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しもさんの「気になる一言」
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2011年11月29日(火) ■
蓋棺事定(がいかんじてい)

今年も1年を振り返ると、多くの知人が他界し、
お通夜・お葬式に足を運ぶ機会が増えた。
そんな機会を捉えて私が感じていたことを、四字熟語では
「蓋棺事定(がいかんじてい)」というらしい。
「蓋棺」は、棺にふたをすること。
意味は「生前の評価は当てにならない。一生が終わり棺のふたをして
初めてそのひとの真の値打ちが決まるということ。」
私が知り合った時は、あんなにいい人だったのに・・という人の最期、
逆に、悪い噂ばかり耳にしていたのに・・という人の最期など、
本当に、生前の他人の評価はあてにならないな、と思うことが多い。
社交性に富んだ人柄と思っていたら、お葬式には誰も来なかったり、
内気で無口の人柄だと思っていたら、溢れんばかりの人が訪れ、
多くの人が別れを惜しんでいたりする光景は、何度も目にしてきた。
人の一生って面白いものだなぁ、とつくづく感じる瞬間である。
「蓋棺事定(がいかんじてい)」
是非、覚えておきたい四字熟語である。



2011年11月28日(月) ■
「子どもは好き?」「あぁ好きだ」

映画「めぐり逢い」(レオ・マッケリー監督)から。
さすがに名作だけある。
メモした台詞は溢れ、どれも甲乙つけ難いほど、オシャレだった。
「母の教えなの、満月の晩は、男性の部屋に入るなって」
「思い出のない冬はつらいわ」
「シャンパンを・・ロゼはある?」等など。
その中で、敢えて選んだのが、
「子どもは好き?」「あぁ好きだ」という会話。
豪華客船のデッキで知り合った男女が恋をして、
愛を語りあい、各々の部屋に戻る別れ際に、こんな会話をする。
この作品を代表するようなフレーズではないのに、
なぜか、私のアンテナに引っ掛かったままだ。
2人は「画家」と「歌手」という職業であり、
「家族」という意味では「子ども」に縁遠いイメージなのに、
幸せの象徴のように「子どものいる家庭」を使うのか?
それとも「子どもを作る行為が好き?」という問い掛けなのか?
素敵な作品に深読みはしたくないが、それでも気になる。(汗)
シーンとしては、船上デッキから客室へ降りてくる階段でのキスシーン。
2人の顔は画面から外れ、首から下の映像なのに、なぜか美しかった。
直接的なシーンより、想像力をかき立てられた気がする。
これまた、映画の魅力なんだなぁ、きっと。



2011年11月27日(日) ■
来年の手帳、買いました?

本屋にも文房具屋にも、新しい年の手帳が並んでいる。
もう、そんな時期か・・と思わせるフレーズ
「来年の手帳、買いました?」問い合わせに、
つい、買いたくなってしまうが、今しばらく我慢している。
実は、古い手帳から新しい手帳への移し替えは、
私の年末の恒例行事として、既に「歳時記」となっているが、
この作業を始めると、何日もかかってしまうので、
昨年から第4回(11月)定例議会を終えてから・・と決めた。
1年の総決算をしながら、新しい年の計画とともに書き移す作業、
メモ魔の私にとっては、至福の時間かもしれない。
これだけは、誰にも邪魔されたくない。(汗)
今は、市販の手帳を「自分流」にアレンジして利用しているが、
いつの日か、製本技術を学んで、自分だけのオリジナル手帳を持つ、
これが私の夢のひとつである。
システム手帳ではなく、糸で綴じられた手帳を・・。



2011年11月26日(土) ■
刑務所の役割って、社会からの隔離じゃないの?

久しぶりに、私のボヤキである。
ネットの見出しに「ホリエモン獄中から漫画連載」を見つけ
ちょっと違和感を覚えた、というか、正直驚いた。
その違和感を文字にしたのが、
「刑務所の役割って、社会からの隔離じゃないの?」
記事によると、
「<ホリエモン>東大時代の青春を描く 獄中から異例のマンガ連載
堀江受刑者は長野刑務所に収監されているが、
編集担当者とマンガ家の本そういちさんが現地に赴いて打ち合わせし、
獄中からのマンガ連載をスタートさせる」とある。
そもそも、なぜホリエモンを投獄させたかと言えば、
「したことに見合った社会的制裁=身分の不自由を実感させる」
ではなかったのか。
その根底を守らなければ、何のための「監獄」なのか、わからない。
単なる経験、話題作りのための「監獄」ではないはずなのに、
彼を始め多くの若者が、社会を甘く見てしまう危険性を感じる。
ここは、出版社もマスコミも大人になって、静かに見守って欲しかった。
堀の中で、社会復帰に向けて、原作を書く、構想を練る、ことは、
彼の才能だから、大いに期待したいものだが、被害者がいるのだから
加害者の獄中生活は、慎ましやかであるべきだろう。
話題になれば何でもOK、お金になれば何でもやってしまう社会って、
非常に恐ろしいことのような気がする。
日本は、大丈夫だろうか?



2011年11月25日(金) ■
どういう選択をするかが、人生よ

映画「マディソン郡の橋」(クリント・イーストウッド監督)から。
切ない大人のラブストーリー、という人がいる。
どうみても、自分たちの不倫を正当化している、という人もいた。
なるほど・・いろいろな見方があるものだと、苦笑した。
ふたりが出会い、そして別れるまで、いくつかの選択があり、
そのたびに、彼と彼女は自分の判断で物語は流れていく。
後半、彼と駆け落ちをして、平凡な生活から逃げだそうとするが、
「やっぱり、正しくないことだわ」と断念、「誰に?」の問いに
「家族みんなに」と答え「街の噂に殺されるわ」という判断が
とても冷静だな、と驚いた。
そして「どういう選択をするかが、人生よ」と呟く。
そう、人生は選択の連続であり、誰のせいでもなく、
すべて自分で選択した結果、という想いが伝わってくる。
さらに「子どもたちが前進できるよう、母親は立ち止まって見守る。
子どもは、やがて巣立っていって、さていよいよ自分の人生を
歩もうとしても、歩き方を忘れてしまっている」というフレーズに、
50代女性の焦りが表現されていた気がする。
見るたびに、気になる一言が違う、面白い作品であった。



2011年11月24日(木) ■
談志さんに叱られるのが大好きでした。

落語家・立川談志さんの死を惜しむ芸能人が多く、
その存在感・影響力はすごいなぁ、と感心させられた。
スポーツ新聞の見出しは、談志さんが生前語っていた
回文「談志が死んだ」(だんしがしんだ)。(汗)
その多くの方のコメントの中で、
私が選んだのは、歌手・和田アキ子さんの談。
「談志さんの話を聞くのが大好きでした。
私が間違ったことを言うと、すぐに叱ってくれました。
談志さんに叱られるのが大好きでした。
もう一度、叱られたかった・・」
姉御として若手の芸能人を叱り倒しているイメージの彼女が
頼りにしていた人は、談志さんだったのかと納得した。
そしてまた、そんな2人の関係が羨ましいとも・・。
心の師・談志さんを失って、彼女がどう変わっていくのか、
非常に興味をもって、見守っていきたい。
日本人が忘れてはならない、いや取り戻したい師弟関係を
2人に見せてもらった気がする。
立川談志さんのご冥福をお祈りします、合掌。



2011年11月23日(水) ■
頑張った人生にご褒美を

もうすぐ18歳を迎える愛犬、ダックスフントの「ジェイク」が、
ほぼ老衰に近い状態ながら、必死に生きようとしている。(涙)
食事や水分も、ほとんど喉を通らなくなり、
今や、毎日の点滴で栄養補給している状態が続いている。
そんな状態でも、頑張っている彼に、
飼い主の私が、最近感じているのは「頑張った人生にご褒美を」。
家族全員が仕事や学校に行き、昼間、寂しく留守番をしていた時期、
彼は、どんな気持ちで、私たちを待っていたのだろう。
何度なく、2階の階段から転げ落ちながらも、ケロッしていたこと、
散歩に出かけ、ノミをいっぱいつけてきたこともある。
まぁ、私も彼も若かった頃は、散歩のラスト100mを猛ダッシュ、
勝ったり負けたり、お互い息をゼイゼイしながらも、
自宅の玄関にゴールした思い出が蘇る。
人間で言えば、もう88歳に近いと言われても、
私からみれば、まだ18年しか一緒に過ごしていない。
今日も朝からずっと一緒にいて「頑張った人生にご褒美を」と
考えているけれど、残念なことに未だに思いつかない。
休みの日は、朝から晩まで一緒にいることかな、今、出来るのは。



2011年11月22日(火) ■
飛距離の差が実力の差に思えてしまう時もある

ゴルフ漫画を読んでいて、ハッとしメモしたフレーズ。
そうなんだよ、ゴルフは距離じゃないんだ・・と
頭ではわかっていても、いざ、その場になると忘れる。
特に、自分より身体が細かったり、年齢が上の人に、
飛距離で負けると、ガッカリしてしまうから面白い。
「飛距離の差が実力の差に思えてしまう時もある」
仕事でも同じことが言える。
段取りよく仕事をし、定時に帰宅できる人をみると、
自分の事務能力の低さを感じてしまうのであるが、
実は、上司が求めているのは、仕事の速さではなく、
正確性であったり、現状の成果+αの提言であったりすることに
気付くと、落ち着いて仕事が出来るのであるが。(汗)
ついつい、目先の距離(仕事の速さ)に憧れるが、
ゴルフはあがってナンボ、仕事も成果が出てナンボ。
わかっているけど、なかなかなぁ。(笑)



2011年11月21日(月) ■
矜持とは、自分の能力を信じていだく誇り。

書籍「日本人の矜持(九人との対話)」
(藤原正彦著・新潮文庫刊・266頁)から。
「国家の品格」の著者、藤原正彦さんは、
私の好きな数学者であり、なおかつ教育に関する意見は、
賛同することばかりである。
そんな彼と、これまた経験豊富な学識経験者が語り合う対談集、
面白くないわけがない。
さて、内容の紹介前に、タイトルの「矜持」(きょうじ)に惹かれた。
「矜持」とは「自分の能力を信じていだく誇り。」
英単語では「pride」(プライド)らしい。
私としては「プライド」とはちょっと違う気がしているが・・。
「自負」と書かれている辞書もあったが、これも僅かながら違う。
電子辞書で調べた、以下の類語と比べて欲しい。
「自賛」(自分で自分をほめる)
「自尊」(自分を偉いと思い込むこと)
「自得」(満足して得意になる)
「自任」(自分に能力があると思い込む)
「自負」(才能に自信を持ち、誇りに思う)
「自慢」(誇らしげに話したり、見せたりする)
やはり「矜持」という言葉の響きが、断然と輝いている。
「自分の能力を信じ」それを「誇り」として生きていく。
そんな「矜持」を、私は大切にしていきたいと思う。



2011年11月20日(日) ■
僕は食事に行く。是非、御一緒に

映画「ツーリスト」
(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)から。
映画の中に、こんな会話がある。
女性から「食事に誘って・・」という、簡単なテストのシーン。
どういう誘い方が、女性にとってベストなのか、
いや、女性扱いが慣れているか、がわかる問答。
「食事をどう?」とストレートに誘うと
「女は質問を嫌うのよ」とピシャリ。
「僕と食事を・・」と言えば「命令調ね」と返し、
「一緒に食事を?」と言い方を変えても
「また質問?」と手厳しい。
最後に「僕は食事に行く。是非、御一緒に」。
そう、その誘い方よ、と言いたげな様子。
ストーリーにはあまり関係ないが、
私たちの日常生活には、非常に役に立つノウハウ。
女性に合わせるつもりで「どこへ行きたい?」
「何を食べたい?」と訊くよりも、
「僕は○○する、是非、御一緒に」という誘い方が
スマートで、女性にも好かれるようだ。
それでも、嫌なら嫌って言うものね、今の女性は。(笑)