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しもさんの「気になる一言」
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2008年06月27日(金) ■
給食は、好き嫌いを無くすためではない

職場の栄養士さんに聞いた話。
「給食って、好き嫌いをなくすためにあるんだよね?」
「違いますよ、室長」あっさり否定されて、ちょっと驚いた。
「どうして?」という私の問いに
「味覚は、もっと大きくなってから変わるんです」
が彼女の答えであった。
「食材に興味をもってもらう」「いろいろなものを口に入れる経験」
そんな意味で給食があるらしい。
(これ、聞きかじった私の解釈ですが・・あってるかな?)
何十年来、私が抱いていた疑問が、彼女の一言で簡単に解決した。
実は、どうして小さい頃大嫌いだった「お寿司」が、努力もせずに
今は食べられるようになったんだろう、とずっと考えていたが、
「味覚が変わったんだ」と知ったら、す〜っと理解できた。
だから「うちの子、好き嫌いが多くて困るんです」と悩む母親には、
「気にしなくていいですよ」とアドバイスできるようだ。
小学校低学年、給食がなかなか食べられず、
教室の前で正座して食べされられた私にとっては、
もっと早く知りたかった「給食」の定義である。(汗)



2008年06月26日(木) ■
観た人が感情的になって欲しい

昨晩、映画「クライマーズ・ハイ」の試写会に先立ち、
舞台挨拶をした「原田眞人」監督の台詞である。
場所は、沼津市出身の監督ということもあり、
全面的なバックアップをしている「沼津シネマサンシャイン」。
本当に多くの方が集まっていた。
ストーリーにはあまり触れず、ロケのこぼれ話、
出演者について語っていたが、
今回のテーマのひとつ「親子」について、熱く語った後、
試写会に駆けつけた私たちに向けたメッセージを放った。
これからこの作品を観る人たちへのメッセージかもしれない。
「観た人が感情的になって欲しい」
テレビや漫画で人気になった作品の映画化ではなく、
映画にしか表現できない作品にした、という想いが伝わってきた。
第三者的視点で観るのではなく、自分もその場にいたつもりで、
いろいろ考えてみて欲しい、そんな意味だろう。
確かに、考えさせられました・・が感想である。
公開したら、またメモの中から一言を。(乞う、ご期待!!)



2008年06月25日(水) ■
今まで誰かがやってくれていたんだよねぇ

日曜早朝のテレビ番組「はやく起きた朝は・・・」から。
「森の磯松」のひとり、松居直美さんの台詞。
(他は、森尾由美さん・磯野貴里さん)
彼女が、子どもの学校の役員か何かを引き受けたらしい。
そして、お便りのコピーなどを、初めて経験したようだ。
苦労して、印刷した様子が窺える。
そんな時、大変なものを引き受けちゃった・・と思うところ、
彼女は違う感想を持った。
それが「今まで誰かがやってくれていたんだよねぇ」。
この視点が嬉しくて、さっそくメモをした。
自分がその役を引き受けてみて、はじめてわかることってある。
当然のように印刷されて、配られていたお便りでも、
それはそれは、大変な工程があった。
それだけでも、彼女にとっては大きな発見だったようだ。
そう思っていただけるだけで、私は嬉しかったし、
これからも、縁の下の力持ちをしようって思える言葉だった。



2008年06月24日(火) ■
手品師が客の前で一瞬だけ種をみせるかのように

書籍「「死神の精度」(伊坂幸太郎著・文藝春秋刊・345頁)から。
映画を観たからかもしれないが、原作が読みたくなった。
もちろん、大好きな「伊坂幸太郎」さんだったから。
「陽気なギャングが地球を救う」もそうだったが、
映画も原作も面白かった。
どうして、この人が直木賞を取れないのか、不思議である。
さて、気になる一言は、溢れるメモから選んだひとつ。
正確には「手品師が客の前で一瞬だけ種をみせるかのように、
ワイパーがざっと動いた」であるが・・。
ワイパーが動いた様子を、こんな例えが出来るなんて羨ましい。
そうそう、そんな感じ・・と思ってしまう。
「吹雪後の雪景色のような端正さもあった」もその類だ。
また「グッチのバッグ、ドッグのグッチ」
「無我夢中なのか、五里霧中なのかもわからなくなる。」
そんな言葉遊びも、抜群なのである。
さらに「俺の会う年寄り女の全員『昔は美人だった』と言うんだ」
「人間は何を見ても、人生と結びつけるのだ」など皮肉も忘れない。
彼の作品を読んだ後、困るのは、メモが溢れること。
東北大学法学部の彼は、いったいどんな経験をしてきたのだろう。
とっても、気になる。



2008年06月23日(月) ■
これ以上、こんな姿を見せたくない、撤収

映画「僕の彼女はサイボーグ」(クァク・ジェヨン監督)から。
ちょっと、ホロリとさせられてしまった作品だった。
観始めは、場面設定に無理があるなぁ、なんて感じたが、
「サイボーグのロボットダンス」に、笑わせられた。
しかし、主人公の彼を守るために、
サイボーグの彼女が、身を呈して守るシーンがある。
彼女の身体は破壊され、機械部品が丸出しになり、
人間でないことが露(あらわ)になる。
感情が芽生えてきたサイボーグの彼女が、
人間の彼に向かって呟く。
「これ以上、こんな姿を見せたくない、撤収」
最後の「撤収」が妙に、機械的であるが、
かえって、グッときてしまうフレーズとなった気がする。
恥じらい・・そんな言葉が、浮かんできたフレーズだった。

PS.おまけの感想
主演の綾瀬はるかさん、ボブカット、似合っていたなぁ。
日本人監督でなかったことも、私の驚き。



2008年06月22日(日) ■
皮が落ちないのが笹、落ちるのが竹

隣町の長泉町に、全国で一つしかないと思われる「竹林植物園」があり、
見学ついでに、その関係者に今までの疑問を、こっそり尋ねてみた。
「すみません、笹と竹の見分け方を教えて下さい」と。
「それが、はっきりとした区別はないんですよ」と前置きして
「我々は、皮が落ちないのが笹、落ちるのが竹、と説明しています」
そんな答えが返ってきた。
そういえば・・七夕の短冊を吊り下げる時に使う植物は、
皮がついているきがしたな、歌も「笹の葉」だったし。
私はてっきり「パンダが食べるのは笹、食べないのは竹」とか
「かぐや姫がいるかもしれないのが竹、いないのは笹」など
ギャグでかわしてくるかと思ったのに(笑)。
でもおかげで、ひとつ雑学が増えました・・ペコリ。
伊豆・富士・箱根って、美術館ばかりだと思っていたら、
意外と博物館なども豊富で、週末の一人遊びには事欠かない。
そろそろ、保育所や子育て総合支援センターのために、
笹を用意しなくちゃ、竹で我慢してもらおうかなぁ。
やばっ、昨日の保育士講演会で「しもさん」で検索して・・って
説明したばかりなんだよなぁ。



2008年06月21日(土) ■
「忠実」(まめ)やかに

地元の保育所、保育園の保育士さんらが集まる総会に、
来賓として、また研修会の講師として、お招きを受けた。
久しぶりに人前で1時間も話したので、ちょっと緊張したが、
なんとか伝えたいことは話せたかな?が感想である。
さて今回の一言は、総会の始めに、会員全員で歌った
「静岡県保母会の歌」の一節。
「忠実」に「まめやか」のルビがふられ、私はその場でメモをした。
もちろん、読めなかったからである。(笑)
帰宅後、辞書で調べたところ、
まじめなさま、心がこもっているさま、誠実なさま、
また、注意が行きとどいているさま、本格的なさま、
いいかげんでないさま、かりそめでないさま、などの意味があり、
「まめやかなもてなし」「まめやかに働く」のように使うようだ。
ただ、調べてみて、ますます気になったのは「送り仮名」。
歌詞は「忠実に」、辞書では「忠実やかに」。
どっちでいいことなんだろうけれど・・う〜ん、気になる。
全体に、ちょっと古めかしい歌詞で、若い保育士には意味不明だろう。
伝統も大切だけれど、意味がわからなくちゃ本末転倒。
「保母」から「保育士」に変わったことだし、変革の時期だな、この歌。
意味がわからず歌っていても「言葉の力」は伝わらないと思うから・・。
(ちょっと過激発言かな? もう50歳だから許して(汗))



2008年06月20日(金) ■
日本人がHUG(ハグ)しないのは、梅雨のせい?

国際化の時代なのに、日本人は会釈やお辞儀をする。
昔からの作法だから・・がその理由だと思っていた。
しかし、書籍「日本の歳時記」を読みこむと、
その原因は「梅雨」にある気がしてきた。
梅雨を終えた、蒸し暑い夏をどう過ごすか?
さまざまな工夫こそが、日本の文化の一つである、
「間」を大事にする文化へと繋がっていった、と書いてある。
物を物、人と人がベタベタ、くっつかないようにする工夫、
それが、着物の仕立て、さらりとした料理の味付け、
風通しの良い家造り、絵画の余白、音楽や芝居の沈黙の部分など、
自然と「間」をとる文化が育った、というわけだ。
だから、どんなに親しくても、抱き合うようなHUG(ハグ)を
受け入れないのではないだろうか。
日本に梅雨がなく、サラッとした気候であったなら、
抵抗なく「HUG(ハグ)」が出来たんだろう。
梅雨がないといわれる北海道の人たちは、
HUG(ハグ)に、抵抗がないのではないだろうか。
それにしても、今日は蒸し暑かったなぁ、もうベトベト。



2008年06月19日(木) ■
携帯メールで始まる恋を「ゆび恋」という(らしい)

メモの情報源はたしか「さんまのからくりテレビ」である。
女子高校生が、メールの添削をしてくれるコーナー。
携帯メールで好きな気持ちを告白する若者に対して、
「あっ、そういうの『ゆび恋』って言うんだよ」と
サラって言ってのけた。可笑しかった。
それにしても、上手い表現である。
「ゆび恋」というタイトルの本が出そうな予感さえする。
それくらい、短いけれどインパクトのある単語だった。
私の大好きな映画「ユー・ガッタ・メール」は、
トム・ハンクスとメグ・ライアンが主人公で、
「PCメールから始まる恋」だったが、
もっとオシャレなラブストーリーが生まれるかもしれない。
「KY」なんて、訳のわからない言葉は歓迎しないけれど、
「ゆび恋」のような単語は、どんどん生み出して欲しい。
女子高校生の言葉感覚は、するどいなぁ。



2008年06月18日(水) ■
室長、下さい

2年に一度の自己満足誌
「しもさんの『今日の気になる一言』(縮刷版)」が刷り上がってきた。
「もうかれこれ数えて」12年。「なんだかんだいっても」6冊目。
こんな言い回しを調べては書き続けて、ここまできた。
私の発注が遅くて、誕生日には間に合わなかったけれど、
印刷屋さんが「お待たせしました」と運んできてくれたので、
「はい、待ってました」と切り返した。
私が、さっそく出来上がり具合を確かめていたら、
それを見ていた部下のひとりが間髪入れずに「室長、下さい」。
その短いリズムが面白かったのと、
今回も楽しみにしていたんですよ、の気持ちが伝わってきて嬉しかった。
まさか自分の何気ない台詞が、今日の一言とは驚くだろうが・・。(笑)
私の「気になる一言」は、まさに、そんな会話に支えられてきた。
だから、今日を思い出すには、この一言で決まり。
そんなわけで、今日から、注文受け付けます。
「住所、氏名、年齢、職業、携帯番号、体重、スリーサイズ」を明記の上、
「1冊、下さい」とメールして。情報は悪用しませんから。(汗)
(これじゃ、女性からの注文は一冊もないなぁ・・きっと)