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しもさんの「気になる一言」
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2005年03月05日(土) ■
どこの辞書?、私はシャープだけど・・

今、欲しいものは?と、同年代の人たちと話していたら、
「iPodと電子辞書」という意見で一致した。
特に電子辞書は、日々、小さく便利になっているらしい。
いくつの辞書が入っていて・・という会話で盛り上がる。
以前は「どこの辞書使ってる?」の質問には
「広辞苑」や「大辞林」などの名称か
「三省堂」「小学館」「ジーニアス」「旺文社」など、
発行所の名称を答えるのが常で、
その語句・単語の多さで自慢しあったものだが、
今では、電子辞書のメーカーや値段で、辞書自慢をする。
「私はシャープ」「俺はカシオ」「SEIKOもいいな」など。
もちろん、私はすかさずメモをした。
同じような話を、以前何かの本で読んだのだが、
その時は「そんなばかな・・」とメモもしなかった。
そんな話は、大抵作り話で、あり得ないと思っていたから。
ところが身近で「電子辞書のメーカー比較」の話を聞くと、
まんざら、笑い話や作り話とは言えないな・・と思った。
どれだけ単語が収録されているかではなく、
どれだけその単語を使いこなせるか、がこれからのポイント。
例文の多い電子辞書が欲しいなぁ・・と私は思う。
ただ、偶然見つけた言葉の面白さや、
大体この辺・・といういい加減な検索の仕方ができない分、
私の電子辞書購入は、まだ先になりそうである。



2005年03月04日(金) ■
雨の日は、街が意外と騒がしい

とりあえず、まだ続いている通勤での英会話レッスン。
なんとワンレッスンが、30分だからちょうどいい。
職場までの30分徒歩が、とても有効に使われているから。
健康にもいいし、ガソリン代はかからないし、いい事ずくめ。
しかし、今日は朝から冷たい雨。(首都圏では雪らしい)
どうしようかなぁ・・とちょっと悩んだけれど、
ここまで続けたからな、と思い直して、歩き出した。
だか、何かがいつもと違うと感じたのは歩きはじめてすぐの事。
気が付いたら「いつもの音量では、英語が聞こえない」。
雨でいつもより静かかな、と思ったら、意外にも逆だった。
雨音というより、道路を走る車の音が騒々しいのかもしれない。
私は慌ててボリュームを上げたが、それでも聞き取りにくかった。
雨の日というのは、どうしても外に出たがらないからか、
街は晴れの日よりしっぽり濡れて静かなイメージがあった。
しかし現実は・・・。
最近、こんな小さな発見がとても嬉しく感じる。
だから、この日の発見を忘れないために、気になる一言とした。



2005年03月03日(木) ■
ブルルルン この感じがたまらない 魚のかかるこの感じ

突然、釣りの師匠から、メールが届いた。
今年もまた始まった渓流釣りのお誘いかと思いきや、
小学校5年生の息子が書いた詩が、地元の文園に掲載され、
その嬉しさを誰かに伝えたくて・・という気持ちが伝わった。
タイトルは「つり日記」。
そして、その冒頭のフレーズが気になる一言。
間に数行の言葉が並び、最後にまた繰り返して
「ブルルルン この感じがたまらない
魚のかかるこの感じ 魚のかかったこの感じ」で終わる。
即座に「お見事・・」とメールを返した。
状況を説明する長ったらしい文章はいらない。
「ブルルルン」の文字だけで、そのワクワク感が伝わってくる。
いや、ばらさないように・・という緊張感も感じられる。
まさしく、釣りの楽しさを5文字で表現できていると思う。
だからといって、子供の感覚に驚かされてばかりいてはいけない。
「少年のような心」と「おばさんのような雰囲気」で、
私にしか書けない表現がしたい、とあらためて思った。
そろそろ渓流釣りのシーズン。自然を五感で感じようっと。



2005年03月02日(水) ■
寝るのはバカだ。みんな寝すぎだ。

正確には「私は死んだ後、たっぷりと眠る」が続く。
本屋で見つけた、発明家・エジソンらしい発言である。
なかなか面白い言葉だな、とメモをした。
これくらい寝ないと身体に良くない、翌日に影響するから、
寝たくなくても少しは横にならなくては・・
と考えるようになったのは、つい最近である。
若い頃は、朝まで寝ないでいたことも、よくあった。
みんなでワイワイ飲んでいる時もあれば、
一冊の本に夢中になり気が付いたら朝、ということもある。
勿論、朝までパソコンに向かっている時も。
その頃、このフレーズと出逢っていたら、
私もそう思う・・と、胸を張って紹介していたに違いない。
しかし最近は、やっぱり健康が第一だと思うようになった。
疲れているときは「美味しいものを食べて早く寝る」、
いくらエジソンが言ったからって、私はやっぱり寝よ〜っと。
どうせ、私はバカですよ〜って、開き直っても・・。
今日の疲れを明日に残さない、をモットーとしているから。



2005年03月01日(火) ■
適材適木

森林の担当者が集まる会議で、この四字熟語をはじめて聴いた。
「適材適所」のパロディ、いや応用かな?程度の認識で
帰庁後、インターネットで検索したら、恥ずかしいことに
この四字熟語が、いくつもヒットした。
山の上の方は桧の木群、下側には杉の木群、
その下はしい・かしの広葉樹など、山にも木を植える場所がある。
杉の木は水が豊富に必要なので谷間に、桧は山の方にと植える、
このような植林のノウハウを「適材適木」というらしい。
これが、先代たちからの教え、知恵である。
ちゃんと植林すれば、山の資源が循環するようになり
近隣の川や動物などに、また人間にも恵みを与えるというシステム。
私はこの「適材適木」の言葉を知って、ハッとさせられた。
儲かるから、早く育つから・・を理由に、場所を無視した植林が
日本全国に蔓延し、災害に弱い国土を作ってしまった気がする。
最近、大雨の時によく耳にする土石流も(もしかしたら花粉症も)
昔の人が知恵として伝えてきた「適材適木」の考えを聞かずに、
欲だけで植林してきたことが原因になっているのでは、と思う。
50〜60年のサイクルが、長いのか短いのか、
もう一度、私たちはじっくり考える必要がありそうである。
次世代の子供たちに、住みやすい日本を残すためにも・・・。



2005年02月28日(月) ■
痛いのも生きている証拠

未だ震災で怪我をした人たちを診察している
医師の台詞だと記憶している。(メモ不足で情報源がわからず)
被災しただけで精神的にまいっている人たちに向けて、
女医の彼女は、子供たちに向けて、いや多くの被災者に向けて
言い放った台詞のような気がする。
「あなたたちは、生きているの。それだけでも幸せ。
なによ、これくらいの傷、我慢しなさい」と声を掛け、
「生きてなきゃ、痛いも痒いもわからないのよ」と慰めた。
私も、痛さには弱く、時々「いてぇ〜」って大騒ぎをする。
でも、このフレーズを知ってから、我慢することを覚えた。
「生きているだけで丸儲け」と、明石家さんまも言っている。
もちろん、外傷だけでなく、心の傷も痛むけれど、
やっぱり、痛いのも苦しいのも、生きている証拠なんだ、と
あらためて実感できる台詞となった。
勿論、寒いのも生きている証拠。(暑いのも生きている証拠)
我慢しよう、明日から3月。春はもうすぐだから。



2005年02月27日(日) ■
まさか、完璧に覚えているなんて・・

最近、あまり調子が良くないから・・を理由に、
ダラダラとメリハリのない週末を過ごしていたが、
そろそろ・・・身体を動かそうかな・・と思い立ち、
約6ケ月ぶりに、オリジナルダンスの練習へ顔を出した。
「ぎっくり腰は大丈夫?」「痔の手術したんだって?」と
半分冷やかされながらも、懐かしい顔を見て顔がほころんだ。
単なる運動不足の解消と、会場までの徒歩30分の間、
習いはじめた英語ヒアリング教材を聴きたくて、
わざわざ足を運んだようなものであるから、
後ろの方で、ストレッチでもしながら・・と思っていた私。
たぶん、忘れているだろうと考えていた振り付けであるが、
なんとほとんど覚えていたことには、我ながら驚いた。
身体って、不思議だなぁ〜、と独り言のように呟いた。
身体で覚える学習って、こういうものなのかな・・と感じながら、
2時間たっぷりと汗をかいた。
気になる一言は、久しぶりの私の雑感である。
昨年は、仕事も変わったし、体調不良でやや消極的だった生活。
しかし今年になって、また積極的な生活が戻ってきたようだ。
以前、周りの景色も目に入らないくらい夢中で走り続けた。
そしてちょっと疲れたので、空に浮かぶ雲や道ばたの野花に目を移し、
深呼吸を思いっきりしてみた。
そしたら、なんだかまた走りたくなった・・そんな心境である。
ただし、今度は全速力でなくてもいい。
季節の変化を、五感で感じながらのジョギングでいい。
久しぶりの汗に、今晩のビールが楽しみになった休日である。



2005年02月26日(土) ■
少子化の元凶は働く女じゃなくて、幸せな主婦の愚痴だね

第132回直木賞受賞作「対岸の彼女」(角田光代著)が読みたくなって
本屋を探しまわったが、まだ入荷しておらず、あきらめかけた。
しかし「オール讀物3月号」に「対岸の彼女(抄)」の文字を見つけ、
ハードカバーを待ちきれなく買ってしまった。
長編のため、作者の了解を得て、全15章のうち第8章までを中心に
抄録されたものであるから、一気に読み切れた。
気になる一言は、その中の台詞。
勝ち組のはずである主婦たち愚痴が、負け犬と言われた独身女性たちの
結婚願望を低下させるというその視点が面白かった。
「こうして結婚しない、子どもの産まない女が増えんのよ」と呟いて。
また「ひとりじゃやってく勇気がなかった。働いてく自信がなかった」
と結婚した理由を話す主婦と、
「結婚して母親になる勇気がない。仕事なんて楽だよ」という独身女。
これまた、なるほどなぁ・・とメモを続けた。
たぶんストーリーはこれからが本番、どんどん展開していくのだろう。
結末が楽しみにしている。

PS.
逆に直木賞候補で終わった、伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」は
選考者に評判が良くなかったようだ。
「アヒルと鴨のコインロッカー」の印象が強かったから、
今回も期待していたのに残念である。
「対岸の彼女」読破後、ゆっくり読もうと思う。



2005年02月25日(金) ■
農業委員会などやらせてもらって・・

職場の大先輩が今春36年の公務員生活に幕を閉じる。
お世話になった後輩たちが、お礼も込めて慰労会を企画した。
「36年は、長いようで長い」・・と半分ジョークとも思える
スピーチで、私たちを和ませながらも、
その長い年月を大切に振り返りながら、ゆっくりと語ってくれた。
その中で、私の気になる一言に選んだ台詞は輝いていた。
36年間を振り返って、最初に口に出た台詞だったから。
右も左もわからない奉職当時、町民でなかった彼が
一番お世話になったのは「農業委員会」だったと呟いた。
地名も何もわからない中で、がむしゃらに動いた当時、
36年間の基礎を、叩き込んでいただいた、と表現した。
私が、思わずグッときたのは言うまでもない。
その仕事を私は今、担当してお世話になっているからである。
誰もが「農業委員会なんて・・」と叫ぼうが、
農業者独特の雰囲気を、私はありがたく実感させていただいている。
地名も、大字ではなく小字。単位も、まだ尺貫法。(笑)
しかしこれが、農政には大変な要素であることが最近わかった。
36年の長い職歴の中で、一番最初に思い出した仕事が
「農業委員会」とは・・・
私はやっぱり、幸運な仕事運を持っているのかもしれない。



2005年02月24日(木) ■
西洋は修復文化、日本は修理文化

千利休伝来の「侘び茶」の極意を守ると同時に、
利休の茶の湯の作法を武家風に改革発展させた大茶人、
古田織部さんの特集で見つけた文化の違いである。
意味を調べると、
「修復は、破損個所を元のように直すこと」
「修理は、繕い直すこと」とある。
壊れたものに対して、西洋は、
どこから見てもわからないように修復する。
だから、器などはもう一度、使うことができない。
それに比べて、日本は、多少形は変わろうが、
もう一度、使えるように修理する。
これは、古い歴史だけでなく、
戦前の継ぎはぎだらけの服が象徴するように、
つい最近まで、修理の文化が根付いていたと思われる。
しかし、どうだろう。
最近では、まだ使えそうな電化製品までが、
タイプが古くなったからの理由で、
粗大ゴミ置場に放置されることも珍しくない、と聞く。
「修理・修繕」という言葉が、死語ならないように、
私たちは、次世代に伝えていかなければならない。