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しもさんの「気になる一言」
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2009年11月29日(日) ■
実は、整理もリバウンドします

ATG・働く女性の会、11月例会、
講師は、整理収納アドバイザー・関美恵子さん。
整理整頓の基本・コツから、収納のアイデアまで、
目から鱗のヒントいっぱいで、私のメモは予想以上に溢れた。
特に、今までの私の整理方法を根底から覆したのは、
「不必要なものを取り出すのではなく、必要なものだけを取り出す」
一度、全部出して、分ける(選別する)までは良いのだが、
次の過程で、要らないもの、使わなくなったものを取り出していた。
だから、整理の時間がかかる割には、捨てるものが少なく、
最終的には、面倒くさくなってしまう・・この繰り返し。(笑)
そろそろ部屋を片付けないと、家族に怒られるな、とも思っているが、
そんな私を救ってくれたのは、質疑応答での先生の答え。
「どれくらいの間隔で、整理をすればいいのですか?」の問いに
「実は、整理もリバウンドします。
ですから、あまりいっぺんにやらない方が・・」と答えてくれた。
これが、今回いちばん印象に残ったフレーズ。
女性雑誌で繰り返される「節約財蓄・簡単おかず・ダイエット・収納」
全て、リバウンドがあるような気がする、と思うのは、私だけだろうか。
「急激に整理しすぎると、モノが増える」ってことかな。



2009年11月28日(土) ■
「国破れて山河あり」と「国栄えて山河なし」

「(國破山河在)国破れて山河あり」
国家(唐の国都当時は長安)は崩壊してしまったが、
山や河は変わらず・・と表現したのは、中国盛唐の詩人、杜甫。
1994年度新潮学芸賞を受賞した著書「美しき日本の残像」の中で、
「国栄えて山河なし」と表現したのは、
アメリカ合衆国出身の東洋文化研究者、著述家、
アレックス・カー氏。
日本の「木の文化」「侘び寂び」「自然との調和」
「感覚のデリカシー」は、一体どこに消えてしまったのか、と
著書で訴えているらしい。(読んでないので「らしい」)
この対になるフレーズは、とても大切なことなので、
メモとして残しておきたい、と思った。
さて・・あなたはどちらが?と比較するのは簡単だけれど、
「国栄えて山河あり」の道を探ることを視野に入れたい。
「国も栄えながら、自然を残す」、不可能ではない筈だ。
そのためには、国民一人ひとりが
「木の文化」「侘び寂び」「自然との調和」「感覚のデリカシー」
を意識した生活をすることにあるのだろう。



2009年11月27日(金) ■
みんな やさしかったよ

五行歌集「夜明けの河」(柳瀬丈子著・市井社・141頁)から。
国民文化祭「五行歌大会」では、入賞作品の朗読などをし、
大活躍だった彼女から、直接いただいた歌集である。
後で知ることになったが、彼女の経歴をみて驚いた。
元NHKアナウンサー、「こんにちは奥さん」の司会者で、
鈴木健二アナウンサーとコンビを組んでいたことも知った。
詩人だなぁ・・と思う作品が多く、選ぶのに苦労したが、
今回選んだのは、ある五行歌の最初の2行。全行は、
「みんな
やさしかったよ
その やさしさに
傷ついたとは
とても 言えずに」
なぜか、ちょっと胸が痛くなった。
今まで、こんな気持ちを察することができなかったけれど、
彼女の五行歌で、はっとさせられた。
やさしい言葉をかけてもらっているのに、
その「やさしさ」に傷ついている、なんて。(涙)
奥が深いなぁ・・人間の心って。
いろいろなタイプの人間がいるってことだな。



2009年11月26日(木) ■
ねぇ「バナナワニ」って、どんなワニ?

東伊豆をドライブしていて、思い出してしまったフレーズ。
いつぞやのバス旅行で、前の方から聞こえてきた。
「ねぇ『バナナワニ』って、どんなワニ?」
耳を疑うというより、思わず吹き出したのは私だけではない。
発言の主に真相を確かめたら、
『熱川・バナナ・ワニ・園』という発想が出来ず、
『熱川・バナナワニ・園』だと思っていたので、
黄色いバナナ型のワニか、バナナサイズの小さなワニがいるのか
と思っていました、とのこと。
うん・・その発想が面白い・・とみんなが笑っている中、
しっかりメモをした。
帰宅後、インターネットで調べてみたけれど、
やはり「バナナワニ」という「ワニ」はいないみたい。
それよりも「バナナ園」なのに「バナナ」が食べれない、と
不満にしている人が多いことに、笑ってしまった。
「結局何が面白いのだろう?謎が深まる・・。」の感想が、
一番、面白かったかなぁ。



2009年11月25日(水) ■
時には、使うべき言葉を使わなくては・・

映画「チェンジリング」(クリント・イーストウッド監督)から。
誘拐された息子の生還を祈る母親と警察との闘いを描くのだから、
母親役・アンジェリーナ・ジョリーに注目が集まってしまう。
勿論、彼女の演技は素晴らしいものだったが、
今回、私がメモしたのは、脇役の人たちのちょっとした台詞。
彼女同様、警察に反抗して精神病院送りにされた女性の1人が、
彼女を助けようとして、医師を殴ってしまう。
その制裁として、電気ショックを受けたにもかかわらず、
「殴りたかったの・・気持ちよかったわ」と微笑み、
「くそくらえ、くたばれ」みたいに汚い言葉を吐いた。
「女らしくないわよ」と接する彼女に、ズハッと一言。
「時には、使うべき言葉を使わなくては・・」と言い、
「失うものがない時にね」と続ける。
このフレーズ、私の胸に響いた。
こんなに悔しい時、怒っている時には、こんな言葉しか浮かばない。
女らしい言葉では、感情が表現できない・・と言いたげだった。
「その場にあった言葉を使う」って、迫力が違うよなぁ。
特に「失うものがない時は」・・は、もう誰にも止められない。



2009年11月24日(火) ■
寝食忘れて・・の時期が必要

静岡県東部の企業経営者で組織された21経営研究会。
先日、その2009年度「第4回例会」に参加させていただいた。
講師は「致知出版社社長・藤尾秀明氏」
演題は「出逢いの人間学 困難と逆境を切りひらく」。
「致知」といえば「経営=人間学」と言えるほど、
その世界では、有名な書籍である。(書店販売はなし)
「マネーキャピタル」から「ヒューマンキャピタル」、
「成功する人としない人の差には、ひとつの法則がある。
例外はない。自分に与えられた縁に
価値を見いだしていく力があるかないか。それだけ」
「人間とは、教えに出逢って、人間となる」等々、
数々の名言を、社長は残してくれた。
逆境を乗り越え、31年続けてきた「持続力」に驚き、
その秘訣を教えてもらおうと思ったら、一言。
「ただ単に10年続けるだけではダメ。
その中でも寝食忘れて、の時期が必要」と言い切った。
これからの私に、大きなヒントとなった気がする。
続ければ必ずいいことがあるわけではない。
寝食を忘れて夢中になる時期、
これがないと、いくら続けても誰も評価してくれない。
厳しい言葉だが、心に響いた一言である。



2009年11月23日(月) ■
きませんでしたね、あそこで拍手(笑)

第247回泉のまち音楽会
「野津臣貴博(のづみきひさ)フルート・コンサート」から。
プロフィール紹介すると、とても長くなるので省略するが、
現在、大阪フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者。
近隣の沼津市出身で、今回のコンサートが実現したようだ。
演奏者が曲の間におしゃべりもする「泉のまち音楽会」が、
もう247回を迎えたことに、立ち上げに関わった私としては、
なんとも言えない喜びで、胸が一杯になった。
さて・・気になる一言は、プーランクのソナタを演奏し終えて、
一息入れたところで、ニコニコ笑いながら呟いた。
3楽章まである曲を、観客が、第1楽章を終えたところで、
大きな拍手をしてしまったところから話は始まる。
(仕方なく)彼はマイクを片手に、途中で曲の構成を説明し、
演奏が途切れても、曲が終わりではないことを教えてくれた。
そして、ゆっくり第2楽章・第3楽章を演奏しはじめた。
余韻を残しながら演奏を終えて、
「きませんでしたね、あそこで拍手(笑)」(楽章の合間のこと)
緊張していた会場が、ぱっと和んだ一言が嬉しかった。
観客のマナーで、その街の文化のレベルがわかると言われる。
恥ずかしくない観客になろうっと・・。



2009年11月22日(日) ■
夫婦とは、○○と思う2人のこと。

11月22日は「いい夫婦の日」ということで、
今日は、このネタで、気になる一言。(笑)
義母の入院で、夫婦で話す機会が激増した。
平日の昼間は、病院で一緒に食事をしながら話し、
土日などの休日には、病院内で、時間が許す限り
いろいろな話をし、一緒にいることが多い。
たぶん結婚生活25年以上にも関わらず、
今が一番、会話をしている気がする。(汗)
そこで、こんな機会に溢れるメモをひっくり返して、
夫婦についてのメッセージを探してみた。
若い頃は、あまりしっくりこなかったけれど、
現在の心境は、これかな・・と紹介したい。
テレビ番組「夫婦。」で使われた台詞だったと思う。
・夫婦とは、自分が生きてきたことを、
誰よりもわかって欲しいと思っている2人のこと。
・夫婦とは、この広い世界で、
この人にだけは自分が精一杯生きてきたことを
覚えていて欲しいと思う2人。
・夫婦とは、自分という人間が、確かにいたってことを、
その人の口から誰かに伝えてもらいたいと思う2人。
こんな気持ち、若い頃から感じられていればなぁ(汗)。



2009年11月21日(土) ■
自然光が入ります

映画「アウェイ・フロム・ハー君を想う」(サラ・ポーリー監督)から。
作品としては、44年間連れ添った仲睦まじい老夫婦が、
妻のアルツハイマー病発症をきっかけに、ふたりの関係に変化が生じる。
その展開には驚かなかったが、妻が入ることになった施設(ホーム)の説明に
ちょっと笑ってしまった。
入所に不安を抱えている家族や見学者に対して、
同じ場所で、施設の責任者が、同じフレーズを口にする。
それがなんと「自然光が入ります」だった。
病院や老人ホームなど、治療をしている場所だからだろうか、
妙に「暗い所ではありませんよ」と強調しているようでメモをした。
そういえば、私の地元に開館しているシネコンは、
今まで暗いイメージがあった映画館のロビーに、「自然光」を取り入れて、
明るい待ち合わせの場所として成功している。
写真なども、家の中ライトをあてて撮影するよりも、
自然光の下で撮影した方が、より明るい感じが出ると言う。
「自然光」って単語、これからいろいろな分野で、目にする予感がする。
「太陽光や月光が入ります」より、オシャレなのかな。(笑)



2009年11月20日(金) ■
口から耳に伝えたかったから、紙ではなく・・

経済講演会「社会や福祉とつながる、企業のあるべき姿」
(講師・坂本光司氏)から。
書籍「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である。
鳩山総理の所信表明でも紹介された、
「チョーク工場(日本理化学工業株式会社)」に光を当てた人、
そう表現してもおかしくないほど、本作は感動に包まれている。
今回の講演も、数社を紹介してくれたが、
いい話だけだったら、本を購入して読めばわかる。
それでもなお、講演を引き受けた理由に、なぜか感動した。
それが「口から耳に伝えたかったから、紙ではなく・・」。
日本も、まだまだ捨てたものじゃない。
だって、こんなに素敵な会社があるのだから、という熱い想いが
紙では決して伝わらない講演となり、私の心に響いた。
障害者や生活弱者に対して、
こんな姿勢で取り組んでいる会社がある。
私に出来ることは、口(講演会)とペン(書籍)を使って、
多くの人に、この真実を伝えること・・と言い切った時、
講演中、何度か繰り返された
「この会社の努力に敬意を払うこと、この企業にお礼をしたい」
の意味が理解できた。
彼の残された人生の使い道は「いい世の中を残して、世を去る」。
何度も何度も頷きながら、
私も微力ながら力になりたい、と感じた講演会。
こんな心の揺れは、本当に久しぶりだった。