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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2003年08月13日(水) ■
親に愛されていると思いますか? たぶん・・

少年犯罪が続く中、テレビで彼等の心の動きを知ろうと
ごく一般の子ども達にインタビューしていた。
その中のひとつの質問。
「あなたは、親に愛されていると思いますか?」
そして、その答えが「たぶん・・」
それをモニターで見ていた両親は、愕然とした。
母親は「はい、もちろん」と答えて欲しかったに違いない。
その後もインタビューの中で、父親の話題は一度も出なかった。
父親は「楽しく付き合っているつもりだったのに・・」と嘆く。
ごく普通の、どこにでもいる、しあわせそうな家族、
両親と12歳の子どもの関係が浮き彫りにされていて、思わずメモをした。
そういえば、チャゲ&飛鳥の「始まりはいつも雨」の中に
「愛してるかい?愛せてるかい?」というフレーズがあったのを
急に思い出した。
親として、一所懸命わが子を愛している、それは間違いない。
だけど、その愛がわが子に伝わっているかどうかは、わからない。
こんなに愛しているのに・・・と嘆く前に、
自分の愛を、子どもが感じてくれているのか、確かめてみるといい。
子どもに限らず、愛する人がいる人は、尋ねてごらん。
「私はあなたを、うまく愛せていますか?」って。



2003年08月12日(火) ■
野球というゲームは、27個の「死」で構成される

ジャイアンツの川相選手が、大リーグの犠打記録に並んだ。
全国紙をはじめ、地方の各紙まで、その記録を讃えて記事にした。
どの新聞が、どんな扱いをするのか、私の関心ごとであった。
タイ記録で記事にかるのか、新記録で記事にするのか、
記録に注目するのか、人間川相にスポットを当てるのか、
夕刊扱いか、朝刊扱いか、写真の有無は・・。
驚いたことに、朝日新聞が一番とり上げていた、4回も関連記事が。
中でも、人間川相昌弘を「ひと」で紹介し、
彼のコメントをうまく使いながら、野球を知らない人でも、
人間性を充分理解できる内容であった。
「いかにバットの芯を外してボールの勢いを殺すか。
差はボール一個分。そこに自分の技術のすべてを賭けてきた」
このフレーズがとても印象に残っている。
さらにページを変えてスポーツ欄。
「犠牲に込めた勝負魂」のタイトル。
そして私が選んだ「犠打」イコール「死」という視点。
さらに「川相は自らの『死』に息吹を吹き込むことで、
チームの勝利を目指し続けた」という表現。う〜ん、と唸った。
ほとんど選手は「死」(アウト)が嫌で、努力する。
川相選手は、その「死」の為に、努力する。
プロ(野球)という世界、生き残るには人と違った才能が必要であると
あらためて実感した記録であった。



2003年08月11日(月) ■
期待されるってことは、幸せだ

元ノルディクスキー複合選手、荻原健司さんの
甲子園レポートだった。
「甲子園は重圧とともに」の題字も自筆の新聞エッセイである。
期待される球児のプレッシャーと、
冬季五輪の時の自分が感じたプレッシャーについて。
その中で彼は、競技をやめた今だから言える、と前置きしながら
「期待されることが、どれだけ幸せなことか。
絶対、いい経験になる」と言い切っていた。
以前、駅伝の選手に「期待されることって凄いことなんだよ」と
話していた監督を思い出したが
彼は、それ以上に「幸せ」なことだと定義した。
期待もかけてもらえない・・これは淋しいこと。
期待とは「よい結果や状態を予期して、その実現を待ち望むこと」
だから、そのの大きさではない。
自分以外の誰かが、自分のよい結果を望んでいてくれる。
このことが、幸せなのだ、と言いたかったのだろうか。
期待と同じ大きさで、不安が存在する。
だから「不安だ」と言われるのは、
「期待しているよ」という裏の表現でもあると考えてみよう。
不安に抱いていること・・もしかしたら、期待してませんか?
そんなことまで、考えてしまったフレーズだった。



2003年08月10日(日) ■
撮影に邪魔なロープは、背泳ぎ用とフライング用

地元の水泳大会ということで、台風一過の中、プールへ取材に出かけた。
暑い日差しの中、ドーム形の屋根を開放しているとはいえ、
蒸し風呂、サウナ状態だった。
25メートルのプールであるが、潜ると25メートル先が見える、と
利用者の声。けっこう自慢らしい。
できれば、飛び込みのシーンを撮りたいと、絶好の位置を決めると、
プールを横切るロープが3本、どうしてもフレームに入ってしまう。
いくら子供達が多く参加する水泳大会だからって、
国旗をつけるわけじゃあるまい、と考えていたら、
競技プログラムが進み「背泳ぎ」になって初めてわかった。
両端にあったから、あと5メートルの目印であることが・・。
しかし、理解できなかった真ん中のロープ。
読者の方はご存じですか? 
フライングに気付かずに泳いでしまった選手を止めるためにあることを。
実際、低学年のレースでは使いそうになったので、自分の目で見て納得。
先日の水泳世界選手権に、そんなロープあったかなぁ・・と苦笑いした。
また、ひとつ新しいことを知った。それが嬉しい。
知らないことだらけだけど、いろいろなことに疑問を持つと、
教えてくれる方が、自然に、そして偶然現れる。
「その歳になって、そんなことも知らなかったの?」と言われても
私はめげずに質問し続ける。こんな私におつきあい下さい。



2003年08月09日(土) ■
偶然、映っちゃったらどうするんだろうね

朝から、台風情報をテレビで見ながら、自宅待機。
いつ、職場から非常召集がかかるかわからないから・・。
画面は、全国各地の駅や空港を映し出し続けている。
そんなシーンを見ながら、妻が横で呟いた。それが気になる一言。
大学生くらいの若いカップルが那覇空港で足留めされている。
友達と行く・・と家族に言ってきて、実は彼氏と旅行、
そんなシチュエーションを想定してしまった妻。
「秘密の確率」×「偶然、映ってしまう確率」×「家族が見る確率」、
どれくらいあるのだろう、と考えた私。
まぁ、こんな日はニュースで流れる可能性が高いのだから、
そんな行動をしないに限るね、と意見は一致した。(笑)
まさか、妻がそんな視点でテレビ画面を見ているとは思わなかった。
推理小説やサスペンス映画の見過ぎとしかいえないな、
それとも、単なるゴシップ好きの中年おばさんだよ、それでは。
しかし、肖像権、プライバシーの権利が叫ばれる中、
ニュースや新聞に偶然掲載されてしまう可能性があるということは、
そこから始まる事件もあるということ。
出来るだけ「広報」の腕章を身に付けて、写真を撮るけれど、
気をつけなくちゃいけないな、と実感させられた一言であった。




2003年08月08日(金) ■
規則正しい生活は「早起き早寝」

愛読書の「クロワッサン」に載っていた健康法のひとつ。
昔から規則正しい生活と言えば「早寝早起き」だったけれど、
自分の意志でコントロールできる起床時間を一定にする
早起きの方が大切だし、
よく眠れるかどうかは、毎朝の起床にかかっている。
そんな内容だったと思うが、私の注目は「プラス思考」だった。
横になれば、あっという間にいびきをかき出す私は、
就寝時間もコントロールできるけれど、ほとんどの人は
寝ようと思ってもなかなか眠れない・・なんて話をしている。
しかし「起床時間」は(目覚まし時計をかけたりするかもしれないが)
自分の意志で、何時に起きようと決められる。
私も、最近「早寝早起き」をしていると自慢していたが、
実は「早起き早寝」だったことに気が付いた。
寝る時間が遅くなっても、決まった時間には目が覚めて起きる。
これが、規則正しい生活だったんだと気が付いたから、メモをした。
これからは「体調はどうですか?」と聴かれたら
「勿論いいですよ、早起き早寝ですから・・」と答えたいと思う。
そして「早寝」より「早起き」の効用を伝え、みんなに薦めたい。



2003年08月07日(木) ■
大人の自由研究をしてみませんか?

ラジオから流れてきた会話だったので、前後を聞き逃したけれど、
面白そうだな・・とメモをした。
推薦図書の読書感想文も、何かについて徹底的に調べる自由研究も、
学生の時は嫌だったけれど、今なら楽しく出来るかもしれない。
誰に提出すると言うわけでもないけど、
せっかくの夏休み、ただ寝てテレビ見て、ビール飲んで
気が付いたら終わっていたという厚生休暇より、
なにか自分しかできないものを見つけて、
自由研究に纏めるのも悪くないな・・そんなことを思った。
子どもの時より本が読みたいし、子どもの時より勉強したい。
映画の感想文でもいいから、なにか形に残したい、と思う。
たぶん、何をしたいのか、それを見つけるのが一番大変で
課題が決まったら、意外と簡単に出来るような気がしている。
別に焦ることもないし、短いけれど冬休みもあるのだから。
今は毎年、少しずつ自分の生きた証を貯める事が私の楽しみ。
それは誰かに自慢できることでなくてもいい。
自分に自信をつける為だから。
市町村合併が騒がれはじめ、私たち地方公務員ができることは、
ひとり一人が力を蓄えておくことじゃないのかな?
大きな組織に埋もれないために。



2003年08月06日(水) ■
本文は「読ませるもの」タイトルは「見せるもの」

編集会議九月号、今回の特集は「文章力」。
実は、次号発売までに読みきれるだろうか、と心配になっている。
それくらい読み応えがあるので、騙されたと思って
880円出して欲しい。絶対、損はさせない自信あり。
(若い売り子から買う東京ドームの生ビール800円とは比べられないが)
今回も、とりあえず大きな見出しから・・といつもの調子で
何気なくペラペラめくったが、なぜかタイトルを見るたびに止まる。
これはたまらない、と感じながらも、私はその理由を知りたかった。
ところが、その答えもこの本の見出しのひとつになっていたから、
思わず、これだけは伝えたい、とメモをし取り上げてみた。
説明は要らないかもしれない。
ただ、読者が「読みて〜っ!!」と思わせるタイトルは、
東スポではないが、瞬間的に目に飛び込むキレの良さが要求される。
そんなことが書いてあった。
私の場合「気になる一言」イコール「タイトル」だから、
あまり意識したことがなかったが、自然とキャッチの方法を
学んでいたのかもしれない。
今でも、何年か前に書いたコラムが、タイトルだけで思い出せるのも
頭ではなく、目とかリズムなどで記憶しているに違いない。
「タイトルに惹かれて、読んじゃった」と言われるのが一番嬉しい。



2003年08月05日(火) ■
北口は、ベテランの運転手が多いんですよ

静岡に打ち合わせに出かけて、いろいろな台詞をいただき、
私のメモは溢れていたのだけれど・・
帰り、静岡でちょっと一杯・・となって、遅くなった。
そのうち窓の外は雷とともに、雨が降り出してきて、大慌て。
新幹線で三島駅に着いたものの、北口のタクシー乗り場は、
突然の雨で困った人たちがごった返している。
とっさの判断で、南口のタクシー乗り場へ切り替え、事なきを得た。
「突然の雨は、タクシーの稼ぎ時ですね」と笑いながら話しかけたら、
「北口で待機のタクシーは稼ぐんですよ」と返ってきた。
理屈は簡単。南口のタクシー利用者は、市内や隣町の近距離が多い。
それに比べて北口は、裾野や御殿場など、
三島駅から長距離の利用が多く、料金メーターは増え続ける。
そして、その配置は新人ら経験が少ない運転手は南口。
経験の多い年配者は北口と、暗黙の了解のようになっているようだ。
うまく言えないけれど、こんな仕組みを知ると誰かに教えたくなる。
だから、あえて打ち合わせのメモより、この台詞を取り上げてみた。
その業界だけで通じる仕組みやルール。
これからも、発見した時点で、どんどん紹介していきたい。
雑学とは「役に立つ無駄な知識である」と言った人もいるから・・。



2003年08月04日(月) ■
その帽子、開幕3連戦ですよね

週末のイベントは、予想以上に忙しく、予想以上に暑かった。
もう、やってられないよぉ・・と愚痴をこぼしたくなったその時、
一人の若者がそばに寄ってきて、私の頭を指差し、こう呟いた。
もちろん、私の頭には東京ドーム開幕3連戦、ライトスタンド席しか
手に入らないGマーク入りのキャップが、のっている。
確かに、この帽子は欲しくてもなかなか手に入らない品物だけど、
飾っておく手はないと、私は機会ある毎に愛用している。
まさか、自分の住む町で、この帽子の貴重さを知って、
わざわざ声を掛けてくれる人がいるなんて、信じられなかった。
「実は、私も持ってます、その帽子をみつけたら何だか嬉しくて・・」
というのが本音のようだった。
二人は知らず知らずに握手をし、再会を誓った。
こんな地方で、たぶん私しか知らないな・・と思っていたことなのに
同好の人がいると知っただけで、ニコニコ顔になった。
わざわざ大きな声で「私はジャイアンツファンです」
「実はタイガースが大好きです」なんて言わなくても、
わかる人にはわかるマニアックな情報。
これって、絆を深める一番強い要素だと思う。
また、そんな情報を共有していると、とても信用できる関係になれる。
違うだろうか?