◇日記◇
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読書は、日本経済新聞社『われ巣鴨に出頭せず』
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史実として知っていることも多いと思って読み始めたが、とんでもない、
知らないことばかり。
彼らがいなくなって(いることはいるのだが)、この先日本は加速度的に
疲弊していくのではないか、と心配になる。
教養主義がないがしろにされることと、関連があるような気さえする。
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こまとまの田中君がはじめて斎藤君と一緒に投球練習をしたとき、
「隣に優勝ピッチャーがいるので緊張しました」
と言ったが、あれはいいコメントだったなぁ、と今頃になって思う。
かつて、貴ノ浪が「強い横綱(貴乃花のこと)がいてくれるので、安心してのびのび相撲
がとれます」と、自身の好調について語ったコメントと同じくらい、いい。
自分の弟弟子だったのが、横綱になり、しかし気を腐らせることもなく淡々と……
はっ!それか!
貴ノ浪、素質はよかったのに、いまひとつ伸びきらなかった理由は
それかっ!
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昨日は日曜日だったのに、ねこぞーがシゴトだったため、なんだか妙な感じだった。
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いくらスイカ好きの私でも、もうスイカを食べたいと思わなくなった。
ということは、秋が来たということだ。
秋の雨が始まる前に、車の錆止め塗装をするかな。ああ、冬支度。
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ねこタクシーの夢を見た。
その名のとおり、ねこが運転してくれる。
私はデパートまで連れて行って貰った。
なんと、買い物が終わるまで待っていてくれた。
かわいいねこだった。黒猫さんだった。
………………私は、……アタマがどうにかなりかかってるんだろかか……………
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昨日、歯医者に行った。
体調が悪くて、ひとりじゃ歩けない感じだったので、ねこぞーにお願いして連れていって
もらった(有給とらせた)。
上の歯にブリッジを装着したのだが、その高さ調整をした。
そうしたら、なんと、ものすごく体調がよくなった。
万歳!
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仮装着したのが、先月末。本来ならば、十日間くらいで調整するらしいのだが、
ちょうどお盆に入り、私と先生たちの都合がつかなくて、約三週間放置することとなった。
その間、ずっと体調がすぐれずにいたのだが、治った。
治ったら、気力も出てくる。
今は、地球の裏側まで行けそうな気分。行かないけれど。
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次回は、九月一日。
そうたびたび、ねこぞーに休暇を取らせるわけにもいかないしなぁ。
でもまだ地下鉄も汽車も怖いしなぁ。ていうか、歩くことがまた怖くなっちゃったしなぁ。
怖い怖いと思いつつ歩いていくのもひとつの手ではあるのだが、
そうやって、どんどん悪化させた経緯があるので、今はちょっとその方略は遠慮したい。
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甲子園の決勝戦を、はらはらしながら見ている……
ねこぞーは、眠っている……
夏もおわる。
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私は、自慢じゃないが、おおざっぱな人間である。
しかし、これほどまでとは。
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ある日、ねこぞーのチノパンを洗ったとしよう。
洗濯機が洗うので、ここでは私はあまり関係しない。
チノパンを干したとしよう。
アイロンをかけやすいように、折り目をぴしっとのばしたりして。ここは私の担当。
二日ほどたち、乾いたところで、アイロンをかけたとしよう。
霧吹きで表面をさっと湿らせ、温度を調節し、折り目に注意しながら
びしっとかけあげたとしよう。ここは私の独壇場。
そして、畳んで、置いておいたとしよう。
また、二日ほどたち、ねこぞーがそれを着用したときに、それは発覚した。
ポケットに入ったまんま洗われて、干されて、ポケットの上からアイロンをかけられた
少ししわしわのハンカチ。
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「あはあはあはあは、なんたろさんっ!見て見て、ハンカチ!
これ、このまんま洗われてアイロンかけられたんだよきっと!あはははは」
私じゃない、と言いかけたが、明らかに私のしわざ。
ねこぞーが、こういうことを笑ってくれる人でよかった。
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毎日なにかしら行事があるのは、やはりお盆だからか。
土曜日、Aきばちゃんと会う。久しぶりだったが、あいかわらずかわいくて綺麗。
モ○ジと並べて、写真を撮った。二人ともかわいい。眼福。
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日曜日、起きて仰天。
車の上じゅうに、鳥のふん。白いペンキのように、点々と。
集団でふんをしながら、横切ったのか。
久しぶりに洗車して、ワックスまでかける。
冬は、融雪剤で錆びるのを懸念して
割に頻繁に洗車するのだが、夏はあまりしない。
冬に向けて、また錆止めを塗らなくてはね。
マフラー、ぼんぼん落ちるからね。
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月曜日、また自転車のタイヤがへこんでいるのを発見。
去年もパンクさせられた。今年もか? 空気を入れて、様子を見る。
頭にきて文句をたれるねこぞーを、さくっと仕事場まで送る。
帰りは歩いて帰ってくるかと思ったら、迎えにきて〜と言われて、お迎えまでしてしまう。
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火曜日。
ねこぞー、今日は仕事に行っても仕事場が休みだから、家で仕事する、と言い出し
(今年からそういうシステムになったらしい)
じゃ、夜は仕事を早めに切り上げて、盆踊りを見に行こうか、とまったりすごそうと
していたところに、焼き肉のお誘い。
ねこぞー父宅の庭でする、というので、いっそ一遍に済ませよう、と腹黒い考えを起こし
私の実家の両親も連れていく。義弟一家もあわせ、8人。
こういうのは、大勢で、わけわかんないようにしてやった方がラク。
しかし、母が相変わらず私の小さい頃の思い出話ばかりするのには、いい加減うんざり。
4歳の姪が何かするたびに、ウチの子(ってワタシだ、ワタシ)より上手、とかなんとか
言うのは、ほんっとうにやめていただきたいもんだ。
私より15歳も年下の、4歳の姪の母親であるところの、義弟の奥さんに向かっての
ウチの子発言は、顔から火が出るかと思った。まいった。盛大に知らん顔する。
私がマゴを生まなかったから、あんなんなっちゃったんだろうな。
気の毒ではあるが、いかんともしがたい。
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今日も、ねこぞー、仕事場に行っても仕事場がお休みだから、家で仕事するー、と言う。
本人は休みではないらしい。よくわからないシステムである。
で、ただいま、黙々と仕事中。
こういうときは、話しかけてもいけないし、笑ったり、跳ねたりしてもいけない。
気配を殺す私。くのいちみたい。
今、伸びをしたので、話しかけてみたが、黙殺された…… ああ、暑い。
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ちょっとお出かけしてきます。
もう夜は肌寒いので、真夏のワンピースは諦めて
普通のカッコで出かけます。
ねこぞーには、頂き物のうなぎを焼きました。
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地下鉄で行こうか、どうしようか、思案中。
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毎日、暑い日が続いているけれど、
今日から秋がはじまったように、感じた。
空気の透明感と風の感触が、昨日までとはまるきり違ってしまった。
今年は、一度も海を見なかったな。
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暑い。暑すぎる。今年二度目の30度越えか。
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今日、出がけにねこぞーが、宇津井○さんのことを
「なんで巻き込まれちゃったんだろな」と言った。
話し合った結果、
あのドラマのなかで(解決能力はないものの)唯一まともな人物が
おかくらのとうちゃんなので、放送局としても、びっとした俳優さんを持ってこざるを
得なかったんだろう、ということになった。
ああ、暑い。黙っていても汗が出てくる。思考能力が限りなくゼロに近づいていく。
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今日は、ねこぞーの代休の日だったので、ふたりでごろごろ。
ところが、午後三時、突然ねこぞーが
「散歩に行こうよ」
と言い出した。あら大変。
ねこぞーのお誘いは可能な限り受ける、というスタンスで生きることを
昨日決意したばかりの私、すっごい早さで日焼け止めだけ塗りたくり、
不安と汗にまみれながら、一時間ほどその辺を散歩してきた。
ちなみに、散歩のお誘いを受けたのは、今年はじめて。
残念だったのは、最近不安が強くて、あまり楽しめなかったこと。
帰りがけ、大学構内のビール園に寄ってみる?と誘われたけど、力、尽きて断念。残念。
でも、楽しかった。
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