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しもさんの「気になる一言」
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2012年05月07日(月) ■
「聞こえる?」「聞いてる?」「聞いて!」

映画「ドリームガールズ」(ビル・コンドン監督)から。
アメリカ・ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルの映画化。
華やかなショービジネス界のサクセスストーリーと
その裏にある確執や裏切り、挫折といった様々な人間ドラマ、
そんな作品紹介がピッタリの作品だった。
「コーラスライン」や「バーレスク」と、ひと味違った感覚だが、
どの作品も、そこに人間の生き様が描かれている共通点がある。
今回、ずっと傍にいながら、本当の自分を理解してくれない・・、
と嘆くシーンが場面設定は違えど、何度か繰り返される。
それも「リッスン」というテーマ曲を始め、素敵な音楽に合わせて
彼ら、彼女らの心の叫びが伝わってくる。
「リッスン」(Listen)は「聞く」と訳される英単語の1つだけれど、
「聞こえる?」「聞いてる?」「聞いて!」
その和訳は、その時の感情に合わせて、使い分けられている。
外国人は、音のトーンや強弱、前後のフレーズによって、
その意味を理解しているんだなぁ、と納得した。
「自分の存在に気付いて欲しい」という人間本来の性を
うまく表現した作品、そんなことを感じさせるメモが溢れた。
字幕の訳は「聞いて」だったが、本当は「聴いて」なんだろうな。



2012年05月06日(日) ■
今日は楽しかったね

最近、週末を妻と過ごすことが増えた。
約1年ほど前に、彼女が軽い?脳梗塞を起こしてから、
なるべく傍にいようと心がけているが、
週末はイベントが多く、どうしても出かけることが多い。
しかし、GWの週末、ずっと一緒に時間を過ごしていたら、
夕飯の時に、ニコニコしながら呟いた。
「今日は楽しかったね」
そうか、私はこのフレーズが聞きたかったんだ、と気付いた。
もう30年近く夫婦だし、見返りを期待しているわけではないから、
周りからみれば、ありふれた台詞なのかもしれないが、
なぜか、この台詞は私を喜ばせてくれた。
玄関を季節の花で飾ってくれた妻に「きれいだね」と言ったり、
食事の後に「ごちそうさま。おいしかったよ」というのと同じかな。
単純な言葉だけれど、お互い口にしないとわからないから・・。
また「今日は楽しかったね」と言われることをしたいな。



2012年05月05日(土) ■
「マモル」を守ろう

短いフレーズで、最近の事件・事故を表現できないか、と
探していたら、ある教育関係者から、こんなフレーズを聞いた。
「『マモル』を守ろう」
以前、私が夢中になって観続けたお気に入りのテレビ番組
「マルモのおきて」の話ではない。
「マモル」とは、3つの単語の頭文字。
「マ」は「マナー(manner) 態度。礼儀。礼儀作法。」
「モ」は「モラル(moral)」 道徳。倫理。」
「ル」は「ルール(rule) 規則。規定。きまり。」
どれも、今の時代、ちょっと首を傾げたくなるようなことばかり。
逆に、私たちが受けた教育は、こんなことが中心だった気がする。
教育の基本は「マモルを守る」ことだったし、
それが守れない時は、容赦なく鉄拳が用意されていた。
社会に出ても、この「マモルを守る」ことは、人間の大人として、
必要なことだと理解している。(時々、破ってしまうが・・(汗))
あれっ、もしかしたら「マルモのおきて」って、そんな意味があった?
私の深読みかもしれないけれど、そうだったら嬉しいなぁ。



2012年05月04日(金) ■
だが、本当は選手でなく「勝利」を買うべきだ。

映画「マネーボール」(ベネット・ミラー監督)から。
野球好きにはたまらない台詞が多かった気がする。
その中でも一番印象に残っているのは、このフレーズ。
「野球で何を把握すべきか、誤解している人が多すぎる。
メジャーリーグを運営する人たちが、選手やチームを理解していない。
球団の人々は、金で選手を買おうと思っている」と現状を語った後、
「だが、本当は選手でなく『勝利』を買うべきだ」と力説するシーン。
「勝利」のために「打率」ではなく「出塁率」の高い選手を集める、
その簡潔な説明に、なるほど・・と唸ってしまった。
打者にとって名誉なタイトルはどうしても「首位打者」となるが、
実際の試合では、この作品の中でも交わされる
「四球か、ヒットか、関係あるか?」という問い掛けのように、
「どんなことをしても、塁に出ろ」と言われることが多い。
それは「デッドボール」でも「振り逃げ」でも構わないから、
「出塁しろ」という命令であり、ヒットを打てという指示ではない。
日本でも、アメリカでも、財力にモノを言わせて選手を集めるチームが、
なかなか優勝できない、と騒がれるが、この理論を当てはめれば、
「勝利」を買わずに「選手」を買っている間は、優勝出来ないことになる。
私の中で、意外と曖昧な位置づけであった、
球団における「GM」(ゼネラルマネージャー)という役割も理解できたし、
「最初に何かを成す者は叩かれる、常にだ。」の台詞に勇気づけられた。
しかしながら、どんなに素晴らしい成績(歴史に残る20連勝)しても、
「最後に勝たなければ、何の意味もない」ことを教えてくれた。
やっぱり「野球の奥の深さには、常に驚かされる。」がテーマだろうか。



2012年05月03日(木) ■
神のはからい

昨日紹介した書籍「宇宙に上手にお願いする法」を読み終え、
以前、知人に教えていただいた詩が、突然、蘇ってきた。
(ニューヨーク州立大学病院の壁に残されていたある患者の詩)
タイトルは「神のはからい」
「大きな事を為し遂げるために 『力』を与えてほしいと
神に求めたのに、謙遜を学ぶようにと『弱さ』を授かった。
より偉大なことができるようにと『健康』を求めたのに
より良きことができるようにと『病弱さ』を与えられた。
幸せになろうとして『富』を求めたのに
賢明であるようにと『貧困』を授かった。
世の人の賞賛を得ようとして『成功』を求めたのに
得意にならないようにと『失敗』を授かった。
求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた。
神の意に添わぬ者であるにもかかわらず
心の中で言い表せないものは、すべて叶えられた。
私はあらゆる人の中で最も豊かに祝福されていたのだ」
(以上)
何度読んでも、涙腺が緩んでしまう詩の1つである。
表現・形は違えども「神」は願いを叶えてくれることを信じたい。



2012年05月02日(水) ■
奇跡は起こるものではなく、信じるものだ

書籍「宇宙に上手にお願いする法」
(ピエール・フランク著・中村智子訳・サンマーク出版刊・206頁)
ただタイトルにつられて、図書館で借りて読みきったが、
意外と面白かった・・というのが、読後の感想である。
私たちの願いを叶えてくれる「宇宙」とは、
「巨大な通信販売会社」という発想が新鮮だったし、
「宇宙にとって、願いの大きさは関係ない」というのも理解できた。
また「お願いの仕方」さえ間違えなければ、
必ず、願いは叶えられると言い切った作者が眩しかった。
「願いは、ほとんどいつでも絶対にありえないと思われる方法で
叶えられるから、ただ心の準備をして待っていればいいのです」
というフレーズは、妙に説得力があった。
「私たちが願いが叶うとよく口にする『奇跡が起こった』というのも
急にたくさんの『偶然』が人生の中に起こるから、とても驚く」
しかし、それは神が叶えてくれた「私たちの願い」だと気付くと、
「奇跡は起こるものではなく、信じるものだ」と理解できるらしい。
私も、まだその域まで達成していないけれど、
神様が形を変えて、願いを叶えてくれることは、知っている。
それに気付く感性を磨くことが、心を安定させることも・・。
エピローグに書かれていた「幸せは、心の安定であり、
実際に経験する出来事とは、ほとんど関係がありません」が、
これからの生活を充実したものにしてくれると確信した。



2012年05月01日(火) ■
今度、○○の映画を観て「気になる一言」書いて

気のおけない、ある読者からのメールが届いた。
「最近、映画の話、多くないかい?」
私の返信は、ちょっぴり言い訳っぽく
「そうなんだよ、だけど、話題は全部違うんだけどなぁ」。
自分でも、1日おきに「出典が映画」は気になっていたけど、
それだけ映画は観ているし、面白い台詞が多いってことも事実。
その気付きは、生き方、恋愛、家族、仕事等、活かせる場面が違うから、
それはそれでいい、と自分で納得している。
以前、出典先が重ならないように「月曜日は書籍からの引用」とか
「火曜日は講演会からの引用」と工夫してみたり、
「水曜日は恋愛・エッチネタ」とか「木曜日は仕事ネタ」等、
話題別に変えてみたこともある。
しかし、そんな書き方こそ、読者を意識しすぎて、
あとから思い出せるような「気になる一言」が書けていない。
さらに、これからも長く書き続けるためには、
無理をしてはいけないことを、私は体験から知っている。
「ごめんね。たぶん、これからも映画のネタ多いと思う」と返信したら、
「わかってるよ。今度、○○の映画を観て『気になる一言』書いて」と
リクエストがあった。こんなメールは大歓迎である。
ただし、ホラーや殺し合うシーンの多い映画はお断りします、
こう見えても、気が弱いんだよ、目をつぶってしまうので・・。



2012年04月30日(月) ■
「夫婦の日」「よい夫婦の日」「いい夫婦の日」

その日初めて車のエンジンを始動すると、
車のナビゲーションが教えてくれる「記念日」だけど、
驚いたことに、2月2日、4月22日、11月22日
全て「夫婦の日」らしい。(4月22日にメモ済)
それぞれ「夫婦の日」「よい夫婦の日」「いい夫婦の日」
その制定団体とか制定理由は、今の時代はネットで調べれば、
すぐわかるんだろうけれど、商魂逞しいというか、
語呂合わせが好きな国民だなぁ、と思わずにはいられない。
まぁ「良い夫婦」と「いい夫婦」の違いは気になるけれど。(笑)
そんなに「夫婦の日」を作って、どんな意味があるんだろう。
それだけ、我が国民は「夫婦」という単位を「記念日」にして
意識啓発しないと、うまくいかない「関係」ということなのかな。
外国ではこんな「夫婦の日」なんてない気がするから。
(そもそも英語に「夫婦」という語呂合わせが通じないし、
「夫婦」って単語がなかったと記憶している。
man (husband) and wife 又は a (married) couple
それなら日本独自の「毎月22日は夫婦の日」がいいと思うが、
「2月9日は肉の日」と「毎月29日は肉の日」にみたいに
「記念日」としてはちょっと軽くなっちゃうかなぁ。
そもそも「夫婦」を記念日にする必要があるのだろうか。(汗)



2012年04月29日(日) ■
文句言って何もしない人、だめよ

映画「蟹工船(2009)」(SABU監督)から。
小林多喜二による1929年のプロレタリア文学の名作「蟹工船」、
そう書かれた作品紹介に、なぜか引っ掛かるものがあった。
テストのために「蟹工船・小林多喜二」と対で暗記していたから、
すぐ原作者は思い出せたが、どうしても物語が浮かんでこない。
そこで原作は後回しにして、映画を先に観ることにした。
気になる一言は、出稼ぎ労働者で蟹缶の加工を行う船・蟹工船の
劣悪な環境に耐えられず脱走した主人公が、
救出されたロシア船で目にした労働環境の違いに驚いたシーン。
「本当に通訳?」と疑いたくなる人物が、彼に近寄り、呟く。
「一人ひとり、立たないとダメね。文句言って何もしない人、だめよ。
「わからない、怖い、やらないね。考えることやめたら、終わりよ。
ず〜と、考える。何するか見えるよ、今すること見える。
行動ね、一人ひとり考える。一人ひとり行動する。一人ひとり大事ね」
(うまく聴きとれたかどうか、疑問ですが・・(汗))
この会話をきっかけに、日本の蟹工船に戻り、
「俺たちの最大の弱点は、命令に我慢・慣れすぎている」と主張、
劣悪な環境に働く労働者たちを蜂起させるけど、
実は、映像よりも文字で読んでみたくなった。
早速、図書館に行って、原作を借りてこようっと。



2012年04月28日(土) ■
50歳からの映画デート

以前は、仕事の帰りにひとりで・・なんて事もあったけれど、
最近、映画館へは夫婦で出かけることが多い。
映画館では「夫婦割引」という特典もあるし、
幸いにも夫婦で歩いていける距離に映画館(シネコン)があるから、
私たちにピッタリのフレーズとして、夫婦割引のキャッチコピーを
気になる一言として、紹介したい。
「50歳からの映画デート」
夫婦どちらか片方が50歳以上だと2人で2000円、という割引は、
私たちだけでなく、多くの人たちに浸透しているようで、
土日に限らず、平日夜の上映作品でも、
夫婦(らしき)人たちがぴったり並んで、ポップコーンをつまみながら、
楽しんでいる姿は、微笑ましいという言葉がピッタリである。
時には、80歳近くの老夫婦がニコニコしながら観ているシーンもあり、
そんな2人を眺めているこちらの方が、嬉しくなったりすることも。
ドライブや食事とはちょっと違った「50歳からの映画デート」
映画館の回し者ではないけれど、是非、倦怠期の夫婦にお勧めしたい。
また昔のように仲良くなれること、お約束します、はい。
(不倫の映画とか、殺しの映画は観ないように・・・)