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しもさんの「気になる一言」
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2010年07月27日(火) ■
「下山の注意」と「下山に注意」

青年教室ヤングプラザの『富士登山講座』のひとコマ。
富士山頂からの下山道は『須走口・吉田口』
『御殿場口』『富士宮口』の3つがあります。
十分に注意して下山しましょう。(以後、省略)」
こう書かれたパンフレットをいただいた。
その見出しが「下山の注意」(汗)
当然、その上には「登山の注意」が書かれていた。
なにも不思議ではないが、私には気になった。
「よかったぁ、『下山に注意』でなくて・・」と
呟いたら、なぜか、大うけ。
「一字違いで、意味がこんなにも違う」とメモをした。
富士山に登れば「下山さんの名前ばかりですよ」と
笑われながらも、ひとりで微笑んでいた。
では、約3キロほどの直滑降が体験できる
有名な須走口の「砂走り(下山道)」は、私の道かぁ。
これが私の生きる道・・下山道。(笑)



2010年07月26日(月) ■
私は、それは誤りだと思う。

書籍「日本の名随筆『女心』」
(落合恵子編・作品社刊・248頁)から。
昨日、紹介した、佐藤愛子さんのエッセイ、
後半部分に共感したので、再度、登場させてみた。
選んだ一言は、作品、最後のフレーズである。
では、気になるその前の話の展開は?
(やや省略した部分ありますが)昔の40代女性は、
大きなお尻で象徴される自信と貫禄に満ちていた。
その自信と貫禄は、舅姑に仕え、小姑と戦い、
子供を育て、夫に尽し、家事を司る中心人物として、
なくてはならぬ存在になったという、
その実績から得たものであったに違いない。
ちょっと前まで、女40代は、人生のクライマックス。
若い頃の苦労のモトをとる時代だったはず。
なぜ40代の女性は、その誇りを失ってしまったのだろうか?
理由はわからない。ただ一つ、わかっていることは、
この頃の40代は、年甲斐もなく、
人生の生き甲斐というものは「楽しくなければならない」
ものだと思いこんでいるらしいことである。
私は、それは誤りだと思う。
と、まとめている。(では、正解は?と訊きたくなるが)
「家事が、生き甲斐」と言い切れる女性は、魅力的だと思う。
「いってらっしゃい」と朝、見送られ、
「お帰りなさい」と夜迎えられることの嬉しさは、
父親として、夫として、息子として、
何度も、この「気になる一言」で紹介してきたはず。
家事を司ることって、とても大切なことなんだと思う。



2010年07月25日(日) ■
キョロキョロ30 ウロウロ40

書籍「日本の名随筆『女心』」
(落合恵子編・作品社刊・248頁)から。
多くの方のエッセイが詰まっていたが、
佐藤愛子さんの作品が、私の心に残った。
気になる一言に選んだフレーズは、その要約とも言える。
女性の30代は、行動力に富み、
生活にハリを持って暮らしているということ。
それにひきかえ、40代はウロウロして姿勢が定まらない。
40代といえば、人生の前半から後半への移り変わりの時、
この年代になると大半の人は生活が落ち着き、
子供も成長し、日常生活が次第に整理され暇が出来、
それと同時に空しさのようなものを感じ始めるのだという。
何とかしなければいけないと思いつつ、
さて、何をどうすればよいのか、いざとなるとウロウロ。
うまいこと言うな・・と思わずメモをした。
耳が痛いだろうけれど、思い当たる人も多いに違いない。
さて、私の関心は、その後の50代、60代・・。
先日、紹介したラジオの(男女問わず)年代別占いでは
「余裕が素敵な50代」「人生の達人60代」だったはず。
違和感を感じるのか、感じないのか、その人の考え方次第。



2010年07月24日(土) ■
管理できる量をはるかに超えるモノをもっているから

書籍「断捨離のすすめ」(川畑のぶこ著・同文館出版刊・157頁)から。
「ゴミ屋敷」と呼ばれる人たち、
いやもっと身近な「片付けられない症候群」と呼ばれる人たちは、
どうして、片付けられないのか、その理由を知りたかったが、
誰も、私が納得する明確な説明をしてくれる人がいなかった。
しかし、この本が答えを教えてくれた気がする。
片付けられないのは、彼ら彼女らが「だらしがないから」
「管理能力がないから」ではなく、
「管理できる量をはるかに超えるモノをもっているから」。
逆に「モノがなければ、散らかりようがない」ことも判った。
それは、職場の私の机の中でも、同じことが言えそうだ。
ボールペンから、交換した名刺まで、所狭しと並んでいる。
本人は「整理整頓」しているつもりなのだが、
どうもスッキリしない、というのが、私の実感である。
そうか、最初に「自分で管理できる量」を決める必要があるな。
これはいいことを知った、さっそく試してみたい。



2010年07月23日(金) ■
「小さな恋のメロディ」と一緒にしないで

映画「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー」
(ロイ・アンダーソン監督)から。
予告編で見つけた「北欧の小さな恋のメロディ」という
宣伝文句に誘われ観たものの、内容はがっかり。
主人公の男の子も女の子も、煙草は吸うわ、キスはするわ、
バイクを乗り回すなど、単なる「ませたガキ」の恋愛。
どうして、これが「小さな恋のメロディなんだ」と
どこかにレビューする機会があれば、声高に叫びたい。
思い出したくもないけれど、一応、記録に留めるとしたら、
私の心の叫びである
「『小さな恋のメロディ』と一緒にしないで」を残したい。
思春期に観た映画は、その内容まで思い出として残るので、
簡単に「北欧の小さな恋のメロディ」と称した企画者に
説明をして欲しいくらい、私を失望させた。
1970年制作/スウェーデン映画だから・・程度の認識で、
そのキャッチコピーは使用して欲しくない。
「若い男女の純愛を描いた青春ドラマ」というだけで・・。
(私は、純愛とも認めたくないけれど(汗))



2010年07月22日(木) ■
「代表戸締まり役」と「取り締まられ役」

あまりに疲れていると、真面目な話が浮かばない。(汗)
2夜連続の駄洒落でごめん。
先日、ある場所で飲んでたが、知り合いになったついでに
酔いに任せて名刺交換したら、ある会社の「代表取締役」。
「すごいですね」と驚く私に
「いやいや、毎日、一番最後に、戸締まりをして帰るので、
代表戸締まり(とじまり)役なんです」と返された。
隣の人も「取締役」だと言うから、またまた驚いたら、
「私の場合、みんなに取り締まられているんですよ、
だから、これ、『取り締まられ役』って読むんです」と
これまた、楽しく返された。
しかし、私にとって困ったことは、このインパクトある解釈が
飲み屋の外でも、気になってしまうこと。
「代表取締役」の名刺をいただいた時に、
この人は「戸締まり役」かな「取り締まられ役」かな、なんて
考えたら、失礼になるのに・・。
このネタ、早い段階で、みんなに教えちゃおうっと。



2010年07月21日(水) ■
アルチューハイマー

認知症が特別の人だけでなくなった現代、
「アツルハイマー」なる言葉が、紙面を賑わすことも増えた。
「アルツハイマー」とは
ドイツのアルツハイマーA. Alzheimer(1864―1915)が、
65歳以前に発症する認知症症状(痴呆症状)が進む脳の疾患を
アルツハイマー病と名づけたのが、最初らしい。
難しい定義は、お医者さんに任せるとして、
私がメモしたのは、アルコールを飲み過ぎて、
前後のことは何も覚えていない・・という人を、
「アルチューハイマー」と呼ぶんだ、と
飲み屋のカウンターで、偶然隣に座った男性から教わった。(笑)
なるほど、うまいことをいうな、とメモしたのは言うまでもない。
梅雨があけ、ビールの一番美味しい季節がやってくる。
街には「アルチューハイマー」が溢れるに違いない。
しかし「そんなに賑やかになればいいんですけどねぇ」と呟く
タクシーの運転手さんが浮かんだのは、不思議である。
みんな、記憶がなくなるまで飲む人がいなくなったってことか。(汗)



2010年07月20日(火) ■
「折々のうた」足かけ29年、6762回

先週末、三島駅北口にオープンした「大岡信ことば館」の
「開館記念特別展 その4」オープニングレセプションに
出席させていただいた。
早目に到着し、レセプション前にじっくり館内見学。
そこで目にしたのは「言葉の力」を表現する作品の数々。
目を引いたのは、朝日新聞紙上に掲載されていた
「折々のうた」の年数と回数。「足かけ29年、6762回」。
第1回(1979年1月25日)の原稿用紙は、まだ朝日新聞社共通、
何回目からか「折々のうた」専用の原稿用紙に替わり、
最終回(2007年3月31日)は、なんと、専用原稿用紙のコピー。
その違いが面白くて、メモをした。
それにしても、この長さには驚いた。
私なんて、まだ半分。(14年半、3197回)にも満たない。
その時々の世相や、タイミングに合わせて、選んで書く。
これが、どんなに大変かは、私にもちょっとわかる。
長いだけなら、根気さえあれば誰でも出来る気がするが、
新聞の読み物として書き続けることは、並大抵ではない。
詩にも好奇心が湧いてきたし、また何度か訪れてみようと思う。
「言葉の力」を伝えたいというコンセプトは同じだから。(汗)



2010年07月19日(月) ■
どうしよ〜 お肉がおいしいよ

映画「おまえうまそうだな」(藤森雅也監督)から。
原作は、清水町出身、私の2学年先輩の宮西達也さん。
草食系の恐竜に、草食系の恐竜がすくすくと育つ環境で
育てられた、肉食系の恐竜、ハート。
ある日、偶然、肉を食べてしまう機会に遭遇してしまう。
その時の困惑した彼の台詞が、心に沁みた。
草食系のみんなと楽しく、幸せに過ごすには、
この味をおいしい・・と思ってはいけないんだ。
そんな思いと、肉食系ならではの肉に対する食欲に挟まれ、
思わず口から発せられたフレーズが、これ。
「どうしよ〜 お肉がおいしいよ」
たぶん、小さいながらに悩み、ハートの心の葛藤が伝わった。
これは、私たちの世界でもよくあること。
こんな楽しい・美味しい世界があったのかぁ、と感じ、
出来れば、その世界に入り込みたいと願っても、
今の安定した生活、今の幸せな人生を棒に振ってまで
のめりこめない・・でも、やっぱり・・。
「禁断の世界」ってやつだな、これは。(笑)
結局、肉を食べてしまったハートの幸せそうな顔は、
物語とは関係ないけれど、忘れられないな。



2010年07月18日(日) ■
2年間の人間関係が反映する配布作業

「しもさんの『今日の気になる一言』」(第7巻)が
約1ヶ月半の遅れで、出来上がった。
今までの印刷物を手にしてくれている全国の知人・友人、
そして今回も購読希望者へ、配布したい。
不思議と、毎回毎回(2年ごと)、配布する人が変わってくるが、
その2年間で、知り合った人、音信不通になった人、
いろいろな人間関係が交錯しているからだと思う。
「来るものは拒まず、去る者は追わず」が、
私の人間関係の基本だから、それはそれでいい。
「2年間の人間関係が反映する配布作業」も、
私の楽しみの一つとなっているのだから。
出来あがった報を耳にして「今回も、ください」という人、
知り合って間もないけど「1巻から全部欲しい」という人、
「何巻と何巻は持っているので、何巻だけ頂戴」という人、
出来る限り、対応したいと思う。
私の自分史みたいなものだから、読んでいただくだけで、
ありがたいことだと感じている。
果たして、読者のあなたは、何巻を手にしているだろうか?(笑)