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しもさんの「気になる一言」
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2014年10月24日(金) ■
夫婦ゲンカで、夫が勝ってはいけない。

書籍「夫婦のルール」
(三浦朱門・曽野綾子著・講談社刊・235頁)から。
この夫婦のあり方、接し方に関する考え方は、
実は私も妻も大好きで、同じ本を2人で読むことによって、
「ほら、三浦・曽野夫婦も言ってたじゃない・・」となり、
大きなケンカにならず、おさまってしまう効用がある。
以前読んだ、書籍「夫婦口論」(同著)で感じた、
この夫婦ならではの感覚が、今回もメモの対象となった。
特に、見出しとなっていたこのフレーズ、
「夫婦ゲンカで、夫が勝ってはいけない」は笑えた。
ただ笑えたけれど、男性陣としては、なるほどなぁ、
わかっているけどその場になるとなぁ、が本音だろう。(笑)
夫婦歴60年の2人からのメッセージだけに、
その短いフレーズに含まれる想いが、伝わってきた。
たとえ論理的に勝てると思っても、どう考えても
自分の方が正しいと感じても、この一言を思い出すべき。
それだけで、ちょっぴり冷静になり、
相手の言い分に耳を傾ける余裕ができるはずである。
「夫婦げんか」をするなってことではないし、
意見をぶつけあうな、ということでもない。
最終的には「夫が勝ってはいけない」ことを肝に銘じたい。



2014年10月23日(木) ■
いいんだよ、無理に話さなくても・・

映画「かかしの旅」(冨永憲治監督)から。
小さい時、ある事故で右足が不自由になったことから
学校では「かかし」と呼ばれ、苛められていた少年が家出をした。
しかし、行くあてもなく、コンクリートの階段に座り、
ぼ〜っとしていたら、どこからか3人の少年が寄ってきて、
知らないうちに、仲間として認めてくれて共同生活をする。
そのきっかけになったのは、最初の話しかけであった。
普通なら「名前は?」「家はどこ?」「どうしたの?」など、
警察尋問のように、質問の嵐に見舞われるのだが、
彼らは戸惑っている主人公に向けて、こう発した。
「いいんだよ、無理に話さなくても・・」
この一言は、人間不信に陥っていた主人公にとって、
とても救いになった言葉だと思う。
物語中盤「どうしてみんなが僕を受け入れてくれたのか、
はっきり聞いたわけじゃないけど、何となく判るような気がする。
みんな僕と同じなんだ」と振り返るシーンもある。
心を閉ざした人間にとっては、何よりも温かい言葉は、
「いいんだよ、無理に話さなくても・・」だったということ。
「どうして何も話してくれないんだ?」と問い詰めるのは禁止。
「北風と太陽」の話に似ているなぁ。



2014年10月22日(水) ■
ポロシャツを(ズボンの中に)入れられるようになりました

「ダイエット方法」というより、自分の経験談を少し記したい。
今回は、痩せてよかったと思える「ファッション」の話。
太っただけでなく、とくに「ビール腹」と称して、
丸く膨らんだお腹を隠すために、ポロシャツをどうするか、
そう、ズボンの中に入れずに、まん丸体型のシルエットを隠す。
しかし、お腹が凹むと、なぜかズボンの中に入れようと考える。
ベルトをしっかり見せ、ポッコリしたお腹じゃないぞ、と
我ながらクダラナイと思いながらも、自慢げに。(笑)
この感覚は、もう随分忘れていたように思う。
これって、ビール腹で悩んだ人しかわからないことだけど、
けっこう大きな自信につながる。
だから「痩せていいことあった?」と訊かれると、私はすかさず
「ポロシャツを(ズボンの中に)入れられるようになりました」と
答えるようにしている。(汗)
例えが適切かは判らないけれど、私の嬉しさは伝わるかな、
そんな気持ちで、受け答えをしているのが現実である。
痩せることは目的ではなく、痩せてどんな気分を味わいたい、
という動機の方が、モチベーションが高くその行動に繋がるから、
自分が描く、理想のイメージを鮮明に持ち続けたい。
そして、その楽しさこそ、続けるコツでもある気がしてならない。



2014年10月21日(火) ■
仕事を長く続けていられるのは「忘れる」から

先日紹介した、東海林さだおさんのコメントから、もう1つ。
前回同様、雑誌「天然生活」のワンコーナー「会うこと、聞くこと」
「東海林さだお」さん、(漫画家・エッセイスト)」から。
長く続けるコツもあるけれど、こんな考え方をするといいよ、という
ややアドバイス的なメッセージとして受け取った。
「仕事を長く続けていられるのは『忘れる』から。
長年、連載していれば、ときに『もっといいオチ』を
締め切り後に思いついてしまうこともあります。
そんなときは、急いでその考えを断ち切っちゃう。
やり方は、頭のなかで、大きな声で『なし!』っていうだけ。
それで大丈夫。『なし!』『次!』ってね。」
私も、情報源を「映画、書籍、講演会、コンサート、美術館」から
「ラジオ、テレビ、新聞、インターネット」、はたまた
「飲み会や仕事での会話」や「家族や夫婦の会話」と幅広いので、
ウェブ日記に「気になる一言」をアッブした後、
こっちのメモ、フレーズの方が良かったなぁ、と思うこともしばしば。
そんな時、私は「今回は縁がなかったな」と思うことにしている。
題材は、選ぶのが大変なくらい私の周りに溢れているのだから、
一度「忘れる」という作業をする。
それでもどうしても気になったら、今回のように「別の作品」として
改めて、仕上げればいい。
いつでも「一話、読み切り」、これが私のモットーかな。(笑)



2014年10月20日(月) ■
人間がいなくなればいい

映画「家路」(久保田直監督)から。
東日本大震災後の福島県を舞台に、今までそこに暮らした
人たちの叫びのようなものが伝わってきた。
故郷をなくす、という感覚は、どんなものなのか、
正直、私には理解できない。
空しさや切なさ、またその原因となった原発事故を恨む感情は、
無い方が不思議なくらいだ、という感覚くらいだ。
事故により何もかも無くした人が、将来を悲観して自殺を図る。
その気持ちを汲んで「放射能の土、(東京へ)捨てってくっぺ」と
トラック一杯の土を積んで、東京へ向かうシーンは心が痛んだ。
今回選んだのは、松山ケンイチ扮する主役・総一と、同級生が
中学校時代の授業を振り返って、会話するシーン。
「社会の授業でさ『自然を守るためには、どうしたらいい?』って
問題出されたの覚えてる?」という質問に対して、
みんながいろいろ答えたにもかかわらず、主人公の総一は、
「人間がいなくなればいい」と答えたらしい。
原発事故でなくなってしまった自然の原風景を懐かしみながら、
「本当になっちゃったな」と苦笑いするシーンは印象に残った。
自分たちで考えたにも関わらず、自分たちでコントロールできない
「原発」というものが暴走したために、自然を守れなかった。
確かに、人間がいなくなれば、自然は守れるかもなぁ。



2014年10月19日(日) ■
変わってねぇなぁ・・(笑) (お前もな・・)

私が大学時代に加入していたサークルは「ユースホステルクラブ」。
アルバイトでお金を貯めては、廉価なユースホステルなどを活用し、
日本全国を旅する、そんな仲間たちの一人が、親戚の結婚式で
山口県から久々に上京するというので、招集がかかった。(笑)
集ったのは、静岡県、福島県、千葉県に住む同期のメンバー。
もちろん当時と比べると、皺や白髪が増え、髪の毛が減ったりしたが、
なぜか30年以上前のサークルの役職に対応した動きは変わらなかった。
部長は部長、企画は企画、渉外は渉外、書記は書記の役割が、
そのままタイムスリップして、宴席を和ませた気がする。
何十年ぶりに会っても、一瞬にして大学時代の関係に戻るのは
想定内であったが、まさか、その役割まで変わっていないとは。(汗)
二次会のカラオケでも、好きそうな曲のジャンルは変わっていない。
また、私の最終の新幹線の時刻を気にしてくれる友、
もう少しいいだろ、と歌いまくる友、俺、明日休み・・いう友、
やっぱり、変わっていない。(この感覚が心地よい)
だから、今日、一番口にした台詞を一言として残しておきたい。
「変わってねぇなぁ・・(笑)」(お前もな・・)

P.S.
まさか、カラオケの締めでも「遠い世界に」と「落陽」を、
メンバー全員で大合唱をするとは・・変わってねぇなぁ・・(笑)



2014年10月18日(土) ■
誰が、何のために、過去のことを、「今」、問題にするのか

日頃から政治のことは、あまり書かないようにしているが、
最近の政界を眺めていると、気になることがあるので、一言。
今回の小渕優子経済産業相の問題もそうだが、
閣僚など重要なポストになると、何年も前の行為が問題視され、
いかにも世論だから、と辞任に追い込む流れは納得がいかない。
勿論、違法となる行為を容認するわけではないが、
それならば、判明した時点で公表し、責任を追及すればいい。
培ってきた力を存分に発揮できる閣僚のポストについた途端、
過去のことが取沙汰されて、辞意に追い込まれる様子は、
今までに何度も見てきて、不思議で仕方がなかった。
そこには「日本の政治を任せられる人材を育てよう」という
意識はなく、問題を先送りにして、インパクトのある時期に
後出しのように公表し、政治を混乱させようとする意図さえ感じる。
そこで、私が知りたいことをフレーズにしてみた。
「誰が、何のために、過去のことを、『今』、問題にするのか」
この流れは、首相を始め多くの閣僚が「短期間」に辞めさせられ、
「人材が育つ前に足を引っぱる」構図(大人のいじめ?)が見え隠れする。
この気になる一言で、何度も取り上げているが、
日本人は、政治家を育てるのが下手な民族、とつくづく思う。
こんな話題で大騒ぎしていることが、子どもたちに、
どんなメッセージを刷り込んでいるのか、考えた方がいいな。



2014年10月17日(金) ■
伯父さんは「腰が低い人だけど、腰が強い人だった」

91歳になる、父方の伯父が他界し、お通夜に参列した。
生前、私の新聞投稿を誰よりも楽しみにしてくれていた方で、
地元新聞に掲載されると、必ず嬉しそうに連絡をくれ、
「投稿を読んだよ、頑張ってるな」と励ましてくれた。
そんな優しい伯父さんの人柄を、菩提寺のお上人が、
お通夜に参列した人たちに向かってこう語った。
「普段は、腰が低い人だったけれど、
酒の席などでケンカになりそうな時は、腰の強い人だった」
「腰が強い」とは「気が強く,なかなかくじけない」とか
「弾力があって折れにくい」という意味がある。
いつもニコニコしながら、私たちを包み込むような、
そんな人柄しか知らなかったから、ちよっぴり意外だったが、
それもまた、伯父さんの一面として、なぜか嬉しかった。
優しいだけでなく、精神的に強い面も持ち合わせているなんて、
私が憧れるような性格である。
だから、お通夜の夜に、この一言を残そうと考えた。
「伯父さんは『腰が低い人だけど、腰が強い人だった』」
「もの腰が柔らかい人」でもあったなぁ。
明日の告別式・火葬にも、しっかり立ち会おうと思う。
私の「新聞投稿」の大切な読者に、お礼を言いたいし・・。



2014年10月16日(木) ■
コミュニケーションの意図は、受け手が決める。

講師「服部織江さん」(ブリーフセラピスト)
演題「あなたのコミュニケーション、大丈夫ですか」
(より良い人間関係づくりのために)から。
「コミュニケーション」という単語、一日何度も使うのに、
その定義や意味は、実は曖昧だったというのが本音である。
この講演で、T.P.Oにより、意味も使い方も違うことを知った。
「伝達」「伝えること」「意思の疎通・相互理解」。
「だから、コミュニケーションは侮れないんです」と彼女は言う。
思わず、納得してメモをしてしまった。
すなわち「人間関係は、コミュニケーションの累計」であり、
「だから、生きること、そのもの」という説明も、理解できた。
中でも、私がいちばん面白かったのは「鉄則」で紹介された
「コミュニケーションの意図は、受け手が決める」という視点。
「ああ、おなかが空いた」「今すぐ、ご飯を食べさせろってこと?」
「まあ、このバッグ、素敵」「買って欲しいのかな?」
「それって、おかしいと思うの」「慰めなくちゃ悪いかな」
言葉を発する方としては、あまり意味がなく口にしたことも、
受け手がその言葉をどう感じるかで、2人のコミュニケーションは
うまくいくこともあるし、いかないこともあるということ。
だから「コミュニケーション」は難しい。
いや、だからこそ「コミュニケーション」は楽しい。

P.S.
主催者のジレンマは「聴かせたい人は聴きに来ない」。
コミュニケーションが苦手な人に、聴いて欲しかったな。(汗)



2014年10月15日(水) ■
天使が通りかかったのでは?

映画「私が愛した大統領」(ロジャー・ミッシェル監督)から。
主人公デイジーとフランクリン・ルーズベルト大統領には
申し訳ないが、今回は英国王ジョージ6世夫妻が
アメリカを訪問し、ルーズベルト邸での食事中のハプニング。
借り物だった24枚のスープ皿が、何かの拍子に崩れ、
けたたましい音とともに割れた。
英国王を迎えての晩餐会、誰かが叱られる場面と思いきや、
吃音で知られる、英国王ジョージ6世が呟く。
「私が思うに・・」と前置きをしたと思ったら、
「天使が通りかかったのでは? ドジな天使が・・」と。
これには、いつも兄と比較し彼をバカにしていた王妃も
「お見事」とそっと囁いて、喜んだ。
さらに続いたハプニングにも「天使2号だ」と笑い、
その場の雰囲気を大切にしているのがわかった。
こういった冗句がさらっと出るあたり、さすが「国王」と
拍手をしないではいられなかった。
また「ピクニックの食事に、ホットドッグを出す意図を」
知りたがっていた妻に、大統領からの答えを伝えた台詞。
「どう答えたと?、答えるのもバカらしいとさ。
『ピクニックしか出番がない食べ物だ』と。他の意味はない、
それだけだ」が、洒落ている。
アメリカの全土に伝える力を持っているマスコミの前で、
英国王が「ホットドック」をかぶりつくシーンを見せることの
大切さを、大統領との二人だけの会話で教わったと思う。
英国王もアメリカ大統領も役者だなぁ、と感じるシーンである。

P.S.
今の時代でも、大統領の不倫暴露ネタは歓迎できないなぁ。
別に、知りたい情報でもない気がするから。