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しもさんの「気になる一言」
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2013年05月12日(日) ■
母を恥じた昔を、今では心から後悔しています

映画「さくらんぼ 母ときた道」
(張加貝(チャン・ジャーペイ)監督)から。
知的障害者が、子育てをする大変さを、
真っ正面から、私たちに伝えてくれる作品であった。
捨て子だった主人公が、知的障害者の母に拾われ、
まわりから、母親のことを「ウスノロ」と呼ばれても、
何も気にせず、幸せだった日々を、大人になって振り返り、
一所懸命に育ててくれた、知的障害者の母に対して、
その偉大さを実感しながら、
「母を恥じた昔を、今では心から後悔しています」と呟く。
しかし私は、急に降り出した雨の中を、母は娘のために、
自分は濡れながらも傘を持って迎えに行くシーン。
あれだけ嫌がっていたのに、なぜかそれを受け入れながら、
黙って、1つの傘に一緒に入るシーンが忘れられない。
作品中、何度も何度も、父親が娘に諭す台詞。
「母さんのお陰で、おまえはいるんだよ」
この2つの台詞だけで、何年経っても、思い出せる作品と言える。



2013年05月11日(土) ■
波長の合う作家が好き

町制施行50周年記念事業として開催している
「宮西達也絵本原画展」の関連イベント、ギャラリートーク第3弾。
今回は「鈴木出版編集長」波賀稔さんと、
「おっぱい」「うんこ」でお馴染みの絵本作家「宮西達也」さん。
「ポプラ社」の代表取締役社長・坂井宏先さん、
「もったいないばあさん」の絵本作家・真珠まりこさんの対談にも負けない、
編集長ならではの絵本制作秘話が楽しかった。
制作側として、やりにくい作家は?の問いには「〆切を守らない作家」
「頼んだのに断る作家」と笑いを誘ったかと思えば、
やりやすい作家として「〆切を守る作家」と答えるのかと思っていたら、
「波長の合う作家」という答えが返ってきた。
不思議だけれど、これって、なんとなくわかる。
私も仕事をしていて「波長の合う」芸術家、演奏家、職員というのがいる。
これは「好き・嫌い」とはちょっと違う感覚で、文字にするのは難しい。
けれど・・やっぱり「波長の合う」という人間関係というのは、
多くの人と接しなければわからない感覚というのも事実。
理由は難しい・・だけどこうして今でも関係を続けているってことは
「波長が合う」ってことなんだと思う。
編集長は、子どもが喜ぶ絵本を前提に、世の中の流れに迎合しない、
しっかりとした絵本を作りたい、と話してくれた。
彼らの「波長の合う関係」は本人同士しか、わからないけれど、
これは私たちにも応用できる関係でもある。
「波長の合う」スタッフたちは、知らない間に引き合うのかなぁ。



2013年05月10日(金) ■
いまいくよくるよがくるよ

町制施行50周年記念事業・NHK公開録音「上方演芸会」から。
「今日、地域交流センターで何かあるんですか?」の問いに
私が咄嗟に答えたのが「いまいくよくるよがくるよ」。
その時は会話だったので「いつものおやじギャグ」と言われたが
改めて文字にしたら、予想外に可笑しかった。
正式には「『今いくよ・くるよ』が来るよ」だけど。(笑)
初夏の夜、今にも降りそうな天気を気にしながらも、
超満員の観客が、彼女たちを含めて4組の漫才を堪能した。
午後6時開場にも関わらず、4時過ぎから並ぶ人が出来始め、
お笑いブームの人気を改めて実感した形となった。
私は会場入口で観客たちの顔を眺めていたが、
どの人たちも、約2倍の抽選に当たったからか、
ニコニコ顔で「こんばんわ」の挨拶を交わした。
また帰るときも「お気をつけて」と声を掛けたら
「ありがとう、楽しかったよ」「久しぶりに大声で笑った」
「お陰で、またシワが増えちゃったわ」など、
これまた多くの方に感謝された。
「ミス・タイタニック」(浮いたことがない)とか
「『嫌み』と違うで、『恨み』や」などお決まりのネタなのに、
会場は拍手や笑いの渦で囲まれる。
公開録音(ラジオ)の楽しみは、また放送日に記憶が蘇ること。
こんなイベントなら、毎年、やってもいいなぁ。(笑)
私がいても、役に立たないけれど・・。(汗)



2013年05月09日(木) ■
「音楽好き?」「飯よりね」

映画「奇跡のシンフォニー」(カーステン・シェリダン監督)から。
主人公の少年が「音楽」を通じて父母を探す物語。
(まぁ、これだけでは意味がわからないと思うが(笑))。
物語全体に「アコースティク・ギター」の響きがあり、
コンサートではないのに、その音の魅力に癒された。
さて、今回の気になる一言。
本当に「音楽」が好き、という意味を感じた台詞だった。
アメリカにも「三度の飯より好き」という言葉があるのだろうか、
翻訳者が「日本版」に直したのだろうか?
あまりにタイミングよく、またリズムよく会話されたので、
メモしてしまった。
音楽(音)とは・・みたいなメモが多かった気がする。
「音は、心の耳で聴くものだ」
「音楽は、教科書では学べない、外でだ」
「音楽があれば、感情を捨てられる」・・・。
人間の発明した中で、音楽が一番の発明だ・・と
伊坂幸太郎の「死神の精度」の死神が言っていたっけ。



2013年05月08日(水) ■
政府、危機管理のなさ、露呈。

今回も、長嶋監督、松井選手の国民栄誉賞授賞セレモニー、
東京ドームでの始球式のワンシーン。
巷では、安倍首相の「背番号96」が、第96代内閣総理大臣の意味か、
憲法96条改正のアピールか、と同じような視点で大騒ぎしているけれど、
長嶋監督の本気が、誰にもわからなかったということか。
始球式前の打合せでは「空振りをする」ことになっていたらしいが、
それは長嶋監督のこと、もしかしたら、とテレビ観戦していた国民の多くは、
バットを左手1本で持ち、右打席でピタっと構えた瞬間、
あっ、これは打つな・・と直感したはず。
今までも、始球式なのに本気でヒットを打ってしまった選手もいるし、
私の記憶の中では、漫画「ドカベン」の岩鬼も打っている。
しかし、キャッチャーを努めた原監督も、審判を務めた安倍首相も、
マスクもせず、無防備そのもの。
おいおい、本当に打ってファウルチップ、首相の顔に当たったら、
誰が責任をとるんだよ・・と内心ヒヤヒヤものだった。
まさか「想定外でした」なんてコメントできないだろうし。(汗)
こういう何気ない場面だからこそ、こう見出しを付けたいと思う。
「政府、危機管理のなさ、露呈。」
私なら、(もちろんマスクを付けて)捕手は現役4番打者・阿部選手、
審判は現巨人監督・原監督、そして投手・松井選手、打者・長嶋監督。
すべて、巨人軍生え抜きの4番打者で揃えたら、凄かったのになぁ。

P.S.
もしかしたら、本気で長嶋監督に打たせたかったのだろうか、
投手だった松井選手が、誰かに「もう一球」って人差し指を立て、
要求したのを私は見逃さなかった。思い出しただけでも、また涙が・・。



2013年05月07日(火) ■
どんな時でもバットを振りなさい

「国民栄誉賞、長嶋監督&松井選手のW表彰式」の番組は、
多くのシーンで、2人の「師弟愛」を感じさせるものがあった。
特に、松井選手の長嶋監督を体調を気遣う仕種は、
一朝一夕には身につかないものばかりだから、
常にそういった姿勢で生活をしていたことが画面からもわかった。
また栄光とは別の次元で「2人だけの練習」も披露され、
マスコミが作り上げた、一種独特のキャラクターではない、
長嶋さんらしい、細やかな心遣いが感じられた内容に、拍手を送った。
例えば、松井選手がジャイアンツ入団当時に与えたアドバイスは、
「野球選手は努力をしなさい」「どんな時でもバットを振りなさい」。
子どもたちに(国民に)夢と希望を与える職業なのだからという「プロ意識」と、
野球選手(打者)として基本中の基本である「素振りの大切さ」を伝える助言。
プロ野球の選手だからそんなの当り前でしょ、と言う人は多いけれど、
その当り前がなかなか出来ないからこそ、敢えて言葉にしたのだと思う。
この「どんな時でも」は、実は非常に難しい。
ついつい「今日1日くらいいいだろう」とか「明日、2倍やればいいや」等、
自分の言い訳として、逃げ道を作ってしまうのが常だから。
「バッティング技術」とか「心の持ち方」などは、教わったことがないと言う。
しかし「どんな時でもバットを振りなさい」のワンフレーズが、
全てを教えていることになっていたことに、改めて気付いた。
小さい頃、お父さんから渡されたという、松井選手を支えた言葉
「努力できることが才能である」という考え方を軸に、
長嶋監督からいただいた「野球選手は努力をしなさい」で再確認し、
その方法は「どんな時でもバットを振りなさい」だったということだろう。
この一言が、松井選手を大打者に育てた・・と言っても過言ではない。



2013年05月06日(月) ■
欠席なのに、楽しい雰囲気、伝わる、伝わる

GW最終日、高校時代からの友人で集う、仲良しクラブの懇親会。
私の場合、スケジュールは先着順だから、
連休前からこの飲み会は楽しみにしていたのに、
なぜか、数日前の焼き肉で、タレにニンニクを入れすぎたのか、
体調を崩して、2日間、下痢状態。(笑) (食事中の人、ごめんなさい)
午後からの講演会参加を終え、夕方帰宅してPCに繋げたら、
懇親会の様子が、タイミングよくフェイスブックにアップされていて、
集ったメンバーの顔から、その場の楽しい雰囲気が伝わってきた。
まだ全快していないお腹の具合を気にしながらも、
アップされた写真の向こうから、私に向けて「お〜い、元気?」
という声が聴こえてきそうだった。
今までは、こんな写真をアップして、何が楽しいんだろう?と
思っていたのに、今回、楽しませていただき、その面白さがわかった。
フェイスブックってこんな使い方があるんだな、と感心。
私以外にも、仕事や遠方にいる友人たちが、
「いいね」を押したり「コメント」を書き込んだりしている。
参加できない人たちとの距離が一気に縮まった気がして嬉しい。
この感覚を文字にすると、こんな感じである。
「欠席なのに、楽しい雰囲気、伝わる、伝わる」
今日はこんなに暑いのに、みんなで鍋囲んでるのか・・(汗)



2013年05月05日(日) ■
「粋な計らい」(東京ドーム)と「NGワード」(アンチ巨人)

プロ野球・巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんと、
巨人や大リーグで活躍した松井秀喜さんの国民栄誉賞の表彰式が
東京ドームで行われ、その光景はテレビとはいえ、生中継で放映され、
忘れられないものとなった。
2人の顔が画面に映し出されるだけで、涙腺が緩み、
そして2人の握手で胸が熱くなり、涙がこぼれたのはどうしてか、
私自身でもコントロールできない感情が、込み上げてきた。
その要因は、国民栄誉賞表彰式の会場が、東京ドームだったこと。
首相官邸以外の場所で行われるのは初めてとあって、
私は、安倍首相の「粋な計らい」を高く評価したい。
しかし、残念なことにお祝いのスピーチで「私は『アンチ巨人』で」と
東京ドームでは絶対に使ってはいけない単語「NGワード」を
口にしたことだけは、申し訳ないけれど、評価できない。
「文句なしの国民栄誉賞」と2人の功績を讃えただけでよかったのに。
わざわざあれだけの演出をしながら、残念で仕方がない。
何年か前に、東京ドームの始球式をした、人気女子プロゴルファーが
投げ終わった後のインタビューで「実は私、アンチ巨人です」と話し、
ネットの世界が炎上した光景が蘇った。
「口は災いの元、舌は災いの根」とも言う。
猪瀬東京都知事の発言も含め「NGワード」は、それだけ怖いことを
ネット選挙解禁ならば、知っておくべきだろう。
今日の気になる一言は、記録として
「『粋な計らい』(東京ドーム)と『NGワード』(アンチ巨人)」とした。
主役の2人については、また後日、ゆっくり語りたい。



2013年05月04日(土) ■
「自然発生的なリーダー」(emergent leader)

NRI(野村総合研究所)発刊「パブリックマネジメントレビュー」より。
巻頭にこんな記事が掲載されていた。
タイトルは「強い緊張感と高い志を持つリーダーに期待する」
ペンシルバニア大学・R.J.ハウス氏の3つのリーダータイプが引用され、
私の目を引いた。
「自然発生的なリーダー」(emergent leader)
「選挙で選ばれたリーダー」(elected leader)
「任命されたリーダー」(appointed leader)
その中で、安倍首相に触れ、確かに「選挙で選ばれたリーダー」であるが、
高い志で課題が山積みの日本を導き、良くしていこうとする姿勢や営みが
国民の尊敬を自然に集めるようになること、言い換えれば、
「自然発生的なリーダー」になることを期待している。
また、リーダーは「常に緊張感と危機感」を持ち続ける必要性を
国づくりに実践した元英国首相・トニー・ブレアを例に説明されていた。
選挙に圧勝しても気を抜かず「常に緊張感と危機感」を持ちつつ、
高い志で尊敬を集める人こそ、国民の支持を得られることを語っている。
これから夏に向けて、静岡県知事、参議院議員選挙が続く。
どちらも、誰もが認める、自然発生的なリーダーだといいな。



2013年05月03日(金) ■
平和を愛するが、戦いを恐れはしない

映画「七人のマッハ!!!!!!!」
(パンナー・リットグライ監督)から。
タイには、目の前で人が虐殺されようが、自分が人質となろうが、
どんな状況でも、国民を奮い立たせる歌があった。
それが「タイ王国の国歌」。
日本語の訳があっているかどうかはわからないけれど、
作品中にメモしたフレーズを紹介しておく。
「人民の血と肉により、このタイ王国になる。
この大地すべては、我ら人民の一部。
それを支え、守れるのは、人民全員が団結し、調和しているから。
平和を愛するが、戦いを恐れはしない。
誰にも自由を奪わせはしない。血の一滴までも、祖国に捧げよう。
タイ王国に栄光あれ。(万歳! 万歳!)」
鑑賞後、ネットで調べたら「毎日朝8時と夕方の6時に
公共施設、公園、広場、テレビやラジオで流される。
国歌が流れる間、起立して敬意を表わす」と書かれていた。
苦難の時、国民に「勇気」を与える国歌の存在って凄いな、と思う。
日本の国歌は、どんな役割をしているのだろうか。
もう一度、しっかり理解して、みんなに伝えたいな。