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しもさんの「気になる一言」
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2010年08月06日(金) ■
いつが空いてますか?

読者、推測のとおり、飲み会の誘い方である。
実は、4月以降あまり自分から、飲み会の誘いをしなくなった。
だからといって、回数が減ったわけではないが・・(汗)。
まぁ、誘い出したらきりがないから・・が大きな理由であるが、
それを知ってか知らずか、こう切り出してくる人たちがいる。
「飲みに行きましょうよ、いつが空いてますか?」。
もっと誘い上手な人は「○日の夜、空いてますか?」と訊ねてくるし、
目の前で、手帳(スケジュール帳)を開いて、その場で決めてしまう。
もちろん一番の誘い方は「今日、空いてますか?」(笑)。
この飲み会に対するスタンスは、けっこうお気に入りであり、
これからもしばらくは続けていこう思う。
よく考えると「話を聞いてもらいたい」という人が多いし、
飲んで話し終えると、スッキリした顔になっていくのがわかる。
「聞き役」は、最近の私の特技だから、どうぞ、ご利用ください。
基本は、先着順。1人でも、大人数でも同じ。
これでも、けっこうスケジュール埋まっているんですよ。



2010年08月05日(木) ■
空気と一緒にさっと描き込むんです

先日、私の大好きな絵本作家、いせひでこ(伊勢英子)さんが
隣町で講演会をするというので、駆けつけた。
演題は「七つ目の絵の具 木からもらったたくさんの物語」
冒頭、私のもっている絵本「ルリユールおじさん」とか
「大きな木のような人」とか「にいさん」などに関する、
制作秘話を話してくれた。
常に、クロッキー帳を持ち歩き、どんな時間でも、
どんな場所でも、描いているらしい。
「1つのクロッキーに要する時間は5秒〜10秒。
空気と一緒にさっと描き込むんです」
この台詞が、今回の気になる一言。
彼女本人が、自分自身のことを、
「現場の空気を知らないと絶対描けない人」と称しながら、
その場の空気を見事に表現している。
だけど「素晴らしすぎること」と「悲しすぎること」は、
スケッチ出来ないんです・・と苦笑いした。
「空気と一緒に・・」は、私にとっては「雰囲気と一緒に・・」。
その場にいた人しかわからない雰囲気(喜怒哀楽)を、
なんとか読者に伝えたくて、気になる一言を書いている。
いい言葉だなぁ・・「空気と一緒にさっと描き込むんです」
私もつられて「雰囲気と一緒にさっとメモするんです」(笑)



2010年08月04日(水) ■
迎えるより、迎えられる方がいいですね

第10回静岡県東部少年の船の帰着式に参列した。
東部3市3町、192名の中学生が、
1週間の北海道研修を終え、輝いた顔で帰ってきたのだが、
私の気になる一言は、前年までのわが町の担当者の台詞。
今年、人事異動で他課に配属され、担当を外れたが、
この事業に対する思い入れは強いらしく、
わざわざ、この帰着式に間に合うよう、会場に駆けつけてくれた。
バスが到着し、子どもたちとスタッフを拍手で迎えている時に、
彼は私に向かって、こう言った。
「迎えるより、迎えられる方がいいですね」
この事業に関わる、スタッフの大変さと喜びを知っているからこそ
この台詞は、私の心に残った。
今は、生涯学習課職員の特権と言うべきだろう。
しかし、逆に考えると、こんなに感動する事業であるならば、
課など関係なく、新人職員をはじめとした、
多くの若手職員に体験して欲しいとも思うのも、本音である。
会議室に缶詰の座学的な研修もいいけれど、
大自然に触れ、北の大地で宝物を見つけてくる研修は格別だろう。
貴重な「人材育成」の場として、彼の台詞をもう一度、思い浮かべた。
「迎えるより、迎えられる方がいいですね」
う〜ん、いい仕事したって証拠だな。



2010年08月03日(火) ■
お知らせさせていただきます

知人との懇親会で、ちょっぴりほろ酔い気分で帰宅したら
待っていたのは、同級生の訃報だった。
この秋、中学校の学年同窓会を開催する予定で、
万年幹事の私は、前回の通知先を頼りに、
案内通知を出すのだが、予想以上の「宛先不明」の返信に
いい加減にしろよ、と気分も落ち込む私であったが、
今回の返信は、さらに、私を悲しませた。
送付主は、同級生の母親。
同窓会案内のお礼を述べた後、息子が病気で他界したことを告げる。
そして「色々とお世話になりありがとうございました」と結んでいる。
さらに、悲しい気持ちを噛みしめながら「母より」と3文字。
こうやってキーホードを打っていても、涙が溢れてくる。
器械体操が得意で、彼に「バク転」を教わった回数は、数え切れない。
そんな彼との再会を楽しみにしていたのに・・。
息子の他界を、同窓会の通知とはいえ、返事を書くのは辛かったろう。
「お知らせさせていただきます」
このフレーズは、忘れることの出来ないものとなった。
知らせていただき、ありがとうございました。(涙)



2010年08月02日(月) ■
貧困とは「人間らしい生活ができない状態」になること

書籍「13歳から学ぶ日本の貧困」
(宇都宮健児著・青志社刊・110頁)から。
著者は、冒頭で「貧困について」定義している。
「貧困」=「貧乏」ではないことも。
「貧困」とは「貧しい暮らし」を指しているのではないと。
普通に働いて結婚し、子供を育て、家を買う、
そんな、ごくあたり前の人生を送ることが
出来なくなってきている日本は、
人間として生きていくのが困難な状態である「絶対的貧困」
とは別に、その社会のメンバーとして生きていくのが
困難な状態である「相対的貧困」と位置づけている。
人間らしく、いきいきと毎日を暮らせない状態のことを
「貧困」というならば、まさしく今の日本は「貧困」と
いっても過言ではないだろう。
「働いても働いてもちっとも収入が増えず、
いつまでたっても貧しい暮らしから抜け出せない。
そんな生活が長く続き、だんだんと体も心も疲れていく」と
幸せを感じられない人たちが増えたことを嘆いている。
「お金はなくても、私は幸せ」と感じられる人が増えること。
これが私たちに突きつけられた課題であると思う。



2010年08月01日(日) ■
スピンオフ作品

映画「人生のピンチを救うパフェおやじの7つの名言」
(福田雄一監督)から。
映画紹介によると「石原まこちん原作の同名人気ドラマ
『THE 3名様』のスピンオフ作品」・・とある。
ストーリーは、ファミレスで繰り広げられる人間模様を
温かくも冷静な目で見つめるパフェおやじが、
様々な名言を披露していく形で進められていくが、
私が気になったのは「スピンオフ」という単語。
英単語では「spin-off」
意味は「子会社や会社の一部門を独立の会社にすること」
「研究開発の(予期せぬ)副産物、派生技術」(波及効果)
また「(連続テレビ番組の)続編」とか「精神障害」等、
いろいろな意味があることを知った。
ある話がきっかけで、どんどん面白いことに繋がっていく、
そんなことはよくある。
予期せぬ展開に、思わず歓声をあげることも。
これからは「スピンオフ」という言葉を使おうと思う。
ちょっと、洒落ているから。



2010年07月31日(土) ■
正午、起床

こんなにぐっすり寝たのは久しぶりと、1日を振り返った。
4月からの環境変化、プレッシャーによる疲れの蓄積と、
地域住民とラジオ体操をする事業の成功を願って、
今週1週間は、なんと睡眠3〜4時間の日々、
さらに、昨日の大雨洪水警報による
ほとんど寝てない状態が重なり、帰宅してバタンキュー。
翌日、目が覚めたら、なんと正午。
日頃感じていた頭の疲れは、なぜかスッキリとして、
午後からはいつもの自分に戻り、
大好きな絵本作家・いせひでこさんの講演会に出向いた。
この感覚を、活字に残しておきたくて「正午、起床」。
睡眠は、やはり人間を回復させてくれる。
どんな薬より、睡眠が一番効く・・をこの年齢で実感した。
私のイビキで寝られない家族には申し訳ないけど、
これからも、疲れたら寝る・・を実践しようと思う。



2010年07月30日(金) ■
はなびは くろくんがいたから できたのさ

絵本「くれよんのくろくん」
(作・絵=なかやみわ・童心社刊)から。
くれよんの話である。(笑)
気になる一言は「黒色」の嘆きである。
真っ白な画用紙の上に、きれいなくれよんの色たちが、
自由気ままに、花や空や雲などを描く様子を見て、
自分も参加しようとしたら、
「きれいに かいたえを くろくされたら、たまらないよ」と
仲間はずれにされた「くろくん」。
悲しくなって、ぼそっと呟く。
「なんで ぼくって、こんないろなんだろう・・」
しかし、描くことに夢中になりすぎて、
くれよんたちの絵はめちゃくちゃになってしまうところから、
物語は、あらたな展開をみせる。
自分の色ばかりを主張するくれよんたちの色の上を、
「くろくん」が全部塗りつぶしてしまう。
そして、少しずつ、引っかいていくと、花火のように、
みんなの色が、調和して浮かび上がってくる結末に、
絵本とわかっていながら、心が動かされた。
きれいな花火ができたのは、みんながのけ者にしていた
「くろくん」のお陰と気付くシーン。
「はなびは くろくんがいたから できたのさ」の台詞を
今回の「気になる一言」として、残しておきたい。



2010年07月29日(木) ■
ビブラートするから「ビブラフォン」

先日、地元のブラッスリー&ワインBAR「バッカスのへそ」で
ディナーコンサートが開かれた。
演奏は、ビブラフォンの佐藤雄大さんと、
フルート・ピアノの中村有紀さん。
演奏するには、環境が悪かったかもしれないが、
2人は、一所懸命、私たちを楽しませてくれた。
楽器で注目は「ビブラフォン」。
「木琴ではなく、鉄琴かぁ」と呟いたら、
鉄琴の一種だけど、ちょっと違うらしい。(笑)
各音板の下に電動ファンを回転させて、
その下に共鳴管をつけることによって、
ビブラートのついた豊かな余韻が得られる。
演奏の休憩中に「電動ファン」を見せてもらったら、
たしかに、音が「ビブラート」して面白かった。
日本語にすると「体鳴楽器」というらしい。
是非、一度、耳にして欲しい、本当に楽しい音だから。



2010年07月28日(水) ■
空気のような存在になれば、自由に写真が撮れる

映画「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」
(バーバラ・リーボヴィッツ監督)から。
アメリカの有名女性カメラマンを追ったドキュメント。
彼女が撮る「ミックジャガー」や
「ジョンレノン&オノヨーコ」は観る人を驚かせる。
どうして、この人だけには、こんな顔を見せるのか、
そんな疑問さえ浮かんでくるのだが・・。
その答えは、撮影された彼らが感じていることだった。
「アニーは、どこにもいたが、邪魔じゃなかった」
「彼女は、魂を撮りたがっていた。それが伝わってきた」
「彼女は来る日も来る日も、そばにいたが、
数日後、彼女の存在が消えているんだ」などいろいろ。
彼女も、振り返りながらこう呟いた。
「空気のような存在になれば、自由に写真が撮れる」と。
ただ、そんな関係になるまでの努力を口にはしない。
なるほど・・これは奥が深い。