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しもさんの「気になる一言」
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2012年11月03日(土) ■
まったねぇ〜(音符)

5年前の11月、町内の大型ショッピングセンター内に開設した
「清水町子育て総合支援センター」。
私は「初代の所長」としてこの施設の運営を任され、
「民設公営」という初めての分野で悩みながらも、
それを支えてくれる数少ないスタッフとともに、
県知事が視察に訪れてくれるような施設まで育ってくれた。
何か理由を付けては、食事や飲み会、カラオケ等に行ったり、
仕事では、お互い意見をぶつけて、いいものを作ろうとした
チームワーク抜群のスタッフが、私の誇りであった。(笑)
そんな彼女らも、自らの道を進み、新しいスタッフと入れ替わり、
今は、開設当時のメンバーは誰もいなくなった。
しかし、苦労を共にしてきたスタッフである。
5周年記念のスタッフ同窓会を持ちかけたら、遠方からも集り、
懐かしい顔・懐かしい歌声に、ちょっぴり涙腺が緩んだ。
最初の乾杯は私が音頭をとったが、宴席の締めは・・と思い悩み、
スタッフの子どもで、開設当時5歳、現在の10歳の女の子に任せたら、
ニコニコ微笑みながら一言。「まったねぇ〜(音符)」
「またね」ではなく「まったねぇ〜」それにリズムがあって音符付き。
私たちにとっての5年間はあっという間だが、
子どもにとっての5年間はこんなに成長するのか・・と驚くとともに、
突然、指名した宴席の締めは「まったねぇ〜(音符)」の言葉。
私には思いつかないフレーズに大満足し、この一言を残そうと思う。
いつになっても同窓会が開ける「職場」って、いいな。

P.S.
今は「所長」じゃないけれど、彼女らに「所長」と呼ばれると嬉しい。
これも「出会い」だな、きっと。



2012年11月02日(金) ■
幸せっていうヤツには、適度な距離が大切

映画「ラブコメ」(平川雄一朗監督)から。
予想外と言ったら怒られるかもしれないけれど、
タイトルと違って、私好みの素敵なラブストーリーである。
気になる一言は、主人公の二人の会話ではなく、
脇役というべき、人気声優の西島が、
彼に好意を抱く花屋とキャバ嬢のアルバイトをかけ持つ涼子に、
口説きながらも、しみじみ語る会話の一節。
いつも夫婦としてベッタリくっついていた時よりも、離婚してみて、
以前より離れて相手を見ることにより、
なぜか相手が好きになった・・と告白した台詞である。
「好きとか嫌いって言う気持ちよりも、幸せっていうヤツには、
適度な距離が大切なんだって気付いたんだよね」
う〜ん、この距離感って、なんとなくわかる気がする。
ペアルックを着て、手を繋いで歩いている若い二人よりも、
離れていながらも幸せそうに歩いている熟年夫婦はいるし、
「愛している」と言い合っている二人より、
「大切にする」と言い合える二人の方が、幸せそうだから。

P.S. (ちょっと気になって、笑ってしまったフレーズ)
「自分とは関係ないところで、
幸せになって欲しい部門1位なのよ、美晴君って」



2012年11月01日(木) ■
愛情というのは、育むもの

書籍「秘密は日記に隠すもの」
(永井するみ著・双葉社刊・180頁)から。
「トロフィ」「道化師」「サムシング・ブルー」「夫婦」
どの章にも気になる一言はあったけれど、
今回は「道化師」の一部から、愛情に対する考え方。
実は、本文はもう少し長い。
「私は、愛情というのは、勢いで燃え上がるものではなく、
育むものだと思っている。そのためには、時間が必要だと」
辞書によると「愛情」とは「相手にそそぐ愛の気持ち、
深く愛するあたたかな心」「異性を恋い慕う感情」とある。
勢いで燃え上がるものは「恋」、育むものが「愛」
そんな区別でもいいのかもしれない。
結婚30年を迎えようとする今頃になって、
夫婦は「愛を育む関係」なんだな、と理解できた。
「えっ、今頃になって?」と言わないで欲しい。
この年齢で気付いただけでも「良し」としなくちゃ。
まだ、夫婦生活は長く続くのだから。(笑)



2012年10月31日(水) ■
元気ですかぁ?

映画「アントキノイノチ」(瀬々敬久監督)から。
「命の大切さ・命を繋ぐ」をテーマにした作品として、
「遺品整理専門業」という職業は興味深かったが、
映画「おくりびと」の二番煎じというイメージは拭いきれない。
この映画を思い出すには、単純にこの会話。
あの時の命がなかったら、今の私はないの。
あの時の命が・・私を救ってくれたの。
彼女がそんな想いに沈んでいたら、主人公の彼が突然、
「『あの時の命』って言ってみて」と切り返す。
「アノトキノイノチ」「アントキノイノチ」・・
「プロレスの人になっちゃうんだよねぇ」と笑いながら
「元気ですかぁ?」と海に向かって叫ぶ。
このシーンが印象に残っているから「元気ですかぁ?」と叫ぶと、
「アントニオイノキ」「アントキノイノチ」・・を思い出す。
それにしても、冒頭の岡田将生さんの裸シーン、
どうしても意味がわからない。誰か教えて。



2012年10月30日(火) ■
いつの時代に生まれても同じ負担になるように

日大国際関係学部主催の市民公開講座(平成24年度下期)
統一テーマ「日本はどこへ行くのか」
講師「日本大学国際関係学部教授 吉田克己」氏
演題「わが国の税制改革の視点と方向」から。
なかなかわかりにくい税の話を、簡単にまとめてくれた。
特に印象に残ったのは、
「課税(租税)原則:税制が備えるべき望ましい条件」
(公平性・中立性・簡素化・国際的整合性)
その中でも「公平性」についての説明が参考になった。
公平性には、水平的公平・垂直的公平・世代間の公平があり、
■水平的公平「同じ条件なら同じ税金」
■垂直的公平「多ければ多く、少なければ少なく払う」 
■世代間公平「いつの時代に生まれても同じ負担になるように」
最後の「世代間公平」にハッとさせられたのは言うまでもない。
今を生きるのが一所懸命で、つい忘れがちな視点であるし、
税金だけでなく、いろいろな分野で同じことが言えるから。
「次世代に負の遺産を残さない」というフレーズばかりが
一人歩きをしている感があるが、
「公平」とは、今を生きている人だけでないことを知って、
公務員の仕事の重要性を改めて認識した。
「年金問題」も、この視点が大切なんだよなぁ。



2012年10月29日(月) ■
その言葉を掛けられますか?同じ行動がとれますか?

講演などでは「人権」を考える機会があっても、
日ごろの暮らしの中で「人権」という問題に対して、
考える機会が少ないな、と感じていたが、
ある方に、そのヒントをいただいた。
「判断の基準は、自分の一番愛している人に(大切な人に)
その言葉を掛けられますか?同じ行動がとれますか?」
なるほど・・そう考えると、わかりやすい。
男女共同参画・パワハラ・セクハラ・いじめなども、
「人権」と考えてみれば、同じ判断でいい。
自分の一番大切な人に、同じことが出来ないとすれば、
それは「人権」を犯していることになるかもしれない。
それくらい「人権問題」は、難しい。
民間では利益に繋がらなく、カルチャー教室では難しい
「人権教育」「政治教育」「障害者教育」などを、
住民に、根気よく丁寧に伝えていくことこそ、
「行政」の本来の仕事である、私はそう思う。
ただし、イデオロギーと紙一重なので、充分注意しながら。



2012年10月28日(日) ■
くたばれ、Facebook (面目丸つぶれ)

映画「素敵な人生の終り方」(ジャド・アパトー監督)から。
シモネタ満載のこの作品、140分はちょっと長すぎた感がある。
お笑い芸人(スタンダップコメディアン)として成功を収めたのに、
不治の病に冒され余命1年未満の宣告を受けたところから
ストーリーは意外な方向へ・・と思っていた。
しかし「一度死にかけていろいろとわかったんだ」と呟いたのは
ほんの一瞬であり、付き人(アシスタント)からは呆れられ
「あなたは死の恐怖を味わって、どんどんタチが悪くなってる」と
告げられる。
どうしてこの作品に「素敵な人生の終り方」というタイトルがつくのか、
私には理解できなかった。
鑑賞後、映画データを確認したら、原題は「Funny People」。
直訳したら「奇妙な人々」。この邦題の方がしっくりする。(笑)
気になる一言は、作品の中で何度か登場したお笑いネタ。
「くたばれ、Facebook」(面目丸つぶれ)
Face(顔・面)を引っ掛けた駄洒落のようだ。
今、日本でやっと浸透してきたが、この作品は2009年製作だから、
ある意味、これから流行る映画なのかもしれないな。



2012年10月27日(土) ■
全員で最後の山を越えていこう

プロ野球日本シリーズ第1戦、
予想外の展開で、ジャイアンツが8-1で圧勝した。
珍しく試合前のミーテングの様子がテレビ放映され、
私の好奇心はくすぐられた。
原監督は厳しい顔で、選手にこう伝えた。
「日本シリーズは短期決戦と言われるが、長丁場だから」
の台詞になるほどなぁ、と妙に納得しながらメモ、
最後に「全員で最後の山を越えていこう」と気合いを入れた。
私たちの仕事でも、朝礼の大切さは感じているが、
なかなか、気合いを入れていくフレーズが浮かばず、
モヤモヤしていたが、そうか、こういうことでいいのか、と
気になる一言に選んでみた。
いろいろ苦労して、ここまで登ってきたが、
一番大切なのは、これから・・そんな想いが伝わってきた。
その山(日本シリーズ)は、1人では登れないかもしれない、
だから、全員で力を合わせて登ろう・・そういう意味だろう。
私の場合、この台詞はまだ先に残しておこうかな。

P.S.
解説の水野さんが呟いた。(4勝した方が優勝なのだが・・)
「日本シリーズは3敗してもいい、そう考えられるかどうかです」
この視点って、ちょっと新鮮だったなぁ。



2012年10月26日(金) ■
「ばらまき」から「種まき」へ

数年前「コンクリート」から「人」へ、
そんなキャッチフレーズが話題になったが、
私は、当時からわかりにくいなぁ、と感じていた。
そして、いろいろな政策で税金を「ばらまき」。
「ばらまき」は即効性の人気とりに効果はあるが、
ばらまくものが無くなった時点で、人気もなくなることは、
誰でもわかりそうなものなのに、目の前の成果に喜ぶ。
以前話題になった、米沢藩「米百俵」の話は、
今の幸せよりも、将来のことに使ったということだったのに。
もう一度、その頃の気持ちを思い出したい。
そう考えていた時、思い出したのが、麻生首相の
「『ばらまき』から『種まき』へ」というフレーズ。
これこれ、今の日本、今の行政に必要なのは・・とメモをした。
具体的には書かないけれど、国・県・市町、どのレベルでも
選挙を意識してか「ばらまき」政策は多い。
そろそろ「種まき」政策に転換して欲しいなぁ。
成果は、すぐでないかもしれないけれど・・・。



2012年10月25日(木) ■
使われてる部品は全て必要なんだ

映画「ヒューゴの不思議な発明」(マーティン・スコセッシ監督)から。
画像の素晴らしさだろうか、脚本の巧さだろうか、
あっという間の上映時間126分であった。
「時間とは、60秒で1分、60分で1時間。この世は、時間が全てだ」
冒頭に出てくるこの単語「時」をキーワードに物語は展開される。
しかし、もう一方で「役割」について考えさせられる。
今回の一言は、機械修理が得意な主人公・ヒューゴが少女イザベルに呟く。
「何にでも目的がある、機械にさえ。
時計は時を知らせ、汽車は人を運ぶ。みんな果たすべき役目があるんだ。
壊れた機械をみると悲しくなる。役目を果たせない。
人も同じだ。目的を失うと人は壊れてしまう」と。
そして、駅の時計塔の上から下界を眺め彼女に話すシーンへと続く。
「ここからは、世界が1つの大きな機械に見える。
機械に不要な部品はない。使われてる部品は全て必要なんだ。
だから、世界が1つの大きな機械なら・・僕は必要な人間だ。
理由があってここにいる。君にも理由があるはずだ」
なるほど・・そういう発想こそ、人間の生き方には大切だと痛感した。
自暴自棄にならず、この世の中での自分の役割を果たすこと、
大きな機械の歯車の1つでもいいじゃないか、その機械には必要なんだから、
と考えてみる。
新しいものを作る(創る)人より、直す(治す)人の方が素敵だなぁ。
自分の生き方に不安や疑問を抱いている人は、是非、お薦めしたい。