◇日記◇
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人と誠実に向き合うとはどういうことか。
●と話をするとき、いつもこのことを考える。
最初は、愚痴を聞いて、共感していた。
だが、それも四年目に入り、毎回同じ話の繰り返しになると
それは違うんじゃないの、と思うところも出てくる。
状況が変わってきているのに、同じ所にとどまり、
自分は悪くない、相手が悪い、相手が憎い、という繰り返しじゃ
どうしようもないんじゃないの、と思う。
なので、たまに、そう言ってみる。
半年に一回くらい。
適当に調子を合わせて悪口に同調する態度と、
それは違うんじゃないの、と指摘する態度、
どちらを好むか、はわかりきっているけれど、
あえて私がそうする理由を少しでいいから考えて欲しいのだけれど。
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あまりに寒く、ちょっとイヤ。
でも、急に暑くなるよりは、急に寒い方が
まだ体にはラクな気がする。
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忙しい一週間だった。
風邪をひき、病院に行き、ひたすら眠っていた。
その合間に、ご飯を作って食べ、
さらにその合間に、初節句の兜の話を決めた。
今日から、また風が冷たくなっている。
明日と明後日は、雪らしい。
今年は二月が暖かかった分だけ、ここにきて足踏みしている感じ。
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幼子の、左目の大きな腫瘍はなくなったらしいが
ガンの芽が網膜全体に広がったとのこと。
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百恵ちゃんの「いい日旅立ち」はこんなにも美しい歌だったのか、と
列車の走る映像を見ながら思う。
雪に覆われた広大な大地を走る列車。
どこまでも原野。
そのなかを列車が走る。
どこまでも走る。
ここはどこ、と思うけど、北海道。しかも、道央、道南。
N○Kがちょっとだけ本気を出すとすごい。
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知事に立候補した人の話をちょこっと聞いた。
ダメだと思った。
いい人っぽいふりをするところが、まずダメ。
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週末を片頭痛で寝込み、今日からようやく普通の生活に戻った。
10日の締め切りも終わった。
次は、20日。
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久しぶりに母の顔を見てきた。
母は、自分がどれだけ私を怒らせたか、わかっていない様子だった。
自分が電話口で怒鳴ったことも忘れているのか。
小さい頃からなついてないのだから、
今更なつくことなど期待しないで欲しい。
この距離を保ったまま、そっとそっと生きていくのがお互いのためと思うのだが。
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今週は、全力で取り組んでみた。
第一稿ができた。
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話題のドレス、最初は青黒にしか見えなかったのに、
次の日に、白金に見えてから、もうずっと白と金。
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何かを待っている時、わくわくするけれど、疲れる。
自分が動き出すのを待っているときは、本当に疲れる。
いま、そんな感じ。
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夕方、小一時間散歩した。
ぬるい雪が降っていた。身体に触れるとすぐに溶ける雪。
冷たかった。
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私が悪いと思ってきた。「母的なものへの愛情」は、祖母に向けられていた。
ゆえに、母は、一層祖母を憎んだのかもしれない。
祖母が亡くなり父も亡くなった。
私を独占できると母は思ったのだろうか。
私の「母への愛情」が母へ向く、と思ったのか。
我慢に我慢を重ねたのだろう、だから
「忙しい」を口実に自分を避ける娘にいらだったのだ。
それは、悲しいという感情だよ、と教えてあげたい。
私を怒鳴らないで、と。
私も、悲しいんだよ、
お母さんを嫌いなのではないけれど、一緒にいられないのだから。
一緒にいると、昔のあれこれを思い出す。
緊張する。
疲れる。
だから、あまり長くは一緒にはいられない。
はっきりと告げた方がいいのだろうか。
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