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しもさんの「気になる一言」
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2015年02月11日(水) ■
なんのこっちゃない、シンプルに考えれば・・

自然食の提供で有名な「ごはん食堂 桐家」さんの企画。
「酒と肴と古代文字」をテーマに、お酒(特に古酒)と肴を味わいながら、
「古代文字」を始め、危機管理などの分野に詳しい
「石垣稔」氏(地域情報計画研究所)の話に耳を傾けるという、
とてもマニアックな(汗)イベントは、午後7時から始まり、
23時頃の「中締め」でも帰らない人たちと延々に続く「懇親会」が
お開きになったのは、午前2時半をまわっていたと思う。(汗)
講師を務めていただいた「石垣氏」の話術に魅了されたのと、
「せっかくだから、どんなことでも訊いてください」という言葉に甘えて、
質問が相次ぎ、楽しくて気がついたら・・そんな時間になってしまった。
私たちが遠慮なく訊ねる質問に、さらっと解説を加えながら、
最後には「なんのこっちゃない、シンプルに考えれば・・」という
お決まりのフレーズで纏めてくれる回答が、本当にシンプルで驚いた。
(たぶん、本人も気付いていない口癖かもしれない・・(笑))
私たちが悩んでいること、疑問に思うことも、本当はシンプルなのに、
わざわざ、いろいろな理由を付けて複雑にしていることに気がついた。
「主観的な感情に支配されず、客観的に、俯瞰的に捉える」といった、
いたって単純な判断基準こそ、今の私たちに大切なことだと知った。
「飲みながら、食べながら、話を聴く」ってイベント、意外と少ないな。
私好みの企画かもしれない。(笑)

P.S.
特別テーマ「姿を現しつつある最大の危機」と
「酒と肴と古代文字」については、メモが整理が出来次第、
気になる一言を選んで紹介したいと思う。乞うご期待!!



2015年02月10日(火) ■
次へ渡せ

映画「ペイ・フォワード 可能の王国」(ミミ・レダー監督)から。
原題「PAY IT FORWARD」
「PAY」という英単語は「支払う」しか意味が浮かばず、
気になって調べたところ、
「PAY」には、本当に多くの意味があり驚かされた。
ある方が、見知らぬ人に親切にされた時のこと。
「礼を言った。すると奇妙な方法で恩を返せ、という。
別の3人に善い行いをしろと」
それは、親切にされた人に恩返しをするのではなく、
その気持ちを行動として「別の3人」に与えて欲しい、
そんなに意味で使われている。
小さな「思いやりの連鎖」という流れが、大きな流れになり、
世界がいい方向へ流れて変わっていく。
それを短い言葉で表現すると「次へ渡せ」(ペイフォワード)。
いろいろな分野で世代交代がなかなか難しい時代、
「後継者育成」なんて言葉より「次へ渡せ」の方が、
インパクトがあり、その必要性を感じてもらえるに違いない。
また、他人に親切されても、その行為に気付かない人には
「とんだバカに渡したもんだ」と言おう。
きっと「どういう意味?」って訊き直してくるから。



2015年02月09日(月) ■
ランニングは「素敵な景色を撮るための移動手段」

最近の私は「ウォーキング」から「ジョギング」、
さらに「ランニング」へと興味が移り、行動範囲が広がった。
速度は「ウォーキング」とあまり変わらないけれど、(汗)
今まで足を運んだことがない場所へも、躊躇なく体が動く。
この気持ちを持続させている原動力が「素敵な景色」だと思う。
最近、本屋でコーナーが出来るほどの人気を博している、
「日本や世界の絶景」ほどではないが、自分の身の回りにも、
それはそれは驚くような、素敵な景色が溢れている。
わざわざお金と時間をかけて、美しい場所へ行かなくても、
予想以上に近い場所や、何気ない普段の生活の中に「美しさ」を
見つける感性を磨くことは、思ったより楽しい。
車やバイク、自転車でも入れないような場所からの撮影は、
人間の足のみが可能にさせてくれる「絶景ショット」が撮れる。
だから、私にとっての「ランニング」は、
マラソン大会を始めとした、スポーツ競技志向ではなく、
お金がかからず、思いついた時に、さっと動ける交通手段、
言い換えれば「素敵な景色を撮るための移動手段」である。
早朝でも、深夜でも、自分の気持ち次第ですぐに動けるし、
3キロくらいなら、走った方が速いもの、たぶん。
(う〜ん「10キロ」と書けないところが、まだまだだなぁ(笑))



2015年02月08日(日) ■
寅次郎の妹と言えば「杉文」?「諏訪さくら」?

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」から。
今年は大河ドラマの主人公が、吉田松陰(寅次郎)の妹(杉文)でも、
まだ日本では「寅次郎の妹」と言えば「さくら」と決まっている。
もちろん映画「男はつらいよ」(フーテンの寅さんの妹)のこと。
とらやの先代の主人、平造の長女、寅次郎の腹違いの妹で、本名は櫻。
女優・倍賞千恵子さんが、自由奔放な兄(寅次郎)の一番の理解者として
陰ながら支える妹役を演じていたのが印象的だ。
時代背景や家族構成も違うが、吉田松陰(寅次郎)も、
誰かに迷惑をかけるという意識を持たず行動、その自由気侭な生き方に、
皆が巻き込まれるが、家族が支えていく展開は、面白いようにダブる。
(優香さん演じる、文の姉(寿)も寅次郎の妹なのであるが・・)
先日、今回の大河ドラマ「花燃ゆ」の企画意図をホームページで読んだら、
同じようなことが書いてあって、思いっきり笑えた。
初回から今まで「幕末編『男はつらいよ』」がピッタリの表現である。
今回の「野山獄唯一の女性、高須久子」が「マドンナ役」であれば、
「男はつらいよ」と対比しても、申し分ないのだが果たして・・(笑)。
今年の大河ドラマは、安政6年(1859年)10月27日、
吉田松陰が処刑されてからが、このドラマの見どころと言ってもいい。
主人公「車寅次郎」抜きでは物語が進まない「男はつらいよ」ではなく、
兄の死後、幕末を力強く生き抜いた「寅次郎の妹」の活躍が期待される。
今年の年末には「寅次郎の妹」と言えば「杉文」となればいいな。



2015年02月07日(土) ■
乾燥しちゃうかと思って

今晩の夕食が鍋だったから、というわけではないが、
昨年の忘年会での出来事を思い出した。
メインだった鍋料理をたいらげ、あとはお酒の勢いを借りて
話が盛り上がっていたところ、メンバーの1人が
私の目の前に置かれたガスコンロの上にある鍋に水を入れて、
弱火でコトコト・・時々、しゃもじを回転させている。
何をしているのかもわからず、「鍋も空だし、もったいないから
もう(ガスコンロ)消していいよ」と声を掛けたら、
なんと「乾燥しちゃうかと思って」の一言。
寒い季節、部屋の暖房をガンガンきかせているけど、
湿度調整器があるわけでもないから、空気は乾燥しっぱなし。
乾燥すると、喉が痛くなったり、風邪もひきやすくなる。
ホントに細い弱火でも、水蒸気を発生させている仕組みは、
私には発想できずに、新しい発見だった。
みんなが盛り上がっている中でも、冷静に状況を判断できる行動、
これって、嬉しい心遣いだな、と感じたシーンである。



2015年02月06日(金) ■
心はいつも一緒だ。パパより

映画「突然、みんなが恋しくて」
(ジェニファー・デボルデール監督)から。
この作品、きっと評価が分かれるな、と観終わった。
性別、年齢、未婚か既婚か、子どもが男か女か、
それによっても、まったく違ってくると思えたから・・。
男・50歳代・既婚・子どもが女の子だけ、の条件にあえば、
この主人公の気持ちが、手に取るようにわかる。
しかし、それ以外の場合、駄作と勘違いされるケースだろう。
死んでから発見された「投函してなかった、娘宛の手紙」には、
必ず書かれていたメッセージがある。
「(愛してるよ)、心はいつも一緒だ。パパより」。
自分の愛情を上手く娘に伝えられない、父親の気持ちが詰まっている。
「お前の前では、なかなかいい父親を演じられないけれど、
どこにいても、心はいつもお前のことを考えているよ」
そんな不器用な父親の気持ちが伝わってきた。
「父親が娘の元彼とつるむなんて!」と大声で怒鳴られても、
その気持ち、ちょっぴり理解できる。
また自分の葬式に、娘の元彼が勢揃いするシーンがあるが、
「娘が寂しくないようにと声を掛けた」ようだ。
まったく勝手な言い分だけれど、この行動もわからなくない。
父娘の物語だったから、映画「アルマゲドン」を思い出してしまった。



2015年02月05日(木) ■
若い頃の体型に戻りましたね

「食事コントロール」と「ウォーキング」などで、
10キロ減量達成、そんな話題を以前に書いた。
だからって「羨ましい」とか「頑張ったね」という言葉を
期待しているわけではない。
ただし、痩せたことは健康にいいはずなのに、
スリムになった私の姿を目にして発する一言が面白い。
「どうしたんですか?」(病気でもしたんですか?)から
「ちっちゃくなった」「しぼんだね」「品租に見える」等、
あまりいい表現がない。
いや、痩せた人に対して、誉めるフレーズが見つからないのか、
「あまりに痩せて声を掛けられなかった」という人まで。(笑)
逆に、体重が増えた時は、健康面ではよくないはずなのに、
「太ったねぇ」から「丸くなったね」「貫禄がついた」など、
意外と良いイメージを想像させる表現が思い浮かぶ。
本人にとっては、体が軽くなったし息切れもしない、
人間ドックの検査結果も、健康体の数値に近づいて、
大満足の「肉体改造」(笑)だからいいけれど、
減量したい、標準体重を目指したいと口にする人が多いのに、
他人に対するイメージは逆なんて、面白い。
一番嬉しかったメッセージは、昔の私を知っている人からの
「若い頃の体型に戻りましたね」かな。



2015年02月04日(水) ■
語尾をのばす大人は、ばかか優しいかのどちらかだ。

書籍「号泣する準備はできていた」(江國香織著・新潮社刊・252頁)から。
最近、また「江國香織さん」にハマっている。(マイブーム?(笑))
10年ほど前、この作品で「直木賞」を受賞したはずだから、
一度は、さらっと読んだ記憶が蘇ったが、久しぶりに読み返したら、
当時とはまた違った場所が私のアンテナに引っかかり、一気に読み終えた。
私たち年代の男女の気持ちが、恐ろしいくらいわかる気がする。
短編の小説というより、誰かの日記をネットで読んでいる感覚に陥る、
それくらい、今の私たちの感覚に近いと言えそうだ。
例えば、気のあった友達とお酒を飲むシーンがある。
「酒は飲むと辛いが、飲み終えると甘い余韻が残るのだった」とか
「三人は礼儀正しく冷やかしてくれる。どうしてー、とか、けちー、とか。
語尾をのばす大人は、ばかか優しいかのどちらかだ」など、
その絶妙な人間関係を、言葉にするのが本当に上手い。
さらに「おいしいお酒がないと、ごはんっておいしくないもの」とか
「『ビールって、つめたいのもおいしいけど、
少しぬるくなったのもおいしいと思わない?おそくに飲むときはとくに』と言う。
『東京の夜の空気に似た舌ざわりがする』」なんて表現は、もう頷くしかない。
何度か目にした「私は独身女のように自由で、既婚女のように孤独だ」
という表現、女性にはどう感じるんだろうか。



2015年02月03日(火) ■
包丁と鉄板、どちらが消耗品だと思います?

メモを整理していたら、ふっと目に触れたフレーズ。
情報源は、昨年、母の傘寿祝で訪れた「神戸旅行」の1コマ。
兄妹の2家族で考えた、サプライズ企画の一つは、
「目の前で『神戸牛』を焼いてもらい食する」だった。
上等な神戸牛を、鉄板の上で形の良い包丁を使い、
見事に切っていく料理人に向かって質問をした。
「さぞかし、高い包丁なんでしょうね」と。
その答えは意外にも、私の想像した答えと逆だった。
「包丁は、そんなにいいものは使っていませんよ」と言い、
「傷つけたら大変ですから・・」と付け加えてくれた。
その意味がわからず、肉の筋を切らないようにするためとか、
旨味を殺しちゃうとか、さもありがちな理由を挙げたら、
「包丁と鉄板、どちらが消耗品だと思います?」と質問された。
「簡単には取り換えが出来ない『鉄板』を傷つけないために、
あまり尖った切れの良い包丁は使わない」というのが、
その答えのようだった。
私たちの目の前に設置された長い鉄板は、代々大切にされ、
多くの良質の神戸牛を焼いた脂が染み込んでいるのかもしれない。
どちらが大切か、そしてそのために何をすべきか、
どちらかの質をわざと落とすことは、すごい判断である。
どちらも大切にすると、中途半端になっちゃうんだろうなぁ。



2015年02月02日(月) ■
私たちを銃殺して下さい。

フリージャーナリスト・後藤健二さんの著書「ルワンダの祈り」
そのタイトルを見て、思い出した映画があったのでご紹介。
映画「ルワンダの涙」(マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督)から。
先日、映画「ホテル・ルワンダ」を観てから、私の心の中で
何か引っ掛かっていた「ルワンダ大虐殺」の真実を再確認して
あらためて、人間の醜さを感じることになってしまった。
印象に残ったシーンは「殺される」ことを覚悟したツチ族の1人が、
撤退することになった平和維持軍の大尉に願い出た台詞。
「撤退なさる前にお願いします。私たちを銃殺して下さい。
ナタで殺されたくない。銃なら一瞬だし、苦痛も少ないから」
この究極の選択を口にした彼らの気持ちを考えると、
映画と知りながらも、胸が締め付けられる思いがした。
同じ殺人でも「銃で一撃」と「ナタでメッタ切り」では違う。
親族・知人・友人が、目の前で殺されるのを観るだけでも、
ナタが凶器の方が、精神的な苦痛は計り知れない。
何度も何度も、会話の始めに使用される「You are OK?」は、
まともな精神力では耐えられない光景、場面に遭遇するから。
「大丈夫?」「気分は?」・・といろいろ訳されていたが、
観ている私たちにも、問いかけているような台詞だった。
原題となっている「Shooting Dogs」の意味を、
是非、この作品を鑑賞して、自分の目で確かめて欲しい。