壁紙:しろくろねこの家さん
もうひとつの浪漫|
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そこには 昔の君が居た 紛れも無く そこに
僕は「今」がいい 「今」が いいんだよ
笑ってる顔も泣いている顔もすべて 「今」がいいんだよ
逢おうよ そして 抱き合おう 求めて 求め合って
唇も胸も腰も さらけ出して 抱き合おう
「今」を
修正する? 戻せるはずないじゃない
あなたと暮らしたのは ほんの少しだけれど 濃密でもう引き戻せないほど わたしは あなたに染まってた
あなたは 軽くわたしの額にキスをして笑った 決して瞳は笑ってなかったけれど
その頃は それが よかった 冷たくて でも 優しくて そんな あなたに 酔いしれていた
でも わかったの わたし わかったの それは 恋 で 愛 じゃ ないってことに
だから 離れるの そっと 引き潮のように
ずっと逢っていなくても ドキドキは変わらない 想い続けるっていいね
そして
逢えた時に 甘えると 可愛がってくれる あなた 大好きよ・・・・
そっと 唇を あてて やはらかい感触に浸る 唇は 知っているの 何もかも
無機質な瞳 空(くう)を見つめる 人形のように
そうよ
イケナイことをしているわ わたしの上の荒い呼吸 あなたでは ないから
だけど
今日は そうしたかった ただ 激しく 求められ 愛されて 「女」に なりたかった
嵐が去っても わたしの上の重いもの そのまま
あなたは なんて 言うでしょう
ただ・・・・
僕の
僕だけの 君で 居て欲しい
ねぇ 囁くってさぁ・・・・
電話じゃ 無理だよね
だから
デートしようよ
君のその耳 僕の囁く声で埋めてあげたい
愛してるんだ
だから・・・・
しなやかな指で
髪をかきあげて
あたしは・・・
その感触に
酔いしれる
ねぇ・・・・・
もっと あたしに 触れて・・・
空気は若葉の匂い 緑が 溢れている 穏やかな晩春の風 仲良く踊る 二匹の蝶
ただ
黙って歩く 湖面に太陽が反射して ギラリと揺れる・・・ サングラス越しでも 眩しさに目を細める
短い時間でも あなたと居られる それだけで ううん それが
幸せというものかもしれない
「今から電話していいか?」
「ええ〜〜 いいけど いいけど」
心臓が口から飛び出しそうな私に携帯は容赦なく鳴る。
努めて落ち着いて出ようと思うけど声が裏返っている。
“ったくもー いい加減慣れろよぉ。”
どっかから 囁く声が聞こえた。
「元気か?」 「うん・・まぁ でも、余計熱出そう」 「声は元気だね 安心♪安心♪」
何気ない話だけど、受ける私は部屋の中をウロウロしてしまう。
恋と呼ぶには淡すぎて、かといって友人かと言うとそうとも言えない微妙な関係が、ぼんやりと続く。 それでも、こうやって気弱な時に そっと気にかけてくれる関係って 私の中ではとってもありがたい。
現実でもなく、かといって本当の仮想でもなく、プチバーチャルと呼べるあなたとこうやってぼんやりでいい ずっとのんびりやっていけるって、いい。
話が終る。 携帯を閉じる私の瞳に映る通話時間は2分を半分も超えていた。初めての“長い会話”
でもね、何、話したっけ・・・?あはは またがっかりさせちゃうかしら。気持ち、いっぱい いっぱいだったんだもん。
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いやぁ・・・S嬢に刺激受けてSSに挑戦したけど、難しいっす(汗) *あーにゃ*
忙しくしていることは たぶん キライじゃないと思う
だけど 忙しさに負けるのは キライだと思う
もがきながら 実はどこかで 言い訳してる
そんな自分が ナサケナイ
22歳の4月18日 葉桜の下のウェディング そして 誓い合った言葉
あの頃から 少しは オトナになれた? 普段は呼んだこともないけれど そっと 心の中 呼んでみようか
“あなた”と・・・・ 15年 ありがとう また これからも “じゃじゃ馬ならし” よろしくね
其の日 予感があった あなたから電話が来る様な気がして いつもは 置きっ放しの携帯を ジーンズの後ろポケットに突っ込んで 台所に立つ
思ったとおり電話がきた
わたしのシックスセンスも捨てたもんじゃない
何気ない毎日に色を与えてくれるエッセンス 先に何の約束もなく 終わりも自由な つながりに 少しだけ助けられ 生きている
そう 生きている・・・
走り去るような 短い時間 ボタンを押す指先に 精一杯の愛情こめて
何気ない一言で 幸せになれる瞬間
今日も 頑張れたよ ありがとう
静かに降る雨
窓から外を眺めては 遠い彼方に想いを馳せる
逢いたいけれど時間がなくて 甘えたいけれど余裕がない
あなたも わたしも
走り抜ける世界に生きている
ただ お互いの近況を囁きあって 気持ちを繋いでく
そして 今は それが 嬉しかったり 元気でいてくれることが 幸せだったりする
生まれてきてくれてありがとう
8年前の産声の日 桜が満開だったね・・・
思い出して 今日のお風呂は 桜の香り
ポチャン・・・
そこからはじまる何かがある
この風の向こう側
確かに存在するあなたに向けて
夜毎 想いを飛ばす
桜 散ったね
SOS・・・ 受け取った
だけど・・・ ただ
元気だして
と 伝えるだけ
ごめんね
あーにゃ
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