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しもさんの「気になる一言」
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2011年02月02日(水) ■
「一」(ピンタ)から「十」(キリスト)まで

 先日、落語家「桂米助」さんに、呑みながら教わった雑学。(笑)
「ピンからキリまでって知ってる?」と訊かれたので、
「花札の1月・松から12月・桐までってことですよね」と
今までの知識を披露したら、跡形もなく沈没。
答えは「ピンタからキリストまで」。
帰宅後、気になって辞書で調べたら
ピンは、ポルトガル語の「pinta」の略。「点」という意味。
もちろん「はじめ、第1。最上のもの」の意味がある。
キリは、ポルトガル語の「cruz」(クルス)の訛。
十字架の意から転じて、十の意味がある。
確かに「一」(ピンタ)から「十」(キリスト)まで。
こんなネタ、落語に登場するのかなぁ・・と思いながらも、
場を飽きさせない引き出しの多さに驚かされた。
このネタ、私もどっかで使わせてもらおうっと。(汗)



2011年02月01日(火) ■
今回は、特別バージョンでお届けしましたぁ・・

先日紹介した、寄席の色物のひとつ、大神楽曲芸師は、
紅一点の「鏡味初音(かがみはつね)」さん。
(色物とは、プログラムに赤い字で書かれていたかららしい)
傘の上で、いろいろなものを回す曲芸は、気分転換にもなり、
寄席には欠かせない、華やかなものであった。
若い女性だったから、演じる方も観客も、ハラハラどきどき。
曲芸のひとつ「金の輪(リング)」を手に取り、
「これが回れば、みなさんの金回りが良くなります」と
可愛い声で口上したかと思えば、回し始めてバランスを崩し、
リングが舞台の下に落ちてしまった。
「あぁ、落ちちゃいましたぁ」と焦り気味の声で呟いたので、
私は、この場面、どう乗り切るのかな?と眺めていたら、
「今回は、特別バージョンでお届けしましたぁ・・」と一言。
うまい・・と拍手を送ってしまった。(笑)
私たちの仕事だって、いつもうまくいくとは限らない。
失敗した時のフォローは、経験なんだろうな・・とメモをした。



2011年01月31日(月) ■
その比喩、歳がばれるわよ

映画「40女と90日間で結婚する方法」(監督)から。
あれ?監督が不明。
40女役は、私のけっこう好きな女優、飯島直子さん。
今の若い人たちとの違いが、台詞にもいかされていて、
意外とメモが増えてしまった。
「平成生まれは妙な名前ばっかりなんだ」
「悪かったわね、未来予想図が十八番で」
「ドッキリカメラか?」・・平成生まれにはわからない。
そんな作品中「私は、キャメロンディアスでも
松嶋奈々子でもないってこと」とふて腐る場面、
女友達がさらっと指摘する。
「その比喩、歳がばれるわよ」
今の若い子ならば、「アン・ハサウェイでも、
長澤まさみでもないってこと」と例えるらしい。
めちゃくちゃ忙しいことの比喩は、女友達に誉められる。
「確定申告と引越しが重なっちゃったって感じ」。
サラリーマンの私には、その忙しさが伝わらなかった。(笑)
映画作品も、よく例えに使うから、注意しなくちゃなぁ。



2011年01月30日(日) ■
柔よく豪を制す

昨晩は、久しぶりに、深夜まで起きていた。
サッカーアジア杯、延長戦でオーストラリア(豪州)を1-0で破り、
試合終了後のコメントまでじっくり聴いていたので、
一日中、生活のリズムが狂いっぱなし。
今日は今日で、朝からず〜っと、この話題ばかり。(汗)
多くの解説者、関係者のコメントで、私が一番面白かったのが
「柔よく豪を制す」。
本来は「柔(じゅう)能(よ)く剛を制す」
辞書で調べてみると、意味は、
「しなやかなものは、かたくて強いものの鋭い矛先を巧みにそらして、
結局は勝利を得る。転じて、柔弱なものが、かえって剛強なものに勝つ」
「しなやかなものがその柔軟性によって、かえって強く固いものを制する。
転じて、弱いものがかえって強いものに勝つことのたとえ」
しかし、日本が弱くて、豪州が強い、と言う前提がなくては、
この例えは使えないなぁ・・と反省した。
そんなことを考えたていたら、家内が横で呟いた。
「ねぇ、オーストラリアって、どうしてアジアなの?」の疑問。
オセアニア杯だと、対戦相手が少ないしねぇ。(笑)
ワールドカップの枠組みにも関係あるんだけど・・わかるかな?



2011年01月29日(土) ■
「222」と「1111」

これだけでピンときた人は、買ってるね、ナンバーズ。
私は、ロト派だから、買っていないけれど、
今朝の新聞をみて、目が点になるほど驚いた。
第3038回「ナンバーズ3」の抽せん日は2011年1月28日。
抽せん数字「222」、購入は555口、当選金は72,900円。
第3038回「ナンバーズ4」の抽せん日も2011年1月28日。
抽せん数字「1111」、購入は436口、当選金は307,100円。
どちらのナンバーズでも、同じ数字が並んだけで、
へぇ〜と思うのに、昨日は「2つ同時」だったということ。
可能性がないとは言わないが、記録に残したい。
当選金は、そんなものなの?と感じたが、購入口数には驚かされた、
こんな数字を買う人が、大勢いたことに対して・・。
あれ・・ナンバーズ3の購入口も「555」。
これって、偶然だけど、話のネタには最高だなぁ。
ロトも、ナンバーズも、やめた途端に、当たりそうで、
なかなかやめられないんだよね、ふう〜。



2011年01月28日(金) ■
水を飲まなくても、がっかりしないこと

飲みながら、自分の役割について話した。
(飲まなければ、話せないわけじゃないけど・・)
先輩が「自分は、牛を川へ連れて行くだけだよ」と呟いた。
これって、たしか・・空手・大山倍達さんの語録。
インターネットで調べたら「牛を川まで連れて行くには人の役目。
水を飲む飲まないは牛自身の問題だ」であった。
「馬を水辺に連れて行くことはできるが水を飲ませることはできない」
気の進まないものを、他人が無理に動かそうとしてもむだである、
ということ。英語で言うと、
You may take a horse to the water, but you can't make him drink.
言い換えれば、アドバイスするのは、管理職や先輩の仕事。
それを実行するかどうかは、本人の仕事・・というわけだ。
これからも、私の出来る限り、川へは連れて行こうと思う。
あとは・・自分で考え、飲むかどうかだから。
ここでのポイントは「水を飲まなくても、がっかりしないこと」
「せっかく、連れてきてやったのに・・」と思わないことだな。



2011年01月27日(木) ■
もっと「手紙を書く刻(とき)」を大切にしたい

書籍「夢の続き」(吉永小百合著・世界文化社刊・178頁)から。
「家庭画報」好評連載のフォトエッセイ集らしいが、
やっぱり、私は「吉永小百合」さんが好きだなぁ、と
再認識した書籍であった。
顔立ちが好き、というのではなく、(もちろん美人ですが)
生き方や考え方が、自分の中にすっと入ってくる感じがする。
平和を愛し、詩、手紙、着物、映画、スポーツが大好き。
これだけでも、私との共通点は溢れている。
その中で、特に私が共感し、選んだのは
「手紙を想いを込めて書きたいと思っています」の前に綴られた
「もっと『手紙を書く刻(とき)』を大切にしたい」というフレーズ。
手紙を書く、投函する。そして返信が届く。待っている間の想い・・
そんなものが、直筆の手紙には、詰まっているからだろう。
「刻」とは、きざむこと、ほりつけること。
わざわざ「時」の字を使わず「刻」を用いた「とき」は、
手紙を書く時間だけでなく、その環境も含めていると感じたからだ。
手紙の相手のことを頭に浮かべ、2人だけの距離感で書き綴る。
こんな時間をもっともっと持てる人に、なりたいと思う。



2011年01月26日(水) ■
クーラーは「文明」、打ち水・風鈴は「文化」

落語家・桂米助さんと酒を交え、話をする機会に恵まれた。
宴が和み、「文化と文明の違いについて」が話題になったが、
誰一人、短いフレーズで同席の人を納得させるまでには、
なかなかいかない。そんな時、彼が、いとも簡単に呟いた。
暑くジメジメしている時、
クーラーで解決しようとするのは「文明」、
打ち水や風鈴などで解決しようとするのは「文化」。
そんなような事を、さらっと言った。
(アルコールが入っていたので、正確ではありませんが・・)
落語には、そういうシーンが沢山出てくる。
だから、落語の世界を目指すこんな若い人たちでも、
それくらいのことは知っている・・と笑ってみせた。
あらためて「落語」の奥深さを教えてもらった気がする。
長屋の八っあんでも、知ってらぁ・・ってことかな。(汗)



2011年01月25日(火) ■
準備しておかないとこうなるってね

映画「ダイ・ハード4.0」(レン・ワイズマン監督)から。
今回選んだ気になる一言は、残念ながら、
ブルース・ウィリス演ずる、ジョン・マクレーンの台詞ではない。
アメリカ東海岸の交通、通信、金融の各システムを麻痺させた、
サイバーテロの犯人の台詞である。
その動機が、とても気になった。それがこのフレーズ。
正確には、もう少し長い。
「俺は上に忠告した。準備しておかないとこうなるってね。
でも感謝されず、苦痛を与えられた。一切、話を聴かずに・・」
これが、大きな事件へと繋がっていく。
自分は、国のために、セキュリティが甘いことを指摘。
それを、いとも簡単に無視された。
だから、自分が正しかったことを認めさせたくなってテロを・・。
犯人の気持ちが、なんとなくわかる気がしたから、不思議である。
「俺が壊したものは、すべて元通りになる。国が正義を示せばな」
この台詞が、犯人の気持ちなんだろうな、きっと。



2011年01月24日(月) ■
子どもたちの反応で、学校の偏差値がわかる

わが町の文化芸術活動促進事業のひとつである、
泉のまち古典芸能鑑賞会「第二回地域交流センター寄席」
今回の主役は、落語家・桂米助さん。
巷では「突撃! 隣の晩ごはん」のレポーターで有名であるが、
やはり本業の落語も天下一品であった。
役得で申し訳ないが、寄席の後、関係者で食事会を催し、
その末席に参加させていただき、日頃の活動を伺った。
落語から日本文化の話、江戸の環境問題、日本の教育制度まで、
ありとあらゆる分野に、自分の考えを持っていて驚かされた。
最近では「学校でも寄席を開催するらしいですね」と訊ねると、
「子どもたちの反応で、学校の偏差値がわかる」と言う。
あれ?今日はやけに受けるなぁ(笑うなぁ)?と思うと、
東大に毎年何人も受かっている進学校というケースが多い。
これは「落語の面白さがわかるということは、頭が柔らかい」
「どこにこの話の面白さが詰まっているのか、理解できる」
そんなところに行き着くのだろう。
落語は単なる笑い話ではない。日本の文化が詰まっている。
そう、私たちに伝えたかったのではないだろうか。