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■ 献血しよう
会社に献血の協力依頼が来た。
日比谷では、みんな見向きもしなかったが ここでは、みんな物珍しいものに飢えているので わらわらと集まること集まること! なんと、長蛇の列ができてしまった(笑)
赤十字の人も大わらわで、 ベット数を急遽増やすという有様。 予約して、各自デスクで電話での呼び出しを待つ というスタイルをとるまでになった。 そんなわけで、 私の出番(?)になったのは、 3時近くになってからだった。
「えーと 400mlお願いしてよろしいでしょうか?」 「400? 大丈夫かなァ…したことないけど…」 「是非お願いします!!」
後で知ったのだが、 400mlを提供できる対象は、体重50kg以上 となっていたのだ。 つまりデブだけなんですね… 今まで50の大台に乗ったことのなかった過去のかわいい私は、 確かに要請されもしなかったわけだ(笑) そんなことも露知らず、元気よく素直に 「それでは 400頑張っちゃいましょうか!」 などと気安く請け負ったのであった。
そして、問診が終わって、血液審査へ。 これに通らないと、献血は出来ない。 今まで貧血だと言われてきたことはないので、 自信まんまんに腕を出す。 「血管ほっそいですねぇ」 どうせ 腕は太いよ…(´Д⊂ 腕をぱんぱん叩かれる。 左右どちらの血管もかなりの引っ込み思案だったので こっちにしときましょーかぁ?(語尾中途半端に上がり) と適当に右に決まった。
そして、いざ注射針がグサッと… と、思ったが、 ベテランの看護士さんだったのか、ほとんど痛みもなく スッと針は通った。 出てくる 出てくる 濃い色をした血液。 血管は細くても、血液の勢いっていうのはかわらないんだな 脳溢血で死ぬタイプかも… などと、ぼんやり思っていると
「今回は残念ながら、献血していただくことができません…」 「えっ!? エイズ?!」 「比重が軽すぎるのです。 きっとお疲れなんですね」
今まで貧血の者を嘲笑ってきたというのに、 今度は自分が… ちくそぉぉ… 妙な敗北感を味わう。
しかし、 「こっちでジュース飲んでいってくださいねー 記念品もどーぞ♪」 「\(*^▽^*)ノ ハーイ」 すっかりその一言で機嫌を取り戻した私は、 高校生の時によく飲んだピクニッ○ヨーグルトドリンクを手に ナース姿のキティちゃんのクリアファイルをもらい しかもお茶請けに置いてあったドーナツまで頬張って デスクに戻ったのであった♪
みんなも献血しよう!!
2004年04月20日(火)
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