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しもさんの「気になる一言」
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2016年02月26日(金) ■
振り子時計はね、夫婦みたいなもんだ

映画「振り子」(竹永典弘監督)から。
原作は、私も何度も見直した「鉄拳」さんのパラパラ動画「振り子」。
台詞がないパラパラ漫画から、よくここまで纏めたな、と思う反面、
台詞がないからこそ、私たちの想像力が膨らみ、感動できたのに・・と
正直、これは賛否両論あるだろうな、と感じた。
だからこそ、バラバラ漫画にない「台詞」に興味をもちメモをした。
やはり、印象的なのは、小松政夫さん演ずる「時計屋」さんが口にした、
「振り子時計の定義」かな。
「振り子時計は繊細なんだ。右左に動く振り子が正確に時を刻む。
少しでも、振り子がバランスを崩すと、正確に動かないんだ。
右左って、両方が力を合わせないと時を刻めないんだよ」
「振り子時計はね、夫婦みたいなもんだ。
共同作業で、何年も何十年も、時を刻んでいくんだからね」
私はこの台詞で、グッときてしまった。
さらに「中村獅童さん・小西真奈美さん」演じる、主人公の夫婦の関係が
いろいろな出来事でぎくしゃくした時、こんな台詞が救ってくれた。
「どっちかが頑張っている限り、振り子は絶対に止まらない。
共同作業って、そういうことなんじゃないかな」
カチカチ・・となる音が気になって、家庭から消えた「振り子時計」、
昔は、ゼンマイのネジを巻くのは、子どもの仕事だったなぁ。
「振り子時計」(夫婦が離婚しないように?)が止まらないように。



2016年02月25日(木) ■
「松竹」の名前は、双子の創始者「松次郎、竹次郎」から。

何度も話題にして申し訳ない。(汗)
今回も、以前紹介した講演会、講師は「石塚慶生」氏、
(松竹株式会社 映像本部 映像企画部 映像企画室 
チーフプロデューサー)
演題は「映画プロデューサーという仕事」から。
大好きな「映画」の話とあって、質問し始めたら、
たぶん、私が何時間でも独占してしまうのではないか、
それほど私の知らない「映画製作の世界」が拡がっていた。
映画業界の市場規模は「2,100億円市場」と説明した後、
「右肩上がりでもなければ、右肩下がりでもない、ずっと横ばい。
これが不思議なんですよね」と語った。
個人的に考えても、ヒット作が多い年、少ない年などにより、
どちらかに傾くだろう、と思うのだが、そうではないらしい。
「映画マーケットは、紅生姜マーケットと同じ」がウケた。
その後、現在の映画興行について、具体的な数字や作品を示し、
「妖怪ウォッチ」をはじめ、アニメ映画の勢いを実感しメモした。
それなのに「松竹」の名前の由来が、インパクトが強すぎて、
それまでのメモが吹き飛んだ。(汗)
業界では、知られている話なのだろうが、私には新鮮だった。
「松竹梅」の「松竹」だと思ったのに、双子の創始者の名前とは。
ネットで調べたら、確かにそのとおりだったから、
「『松竹』の名前は、双子の創始者『松次郎、竹次郎』から」を
残そうと思う。
頑張れ、松さん竹さん、東宝に負けるな、と応援したくなるな。



2016年02月24日(水) ■
智恵ちゃん、けっこう、あれ、しつこいだろう

映画「ゆれる」(西川美和監督)から。
事件の真実は、兄の腕に残る傷跡だけが知っている、
そんな心が揺さぶられた結末であった。
兄が恋心を抱いていた女性は、弟の昔の彼女。(らしい)
それを知りつつ、弟に彼女を送らせた兄は、大人なのか。
彼女の部屋で激しいセックスして帰宅後、
後ろめたさを感じながらも、兄に「ただいま」と挨拶。
そんな雰囲気を感じながらも、またまた大人の会話。
「智恵ちゃん、けっこう、あれ、しつこいだろう」・・
ドキリとする弟の動揺を見透かしながら、
しばらく間を置いて「酒飲みだすと・・」と付け加える。
「あっ、そう、意外と飲めるんだよね」と体裁を整えるが、
事件後、彼女は下戸で、ビール一杯でもコトンとなるくらい
アルコールに弱いことを知り、兄の質問の意味を知る。
前半部分の仕掛けが、後になって利いてくるから面白い。
舞台となるガソリンスタンド「135円・125円・98円」の
価格表が、妙に気になってしまったが・・(笑)
いろいろ考えさせられる映画だった気がする。



2016年02月23日(火) ■
楽しい町には、楽しい人が住んでいるに違いない

以前、紹介した「ブランドづくり」の講演会。
講師「岩崎邦彦」氏(静岡県立大学経営情報学部教授)から。
講演を聴き終わってから、まず手始めにしたのが、
「清水町と言えば、○○だよね」という「○○」探し。
北海道は「広い」、沖縄は「暖かい」のように、
誰もが感じる「イメージ」を「まちづくりのブランド」にしないと、
誰からも選んでもらえない、ということを教えていただいた。
そこで、いろいろな言葉を当てはめてみた私の結論は、
なんと「『清水町』と言えば『楽しい町』」だった。
もちろん「清水町と言えば、柿田川」という言葉も浮かんだが、
地名や特産品ではなく、人間の「感性」に訴求する単語が必要だった。
どの自治体も口にする「住みやすい町」「子育てに優しい町」等は、
どうもイメージが掴みにくく、感性に訴えるイメージが浮かばない。
それでも必死に考え、最後に残ったのは「清水町」と言えば、
「癒される町」「元気な町」「楽しい町」の3フレーズ。
その中で私は、あえて「楽しい町」を選ぶことにした。
まずは、町民や近隣に住む人に「清水町は楽しい町」と感じて欲しい。
では、そのためには、どうしたら良いか。
それが、まちづくりの「統一性、一貫性」という戦略であり、
「スタバ」を例にとって教えていただいたこの「ブランドづくり」も、
近いうちに「気になる一言」に取り上げて紹介してみたい。
まずは、楽しいか、楽しくないか、なんて考えず、頭に浮かんだ
「楽しそうなこと」を、これでもか!!ってくらい、するしかないな。
仕掛ける人が楽しくなければ「楽しい町」にはなれないし、
楽しい町には、楽しい人が住んでいるに違いないから。(笑)



2016年02月22日(月) ■
病気なんだ、分かってあげなさい

映画「妻への家路」(チャン・イーモウ監督)から。
久しぶりに、切ない・・という感情が込み上げてきた。
「中国映画」だからという、特別な偏見ではなく、
「ハッピーエンドではない」結末に対して、
でも、これが現実・・というリアル感が私の胸を締め付けた。
娯楽要素の強い映画なら、最後には、正義は必ず勝つし、
辛い体験をしても、最後にはホッとさせられる結末が待っている。
しかし、この作品は、そんな私の甘い望みを打ち砕くように、
記憶障害で夫を他人だと思い込む妻は、最後まで治らず、
いつか妻の記憶が戻ることを信じて寄り添い続ける夫の愛情も、
最後の最後まで、変わらない。
この物語の起承転結が、私に「切ない」という言葉を吐かせた。
そんな母親の様子に、イライラを募らせている娘に対して、
父親はこう諭す。「病気なんだ、分かってあげなさい」
自分が、愛する妻に「夫と認識されていない」にも関わらず、
いつまでも、そばにいてあげたいと思う男心が、本当に切ない。
今まで、映画は「ハッピーエンド大好き」と言い放ってきたが、
たまには「リアル感」のある、こういった作品もいいな、と思う。
ハッピーエンドじゃないんだけど、心が温まるのは、
どんな環境になって、人が人としての尊厳を守っているから、
そう思わずにはいられない作品だった。



2016年02月21日(日) ■
驕(おご)りが心に起こったら、その時が衰退の始まり

昨日、結婚披露宴で、偶然隣に座ったことを契機に、
お話をさせていただいたのは、近江八幡市で呉服商を営む
「扇四(おうぎし)呉服店」の社長御夫妻。
その人柄にひかれ、帰宅後、機会があれば出かけてみたいな、と
インターネットで検索したら、歴史ある近江八幡の中でも指折りの、
創業享保5年(1720年)とあり、約300年代々受け継がれてきた、
「扇四呉服店中村家の家訓」が、多くヒットした。
「我が友人一老商に市店盛衰の原由を問ふ。」で始まる家訓は、
実は商売に限らず、どんな組織にも通用する家訓として紹介されている。
「家訓」と言うと、短い言葉で家風を表現するようなイメージがあるが、
この「扇四呉服店中村家の家訓」は、非常に長い。
「商売をしていると必ず好不調の波がある。不調の時には必死に頑張るが、
調子が少し上向くと心に奢(おご)りが生まれ、
そしてそれは同時に衰退の兆しである」と、諭している。
「驕り」というと、そんなことはないと眉間に皺を寄せる人もあろうが、
大変な時、ぎゅっと締めていた脇が、成功するとどうしても、あまくなる。
そこで、今一度「脇を締める」ことこそ、更なる繁栄に繋がる、と。
逆に「脇があまくなったまま」では、衰退の一途を辿り、
気がついた時は、取り返しががつかなくなる」ことを我々に教えてくれる。
組織を束ねる役割の人は、是非、一度、読んでみて欲しい。
「戦いは、大勝した時が一番危ない」とした兵法にも繋がる考え方、
さすが、300年という歴史を代々繋いできた、呉服商の家訓である。

P.S.
享保5年(1720年)となると、東京五輪開催の2020年が、創業300年。



2016年02月20日(土) ■
着物は「時間」と「心」に余裕がないと・・

昨年の10月まで、私の部下だった職員の結婚披露宴。
受付で手渡された席次表を見て、私の隣に見覚えのない名前があり、
肩書きを確認したら「(株)扇四呉服店」の御夫妻だった。
約3時間を、せっかく同じテーブルで過ごすのだから・・と思い、
自己紹介しながらお話をうかがったら、
呉服店を営む新郎の父親が、30年ほど前に修行させていただいた
滋賀県近江八幡市の老舗呉服店の中村御夫妻だと知った。
交わした内容の数々に、まさしく「近江商人」の血が流れていた、
そういっても過言ではないほど、穏やかな話し振りの中に、
私を唸らせる言葉が溢れていた。
もちろん着物文化については、私の本当に浅い着物の知識にも、
面白そうに頷いていただき、申し訳ないほどである。
そんな中、私が「なかなか着物を着る機会がなくて」と呟いたら、
「着物は『時間』と『心』に余裕がないと・・」と助言をいただいた。
着物はさっと着て、さっと脱ぐ洋服と違って、
着る前の準備と着終わった後の片付け(?)に時間がかかるから、
まずは「時間に余裕がないと・・」と言い、
さらに、普段からの自分の「心に余裕がないと・・」と付け加えた。
お洒落やブームではなく「時間と心」といった「生活」に余裕がないと、
上手く着こなせないのかもしれないな、と感じた。
時間が経つにつれ話がはずみ、お猪口に冷酒を注がれながら、
「時々着ると、着物に着られているようで・・」と笑いながら話したら、
「慣れですよ」と、さりげなくアドバイスをいただいた。
「本当に着物が似合う男になりたい、と思うなら、毎日着ることですよ」
そう言われた気がして、一瞬、背筋が伸びた気がする。
最初から着慣れている人はいない、慣れれば着物が体に馴染みます、
きっと、そういうことなんだろうな。
日本の歴史の中で大事な役割を果たした「近江商人」と話ができたこと、
単なる偶然と片付けず、これからも大切にしたい人間関係である。



2016年02月19日(金) ■
本物の婦警と勘違いして話しかけてくるんですよ

先日紹介した「松竹映画・チーフプロデューサー」の石塚氏と一緒に
講演会に参加していただいた女優・仁山貴恵さんとの会話から。
(前日、プライベートで伊豆(熱川温泉)に来ていたらしい)
石塚氏がプロデュースした、映画「わが母の記」では、
お手伝いさん役で出演し、撮影現場の緊張感を語ってくれた。
そんな彼女と、懇親会の席では偶然?(笑)、隣になり、
またまた映画・エキストラの話で盛り上がった。
ドラマ「EX「相棒 season1〜2」」では「婦警役でレギュラー出演」、
そんな話を聴きながら、彼女のエキストラ体験の話も・・。
「私もエキストラで警察(鑑識)の役をやったことがあります」と
伝えたところ「女性の場合『ナースと婦警』のエキストラが多いんです」、
と笑いながら「婦警の制服で出番を待っていると『何か事件ですか?』と
撮影を見に来た人たちが、本物の婦警と勘違いして話しかけてくるんですよ」
そんなエピソードまで教えてもらった。
調子のって、現場内の交通整理をしてしまう人もいたらしい。(汗)
たしかに私たち日本人は、制服姿に弱い。(オタクではなく・・)
また、エキストラ、やりたくなっちゃったなぁ。
前日の飲み会を「ごめん、明日、撮影なんだ・・」って断りながら。

P.S.
せっかく知り合った女優さん、これからも末永いお付き合いを・・。



2016年02月18日(木) ■
ただの無職の妊婦さん

映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」(御法川修監督)から。
「かもめ食堂」に代表される、私の好きな癒し系の映画、
そんな言い方もできるが、男女共同参画の視点からみると、
働いていた女性が、結婚して妊娠して仕事を辞める時の憂鬱さが、
私にも伝わってきた。
「向こうの両親の意見も聞かなきゃ、
もう一人じゃなんにも決められない」と独り言を言ったかと思うと、
「もう営業部所属、岡村まい子じゃないんだよねぇ。
これやれ!って、仕事を頼める後輩もいないし、
頼むぞって言ってくれる上司もいない。ただの無職の妊婦さん」
バリバリ働いていればいるほど、そのギャップは激しいのだろう。
男からみれば「幸せそうな妊婦」としか映らない姿にも、
そんな思いがあるんだなぁ、とメモをした。
こんな台詞も、メモして切なくなってしまった。
「私ね、母親になったら、なんか今までの自分が
消えてなくなっちゃう気がして。
だから、会っておきたかったんだ、今の自分で、す〜ちゃんに」
監督の伝えたいこととは違うだろうけれど、素敵な映画だった。



2016年02月17日(水) ■
水曜日・恋愛・エッチネタ、復活要望書

先日「大河ドラマ『真田丸』の気になる一言、希望」という、
メールが届いた話を書いたら、それに触発されたのか、
「水曜日・恋愛・エッチネタ、復活要望書」なるメールが届いた。
これを知っている人は、相当の「気になる一言マニア」である。
以前、映画や飲み会で仕入れた「エッチネタ」が溜まってしまい、
定期的に「気になる一言」にして、誰かに伝えないと、
こちらのモヤモヤが溜まってしまい頭が変になりそうだ、とばかり、
女性ファン激減を覚悟で、書きまくっていた時期がある。
しかし意外なことに、毎週水曜日、恒例の「恋愛・エッチネタ」は、
私の予想に反して、女性の方がよく反応してくれた。(汗)
もちろん、私は聖人君子ではないし、悩みだってたくさんある。
まぁ、そんなこともひっくるめて「気になる一言」だから、
どうしても「恋愛・エッチネタ」が苦手な方は、読み飛ばして下さい。
そんなわけで、毎週とはいかないけれど、復活します。
こんな場合「乞うご期待!!」って、言っていいのかな?

P.S.例えば・・こんな感じです。(笑)
「つまづいたっていいじゃないか、人間だもの」(相田みつを)
「つまがいたっていいじゃないか、人間だもの」(今、話題の議員)