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しもさんの「気になる一言」
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2012年01月08日(日) ■
死にたくなければ強くなれ

2012年、NHK大河ドラマ「平清盛」が始まった。
昨年は1月で観続けるのをやめたなぁ、と思い出しながら
今回は期待し過ぎないようにしなくては・・と気持ちを引き締めた。
「心の軸と体の軸」の関係について語った場面もメモしたが、
今回は、次回へ繋がる言葉として、素直に選んだのは
「死にたくなければ強くなれ」
自分の出生の秘密を知り、投げやりになる幼少の清盛(平太)に、
育ての親、平忠盛役の中井貴一さんが、迫力満点に迫った台詞。
そんなことどうでもいいだろう・・とはぐらかすのではなく、
幼くても、しっかり事実を伝え、最後に言い放つシーンは、
おっ、今年は年末まで耐えられそうだ、と感じさせる場面でもあった。
ただ、静岡県庁の職員を始め、県内市町職員の多くは
「平太」「平太」と、幼少名を多くの俳優が呼び捨てするたびに、
川勝平太・静岡県知事が浮かんだのではないだろうか。(汗)
今年1年は「平太」から目が離せなくなりそうだ。
あっ、平清盛のことです、はい。(笑) 



2012年01月07日(土) ■
危険極まりない下等動物なのだ。

書籍「ジェノサイド」(高野和明著・角川書店刊・590頁)から。
読み応え抜群の作品、当然私のメモも増えたので、
選ぶのに苦労したが、とりあえず(汗)、一つ紹介する。
進化した人類からみた、原生人類の評価が面白かった。
彼らから見た(私たち)現生人類とは「同種間の殺し合いに明け暮れ、
地球環境そのものを破壊するだけの科学技術を持つに至った、
危険極まりない下等動物なのだ」という表現が気になった。
「誕生から二十万年を費やしても殺し合いを止められなかった、
哀れな知的生物だ」とまで書いた上に、
「すべての生物種の中で、(私たち)人間だけが、
同種間の大量殺戮(ジェノサイド)を行なう唯一の動物」と定義している。
そして「そろそろ次の存在に、この星を譲ってもいい頃だと思うね」と
学者の口を通して表現した著者の気持ちが伝わってきた。
どんな理由があるにせよ、戦争は愚かな行為だと・・・
いつになったら、この世の人間たちは気付き、やめるのだろうか。
読み終えて、私も感じた「人間の残虐性」、怖い定義である。



2012年01月06日(金) ■
上手に冬を越して春を待て

年末と年始、家族で足を運んだ、三島大社。
引いたときのその人の状態を表している「おみくじ」は、
私の楽しみのひとつとなっている。
(たしか「おみくじ」って、運勢の占いじゃなくて、
その人のバイオリズムみたいなもの、と理解しているけど・・)
結果は「末吉」(汗)
仕事運から、健康、恋愛まで、良い事はひとつも書いてない。
(まんざら、当ってないとも言えないから、不思議だけど・・)
しかし「大凶」?と思えるような解説に、目を疑ったが、
今は、その時じゃないということ。
じっと耐える時だから、無理をして新しいことに挑戦しないこと、
そう受け止めた。
あまり調子良くないんだな、と思いながらも、
その中で見つけたフレーズは「上手に冬を越して春を待て」。
そうそう、そんなに焦ることないじゃん、のんびりいこうよ、
と励まされたようなフレーズだった。
だんだん調子が出たとき、また引いてみよ〜っと。



2012年01月05日(木) ■
年末年始は「ジェノサイド」読破

「年末年始はどう過ごしたのですか?」というメールが届いた。
映画三昧のはずだった、年末年始の過ごし方、
それが1冊の小説に興奮し、夢中で読み耽ることになった。
「本の雑誌」2011年上半期ベスト10の第1位に選ばれた作品、
そう「ジェノサイド」が私を惹き付けて離さなかった。
以前から、時間が出来たら読みたいなと思っていたが、
予想以上に分厚く、文字も小さいので、毎日少しずつ・・と思い、
頁をめくり始めたら、やはり止まらなくなってしまった。
ハリウッド映画を10本くらい、まとめて観た気分に等しい。
スケールの大きな、そして広大なテーマにした作品を読み切る、
こういう年末年始の過ごし方も悪くないな、と振り返った。
同じく年末に、ルワンダの大量殺戮を題材にした
映画「ホテル・ルワンダ」と「ルワンダの涙」を観たので
「ジェノサイド」という言葉に敏感になってしまったが、
日本や世界、人間・人類という視点で書かれた小説にも目を向けたい。
気になる一言の内容も、少し変化するかも・・乞うご期待。



2012年01月04日(水) ■
美談にしてるんじゃないよ

箱根駅伝の往路5区、東京農大の津野選手の起用について
ネットの世界で、激論が交わされている。
「あんな状態でもよく頑張った」「あの走りが復路に繋がった」
「襷の重さに感激した」などの支持派。
「何かあったらどうするんだ」「選手交代できない運営に問題がある」
「美談にしてるんじゃないよ」などの不支持派。
私の意思表明をするとすれば、やはり「不支持派」。
走る前から「脱水症状」がわかっていたのに、
本人が「大丈夫」と言ったから、走らせた。(らしい)
医療のサイトを見ると「脱水症状とは、体内の水分量が不足し、
「体液のバランスがくずれることであらわれる症状、
脱水症状が進むと、頭痛、吐き気、筋肉のけいれん、
意識障害、腎不全などがあらわれ、死亡する場合もある」とあった。
その「危機管理能力の欠如」が「美談」として語られることに
やはり、私には違和感がある。
最悪の状態になったら、デレビで観戦していた日本人の多くは、
目撃者として、世界の人々にどう言い逃れをするのだろう。
(批判覚悟で)あえて言うなら「たかが、箱根駅伝」ではないか。



2012年01月03日(火) ■
スピードをコントロールした走りが必要

昨年の01月03日(月) の一言は「今年の注目は、8区後半の走り方」。
「10巻・20年」を目標に掲げて書き続けている「気になる一言」、
既に8巻分(16年間)を書き終え、今年は9巻目に向けてスタートした。
毎年、箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にし、
私なりの箱根駅伝、もうひとつの楽しみ方をしている。
昨年は、16年目だったから、8区後半の走りを参考にした。
「レースもいよいよ終盤。残 り9キロあたりから徐々に上り坂に入る。
特にラスト5キロに待ち受ける遊行寺の坂が最大の難所。
また後頭部への陽射しがスタミナを奪い、後半の失速へと繋 がる。
意外にもタフで侮れないコース」とあった。
なるほど、振り返ると昨年の後半は、確かにきつかった。
辛いながらも、なんとか今年に襷を繋いだって感じがする。
では、今年は・・と「箱根駅伝9区」のコース概略のを眺めると、
「9区は、タスキを受けてすぐ下り坂。ペース配分が難しい。
9区は下り坂となり、スピードをコントロールした走りが必要になる」
これまた、なるほど参考にしようっとメモをし、手帳に書き込んだ。
「仕事でもプライベートでも、スピードコントロールした生活」を
「焦らない、焦らない」と胆に銘じて、この2年間を過ごそうと思う。
特に今年(9区前半)は、知らずにスピードが出てしまいそうだから、
(1キロ3分くらい)「ゆったりと入る」ことを意識しよ〜っと。



2012年01月02日(月) ■
後ろに俺たちがいるから楽しんでこい

箱根駅伝(2012・往路)は、東洋大の圧勝で終わった。
私のメモから、一番輝いていたのは、ゴール後のインタビュー。
福島県・いわき総合高校出身の5区・柏原選手が自分の記録に対して
「自分が苦しいのは1時間ちょっと、
福島の人に比べたらきつくはなかった」であるが、
このフレーズはどこの新聞社も採り上げるだろうから・・別格だろう。
私が選んだのは、プレッシャーの掛かる4区1年生の田口選手へ、 
先輩「山の神」柏原キャプテンからの一言。
「後ろに俺たちがいるから楽しんでこい」
これほど頼りになる、そして嬉しい言葉はないな、と思った。
結局、田口選手は区間賞の走りで、トップで柏原先輩に繋いだが、
この4区、この励ましが今回の大きなポイントだったな、と私は振り返る。
選手層の厚い「東洋大」の中で、唯一の1年生エントリーだった田口選手、
私たちの想像以上の緊張とプレッシャーを取り除いてくれたと思う。
山登りの走りだけでなく、チームの精神的な支えとなっている彼が、
明日の復路でも、キャプテンとして、各選手に叱咤激励するに違いない。
明日の結果が、今から楽しみである。



2012年01月01日(日) ■
年末年始は、自分を見つめ直す絶好の機会

どこの家庭も、大晦日の大掃除や新年の準備で忙しいが、
私は、そんな作業は12月30日迄に済まして、
大晦日は、1年をじっくり振り返る日に充てて欲しいと思う。
正月3日間、どこのお店も閉まっていた時代と違い、
元旦から開店しているお店が増えたというのに、
いまだに大晦日の過ごし方が変わらないのは、
おかしな習慣と言えないだろうか。
そうでもしなければ、1年の反省・振り返りはしないまま過ぎ、
新年の目標設定などは皆無に等しく、年末年始の休暇が過ぎていく。
面倒くさいかもしれないけれど、しっかり1年を振り返らないと、
まわりの人に対する感謝に気持ちは湧いてこないのではないか、と。
大晦日の夕陽に向かって「感謝」をしながら、一年を振り返り、
新年の朝陽を浴びてから、新年の目標を新しい手帳に書き込む。
この2日間をどう過ごすかは、残りの363日(364日)に影響する、と
私は声を大にして言いたい。
それは、他人に言えるような立派な目標でなくてもいいし、
自分だけにしかわからない秘密めいた計画でもいい。
年末年始は、自分を見つめ直す絶好の機会。
「忙しい」を理由に、こんなチャンスを逃さないで欲しいと願う。



2011年12月31日(土) ■
2011年「今年の熟語」・・「愛犬他界」に決定

4年前から、毎年恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、
プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。
手帳を開きながら、書き出した2011年・月別の熟語は
1月・有名人と会食 (落語家・桂米助さん、アカペラコーラス・ソフトボイスと会食)
2月・商標登録 (盛り上がっていた「五行歌」、やむ終えず、撤退)
3月・計画停電 (3.11東日本大震災で、私たちが感じた節電協力)
4月・妻脳梗塞 (妻を襲った突然の病、1ヶ月間の入院は2人の間を近づけたかな?)
5月・脱宝くじ (何年も買い続けた宝くじ(ロト・ナンバーズ)を止めた)
6月・世界レベル (世界的木版画家・牧野宗則氏との出会い、懐の広さを実感)
7月・柿田川案内 (牧野ファミリーを案内、何年かぶりにボート船上)
8月・発覚 (尊敬する先輩の不祥事発覚、かなり衝撃的だった、いろいろな意味で)
9月・はめ字文 (言葉遊びの「はめ字文」、新しい分野に挑戦開始した)
10月・母喜寿祝 (母77歳を、妹家族とあわせて6人で祝った。これからも元気で)
11月・点滴のみ (愛犬の体調不良、毎日、点滴を受けに動物病院へ。)
12月・愛犬他界 (家族同然の愛犬、18歳のジェイク、介護空しく他界)

■選考委員長(私自身)の弁
「愛犬他界」を2011年の熟語にしようと思う。
昨年から今年にかけて、私にとって、身近な人たちの死や病気が多かった。
特に、妻の脳梗塞と愛犬ジェイクの他界は、心が挫けそうになったけど、
仕事を除けば、何よりも看病に時間を割いたので、後悔はしていない。
熟語には選んでないけれど、今年はゴルフに一度も行かなかった。
そんな気分になれなかった、が正しいのだけれど、これまた思い出の年。
1年を振り返ると、やっぱり、家族同然の愛犬・ジェイクの死が
インパクトが強い出来事となったので、素直に「愛犬他界」を選んでみた。
来年は、平穏無事で1年が過ぎて欲しい、と願うばかりである。

PS.
一年間、ご愛読、ありがとうございました。来年も、ありがとうございます。



2011年12月30日(金) ■
新年を祝うのは、嫌いだ

映画「人生万歳!」(ウッディ・アレン監督)から。
すっかり頑固な偏屈老人となってしまった、
ノーベル賞候補にもなった、元天才物理学者のボリスが主人公。
その主人公の口から、機関銃のように発せられる台詞は、
建前抜きの本音が語られていて、ウッディ・アレン監督らしい。
「残念だが、人間は『失敗した種』だ」から始まり、
「愛は、人々が言うようなものではない。
愛は、全てに勝たないし、永遠でもない」なんて言葉まで。
その中で私が気になったのは「新年を祝うのは、嫌いだ。」
続けて「誰もが必死で楽しもうと、無理やり祝ってる」と言う。
悲しい気持ちで新年を迎えたい人もいるし、
大騒ぎをせず、静かに過ごしたい人もいるはずなのに、
新年くらいは楽しく迎えるべきだ、みたいな風潮が嫌だ、と
はっきりと口にする。
上手く言えないが、なんだかスッキリした感覚になった。
そして、作品の根底に流れているかのような台詞、
「あらゆる幸せは、全てつかの間だ。
だから、うまくいくなら『何でもあり』だ」が印象的だった。
ウッディ・アレン監督らしい、ハッピィエンド作品は、
いつも、人生の楽しみ方を教えてくれる。