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しもさんの「気になる一言」
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2014年03月28日(金) ■
「原作」に忠実な映画が観てみたい「清須会議」

書籍「清須会議」(三谷幸喜著・幻冬舎刊・272頁)から。
完全に「原作」の勝ちである。(笑)
映画を先に観て、なかなか面白かったから、後に原作を・・。
不思議なことは、原作者も映画監督も、三谷幸喜さんなのに、
どうして「原作」に忠実に映像化しなかったのだろう、ということ。
それくらい「原作」が面白いと感じたからだが、非常に残念である。
原作は、最初から最後まで、登場人物の心の声だけが、延々と綴られ、
その心理描写ときたら、出演者同士が「音」として会話するより、
雰囲気そのものが目に映るようだった。
一人ひとりの心の声だけで、その場「清須会議」の緊張感が伝わるし、
かえって、くだらない場面説明もしなくてするからか、楽しさが倍加した。
映画のほうだって、演技力のある俳優さんたちが勢揃いしたなのだから、
今までにない新しいタイプの作品として評価されたのに・・と感じるし、
そのまま、ラジオドラマとして放送しても、違和感がないであろう。
原作者と映画監督が違うのであれば、私だってこんなことは書かない。
ただ、映画を観てから原作を読んだ後の感想として
「『原作』に忠実な映画が観てみたい『清須会議』」を残したい。

P.S.
映画作品がDVD化されたら、もう一度、借りて比較してみようと思う。
私の感覚が正しいかどうか、確かめるためにも。



2014年03月27日(木) ■
これで田村さんの味付けをして

先日紹介した、講師「田村映二」氏(ジオラマ・アーティスト)
演題「Tam-Tam worldを確立するまで」
(世界的なアーティストになれたその理由は)から。
売れっ子イラストレーターだった田村さんの講演で、
なるほどなぁ・・と感じてメモしたことがある。
実は私、田村さんの話を聞くまでは、
「画家」と「イラストレーター」の違いがわからなかった。
お得意の絵を描くことには、商業デザインも絵画も同じだろう、
そんな程度の認識だったが、大きな違いがあった。
「簡単に言うと、カレーライスを作るとするよね、
画家は、まずはどんなカレーにしようかな、と考え、
カレーの具材を選ぶところから始める。
しかし、イラストレーターは、タマネギ、人参・ジャガイモ・・と、
具材を渡されて『これで田村さんの味付けをして』と依頼を受ける」
この例えは、ものすごくわかりやすかった。
クライアントに言われたものを作る形(味付け)から、
(具材もなにも全部選びながら)自分の作りたいものを作りたい。
そんな気持ちの変化が「作家意識」を目覚めさせたのだと思う。
自分もいつか「創作」(作家)の仲間入りがしたいな。



2014年03月26日(水) ■
自己教育が教育の前提である

書籍「読書について」(小林秀雄著・中央公論新社刊・187頁)から。
さすが、批評家・小林秀雄氏、目から鱗の気付きを与えていただいた。
教育関連の本を読み漁ると、学校・家庭・地域の連携からはじまり、
子どもたちの教育を地域の人たちが支える、といった形まで、
さまざまな方策が展開され、どれも、なるほどなぁ〜とメモし、
さぁその中から一つ選んで「気になる一言」を書こうとすると、
途端に、何か大事なことを忘れているような気がしていた。
そのヒントは「読書について」書かれた著書で見つけた
「自己教育が教育の前提である」というフレーズである。
いくら周りが支援しようとしても、自ら学ぼうとする意欲がなければ、
血や肉にはならないということ。
「子どものため」を理由に、無理やり雑巾を口に詰め込んだところで、
受け手がその心構えがなければ、その効果は半減する。
今、私たちがしなければいけないのは、学習環境の整備だけでなく、
「学ぶことの楽しさ」を教えることではないだろうか。
そしてそれは、自分で自分を教育することに他ならない。
どんなことであれ、学ぶことの楽しさを知った人は、
息を引きとるまで「学ぶこと」をやめることはないだろう。
学ぶ方法は、人それぞれだけど、自己教育が前提にあれば、
軸がぶれずに、人生を謳歌できる気がしている。
「自己教育」という単語、もう少し普及させなくちゃなぁ。



2014年03月25日(火) ■
肌に触れ、声を聴きながら、語りかけ、この笑顔をみていたい

妻の誕生日だから選んだというわけではありませんが、
映画「アンカーウーマン」(ジョン・アヴネット監督)から。
主人公の男性が、ある仕事で遠くへ行くことを決めるのだが、
「私といたくないの?」と彼女、「君と離れたくない」と彼。
そして、優しい声でこう語りかける。
「いつも君の肌に触れ、君の声を聴きながら、君に語りかけ、
この笑顔をみていたい」と。
メモをしていて、ちょっとグッときてしまった。(照)
単なる「愛しているよ」より、リアル感があるし、
五感をフル活用し、体全体で君のことを好きだよ、と伝えている。
それに対して、主人公の女性の気持ちだろうか、
エンドロールと一緒に流れる歌には、こんなフレーズがある。
「今の私があるのは、あなたが愛してくれたから。
あなたはいつもそばにいてくれた。私を運ぶ優しい風、夜の帳。
私の人生を輝かせてくれる光。あなたは私の求める星、
ゆるぎない真実の愛。あなたのおかげで私は生きていける」
やっぱり私は男性だな、さっきの表現のほうがしっくりくる。
文字にしてみると、非常に文学的表現になっている気もするし・・。
さらに、ここに「嗅覚」(匂い・香り)が入ると
「肌に触れ、声を聴きながら、語りかけ、君の香りに包まれながら、
この笑顔をみていたい」となるのかなぁ。
なぜか、ちょっと艶っぽい口説き文句になってしまうから不思議。
えっ、これってニオイフェチの私だけの感覚かな。(汗)



2014年03月24日(月) ■
まだまだ向上していきたい

講師「田村映二」氏(ジオラマアーティスト・沼津市在住)

演題「Tam-Tam worldを確立するまで」
(世界的なアーティストになれたその理由は)から。
「生まれてはじめて、父親になりました」と切り出し、
待望のお子さんが生まれたことを、嬉しそうに報告してくれた。
その気持ちを「まだまだ成長しなきゃと感じました」と、
素直に話してくれた時、私も素直に「楽しみだな」と感じた。
私なんかにも、いつも気さくに接してくれる田村さんは、
人生の節目節目で、その後の活躍に続く人と出会っているから、
一言で言うと「この人は運が強いな」と思う。
もちろん、本人の明るい人柄が、何かを引き付けるのだろうが、
それにしても、ラッキーでは片付けられない何かをもっている。
「この曲がり角を曲がったら何がみえるんだろう」という好奇心と、
「すぐ遊びに行っていいですか?」という「人なつっこさ」が、
まわりの人を温かい気持ちにさせてしまう不思議な人だ。
世界的にも有名になった彼が、今後のことを話し始めたら、
「これで終わりにする気はなくて・・」と前置きをして、
「まだまだ向上していきたい」と強い決意みたいなものを口にした。
子どもが生まれたから、という責任感からの言葉だけでなく、
もっともっと自分の可能性を試してみたい、という想いが伝わり、
「田村さんって、本当はこんなに真面目なんだ(笑)」と感じた、
私にとっても、とっても貴重な講演会だった。



2014年03月23日(日) ■
絶対、あとあとおかしいことになるって

映画「ラヂオの時間」(三谷幸喜監督)から。
「人間に想像する力がある限り、
ラジオドラマには無限の可能性がある、僕はそう思う」
冒頭部分にあるこのフレーズをメモして納得したが、
視聴者に想像力を任せて、どうにでも設定を変えられる、
という怖さもある。
原作の設定は、日本の熱海なのに、声優のわがままで、
場面がニューヨークやシカゴになることもできるし、
平凡な主婦が、女弁護士になったり、漁師がパイロットに。
まぁ、ハチャメチャに変わる設定に、イライラしていたら、
唐沢寿明さん扮する、ディレクター・工藤が叫んだ。
「これは無理だよ、設定を元に戻して方がいいって。
絶対、あとあとおかしいことになるって」
その場しのぎのアイデアや思い付きは、あとあとになって
おかしくなってしまうことは私たちの生活でもよくある。
先の先まで考えて変更することの必要性、
ダメだと感じたら、途中でも元に戻す勇気も必要だろう。
そんなことを考えながら鑑賞したが、
監督はこの作品で何を伝えたかったんだろうか、不明。(笑)

P.S.
戸田恵子さん扮する主演女優「千本のっこ」のインパクトが
強すぎた気がするなぁ。
なんたって「千本のっこの新曲」は「渡りに舟」だからね。



2014年03月22日(土) ■
「いなくなると悲しいなぁ」「もう少し一緒にやりたかったね」

先日、4月1日付け人事異動内示が発表され、新聞にも掲載された。
私も、とうとう4年間お世話になった「生涯学習課」から
「都市計画課」へと異動することになる。
週末、引継書の作成と、身の回りの溜まった書類整理に、
地域交流センターに足を運んだが、多くの方が寄ってきてくれ、
言葉を掛けていただいた。
「いなくなると悲しいなぁ」「もう少し一緒にやりたかったね」
そんな言葉に「公務員もサラリーマンですから」と笑って反応したが、
心の中は、ちょっぴり嬉しい。(汗)
社会教育・文化芸術・図書・スポーツを始め、青少年健全育成など、
生涯学習に関することは「現場第一主義」を大切にして、
どの分野も、関係する町民と一緒になって積み上げてきたつもりだから、
もし残念がられなかったら、淋しかったかもしれない。(笑)
「大人のリップ・サービス」を考慮しても、嬉しい。
不思議なことに「お世話になりました」よりも、嬉しい。
こんな何気ない会話でも、頑張って良かった・・と思うのだから、
「あいつには世話になっていない」なんて考えず、
読者の知り合いで「人事異動」する人には、声を掛けてあげて欲しい。
挨拶代わりに是非、喜ぶと思います、はい。



2014年03月21日(金) ■
「雪」が降りますよ、そしたら、本当に降ってきた。(笑)

この3月末で定年退職する先輩3人を囲み、
職場の後輩たちが企画した「卒業コンペ」。
(「追出しコンペ」とも言うが、とにかく「お疲れさま会」)
そんな集まりで、退職する先輩が「人生初のイーグル」を出した。
昼食時にそのことを耳にして、私は、すかざず
「先輩、そんなことすると『雪』が降りますよ」。
その時は、いつもの手垢のついたフレーズだなと思ったが、
後半スタートしてしばらくして、目の前には「雪」がチラチラ。
本当に降ってきた・・と大笑いだった。
いつもしないことをすると、周りから冷やかされて、
「珍しい・・どういう風の吹き回し?、雪が降るからやめて」
そんな使い方をする。今回はちょっと違うけれど、
本当に、午前は春を感じるポカポカ陽気だった。
しかし突然、雲行きが怪しくなり、冷たい風が吹いてきたな、と
思ったら、目の前に「雪」が落ちてきたから驚いた。
今日の楽しかった「卒業コンペ」を記録に残そうと思ったら、
「『雪』が降りますよ、そしたら、本当に降ってきた。(笑)」となった。
顔がヒリヒリするくらい日焼けしながら、寒さで震えたゴルフ。
富士山から駿河湾まで一望できる景色の素晴らしさも、
先輩たちの新しい門出を祝っているようだったな。



2014年03月20日(木) ■
40年節目説

書籍「燃える闘魂」(稲盛和夫著・毎日新聞社刊・206頁)から。
JAL再生の立役者、稲盛氏の本を読み漁っている。
ご本人の著作もあるし、関わった人が執筆した本もあるが、
視点が違うだけで、再生に向けた稲盛氏の考え方は同じである。
冒頭、タイトルの「燃える闘魂」について
「今の日本には、十分な資金も、優れた技術も、真摯な人材もある。
足りないのは『燃える闘魂』。
すなわち『なにくそ、負けるものか』という強い思いだけである」
と説明をしているが、この考え方が随所に貫かれていた。
気になる一言は、他の作品には登場しない、稲盛氏独自の考え方。
彼は、日本の歴史を「40年節目説」で説明している。
1865年 江戸幕府、事実上の崩壊
1904年 ポーツマス条約(日露戦争勝利)
1945年 第二次世界大戦敗戦
1985年 ODA2位(経済大国)へ
そして、来るべき「2025年」をどう迎えるか、を考えていた。
あと10年に迫った、日本の転換期を、誰がどう読み、
どのようなリーダーシップを発揮し、世界の中の日本を、
どちらの方向に導いていくのか、を心配しているとも言える。
誰もが無理だと口にした「JAL」を再生させたように、
必要なことは優れた技術ではなく、人間の意識改革だ、と。
実は、これが一番難しい・・(汗)



2014年03月19日(水) ■
秘密が好きでね、収集している

映画「シャンハイ」(ミカエル・ハフストローム監督)から。
上海を舞台に、太平洋戦争時代の諜報部員が交わす台詞が、
面白くて、メモをしてしまった。
特に男と女の会話は、本音なのか、作戦なのか、
その見極めが、今後の活動に影響するから、ドキドキである。
「秘密が好きでね、収集している」と言えば「面白そう」と答え、
警察が尋問するかのように、質問をする相手には、質問で返す。
すると「質問には質問?」とまた質問が浴びせられ、
「ポーカーさ、手の内をみせない」とサラッとかわす。
その会話の妙に、諜報部員らしさが表現されていた。
そう言えば、昔から気になっていた「上海」というパズルゲーム。
積み上げられた麻雀牌の山から、同じ牌を2枚選び、
その牌を取り除いていくといった麻雀牌を使ったゲームであるが、
そのゲーム名がなぜ「上海」なのか知りたかった。
物語の中で「上海は、東洋のパリだと友人が言った」
「上海は、日本の侵攻を免れた都市の1つだ」というフレーズがあり、
他の都市と比べて「上海」という都市が魅力的であり、
言葉の音としても「シャンハイ」は響きがいいことがわかる。
どこか、諜報部員(スパイ)が似合う都市「上海」。
「2010年アメリカ・中国合作映画」というのが、また気になるが・・。