◇日記◇
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久しぶりだと、何を書いたらいいのか、わからない。
昨日は鯖の味噌煮を食べた。 今日はカレーの予定。
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幼子は、まもなく三回目の手術に出発する。
目の動脈に直接抗がん剤を入れる。
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母は、結局は寂しいのだろう、と思う。 だがすべてを怒りにかえてぶつけられると、 電話ごしであっても、怒鳴られると、私は反射的に萎縮する。緊張する。 具合が悪くなる。 ますます近寄りたくなくなる。
行きたくなくても行かねばならないとき、さっと母の顔だけを見て 帰ってくることにしている。 「忙しい」を口実にして。 それを母が、がーっと怒った。 私も、ずっと申し訳ないと思ってきた。 なので、私の申し訳ないツボにはまってしまって、エンドレスに 自分を責めるモードに入ってしまった。
私には、母への自然な愛情がない。 最初から、ない。 この人は誰?と幼い私は思っていた。 それくらい、疎遠な人だった。
父には抱いていたような素直な、ただただこの人が好き、という種類の 愛情が、母には抱けない。 そのかわり、愛情のあるふり行動で補ってきたつもり。 でも、母には見抜かれている。 わかっている。 わかっていても、私にはそれしかできない。 だが、母は、本当の愛情を、たぶん求めている。
無理。
こんなにがんばっているのだから、見せかけだけだとしても、 それで満足してくれないだろうか。
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