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しもさんの「気になる一言」
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2012年09月04日(火) ■
ジンギスカンは、ラムとマトン、どっちが好きだ?

映画「探偵はBARにいる」(橋本一監督)から。
主人公の探偵役・大泉洋さんが、雪の中に埋められ、
殺されそうになる直前に、悪役の高嶋政伸さんと交わした
何気ない会話が印象的に残ってしまった。
「ジンギスカンは、ラムとマトン、どっちが好きだ?」
「その質問の意味は?」「意味なんかない。お前の人生と同じだ」
「学問のないサルのくせに、シャレたことを抜かしてんじゃねぇよ」
「無言だと不安になると思って、気を使ってんだよ」
「そういうタクシーの運転手が一番迷惑なんだよ」
男って、冷静を装いながらも興奮すると、知らず知らずに
会話の語尾に「よ」をつけるものなのかな、なんて思いながら、
殺そうとしている男と殺されそうになっている男の会話としては、
面白いな、とメモを片手に、物語を振り返った。
また、殴り合いの喧嘩になりそうだったら
「顔を殴らないでください、一応、モデル志望なんです」とかわし、
「あなた、携帯持ってないの?」と訊かれたら
「ない。束縛されるだけで、何の役にも立たないからな」と返す。
「感情に流されれば、寿命を縮める。俺が貫いてきた主義だが、
主義に凝り固まれば、ソビエトも地図から消える」と呟いてみる。
こんな楽しいフレーズ満載の作品であったが、一番のお薦めは
気取ってある文章の一節を読み、「何それ?」と訊かれたら、
「萩原朔太郎が、俺の生まれるずっ〜と前に、
俺のために書き残してくれた文章」ってサラッと答える台詞。
これ、是非一度、どこかで試してみたいな。



2012年09月03日(月) ■
「蔑む(さげすむ)」と「軽蔑」

メモを整理していたら出てきた単語。
たぶん、すぐ横に「NHK大河・風林火山」と書いてあったので、
相当古いメモのような気がする。
「さげすむ」という言葉が妙に引っかかったので、
あとで辞書で調べてみよう、とメモしていたのかもしれない。
さげすむ(蔑む)は「見下す・みくびる・侮る・軽蔑する」という意味。
さらに「軽蔑」は「あなどり、ばかにすること」。
「さげすむ」と「けいべつ」、あまり使いたくない言葉であるが、
どちらが相手にとって失礼なのだろか、という疑問も生まれてしまった。
ちなみに「侮辱する」は、「あなどり、はずかしめること」
「侮る」は「見下げる・みくびる」。
もう、使い方がわからなくなってきた・・が本音。
「蔑む・軽蔑する・侮辱する・侮る」この使い分けを、是非、教えて欲しい。
書籍「舟を編む」(三浦しをん著)の影響か、
以前にも増して「言葉の定義」に敏感になってきたのかも・・。
辞書づくりって、面白そうだものなぁ、大変そうだけど。(汗)



2012年09月02日(日) ■
日本人は皆優しい、駐車場まで優しい

書籍「日本人の知らない日本語」
(蛇蔵&海野凪子著・メディアファクトリー刊・141頁)から。
外国人からみた日本、イラスト入りで楽しく読めるからお勧め。
メモしていると、へぇ〜と思うこともあるし、
ウソでしょ?と感じるジョークまがいのエピソードも満載。
今回は、外国人からみた日本の印象。(らしい)
「日本人は皆優しい、駐車場まで優しい」
えっ?意味がわかんない、と戸惑っていたら、
「励ましてくれるでしょう『前向きに』って」
誰か、直訳して教えたのかな?と疑わずにいられなかった。
この書籍、日本語の面白さが詰まっている内容でもある。
いじめで話題になっている「シカト」という言葉。
元は任侠用語。花札の鹿の絵(10点)がソッポを向いているから。
「鹿十・・シカト」となったらしい。
私たちが何気なく使っている「日本語」って、
世界の人たちからは、不思議な言語と思われているのかも・・。
でも、素敵な言語であることは、毎日書いている私が一番知っている。
さて、しばらくは駐車場で「前向きに」の看板を見つけたら、
「駐車場に励まされちゃった」ってギャグ、使おうっと。
このシリーズ、まだまだ続くので、お楽しみに。



2012年09月01日(土) ■
弦が切れない秘訣は「爪の手入れ」です

わが町自慢の「第278回泉のまち音楽会」、
今回の演奏者は「フラメンコギター・上遠野忍」さん。
「上遠野」と書いて「かとうの」と読むらしい。
沼津市我入道に住み、三島市でギタースクールも開設している、
そんな身近に、こんな人がいると知って嬉しくなった。
抜群のギターテクニックと、独特のおしゃべりで、
予定していた時間を大幅に過ぎても、退屈することがない、
大満足のコンサートだったが、その中のメモを紹介する。
オリジナル曲の「喜び」という曲、これは昼のタイトルであり、
夜のタイトルは「オールナイト・ちょめちょめです」と
真面目な顔して説明したかと思えば、
「MI Solea」はスペイン語で「私の孤独」という意味、
「ジプシー」は、今は差別用語で、今は「ロマ民族」のこと、
「ベサメムーチョ」は「私にたくさんのキスを下さい」という意味など、
トリビア的な知識も披露してくれた。
そんな中、来場者からの質問コーナーで
「コンサート中に弦が切れたらどうするのですか?」の問いに対して、
彼は「コンサート前に弦を替えるから」と言いながらも、
「弦が切れない秘訣は『爪の手入れ』です、と言い切った。
たぶん、イチロー選手がバットやグローブの手入れをするように、
彼は、楽器の手入れと併せて、爪には最新の注意をし手入れを施している、
そう伝えたがったのだと思う。
「小舟」という曲の前におどけてみせた「かなり眠気を誘う曲ですが、
皆さん、どうぞ、おやすみなさい」とはかなり違った顔をしていた。(笑)
さすが、プロ。彼の指を見せてもらうんだったなぁ。



2012年08月31日(金) ■
納得できないものを拒む『強さ』がね

今日は、ある会議で納得できないことがあったので。(汗)
映画「アリス・イン・ワンダーランド」(ティム・バートン監督)から。
久しぶりのディズニー映画で、楽しく観終えた。
但し、最後まで引っかかっていた
「カラスと書き物机はなぜ似てる?」の答えは
見つからなかったし、不完全燃焼の状態である。
童話の「不思議の国のアリス」と対比すると
面白いのかもしれないな、と途中で気がついたが。(汗)
主人公のアリス(不思議の国の「アリス」ではない)は、
戦うことなど考えもしなかった、怪獣・ジャバウォッキーと
戦い、最後には倒すこととなる。そこで、彼女は気付き、呟く。
「童話のアリスには『強さ』があるわ。
納得できないものを拒む『強さ』がね。
これは『強さ』を取り戻す物語なの」と。
なんとか現代に戻った彼女が、一番にしたことは、
「納得できないものを拒む」ことだった。
確かに、『強さ』を取り戻す物語だったな、と
妙に納得して、メモを眺めた。
あぁ、私もアリスを見習わなくちゃな。



2012年08月30日(木) ■
無形文化財は「形がないから、壊れもしない」

10月には下半期の講座が始まっちゃうので、
上半期分の講座、公開しなくちゃなぁ、という訳で
日大市民公開講座(平成24年度上期)
講師「日本大学国際関係学部教授・高山茂氏」
演題「伊豆の民俗芸能」から。
「無形文化財に詳しい人は少ないんです。
なかなか有形文化財を研究している専門家の理解が
得られませんが・・」と前置きをしながら、
「有形文化財」と「無形文化財」の違いを説明してくれた。
「有形(文化財)は、保存すれば長く伝わる。
「無形(文化財)は、保存するわけにはいかない。
形がないから、壊れもしない。」
「民俗芸能」は「祭り」と同義語であるのだろう。
「暮らしの中で伝えてきたことが大切」と言い切った。
無形文化財の特徴も7つほど教えてもらったが、
印象に残っているのは「季節性(決まった日)」
「非専業性(素人・別の仕事を持っている人)」。
毎年○月第○曜日のように開催日が変わったり、
それを伝えることが仕事として成り立っていては、
無形文化財の特徴から、外れるようだ。
こういった判断で、近隣のお祭りを見渡すと、
フェスティバルなのか、民族芸能なのか、判りやすい。
これから、そんな視点で、お祭りをみてみようっと。



2012年08月29日(水) ■
「まん」とは、古い言葉で「運」(うん)

水曜日、恋愛・エッチネタは久しぶりですが・・・(笑)
映画「あげまん」(伊丹十三監督)から。
作品中「あんたは、あげまんなんだから」と諭され、
「あんたと連れ添った男は、必ず運が開けるんだからね、
いい男をつかまえなさいよ」という会話に、
「あげまん」は、女性に使う単語だとばかり思っていた。
もちろん「まん」の解釈を勝手に間違えたのであるが、
「あげまん」とは「上昇運」のことらしい。
だから「あげまんの女」(上昇運の女)という使い方をする。
逆に考えれば「あげまんの男」というのも存在することとなる。
ちょっと下品になるが、この映画が流行った頃、
男同士で「あげちん」「さげちん」なんて会話をしたけれど、
それは間違いだったことを、当時の仲間に教えようっと。
主人公を演ずる宮本信子さんとエッチした男が出世するから、
ややこしくなっちゃうんだよなぁ。
伊丹十三監督の奥さんは「あげまん」なんですね。(笑)
でも今更「『まん』とは、古い言葉で『運』(うん)」と言われてもなぁ。



2012年08月28日(火) ■
政治家に接する機会を増やす

講師「ジャーナリスト(元静岡新聞社)原田誠治」氏
講演「幸せになるための民主主義考-第1弾」から。
内容が過激なところもあり、ヒヤヒヤさせられたが(笑)
私たち国民が出来ること、いや、しなければならないことは
「政治家に接する機会を増やす」だと言う。
「この間の選挙で、あなたにこういうこと期待して、
投票したんですよ」という言葉を投げかけることこそ、
選挙後にも私たちが出来ることだ、と彼は言う。
私も同感である。
選挙したら4年間はもう知らない、のではなく、
機会あるごとに(街で会うたびに)、議員に声を掛けて、
選挙当時の公約(マニュフェスト)を訊ねてみる。
政治家を刺激続ける、ということは、とても大切なこと。
私は、あなたに期待していますよ、というメッセージ。
どしどし発して欲しい。議員も期待してたりしてね。



2012年08月27日(月) ■
バッター勝負だ、全員一度大きく深呼吸させてこい

インターネットで見つけたトピックス、
「熱闘甲子園で新喜劇ばりズッコケ あかんの?」が引っ掛かった。
「亡き父に誓った全力パフォーマンス」との説明に、胸が熱くなる。
実は、先日紹介したばかりの映画「ひゃくはち」(森義隆監督)でも、
同じようなシーンがある。(2008年制作)
決勝戦の9回ツーアウト、1点リードしているが、流れは完全に相手側、
このままでは、逆転濃厚の場面、マウンドには焦る選手たちが集る。
そこで監督は、ベンチ入りの補欠選手に「伝令役」を任せる。
「青野、バッター勝負だ、全員一度大きく深呼吸させてこい」
この伝令を受けた補欠選手は、以前から練習していたズッコケを披露し、
守っている選手の緊張を解きほぐして勝利へ導いた。
確かに、悪ふざけと紙一重の「プレー」ではあるが、私は評価したい。
物事、全てに役割があり、補欠は補欠なりに考えたチームへの貢献、
そんなパフォーマンスを、誰も責める権利はないと思う。
甲子園という大きな舞台「伝令係」が一所懸命にマウンドへ向かう姿、
拍手喝采で迎えてあげたい。
彼ら高校球児は、私たちが考えている以上に真剣であるから・・。



2012年08月26日(日) ■
そのためには、生身の日本人が必要なんです

「横田めぐみさんの娘 正恩氏妹が身辺管理」の見出しを
インターネットで見つけたので。
映画「めぐみ 引き裂かれた家族の30年」
(クリス・シェリダン、パティ・キム監督)から。
どうして「拉致」(ABDUCTION)ということが起こるのか、
あまり理解もしないまま、この事件を眺めていた気がする。
そしてその答えは、作品の中でみつかった。
北朝鮮が、自国のスパイに教えていたのは、
「日本語教育ではなく、日本人化教育」だったということ。
言い換えれば「日本人そのものになること」を要求していた。
各国の情報を集める諜報部員にとっては、
不自然な仕草、行動、判断が命取りになるからだろうか。
顔の洗い方1つにとっても、各国民の動きが違うことを知り、
そこまで習得するのか、と驚きを隠せなかった。
「そのためには、生身の日本人が必要なんです」
この言葉に「拉致」の必要性をはっきり認識できた。
「真似るのではなく、そのものになる」
その為には、ホンモノの精密な観察が必要になるから、
悲しいかな、こういうことが起きるということだと知った。
では、なぜ、そこまで我が国の「情報」が必要なのか、
う〜ん・・・難しい問題だなぁ。