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しもさんの「気になる一言」
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2014年08月05日(火) ■
景観で成果をあげるためには、調整が極めて大切

講師「NPO法人くらしまち継承機構理事長、伊藤光造氏」
演題「自治体における『景観』への取り組み」
(景観法の位置づけ、運用を中心に)から。
「美しい国づくり政策大綱」(平成15年7月・国土交通省)の前文、
「美しい国づくりに向け、大きく舵を切ることとした」という表現を、
きっちり反省している文面として、講師は評価していた。
確かに、今までの行政には「安全安心」を第一優先し、
「美しく作る」というポイントが少なかったことを認めた内容と言える。
さらに、今後は、維持管理にしても「美しく」を意識することで、
まわりが評価し、その「美しさ」を求めて全国から訪れてくれる。
最近「景観」を意識し「まち」を眺めていたので、参考になった。
特に「景観法」の特徴として説明してくれた
「景観で成果をあげるためには、調整が極めて大切」が心に残った。
法律には、その目的によりいろいろな特徴があるが、
景観法は「理念法・計画法・規制法・事務事業法」の要素もあるが、
「調整法」の性格が強い、という説明に、納得した。
「景観行政は、お金はあまりかからないけれど、手間がかがる。
(事前の調整が必要)」という講師の言葉に、頷くだけだった。
その手間を惜しまず、いろいろな方面の調整をすることが、
「景観行政」で成果をあげることだと、理解したが・・・。
先日紹介した「人間は、毎日見ているものに気持ちが似ていく」に
繋がっていくんだな、と、その結びつきの発見が嬉しくなった。
「協力」をお願いしていくことも、大切な調整だからなぁ。



2014年08月04日(月) ■
吹奏楽では、パーカッションの動きが気になる。

第55回静岡県吹奏楽コンクール東部地区大会、
(高等学校の部)(沼津文化センター大ホール)から。
もちろん、県・東海・全国へ繋がる大きな大会として、
吹奏楽部の生徒にとっては、高校野球の甲子園と同じ。
どの高校も日頃の練習の成果を十二分に発揮し、
素人の私には、その差はほとんどわからない。(汗)
後ろの方から全体を眺めていると、
「指揮者」「パーカッション」は、その動きが面白い。
特に「パーカッション」を担当する人たちは、
各校とも少ない人数で何役(多数の楽器)をこなし、途中、
誰かがちょっと間違えたり、自分の担当の楽器の前に、
辿りつけなかったら、どうするんだろう、とドキドキ感が溢れた。
結局は、どの学校も移動のトラブルはなく演奏が終わり、
私のドキドキは、いらぬ心配で終わったが、やはり気になる。
「9回ツーアウトから試合を決めるエラー」みたいなことが、
吹奏楽では起こらないのだろうか、う〜ん、やはり心配。
舞台狭しと動く、あの動きも相当練習するんだろうなぁ。
だから「吹奏楽では、パーカッションの動きが気になる」を
残しておきたい。
とにかく、高校吹奏楽部のみなさん、お疲れ様でした。
また真夏の楽しみが増えた、来年も行ってみようっと。



2014年08月03日(日) ■
映画館は、街に賑わいを創出しうる財産

書籍「映画館の作り方」
(映画芸術編集部編・AC Book刊・318頁)から。
タイトルに惹かれて読み始めたが、読んでいくにしたがって
気持ちが落ち込んできた。
こんなに「ミニシアター・単館系」に代表される、
街なかの小さな映画館が抱えている課題が浮き彫りにされた。
ただ、私が勘違いしていたことを一つ発見。
「その映画がどんなに評価されようと、
きちんと商業的に成立しなければ、次の映画は作られない。
興業によって、その映画が製作費回収の道をたどり、
そして、それが達成されることで、
未だそこにない『次の映画』が生まれ得る。
それを夢見ることが、映画館における『応援』だ」という。
「住民のため」を理由に、「無料」とか「低価格」で
映画好きの人達が集まり、上映会を開催することは、
短期的にみれば、その土地の賑わいを創出することになるが、
長期的には、制作資金回収ができず、次の作品に向けた
可能性を減らすことになるということ。
だから「自主映画」と言えども、来場者から入場料を徴収し、
その財源を次の製作費に使ってもらうくらいの気持ちが欲しい。
「映画人を育てる」って、そういうことなのかもしれないな。
「大切なのは、街に映画館があることではなく、
そこで多くの人に映画を観てもらうことなのだから」という
フレーズが頭から離れない。
「映画館は、街に賑わいを創出しうる財産」に違いない。
全国地方都市の見本になるような「映画館」を作ってみたい、
そんな気持ちで、読み終えた。



2014年08月02日(土) ■
何を我慢しとるか、はっきりしとったら我慢できる

映画「少年H」(降旗康男監督)から。
主人公の名は「肇」(はじめ)、
だから手編みのセーターには「H」の一文字。
サザエさんの弟、カツオの「K」と同じ感覚だった。(笑)
「たぶん、明日から『H』って呼ばれるわぁ」と
嘆いたシーンが妙に可笑しかった。
「H」を「エッチ」と読むか「エイチ」と読むか、
それは大きな違いのようにも感じたアルファベットである。
さて、気になる一言は、戦時中に父親が息子に語る台詞。
「自分がしっかりしてないと潰されてしまうで。
今、何が起きているのか、自分の目でよう見とくんや。
いろいろ我慢せなことがあるやろうけど、
何を我慢しとるか、はっきりしとったら我慢できる」
「戦争はいつか終わる。
その時に恥ずかしい人間になっとったらあかんよ」
何でもかんでも戦時中だから「我慢しろ」ではなく、
こんな時でも、息子に助言できる父親の静かな強さを見た。
また、戦時中ならではの台詞ではなく、
今の世の中でも立派に通用するアドバイスでもある。
何も説明なしに「我慢しろ」と言われるよりも、
何に対して我慢しているのか、説明することの大切さ、
意外と大事なことなのかもしれないな。



2014年08月01日(金) ■
人間は、毎日見ているものに気持ちが似ていく。

なんの雑誌だったのかメモをし忘れたが、
なるほどなぁ、と思って残しておいたフレーズで、
「イエローハット創業者 鍵山秀三郎さん」のコメント。
「人間は、毎日みているもの、接しているものに気持ちが似ていく。
美しいものを見ていると、自分の気持ちもそうなりますし、
汚いもの、乱れたもの、雑なものを見ていれば、
必ずそういう風になっていく。
だとしたら、なるべく美しいものに接して、
気持ちもそういうものに似ていってもらいたいと思うのです」
だから、職場、そしてトイレ、車、道路をきれいにすること、
そう考えながら「社風」を作り上げてきたのだと言う。
自分の生活を見直してみよう。
自分が起きてから寝るまでの間に、目に飛び込んでくる風景。
それがきれいであれば、気持ちもきれいになっていく、と理解した。
毎日、柿田川を眺めて通勤している私は、幸せ者だな、きっと。



2014年07月31日(木) ■
俺は、柴田トヨって人をほとんど知らなかったんだなぁ。

映画「くじけないで」(深川栄洋監督)から。
90歳から書き始めた詩人、柴田トヨさんは
もう詳しい説明はいらないだろうが、
その役を八千草薫さんが演ずるとあって、
期待に胸が膨らんだことを、事前に記しておきたい。
作品中にタイミングよく挿入される詩は、
何度耳にしても、温かさを感じる素敵な詩である。
しかし、今回私が選んだのは、柴田トヨさんの息子、
武田鉄矢さんが演じた、柴田健一の台詞。
母親の詩を丁寧に整理しながら、読み返していくうちに
あることに気づき、込みあげてきたものがあった。
「俺は、柴田トヨって人をほとんど知らなかったんだなぁ」
そして「俺が知ってたのは、ごく一部だったんだなぁ」
この台詞は、本当によくわかる。
自分も息子として、母親のことをよく知っていたつもりが、
実は、若い頃のことも含め、ほとんど知らないことばかり。
息子(娘)だから、親のことは自分たちが一番知っている、
それは、間違いだと気付いた。
親は子どものことを知っているかもしれないが、
子どもが親を知っているか、と尋ねられたら自信がない。
意外にも、嫁であったり孫であったりこともある。
もう少し、親のことを知ろうとしなくちゃいけないな、
たった一人の親なんだから。



2014年07月30日(水) ■
カウンセリングは、頭の先から足の先まで

「カウンセリングは、言語・文字ではなく、
視線、声の調子、姿勢、指先、息遣い、手の動きなど、
頭の先から足の先まで観察する必要がある」
そんな話を耳にして、へぇ〜と思いながらも、
予想以上に大変な仕事だな、とも感じた。
相手の話を聴いて、アドバイスするだけでは、
「カウンセラー」とは言わないということなのだろう。
最近は、パワハラだ、セクハラだと騒がれるけれど、
本来、上司は部下の様子をそれくらい知っておくべきだ、と思う。
なかなか難しい問題であるが・・。(汗)
そう考えると、多くの母親はカウンセラーの資質を持っている。
わが子の視線、声の調子、姿勢、指先、息遣い、手の動きなどから、
いつもその変化を意識して、様子を窺がっている。
それも24時間、休むことなく・・・。
だからこそ、母親と子どもの関係は、父親と比べて強いのだろう。
一所懸命子育てをしている母親の支援、やっぱり大事である。
そう言えば、野菜を大切に育てている人も、
同じようなことを言っていた気がする。
「育てる」って、そういうことなんだな、きっと。



2014年07月29日(火) ■
日常のささやかな営為に、優しくほほえみかける。

歌集「未知の時間」(前田鐡江著・角川学芸出版刊・203頁)から。
とても身近な知人の歌集であり、登場する人物・景色が、
鮮やかに映像化され、言葉の温かみを感じた短歌が溢れていた。
タイトル「未知の時間」の元になっている一首、
「三年日記真つ新のページひらきたり未知の時間は罫線である」は
何も書かれていない罫線だけのページを眺めながら、
これからどんなことが少しずつ書き込まれるのか、
ワクワクした気分になったことを思い出し、ひとりで頷いた。
お気に入りの短歌を選んで紹介したいが、字数に制限があるので、
歌集の帯に書かれていたキャッチコピーの一部を残したい。
「日常のささやかな営為に、
海が、風が、花木が、優しくほほえみかける。
森羅万象を繊細に詠みあげた第一歌集。」
そうそう、日々の生活・心の動きを題材にすることが、
創作活動の継続する秘訣だよな、やっぱり・・
そんなことを感じながら、
そして知人の顔を思い出しながら本を閉じた。



2014年07月28日(月) ■
つまり反省だな、セルフ・エキザミネーションだ

映画「早春(1956)」(小津安二郎監督)から
私の感性が低いのか、監督はこの作品を通じて、
私たちに何を伝えたかったんだろう、と考えこんでしまった。
当時の様子がわかる映像が散りばめられていて、
60年近くたった今見ると、楽しいシーンも多いが。
他の作品もそうだけど、時々、英語がぽっと台詞に含まれる。
そんな覚えたばかりのような英語を使うあたりが、
戦後間もない作品だなって感じて、メモをしてみた。
(違和感と言ったら失礼になるだろうけれど・・)
特に、働いている若者同士が一斉に手拍子で
「ツーツー・レロレロ・ツーレーロ・・」と歌いだしたり、
狭い部屋で1つの鍋を囲んで激論したり、楽しそうだ。
そんなワンシーンで使われた英語。(笑)
「つまり反省だな、セルフ・エキザミネーションだ」
「人道上な、ヒューマニズムだよ」とやたらと英単語が並ぶ。
女性の洗面所で「シャボン、もういい?」と言われた時は、
「石鹸」のこととは気づかず、メモしそこなった。
何かを意識して、英単語を使っていると思うのだが、
その意図がわからず、不完全燃焼で観終わった。(汗)



2014年07月27日(日) ■
安酒は飲むな、いい酒を飲め。

「ウシオ電機創業者・牛尾冶朗氏」が、ある方に教わった、
仕事のイロハから酒の飲み方の一部であるが、
アルコール好きの私にとって、このアドバイスは心に留めたい。
(すみません、情報源はメモ忘れです。(汗))
深夜まで酒につき合わされたときに
「明日は遅くとも、八時までに出社するんだよ」と教えられ、
「安酒は飲むな、いい酒を飲め」と助言を受け、
「酒はその人の品格を表すものだから」と理由を教えられたと言う。
それは、人間関係にもつながる考えで、
「自分より優れた人と付き合う」ことの大切さを教えている。
「安い酒」イコール「自分よりお粗末な人を見て安心し、
自分の方がましだと満足する考え方」を捨てて、
「いい酒」イコール「優れた人との出会いを求め、
その人に少しでも近づきたいというエネルギーに変え、
その人を乗り越えようとする努力に繋がる」と解釈できる。
お金がないから、を理由に、安いお酒を飲むよりも、少し我慢してでも
手間暇かけた「焼酎・日本酒・ワイン・ウィスキー」を飲んでみる、
その心構えが大切と理解した。
言われてみれば、じっくり味わうために口にするのは、
「安酒」ではなく「いい酒」だものなぁ、納得。
もしかしたら、焼肉の「肉」も同じかなぁ・・(笑)