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しもさんの「気になる一言」
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2008年10月25日(土) ■
「智」に触れる楽しみ

「静岡県読書推進フォーラムinみしま」で、
作家・直木賞選考委員でもある「林真理子さん」の話を聴いた。
演題は「読書の楽しさ、大切さ」であったが、
気になる一言は、話の導入部で彼女が語った、歳を重ねる楽しみ。
「ちにふれること」と話されたが「智」の字を当ててみた。
(もしかしたら「知」かもしれないが・・)
実は、私も同じことを考えていた。
「智」を辞書で調べてみたら、
1 物事をよく理解する。賢い。「智愚・智者」
2 物事を理解する能力。
「智慧(ちえ)・智能/叡智(えいち)・奸智(かんち)・才智・明智」・・とある。
自分の知らない世界に精通している人の話をじっくり聴く。
または、興味がなかった分野の話を新書などを読み、丁寧に理解していく。
「智」に触れる楽しみとは、こんな楽しみ方なんだと思う。
読書の秋、好きなことばかりできなく、苦手なこと、興味がなかったことも
食べず嫌いをせず、口(頭)に入れてみる、ちょっとした勇気。
意外な美味に驚くかもしれない。



2008年10月24日(金) ■
笑いに勝ち負けは似あわねぇ

映画「落語娘」(中原俊監督)から。
俳優が、落語家の役をやるって難しいだろうなぁ、
台詞だけでなく、落語も覚えなきゃならないし、
なんといっても経験で覚える「間」なんかも、
それらしくみえなきゃならないんだから・・。
さて、選んだ一言は、津川雅彦さん扮する
主人公の師匠・三々亭平佐が、いろいろな場面で口にする
「人を楽しませるのに、高尚も何もない」や
「高尚もへったくれも、ありゃしない」を代表する言葉。
最近、落語の世界だけでなく、漫才やコントも含め、
「グランプリ」と称して、優劣を決めたがるが、
本来は「笑いに勝ち負けは似あわない」と私も思う。
人によって、その瞬間の感情も違うし、当然笑うつぼも違う。
単に、面白い、楽しい、それだけでいいじゃないか。
笑いまで、勝ち負け、順位をつけることに疑問を感じているから、
この一言が、輝いてみえた。



2008年10月23日(木) ■
ただ、それだけの話です

演題「言葉のチカラ」(〜心豊かに生きる知恵〜)
(講演者・五日市剛さん)から。
講演の世界では、超有名人、
そして「ツキを呼ぶ魔法の言葉」といえば、彼のことである。
何度聴いても飽きない話術と、人懐っこい笑顔で、
3時間以上の講演を、さらっと話し続ける。
(45分後に、前置きはこれくらいにして・・と呟いた(笑))
毎回内容は少し違うが、本質は同じ。
「ありがとう・感謝します」を常に意識し口にすること。
 他人に言うと「感謝の気持ち」、自分に言うと「魔法の言葉」となる。
「ただ、それだけの話です」・・と彼は言う。
そう、要約すると、それだけの話なのである。
「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の冊子は、100万部も印刷され、
関連書籍も含めれば、250万部に及ぶというにも関わらず、
社会はどんどん「ありがとう・感謝します」の言葉が減っていく。
「それだけのこと」が出来ない日本人。
いい話をいい話、で終わらせてはいけない。



2008年10月22日(水) ■
弱きをくじき、強きにヨイショ

あれ?誰の台詞だったろう・・。
リズムが良く、耳に残ったのでメモをした。
もちろん「弱きを助け、強きをくじく」のパロディだけど、
今の私たち社会には、ぴったりのフレーズとなった。
元となるフレーズが短ければ短いほど、
知られていれば知られているほど、こういった風刺は面白い。
特に「弱きをくじき、強きを助け」ではなく、
「強きにはヨイショ」という、思わず「にやり」の表現もいい。
あとは、誰にどこでどんなタイミングで、この台詞を使うかである。
私の気になる一言、時々読者から、挨拶で使わせてもらいました、
レポートで使いました・・などのメールをいただくが、
今回の台詞、誰かが使ってくれればいいな、と思う。
ただ、外した(すべった)時の責任は持ちませんので、
TPOを考えて、御利用ください。(汗)



2008年10月21日(火) ■
料理も女性も見た目が大事ですよ

ある新聞で、見た目が大切かどうか?というテーマで、
読者も巻き込み、トークバトルをしていた。
一瞬、投稿しようとも考えたが、
賛否に分かれるとは思えなかったので、取りやめた。
「見た目は大事」に決まっていると思うから・・。
それを納得させるフレーズを、
私はテレビ番組「ボクらの時代」でメモしていた。
アナウンサー・滝川クリステルさん、
料理人・ジョエル・ロブションさん
ワイン評論家・ロバート・パーカーさんの回だったと思う。
「料理も女性も見た目が大事ですよ」
料理人らしいフレーズだったけれど、確かに、
盛り付けも食欲をかきたてる要素だと感じている。
買ってきた惣菜が、お皿にも移さず食卓に並ぶのでは、
いくら高級食材でも、美味しそうに感じない。
過度な飾り付けは遠慮するが、
「見た目が大事」を否定する人は、たぶん中身も美味しくない。
もちろん「料理も女性も男性も、見た目が大事」である。
「にじみ出る美しさ」も、見た目に出るはずだから。



2008年10月20日(月) ■
「ただいマンゴー」「は〜い、ビスカス」・・

なんくる三線愛好会のメンバーから借りた
映画「ハイビスカス・ホテル」(中江裕司監督)のDVDから。 
景色に見とれてしまう沖縄を舞台にした映画だけど、
今回は、独特な音を持つ琉球の言葉よりも、
主人公の女の子が、口にする言葉遊びが多くメモされた。
「ただいマンゴー」(ただいま)「は〜い、ビスカス」(は〜い)
「ありが十匹」(ありがとう)「おかえリンゴ」(おかえり)等、
くだらねぇ〜と思いながらも、妙に新鮮だった。
特筆すべきは「ブルーライトヨコハマ」式の「森の熊さん」。
「ある貧血 森のな浣腸 くまさんニンニク 出会っタンコブ
花咲く森のみチンタマ くまさんに出会っタンコブ」(笑)
忘れていた感覚が蘇った気がする。
ところで「ありが十匹」(ありがとう)の台詞の後、
「ありが五十匹」という言葉も飛びたした。
こればかりはわからなかったが、楽しい映画だった。
暇な時は、こんな言葉遊び、楽しいなぁ。



2008年10月19日(日) ■
2008年、講演会の秋

なぜか、週末が忙しい。(仕事の話ではない(笑))
秋は「スポーツの秋」から始まり「読書の秋」「食欲の秋」と
十人十色の秋が存在する。
私は?と考えてみたら、なんと「講演会の秋」となった。
昨晩は、五日市剛さんの「言葉のチカラ〜心豊かに生きる知恵〜」
そして今日は、詩人・大岡信さん、作家・丸山才一さん、
歌人・岡野弘彦さん、歌人・小島ゆかりさんの「歌仙を楽しむ」
さらに、来週は、作家・林真理子さんの「読書の楽しさ、大切さ」。
映画も面白そうな作品が目白押しなのだが、やはり生の声を優先する。
当然、メモも溢れる。(に違いない・・)
意識して情報を集めると、近隣市町村でも、
多くの文化人が、講演会を企画しているのがわかる。
全国で活躍している文化人の話を聴くチャンスを、
テレビやゲームで時間を潰していると思うと、もったいなぁと思う。
家人には、週末くらい家にいたら?と小言を言われるが、
この人たちの話は今しか聴けないと思うと、いてもたってもいられなくなる。
本一冊、映画一本、と匹敵するするほどの「講演会」。
これからも、機会ある毎に聴講していきたい、と思う。
隣の沼津市では市長選を控え「後援会」活動が活発であるが・・・。



2008年10月18日(土) ■
仲いいね。楽しいとか、嬉しいとか、言ってくれる?

映画「ぐるりのこと。」(橋口亮輔監督)から。
主人公夫婦が、気分転換で引越しをしたシーン。
手伝いに来てくれた新婚夫婦のイチャイチャした様子を見て、
主人公の妻が、新婚の妻に、ボソッと尋ねた。
「仲いいね。楽しいとか、嬉しいとか、言ってくれる?」
これって、さらっと流れてしまうカットかもしれないが、
私にとっては、ギクっと胸につつ刺さった台詞となった。
なぜか、日本人の男性(夫)って、
結婚してから「楽しい」とか、「嬉しい」などという感情を、
なかなか女性(妻)に伝えないからだ。(もちろん我が家も・・)
特に「愛してるよ」なんて、恥ずかしくって言えやしない。
それでも最近は「大切にするよ」は、言えるようになった。
この映画、どこにでもあるような夫婦生活が淡々と流れるが、
意外と、心に残った作品であった。
「大事にするもんがあるときは、大事にしとけよ」
こんな台詞も、メモとして残った。そうだよなぁ。



2008年10月17日(金) ■
「ボランティア」ではなく「サポーター」

最近、私は「ボランティア」という言葉を使わなくなった。
代わりに使っているのが「サポーター」。
どちらも、お手伝いしてもらうには変わりがないのだが・・。
「子育てボランティア」「環境ボランティア」より、
「子育てサポーター」「環境サポーター」の方が、響きがいい。
感覚的に、そう思っているだけであるのだが、いかがだろう。
いたる場所で見かける「ボランティア」を
意識して「サポーター」に置き換えてみて欲しい。
きっと、違った感覚に陥ることと思う。
その感覚が、今の世の中には、大切だと感じている。
日本語ばかりではなく、外来語も時間が経つにつれて変わる。
そんなことも意識して、言葉を眺めてみると面白い。



2008年10月16日(木) ■
待ちわびる・・それは少し痛みを伴う、甘美な行為

書籍「カフーを待ちわびて」
(原田マハ著・宝島社文庫刊・346頁)から。
さすが「第一回日本ラブストーリー大賞作品」と感じながら、
ちょっぴり興奮しながら本を閉じた。
メモをするのも忘れ、一気に読んでしまったこともあるが、
やっぱり私は、ラブストーリーが好きだな、と実感した。(笑)
さて、今回は少ないメモの中から、
「待ちわびる・・それは少し痛みを伴う甘美な行為」。
作品全体からも感じた「待ちわびる」という感覚が、
妙に、私のアンテナをくすぐった。
しかし辞書には「待ちくたびれて待つ気力を失う」
「気をもみながら待つ」「待ちあぐむ」などの意があり、
ちょっと実際のニュアンスと違うようだ。
実は、このフレーズの後、
「こんな思いに胸を焦がしたのは、いつ以来だろう」と続く。
やはり、この感覚だよなぁ・・私の「待ちわびて」は・・。