◇日記◇
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◇◆◇◆
雨。
雨だと外が騒がしい。
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昨日は、大冒険をした。
なんと、朝の地下鉄に、それも都心部へ向かう方の地下鉄に、乗ったのだ。
八時前だったから思っているよりは空いていたけれど、
正直いって、怖かった。
降りてからが、また、怖かった。
ホームには人がいっぱいだった。
疲れたのだろう、午後はぐっすり昼寝して、夜も早くに寝たのだが
まだ、疲れている気がする。
もう一度乗れ、と言われたら……乗れそうな気もするけれど、今日はダメ。
まだくたびれている。
◇◆◇◆
重くてべたべたで、あまり風情のない大きな雪が、ばさばさと降ってきて
まふまふと積もった。
雪だるまも簡単に作れるような、しめった雪が、まふまふと。
なので、雪だるまを作った。
簡単にできた。
これなら、壊れないかまくらも作れそう。
楽しい。
◇◆
今日はちょっとおでかけ。
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昨夜も寒かったようで、結露が凍っていた。
◇◆
母は、客観的にみると、そう嫌な人間ではない。
ただ、私にとってはパワーがありすぎる。
今年は、ヨーロッパへ行くそうだ。
父を置いて、10日間行くという。
私が小学校一年のときにも、一夏、アメリカに行ってしまったことがある。
父と私と祖父母を置いて。
そういう、はたから見たらある種の芯の強さと見えるものが、
私から見たらわがままに見えるのだ。
そこが、私がつい批判したくなるところ。
◇◆
私が大学生のとき、赴任してきた女性の教授が
ご主人と次女をそれまでの家に置いて
長女とふたりでこの地に来て、
「長女に家事一切をやってもらっています」
と言ったときに、ものすごく嫌な気持ちがして
その先生の授業を取るのを止めたことがある。
その長女の方がどういう気持ちで、教授の家事一切を行っているのかは
わからないが、私はたぶんその時、自分に重ねたのだろう。
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私も、やぎママんちで
こんなの見つけて
作ってみました。
2007年01月26日(金) |
マイナス…10度くらいか? |
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寒い。
朝外に出たら、靴の下で雪が、きゅっきゅっと鳴るくらい寒かった。
夜の間に、かなり気温が下がったとみた。
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ねこぞー、熱はすぐにすっかり下がったのだが、だるいらしい。
確かにね。
いくら、風邪の熱とは違うとはいえ、体には負担だろう。
早くよくなりますように。
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また、ねこぞー発熱。
11月12月、そして1月と、続いている。
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今日も、私がもう寝るね、というと俺も、とついてきた。
こういうときが危ない。
◇◆
午前3時。うなり声で目覚めると、38度5分。
寒い寒い、というので、毛布やら毛布やら、毛布やらをかける。
ひとしきりうなり、しゃべりる。
−なんか苦しい
−どこが苦しいのかはわからない
−でも苦しい
−脳が煮えてきた気がする
ようやく静かになったと思ったら、
午前5時、
−なんかオレ、水っぽい!
と叫んでがばっと起き上がった。大量の汗をかいていた。
シーツもタオルケットも変え、紅茶を飲ませて、今、また静かになったところ。
私は、すっかり目が覚めてしまった。
今日は、私も使い物にならんかも。
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なんといっても、寝ている間に大きな地震が起きるのが怖い、
その対策には、まず枕元に、ペンライトと笛と服と靴だよ、と
どこかで聞いてきて力説するねこぞー。
そうだね、そのとおりだね、と同意する私。
じゃあ、今夜からそうしよう、と私たち。
◇◆
そして、朝。
目覚めると、私の枕元には、とりあえずスリッパと着替えが置いてあり、
ねこぞーの枕元にも置いてはあるんだが……ねこぞー本体がいなかった……
まずは、寝る場所を定めるところからだな、ねこぞー。
それとも、もって歩く?ねこぞー。
◇◆◇◆
昨日、玉春日が勝ち越せて、ほっとした。
それまで七連勝だったのに、日記に書いた翌日から、実に六連敗。
なんか、私ががんばれって書くと負ける気がするんだよね。
今日は、千秋楽。気楽にいってください。
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今日は、早起きした。
ねこぞーは、今日もシゴト。
一日いないので、今、ゆっくり煮物を炊いているところ。
お豆とか、お芋とか、お肉とか。
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昨年秋頃からだっただろうか、ねこぞーがトイレットペーパーを
自主的に補充するようになった。
◇◆
それまでは、買うのも私。補充するのも私。しんを捨てるのも私。なにもかも私。
それが、ねこぞーが参加するようになってから、とっても何かが(何が?)ラクになった。
それで、ねこぞーに毎回、ありがとう、と言っていた。
ありがとうは、人間関係の基本である。
◇◆
そうしたら、驚いたことに、私から、ありがとうありがとう、と言われるのがねこぞーに
とっては新鮮な社会的報酬だったらしく、かつまたビビッドな強化刺激となったらしく
今年からは、トイレットペーパーの補充はねこぞーがすべて行っている。
◇◆
「ありがとう、また補充してくれたんだね」
「うん。ボク、こんな小さなことしかできないけどさ」
「小さなことじゃないよ、ねこぞー、家事ってこういうことの積み重ねだもん、
大事なことだよ、すっごく嬉しいよ、ねこぞー」
「うんっ」
というわけで、ねこぞー、順調に成長(これを成長といわずして何を成長といおうか)。
◇◆
現在、我が家のお手洗いには
上のホルダーに使いかけのトイレットペーパー、その下のホルダーには予備のが、
さらにもう一個、予備の予備のトイレットペーパーまでがスタンバっている……
多少、トイレットペーパーの数が多くたってかまうもんか。
ねこぞーのやる気をそがないことが、第一だ。
私は、今、ひそかにねこぞーを、トイレットペーパーマンと呼んでいる。
次は、なにマンにしようかな。
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今日は、あの大地震の日だ。
いきなり命を絶たれた人たちの眠りが安らかであることと
残されて生きなければならない人たちの心の平安
まだ傷の癒えない人たちの苦しみがやわらぐことを願った。
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昨日、玉春日のことを書いたからか……負けてしまった……
デーモン氏のコメントは面白かった。
そう。大関の器と言われていたんだよね、玉春日。
同じ押しでも、千代大海とは全く別の取り口の名大関になったろうに。
怪我が惜しい。
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今日のびっくり。
ぶらっ○じゃっく●よろしく。 なぜ? なぜ、モ○ニ●グから移るの? なにがあったの?
三國連太郎。 文○春秋を読んでびっくり。こういう経歴の人なのか。
私の知り合いを思い出した。 父と母が不仲。父はほとんど家に帰らず、しかも父はその人の本当の父ではない。 姉は父と母の子で、姉とその人は十五も年齢が離れている。 母はその人がまだ幼いうちに亡くなり、その人は姉に育てられた。 そして、母には、兄妹が何人かいるが、自分は会ったこともない。 なにか、すべてが謎に満ちているのだ、という人を思い出した。
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友達に、今年は結婚して20年なの、と言ったら
えらい、よくがんばった、すごいよ、とてもえらい、
とものすごく褒められて嬉しかったが、
えらいのは、ねこぞーの方じゃあるまいか
との疑念が頭から離れない。
ねこぞーには言わないが。
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なんだかなぁ、という感じ。
行動的には、好調である。
精神的にも落ち着いている。
昨日のお出かけも、うまくいった。
でも、なんだかなぁ、という感じ。
わかった………………毎日、毎日、どこかから遺体が発見されるからだ……
そういうニュースを見ないようにしているのだけれども
どのチャンネルのどのニュースでも「発見」が報道されている。
昨日の続報かと思ったら、違う遺体だったりする。
せめて家のなかだけでも、ほっこりさせよう。
◇◆
といってるそばから、「あい●け」が映画になったっていう話ししてるしっ。
ちょっと、毒づく。
どーして、ジュンイチさんという方は、愛する人を殺す話しばかり
書くかなぁ。最初の恋愛の影響なのかなぁ。
それによって、恋愛と死、が彼の中で不可分になってしまったのかなぁ。
恋しくてたまらない人が自死したことでの苦悩は、わからないでもないが。
ひとりで死なせるくらいなら、自分もともに死にたかった、あるいは
自分が死なせてあげたかった、と思ったのだろうか。
この作品でも、恋愛の純粋さを極めようとすると、
生きてはいけなくなるっていうことを言いたいんだろうけれど、
恋愛なんて、そもそも不純な動機(恋愛してるときには気がつかないけど)に
基づいているもんだし。
純粋、なんてものは、化学の実験室のなかにしかない、と思うんだけど。
……まだ私の、人間関係認識が幼いのだろうか……
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ちょっと出かけてくる。
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ああ早く、文春が読みたい。
キミコさんという人が文春に書くらしい。
東京は、もう発売になっているのかな?
ウラヤマシイ。
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昨日は、その車ごと凍っちゃってた車に乗って、買い物にでかけた。
駐車場に車を入れたら、おじさんたちが飛んできて、車から雪をこそげ落とそう
とする。機械のなかで溶けたら困るらしい。
で、ガリガリやったあげく 「ダメだ、これ。しばれてるわ」
と言われた。あはは。
10分やそこら走ったくらいじゃ溶けないのね。
昔は、そういうときってエンジンがかからなくって、チョークつうのを
ひっぱったり、暖機運転をしたりしてたけれど、
車そのものの性能がこんなにも良くなったのね、と少し感動する。
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今日もまた、車は車ごと凍り、家のなかの結露も凍っている。
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朝から雪かき。
雪かきは、好き。
しかし、量は積もってはいなくても、暖かい雪なので重かった。
かつ、その前に雨が降っていたため(!)、車が車ごと凍っていた。
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今日もねこぞー、代休なんだけれど、
今週の日曜日の代わりなのか、来週の土日の代わりなのか、よくわからない。
いずれにせよ、休めるときに休むのはいいことかも。
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今年の占いがついている雑誌にワタシは弱い。
今日もまたその弱さを発揮して『婦人○論』を買った。
それにしても、みかんが高い。
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解夏、というのもベー○ェット病を扱っていたが、
マツさんという人も、○ーチェット病だと報じられて、
ねこぞーも同じ病気なだけに、複雑な気持ち。
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失明、ということばかり取り上げられるけれど、
日常生活での様々な症状も、大変辛いだろうと思ったり。
失明したらどうしよう、じゃなくて、その前にいっぱい辛いことが
あるんだよな、と思ったり。
関節が腫れ上がり歩けなくなったり、高熱が出たり、目が白濁したり、
ねこぞーが左目の視力を失ったのは、25歳だったよな、と思ったり。
病気がわかったのが結婚直後で、
強い薬を使うから子どもはしばらく作らないで、と言われたこと
やがて、会社を辞めざるを得なくなったこと
一年間、療養したこと
そんなことを思い出したり。
難病難病、と報道されるのが、とてもいや。
まわりの人が泣くのが、とてもいや。
難病なのに、明るく前向きに生きていて素晴らしい、というコメントがものすごくいや。
たぶん、マツさんも他の大勢の人も、そうするしかないからそうしているだけ。
安っぽいお涙頂戴番組が、すっごくいや。
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まな板を削ってもらおうと出かけたのだが、
職人がいなくなったので、もうやってないんです
と言われ、新しいまな板を購入。
今年は、結婚20周年。
ついでに、この土地に引っ越して15年、この家に移り住んで10年。
結婚当初に買った洗濯機も掃除機も冷蔵庫もストーブも、もうない。
アイロンも壊れたし、炊飯器も買い換えた。
当時からあるのは、タンスとまな板くらいのものだ。
あ。ねこぞーもだった。
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昨日は、ねこぞーシゴト始めで出かけたのに、今日はウチにいる。
明日シゴトなので、その代休なのだそうだ。
一体、代休が多すぎるのだが、超過勤務手当を出すかわりに休みをくれるらしい。
ま、いいか。
◇◆◇◆
さて。
暮れに、妙なものが実家に迷い込んだ。
ねこぞーと私が買い出しに行くのを、父が見送りに出てきたところにそれは現れた。
茶色の、耳が垂れた、ミニチュアダックスみたいだけど、毛が長い、わんわんと鳴くヤツ。
かなり人なつこく、おそれずに近寄ってきて、しっぽをパフパフパフパフと振る。
犬だった。
首輪をしていて、散歩用のヒモもついていたので、大方、人ももれなくついてくるはず、
と10分くらい待ったのだが(人が転んで、その間に犬だけ走ってきたのかと思って)、
誰も来ない。夕闇が迫る。
おうちにお帰り、と言うと、ウチに入ろうとする。違うよ、ここじゃないよ、と言うと
父にじゃれる。めちゃくちゃ、父になつく。
その人は飼い主じゃないよ、と言っても、いいの、かまわないの、遊ぼうよ、と言う。
その様子が、無茶苦茶可愛い。
でも、遊んでる場合じゃないんだよ、と相談の結果、交番に届けることにした。
ヒモを持つと、喜んで、喜んで、はしゃぐ。
おさんぽ? おさんぽいくの? ボクおさんぽ? と言う。
その様子も、すっごく可愛いが、残念ながら、お散歩じゃない。
いや、交番だから、と言いかけ、そうだ、好きに歩いてごらん、お前のうちに帰れるかも
と持ちかけてみると、わかった、と左隣の家の方へ歩き出した。
ところが、お隣には、大型犬がいる。わわわん、と吠えられ、ウチに逃げ込む。
怖がって、先に進みたがらない。
仕方なく、抱っこして隣の家の前を通り過ぎ、さあ、歩いてごらん、と言うと、
小走りで歩き始める。案外スピードが速い。待って、待って、と言うと、待つ。
そしてまた走る。そのわりには、ヤツはいたるところで立ち止まる。木の根元をかぎ、
雪のかたまりをかぎ、おしっこまでする。
信号が赤でも渡ろうとする。危ないよ、と注意すると、喜んで足にじゃれる。
こっちが危ない。
ようやく、交番に着くと、今度はおまわりさんにしっぽを振って飛びついていった。
あはは、誰でもよかったのか。
◇◆
で、後日、その犬がどこの犬なのか、判明した。
わわわん、と吠える大型犬のいるお隣の家の犬だった……
他にも犬を飼っていたなんて知らなかった私たちも私たちだけれども、
いぬって……ホントはばかぁ? とは私の感想。
いや……あの犬がばかなんじゃないの? 賢い犬もたくさんいるし。とねこぞー。
なんか、いい人生勉強になった(笑)
◇◆◇◆
忙しいお正月が終わった。
−楽しかったこと。
ランチマットを縫った。私にしては、ものすごく良い出来。
−美味しかったもの。
かに。きんとん。黒豆。
−ショックだったこと。
『かわせみ』の新しいシリーズを読んだら、源さんが……
東吾も……
代替わりしたのはかまわないけれど、るいの名前も語られないなんて……
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