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| 2014年03月19日(水) ■ |
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| 秘密が好きでね、収集している |
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映画「シャンハイ」(ミカエル・ハフストローム監督)から。 上海を舞台に、太平洋戦争時代の諜報部員が交わす台詞が、 面白くて、メモをしてしまった。 特に男と女の会話は、本音なのか、作戦なのか、 その見極めが、今後の活動に影響するから、ドキドキである。 「秘密が好きでね、収集している」と言えば「面白そう」と答え、 警察が尋問するかのように、質問をする相手には、質問で返す。 すると「質問には質問?」とまた質問が浴びせられ、 「ポーカーさ、手の内をみせない」とサラッとかわす。 その会話の妙に、諜報部員らしさが表現されていた。 そう言えば、昔から気になっていた「上海」というパズルゲーム。 積み上げられた麻雀牌の山から、同じ牌を2枚選び、 その牌を取り除いていくといった麻雀牌を使ったゲームであるが、 そのゲーム名がなぜ「上海」なのか知りたかった。 物語の中で「上海は、東洋のパリだと友人が言った」 「上海は、日本の侵攻を免れた都市の1つだ」というフレーズがあり、 他の都市と比べて「上海」という都市が魅力的であり、 言葉の音としても「シャンハイ」は響きがいいことがわかる。 どこか、諜報部員(スパイ)が似合う都市「上海」。 「2010年アメリカ・中国合作映画」というのが、また気になるが・・。
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| 2014年03月18日(火) ■ |
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| 【Am】堂々たる女子学級委員長 |
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私たち年代の男性は、必ず1度くらいは挑戦するギター。 かぐや姫やチューリップ、吉田拓郎に代表されるフォーク全盛期だから、 とりあえず「コード」を観ながらだけど、今でも簡単な曲なら弾ける。 左の指が、そのコードを覚えているから不思議だ。 先日、そのコードについて、面白い記事を見つけたのでメモをした。 書籍『【F】を3本の弦で弾く ギター超カンタン奏法~ シンプルなコードフォームから始めるスージーメソッド』 (著者:スージー鈴木著・彩流社刊)から。 その中で「擬人化した主要13コード」は、特に面白い。 音を想像すると「そうそう、ピッタリ」と思うこと間違いなし。 自分は【Am】が好きだったなぁ、と学生時代を振り返った。 「堂々たる女子学級委員長」の擬人化に笑ったが、 基本的に「マイナーのコード」を好み、弾いていた気がするなぁ。 擬人化コードを下記に記すので、1人で思い出し笑いをして欲しい。 (あれ?【E7】【D7】【G7】などがないな、これも好きだったのに) 「擬人化した主要13コード」 【C】文武両道の優等生 【D】開放的なやんちゃ坊主 【E】ロックンロール好きの不良少年 【F】文科系で女々しい軟派な少年 【G】陽気な体育会系男子 【A】元気はつらつなロック少年 【E♭】ガリ勉文学少年 【B♭】学校では目立たない影の番長 【Em】怒涛の暗黒女子 【Dm】草食系オタク女子 【Am】堂々たる女子学級委員長 【Bm】モデル体型でオシャレ、でも地味 【Gm】骨太、ハト胸な女子バレー部キャプテン
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| 2014年03月17日(月) ■ |
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| 民は迷う君主を信じやしない。 |
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書籍「十二国記(風の万里、黎明の空)」(小野不由美著・ 新潮文庫刊・上350頁・下370頁・計720頁)から。 十二の国に、一人ずつしかしない、麒麟に選ばれた国王。 だから、国を治める話が多いのも頷ける。 少し前まで女子高校生だった主人公・陽子が、 突然、麒麟に選ばれて、一国の統治を任される。 その設定こそ、何もないところから、悩み、苦しみ、 試行錯誤しながらも、少しずつ国を作り上げていく、 醍醐味みたいなものを感じる要因となっている。 自治体の首長や、戦国武将の気持ちに通じるようだ。 他の国の王が、経験を踏まえてこうアドバイスをする。 「頼りになる官を見つけることだな。 国を治めるということは実はつらい。 だが、民は迷う君主を信じやしない。 統治に苦しむ姿をみせてはならぬ。 迷っている時は、吟味していると言え」 これは国王だけでなく、小さな組織でも同じこと。 リーダーが迷っていては、部下はついてこないから。 勉強になる、SFファンタジーである。
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| 2014年03月16日(日) ■ |
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| さっぱり、何のことか、知りまへん |
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もうネットの世界で「SNS」って何の略か知ってる?と訊けば、 「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」 (英: social networking service)のことと、誰もが承知。 同じ質問を、高齢者の関西人にぶつけてみたところ、 返ってきた答えが「さっぱり、何のことか、知りまへん」。 そんな話題をラジオでやってて、笑いのネタだな、と思っていても、 思わず「上手い」と唸ってしまった。 「さっぱり」の「S」「何のことか」の「N」「知りまへん」の「S」 う〜ん、たしかに「SNS」だ。(笑) 大喜利のお題でもないのに、一文字ずつ言葉をあてて文章にする、 こうした切り返しがスッとできる感覚は、 関西の風土と言うべきなのだろうか、驚くしかない。 「生まれながらの感性」では片付けられない何かがある気がしている。 橋下大阪市長の「大阪都構想」も「都構想」じゃなくて「徒競走」。 そんなノリかもしれないな。「徒競走」とは、 「一定距離を走る速さを競う競技。かけくらべ、かけっことも」。 大阪にカジノでも作って「掛け比べ」・・「かけくらべ」・・ 「かけくらべ」と言えば「徒競走」・・「都構想」。 「風が吹けば桶屋が儲かる」理論を理詰めで納得させてしまうパワーは 彼の持ち味とも言える。さて、どうなることやら・・。(汗)
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| 2014年03月15日(土) ■ |
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| もらってあげてくれませんか? |
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以前紹介した書籍「日本人の知らない日本語4」(蛇蔵&海野凪子著・ メディアファクトリー刊・143頁)(番外編・外国編)から。 日本語上級学生でも、混乱する言葉がある、と書かれていたので、 興味津々でページを捲ったら「もらってあげてくれませんか?」。 私たちでもなかなか使い分けが出来ない、尊敬語と謙譲語なども 理解している外国人にとっては、かえってわかりにくいかも。 だって「もらってあげてくれませんか?」って、 「もらうの?・あげるの?・くれるの?」と迷うらしい。 そう言われてみれば、そうだよなぁ。(笑) どういう時に使うか、私なりに想像してみたら、 あんまり欲しくない人からのプレゼントを遠慮したりした時、 その人の親しい人から、こっそり渡されてこう言われる。 「これAさんから・・・。もらってあげてくれませんか?」 たしかに、こんなフレーズを何気なく使っている。 あれ、本当はどう表現すればいいんだうか、と考えたら、 「納めてください」が浮かんだけれど、どうもニュアンスが違う。 やっぱり「もらってあげてくれませんか?」かな・・(汗)
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| 2014年03月14日(金) ■ |
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| 大概の女は、旦那さまのほんの一部しかみていないのよ |
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映画「お茶漬の味」(小津安二郎監督)から 今まで観た「小津作品」の中では、最高傑作、 メモをしながら、そう感じたことを、まずはご報告。 冒頭(修善寺の旅館)とラスト(自宅)にセットされている 女性同士の雑談シーンが印象的だった。 特に、夫が海外単身赴任しているのを羨ましがり、 「うちの旦那さまもどっか行っちゃわないかなぁ、遠いとこ」 と言う何気ない台詞が、最後になって「なるほど・・」となる。 今まで食べ方さえ気に入らなかった「お茶漬」を、 深夜に夫婦2人で食べて、はじめて夫の気持ちに気付くシーン。 翌日、夫が海外へ旅立ち、いつものように女性同士の会話。 しかし、もう夫を小馬鹿にしたような表現はなかった。 「でも男って複雑ね。女なんて家にいる旦那さましか知らないんだもの。 家にいる旦那さまなんて、甲羅干してる亀の子みたいなもんよ。 あれで外へ出りゃ、結構、兎と駆けっこしたり、浦島太郎乗せたりすんのよ。 大概の女は、旦那さまのほんの一部しかみていないのよ」 家でのっそりしている様をみて、夫を亀に例えたうえ、その亀も、 よく考えれば「昔話」の中でも意外と頑張っていることに気付いた。 この妻の気付きは、夫婦にとってとても大切なことだと思う。 「男の人って、頼もしさっていうのかしら。それが一番大事なの」 この台詞って、なかなか言えないから輝くんだなぁ、きっと。
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| 2014年03月13日(木) ■ |
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| 「必要なものを買いなさい」と「大切に使いなさい」 |
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書籍「稲盛和夫 最後の闘い」(JAL再生にかけた経営人生) (大西康之著・日本経済新聞出版社刊・224頁)から。 上層部の意識改革は、JAL再生の大きなファクターであったが、 破綻を経験した社員の「金」に対する考え方が変わったことも、 見過ごすことができないと思う。 親方日の丸的な「大雑把な中期計画しか持たなかった会社が、 部門別で日ごとの収支を管理するようになり、 『自分は今日、会社の利益に貢献したのか、 それとも赤字を作ってしまったのか』が一目で分かるようになった」 このシステムを長々と説明する気はないが、 「『予算』という言葉には『消化する』という官僚的な思考が潜む」 のフレーズに、ちょっとギクッとしたのは言うまでもない。 しかし、もっとわかりやすい説明を見つけた。 子どもに5,000円渡す時、何と言うか、そんな例えだった。 「必要なものを買いなさい」と言って渡すと、いろいろなものを買い、 「必要だったから買った」と言い訳をする。 しかし「大切に使いなさい」と言って渡すと、買うものを吟味し、 無駄にならないように節約する。 この例えを読んで、仕事にも生活にも、使える発想だな、と思った。 「必要なものを買いなさい」と「大切に使いなさい」 この違いは、大きいなぁ。
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| 2014年03月12日(水) ■ |
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| 3月11日だけ『電気』を停めてみてはどうか |
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昨日「3.11 東日本大震災」を風化させないために・・と、 全国でさまざまな関連イベントが開催され、 地震発生時の14時46分には、多くの国民が「黙祷」をした。 阪神淡路大震災の時のことは、忘れてしまったかのように。(汗) ぬくぬくとした家屋の中で、新聞・テレビ・インターネットを通して あの時、何をしていたかな?と振り返る程度で「風化」はとまらない。 当時、もちろん地震の揺れの大きさに驚いたが、 東京で働いていた娘の「安否確認」と、 突然決まった「計画停電」が印象に残っている。 「生死」はもとより「帰宅難民」になっていないだろうかという不安は、 「私はだいじょうぶ」という娘からのメールが届くまで続いた。 それからしばらくして、東電から「計画停電」のお知らせ。 社会教育・社会体育といった「公共施設」をたくさん抱える中、 当日にならなければわからない状況が毎日のように続き、 それでも、施設の位置でグループを確認しながら、なんとか乗り切った。 その後「節電」「省エネルギー」という言葉が氾濫し、 「緑のカーテン」と称してゴーヤを育てたりもした。 それが今では、震災前と変わらない生活に戻った気がする。 あの時の気持ちを忘れないように・・と国全体で取り組むのなら、 突拍子のない提案かもしれないが 「3月11日だけ『電気』を停めてみてはどうか」と思う。 私は昨日、寒さの中、手袋なしに歩いてみたら、 1時間で手の感覚がなくなってきて、痛い感じすらした。 こういう体験をすることでも、被災者のことを考える機会となる。 私はたぶん、毎年、寒い中を歩き続けることで、思い出したい。 「風化させない」ってこういうことじゃないのかな。
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| 2014年03月11日(火) ■ |
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| 海水に、下水やガソリンが混じって凄い臭いで・・ |
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映画「遺体 明日への十日間」(君塚良一監督)から。 3.11(東日本大震災)を題材にした映画をこれまでも何本か観てきたが、 私は、この作品の取り上げ方が一番納得できた気がする。 当時の津波映像が使われるのは、あまりにもリアル過ぎて、 被災者のフラッシュバックを考えると賛成できないし、 かといって、お涙頂戴的に、妙に「絆」を強調する作品は、 映画とわかっていても、リアル感が感じられない。 今回の作品は、今までマスコミなどがスポットを当てなかった 「遺体安置所」という場の設定と、徹底取材にも基づいた、 五感をフル活用した台詞などが、私を驚かせた。 マスコミは、津波映像に代表されるように、 視覚を中心に「3.11」の悲惨さを伝えようとするが、 視聴者にはなかなか伝わってこないのが現実。 だからこそ、津波現場から戻った人の台詞は、重たかった。 「海水に、下水やガソリンが混じって凄い臭いで・・」という嗅覚や、 (遺体に向かって)「寒くないですか?」と話しかけるシーンや、 「暖かいお茶、ありませんか?」と触覚を通して寒さを伝えるシーン、 さらには、日蓮宗のお上人さんが、悲しみや辛さからかお経に詰まり、 お経独特のリズムが崩れるといった、聴覚で表現した悲惨さが、 視覚からもたらされる映像以上に伝わってきた。 東北の人たちは、当時のことを多く語らないけれど、 「海水に、下水やガソリンが混じって凄い臭いで・・」の台詞で、 頷く人たちも多いのではないだろうか。 実は、この表現された臭い、1つひとつは想像できるのだが、 混じった臭いが、なかなか頭の中で想像つかないのは、 私が視覚ばかりに頼っていたからに他ならない。 視覚以外に訴えた「3.11関連作品」、図書館で探してみようと。
P.S. 番組冒頭に「2016 いわて国体」と書かれた「のぼり旗」を発見。 そうか、あと2年後は「いわて国体」なんだな。
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| 2014年03月10日(月) ■ |
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| 毎回観てますよ、軍師・官兵衛 |
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「しもさん好みのはずなのに・・」と前置きして、 「今年はNHK大河ドラマの話題が少ないですね」とメールが届いた。 そう言えば、貴重なメルマガの読者や、mixi、facebookのお友達を始め、 ネットで繋がっていない人にも、似たようなことを訊かれた。 しかし、その答えは「毎回観てますよ、軍師・官兵衛」。 たしかに、もう10話を数えたのに「気になる一言」に登場したのは、 1月当初の3回だけ。(笑) 「あれ、今年は観ていないのかな?」と思われても仕方がないが、 それだけ、他の話題が多すぎたってことなのかもしれない。 竹中直人さんが演ずる、秀吉ではないが「心配御無用」、 ちゃんとメモもしてあるので、そのうち顔を出すだろう。 (あっ・・「心配御無用」ではなく「心配に感謝」だったね。(汗)) 実は、まだ物語序盤ということもあり、主人公「官兵衛」の台詞より、 「竹中半兵衛」や「家臣」の発言のほうが心に強く残っている。 まだまだ「喜怒哀楽」に振り回されて、感情的に動いてる若き官兵衛がいる。 私が期待している「策士・軍師」としての官兵衛は、これから。 どんな策略で、世の流れを変え、時代を動かしていったのか、 そして出家して「如水」となってたからの官兵衛に関心がある。 「水のように生きよう」とした彼から、いろいろなことを学びたい。
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