いない!←言い訳
この聴衆は、いい加減だったが心配性でもあった。 某氏は身寄りが無かったので、 身の回りの世話は誰がするんだろう? 盲腸の手術でも失敗してしまって命の危険がある ということはあるんだろうか? と、次々疑問は頭に湧いてくる。
心配した私は、某氏の友人に相談。 「盲腸って言っても、失敗することあるのかなぁ〜〜〜 手術の後、連絡来ないんだけど…」 「えっ? 入院?手術? 聞いてない! でもまぁ 病院だし手術後だから動けないから 連絡できないだけだよ(^^)」 「き…聞いてなかったのネ… うーん 内緒だったのかな(^▽^;)」 「いつもそういうヤツなんだよ(笑) 大丈夫 向こうが言い出すまで何も言わないから」
それから当初退院予定日とされていた日の前日に 恐る恐るメールを入れてみると
病院内の書店にはロクなモンがない
という元気な返事が返ってきたのであった。 生きてて良かった…w
土産話の期待に胸膨らませる聴衆に対し 某氏は 「盲腸でも何でも死ぬことはあるでしょ そんときはそんとき」 あくまでシビアで… 「んで、何センチ切ったの?」 「そんなの知りたくもない。知ってどうなるものでもないし」 あくまでクールで… つまりは 聴衆を満足させるようなトーク術を持っておらず 聴衆を欲求不満に終わらせたのだった。
後日談: 「××に盲腸のこと話したでしょ?」 ぶっ バレてる… 「親友の××には言ってあると思って、心配だなと話そうと…」 正直に答える。 当然、後で、××に詰問。 「言わないって言ったのに、言ったなっ!(笑)」 「「入院したー」って言うからさ 「盲腸で良かったな」と言ってしまって ハッと気付いた…w あ、でもフォロー入れておいたからっっ(((^▽^;)」 私も××も隠し事には不向き…
2004年03月31日(水)
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