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しもさんの「気になる一言」
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2013年10月09日(水) ■
革命は「既存の秩序が維持できなくなった時」

日大国際関係学部主催の市民公開講座(平成25年度下期)
統一テーマ「豊かな社会を考える」
講師「日本大学国際関係学部教授 水野和夫」氏
演題「21世紀の日本の課題」
(21世紀の利子率革命、ネット革命、価格革命)から。
豊かな社会となった日本の現状と課題が浮き彫りにされた。
特に印象に残ったのは「利子率(利潤率)革命、
情報(ネット)革命、価格革命(資源)」は
表裏一体で、必ず同時に起るということ。
そしてその3つの革命は、
「既存の秩序が維持できなくなった時」に起きる。
この説明は、なるほど・・と感じ、メモに線を引いた。
「危機とは、あるシステムが時代の要求に適応しなくなり、
新たなシステムへ移行する時に起る現象だ」と、
米国の政治家学者ロバート・ダールの言葉を引用しながら、
今、時代が「近代」から「ポスト近代」へ移行しつつあることを
丁寧に説明していただいた。
「近代」とは「より遠くへ、より速く、より合理的・科学的に」
「ポスト近代」とは「より近くに、よりゆっくりと、より曖昧に」
時代が動いていることを実感できた講座であった。



2013年10月08日(火) ■
人生で一度くらい、最後までやり遂げたことあんの?

映画「体脂肪計タニタの社員食堂」(李闘士男監督)から。
優香さん扮する主人公の栄養士、菜々子が大きな声で睨むシーン。
「あんた、人生で一度くらい、最後までやり遂げたことあんの?」
インパクトのある台詞であるが、実は、冒頭に
父親役の阿部寛さんが、息子を叱るシーンがあり、こう言い放つ。
「おまえ、人生で1つでも、やり遂げたことがあるのか?」
場面を変えて2度も登場するフレーズなので、この一言にした。
仕事でも、ダイエットでも、「遣り遂げる」ことに意義がある。
この「遣り遂げる」とは辞書によると、
「終わりまでする。完全にやる。やりぬく。しおおす」。
だから「最後まで遣り遂げる」という使い方はあまりしないが、
それほど「大事なこと」として強調したのだろう。
興味・好奇心で始めるのは、誰にでもある。
しかし、成果が出ない前に、勝手に自分で限界を決めて、
投げ出してしまうから、なにも得るものがなくなってしまう。
そして、自分に都合のいいような言い訳を考えるから、
何をやっても続かないし、自信も持てずに終わる。
阿部寛さんが、途中でまた投げ出そうとしている、
息子に吐き捨てる台詞は、強烈であった。
「一度、逃げた人間は、肝心なところで、どうせまた逃げるもんだ」
この逃げない姿勢こそ、仕事やダイエットの大切な基本である。
成果をあげたければ、弱い自分から逃げずに、諦めず続けること。
辛いからこそ、大きな成果が手に入るのかもしれない。



2013年10月07日(月) ■
50周年、50回、50歳

イベントの秋シーズン、第2弾は、第「50」回の町民体育大会。
静岡県清水町が町制施行「50」周年を迎え、
例年よりバージョンアップしたイベントで盛り上がった。
各団体の趣向を凝らした「仮装行列」や、
加藤学園高校のチアリーディングやマーチングバンドの演奏、
そして、わが町、清水町出身という縁でお招きし、
当日の「一日大会会長」快く引き受けてくれた
「俳優、神保悟志さん」に、華を添えていただいた。
前日まで心配された雨模様を吹き飛ばすかのような青空のもと、
予想外に日焼けして、次の仕事に差し障りがなければいいな、と
心配しているスタッフの一人である。
種目の一つである「○×ゲーム」の出題者は、神保悟志さん。
その第1問で、ハプニングが起こった。
「私は今「50」歳である」という質問で「正解は○」、
だが、多くの参加者が「×」側に動き、あっというまに参加者激減。
「えっ〜、もっと若いと思った・・」の声を受けながら、
彼も苦笑いするしかなかっただろう。(汗)
(1962年12月3日生まれだから、正真正銘の50歳なのだが・・)
「静岡県清水町・町民体育大会・俳優、神保悟志さん」
共通の数字は、もちろん「50」。
半世紀を示す「50年」という節目の大会に相応しく、
思い出の多い大会となったので、3つの単語であるが、
「50周年、50回、50歳」を記録に残そうと思う。
打ち上げビール「50」杯というわけにはいかなかったけど・・
充実したイベントの後のビール、美味しかったなぁ。



2013年10月06日(日) ■
「捲土重来」「道法自然」

映画「CUT」(アミール・ナデリ監督)から。
毎度のことながら、作品内に、掛軸などが飾られていると、
何かのメッセージだと察知して、メモしてしまう。
今回は「捲土重来」「道法自然」が気になって仕方なかった。
鑑賞後調べたら「捲土重来」とは、
「一度戦いに負けた者が、勢いを盛り返して、ふたたび攻めてくること」
「捲土」は土煙をあげるほどの激しい勢い、ようすをいう。
転じて「捲土重来を期す」などといって、
一度失敗した者が猛烈な意気込みでふたたびやり直すことをいう。
「道法自然」とは、中国の思想家、老子の言葉で
「人法地、地法天、天法道、道法自然」の最後の句。
「人は地に、地は天に、天は道に、道は自然に法る(のっとる=手本)とす」
つまり人は地に従うもの、地は天に従うもの、天は道に従うもの、
そして道は自然に従うもの、という意味らしい。
人の歩むべきは自然の法則に従うべき、と解釈され、
私利私欲に流されること無く、何が正しいのかを見極めること、
素直に感じ、行動することの大切さを伝えている言葉のようだ。
なるほど、この2つの四字熟語で、作品が思い出せる。
殴られ続ける西島秀俊さん扮する秀二が、
「本物の映画」だと仮定すれば「捲土重来を期す」日は近いし、
その手段は「道法自然」しかないのかもしれないな。



2013年10月05日(土) ■
毎日、眺めていられるんですね、羨ましいですよ

今年もまた、イベントや記念行事で溢れる10月〜11月を迎えた。
秋シーズン、第一弾は、郷土の版画家「前田光一木版画展」。
今日から10月27日まで開催している作品展であるが、
画業50年を超えた熟練の技が、私たちを魅了してくれる。
初日、オープンに合わせて来場していただいた人が、
首からぶら下げていたネームプレートで今回の企画展スタッフと
確認したのだろうか、私に近づいてきて、こう呟いた。
「前田先生の版画って、癒されますよねぇ」「そうですね」
「毎日、眺めていられるんですね、羨ましいですよ」
そんな短い会話をしたあと、はっと気付いたことがある。
期間中、私たち課のスタッフは、職場に出勤するだけで、
毎日毎日、この作品を眺めることができ、
自然と癒される環境で働くことができるんだ、と。
遠路はるばる、この企画展のために来場してくれた方との
何気ない会話で「小さな幸せ」を実感することとなった。
この日を迎えるまで、いろいろ試行錯誤を繰り返しながら、
先生と一緒になって作り上げてきた企画展だけに、
この展示期間中、私たちに「癒しの空間」がプレゼントされたと思う。
そしてまた、忙しくて自分の「心」が落ち着かなくなったら、
前田さんの版画作品とじっと対峙して、自分を見つめ直す時間としたい。



2013年10月04日(金) ■
人生・仕事の成果=考え方×熱意×能力

書籍「JAL再生(高利益企業への転換)
(引頭真実編著・日本経済新聞出版社刊・265頁)から。
一度破綻した「JAL」に対して、京セラの稲盛会長が再生に取り組み、
見事にその役割を果たし、今の「JAL」がV字型の勢いで再建された。
多くの実績を残してきた稲盛氏は、「JAL再生のポイントは、
組織のあり方ではなく、一人ひとりの意識改革」と断言し
「意識改革の基本的な方針」を示している。
・「受動(パッシブ)」から「主動(アクティブ)」へ
・「傍観者」から「主演者」へ
・「誰かがやるだろう」から「自分がやる」へ
とかく守りに入りたがる私たちにも参考になるな、とメモをした。
その稲盛氏が常に念頭に置いている「成功方程式」が
「人生・仕事の成果=考え方×熱意×能力」。
この方程式から、私が読み取れることは、二つ。
まずは、足し算ではなく、掛け算だということ。
どれかがゼロだと、全てゼロになってしまうということであろう。
また、実際の計算では関係ないが、その順番は大切だと言える。
しっかりした「考え方」の上に「熱意」「能力」があるべきで、
仕事をしていく上で「能力」は最優先されることではない。
そんなことを、この数式から感じ取ることが出来る。
学校でいえば、子どもたちは「点数」だけ取れば良いのではなく、
まずは「勉強する」という意味をしっかり理解したうえで、
「授業」に取り組むと、手にする成果が増えると言える。
私も小さい頃、「点数」をとることばかり考えていたから、
この数式をもっと早く知りたかったなぁ。(汗)



2013年10月03日(木) ■
沼津で人気の「中央亭千楽」

先日、沼津市出身の落語家「三遊亭橘也(きつや)・秋の寄席」に足を運んだ。
春秋2回の地元寄席も、もう7回を数えている。
応援に駆けつけてくれたのは、公私ともにお世話になっている(らしい)
「三遊亭道楽師匠」と「三遊亭全楽師匠」。
二人とも、さすが「真打」の実力、落語独特の話術だけでなく、
声を発していない「間」の部分でも、思いっきり笑わせてくれた。
道楽師匠の「イ・・・エ〜ス」と全楽師匠の「植木屋さん・・」は、
もう耳から離れなくなってしまったくらい。(笑)
また、地方都市の寄席に合わせてくれたのか、沼津名物や食べ物屋などを
頻繁に取り入れてくれた「マクラ」も、親近感を覚えた理由である。
特に、全楽師匠の「中央亭の餃子」のネタは大爆笑だったし、
次回は「千楽のカツハヤシ」でも食べてもらおうか、
そんな話題にもなるくらい、地元でも有名なお店の話は楽しかった。
そんなわけで、自分が落語家だったらどんな名前にするか、考えてみた。
私も沼津市西浦江梨の生まれだから、地元で人気の「中央亭千楽」。
(「北口亭千楽」でもいいんだけど・・)
いつかこの名前で「大喜利」の座布団運び、やりたいなぁ。
(すみません、時々飛びたす地元ネタで・・)

P.S.
「三遊亭橘也」にご関心のある方、後援会への入会をお薦めします。



2013年10月02日(水) ■
歴史は文化を象り、文化は食を育て、国民性を作る

講師「角田哲康」氏 (日本大学国際関係学部教授)
演題「異文化の共存と葛藤(スペイン文化の成り立ち」)から。
先生の話の中で、何度か登場したフレーズ。
「歴史は文化を象り(かたどり)、文化は食を育て、国民性を作る」
「スペインの文化を学ぶことは、
ヨーロッパ文化の源を知ることであり、
現代までのヨーロッパ文化の流れを理解すること」という説明が、
頭の中に、すっきりと入ってきた。
その中で「ローマ時代から豚は家畜化され、生ハムが作られ、
美食家の食材として、そして兵士たちの保存食としても用いられてきた」
そんな表向きの理由とは別に「キリスト教徒は、豚を使って、
イスラム教徒とユダヤ教徒を見つけようとした」という解説とともに、
スペインに「生ハム」という食文化が育ったことを知った。
さらに、サッカー・フラメンコ・トマト祭りに代表される、
「情熱の国・スペイン」という国民性を作りだしているのも、
今回の五輪招致で負け「もう立候補しない宣言」したにもかかわらず、
「また挑戦する」(かもしれない)国民性と言えそうだ。
世の中が不景気なので、外へは飲みにいかないのかと思ったら、
「3軒飲みに行っていたのを2軒にするとか、
3日飲みに行っていたのを2日にする程度」という国民性らしい。
ますます、スペインという国が好きになった。(笑)



2013年10月01日(火) ■
いい子じゃなくて、いい親になろうね

映画「いのちのまつり 地球が教室」(草場一壽監督)から。
「いのち」というものにスポットを当てた作品は、
これまでに何作も鑑賞してきたし、これからも観続けるであろう。
ただ、視点や伝える手法が違うだけで、大切にしよう、という
メッセージには変わらない。
今回も、多くのメモを残したが、
私が選んだのは「5時間目 生物の授業」の一部。
「学校教育は、回答がわかっている問題を出している。
それを教えることによって、立派な社会人になろうとしている。
そうじゃない、いろんな問題がおこってきた時にね、
どうするかという想像力、それが必要なんだ」と年老いた先生は呟く。
「中学三年は、義務教育の最後でしょ? だから、中学三年生には
人間の脳のことを教える。「今から、心のことを教えるよ。
人間の心はどのようにして成長していくのか、覚えておいて」と。
それは「道徳の時間ではなく、生物の時間」だと言い切った。
なるほど・・と私は唸った。
そして「子どもたちには『いい親になろうね』と教える」という。
「いい子を育てるんじゃなくて、いい親を育てていく」視点は、
今の私たちが忘れていたことかもしれない。
「いい子じゃなくて、いい親になろうね」って、素敵なフレーズだな。



2013年09月30日(月) ■
生産者グループを、消費者グループが応援する

過日開催された、私たちの「ご飯」イベント「未来(あした)なに食べる?」から。
映画「世界が食べられなくなる日」と併せた開催されたトークショー。 
テーマは「壊れゆく日本の食卓(遺伝子組み換え食品の現実)
ファシリテーターは「生活クラブ・スピリッツ(株)白井和宏さん」と
「八ヶ岳空水ビオファーム主宰・岡本よりたかさん」。
「遺伝子組み換え作物の危険性」をはじめ、世界や日本の現状など、
ふたりの会話や聴講者との質疑応答から、多くのことを学んだ。
しかし、それは単なる知識であり、ここで得た情報をもとに、
これからの私たちの行動が試されている。
トークの最後は「試されているのは、日本の民主主義。
変える方法はある、変えるのはあなた達」のメッセージでまとめた。
だからといって、私は「関係機関への抗議行動」までは考えていない。
時間がかかるかもしれないが、
有機農法や自然栽培をしている生産者はグループを作っていただき、
消費者は、価格が少しくらい高くてもそのグループから購入する。
フレーズにすると「生産者グループを、消費者グループが応援する」。
これが、今の私にできる行動だなぁ。
「食」に対してますます関心が深まったトークショーだった。感謝。