壁紙:しろくろねこの家さん
重たい雨雲 その上にある太陽 すり抜けたら 待っているんだろうか 何かが・・・・
少年がオトナに近づいてく
」 物語は 自然に始まる 君とボクも自然に出会った 蛍の飛ぶ夕暮れ 精霊のような君 魂を抜かれたように ボクは 毎晩 君に会いにいった それから もうすぐ 一年さ 今夜も 居るはずのない 蛍の飛ぶ川に佇む
鐘の音が 響き 降り注ぐ祝福 永遠の愛は 今 始まった いつまでも いつまでも
黄昏のやさしい風 頬をすべり 髪を揺らし あなたの声 運んできた 風邪をひいたの? 少し心配 でも 笑い声 少し安心 躊躇うこと なかったね 「声がききたかったの」 正直に言えた 今日は 素直になれていた?
抱きしめた あなたの後ろの顔 深遠な瞳 漂う危ない香り 解っていても 引き込まれてゆく
温泉に 浸かってほぐれた 心とからだ もっと揉み解してあげましょう いつの日か・・・ そう あなたの瞳に映るその時に
抜けるような青空 恨めしげに眺め 玄関に向かう 伏せた睫毛に そっとくちづけ 微かに香るシトラス 少し微笑む 疲れが見える 「気をつけて」 手を振る先に 夏の日差し
さ れ た あ な た の 声 に ざ わ ざ わ と 見 つ め る 先 に 紅 さ し の 指
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