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しもさんの「気になる一言」
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2016年04月26日(火) ■
本は主役でなくてもいい

先週末の「子ども読書の日」に楽寿園で開催された、
「幅允孝」さん(有限会社バッハ代表)と
「河田亮一」さん(加和太建設(株)代表取締役)の
青空トークセッション。
2000年にネットのAmazonがスタートした頃から
店を構えて販売する「本屋」が大きく変わった、と言う。
そこで感じたのは、逆転の発想で
「人のいる場所に本を持っていくしかないなぁ」だった。
そんな話を聴きながら「本の本質について」語り始めた。
「読んじゃ駄目と言われると読みたくなる」のが「本」であり、
「本は1冊しか読めない」からこそ「目の前の本を大切にする」、
さらに「本は、覚えるために読むものじゃないから」と呟き、
内容はあんまり覚えていない、と照れていた。
私の関心があった「本の選び方」については、
「本って、勝ち負けじゃない。良い本、悪い本とも違う。
今の自分に合ってるか、合ってないか」とスッキリ答えてくれた。
「本は待ってくれる」「本は、みんなで読めない、孤独を楽しむ」
「本は生活の道具」と、私のメモを溢れさせたあと、
「本は主役でなくてもいい」と纏めてくれた。
本がメインのイベントは、どうしても真面目になりがち、
もっとのんびり、ゆったりできる、サブイベントが似合っている。
生活でも、ちょっとした時間に使えるのが、本なんだよなぁ。
だから「本は主役でなくてもいい」が心に残った。



2016年04月25日(月) ■
牧水が選んでくれた「沼津」

「働く女性の会(ATG)」の4月例会だった。
講師は「林茂樹」氏、演題は「「牧水と沼津」から。
林氏は、立派な肩書が数多く、どれを紹介しよう迷ったが、
今回は「公益社団法人 沼津牧水会理事長」としたい。
「沼津市は誇れる都市であると思っている」と話し始め、
本当に沼津のことが好きなんだな、と感じさせてくれた。
「牧水は、めちゃくちゃに『千本松原』を愛していました」
「牧水は、メチャクチャに『香貫山』が気に入ってました」
「牧水は、滅茶苦茶に『愛鷹山のある富士山』が好きでした」
牧水は、と言いながら、実は林さんのことだな、とメモをした。
特に「牧水が、なぜ沼津を選んだのか?」と題し、
人は「誕生の地」は選べないけれど「終の棲家」は選べる、
全国を旅して歩き、多くの景勝地も観てきた牧水が、
この「沼津」を選んだという事実は、誇れるに違いない。
1時間半、熱く語り続けた彼の話から選んだ一言は、
「牧水が選んでくれた『沼津』」。
これって、沼津のキャッチコピーに使えそうだな。(汗)

P.S.
意味は通じたけれど「度を越して」「もの凄く」の意なら、
「滅茶苦茶」ではなく「無茶苦茶」じゃないかな・・。



2016年04月24日(日) ■
声は聴こえなくても、気持ちが届けばいい。

映画「想いのこし」(平川雄一朗監督)から。
ある交通事故で、突然、前触れもなく他界したばすなのに、
この世に残した強い「思い」が、なかなか成仏させてくれない。
その思い(願い)が叶ったら、自然と体が消え、あの世へ・・・。
(書籍・映画)「椿山課長の七日間」を彷彿させるような設定に、
「見たくないものも見えちゃう」のか、変な好奇心で観続けたが、
私の予想に反し、人間の汚い、嫌な面は少なかった気がした。
亡くなった4人、それぞれがこの世に残した「想い」は、
すでに幽霊だから、声として伝えることができない。
それを、話すこと以外で、なんとか伝えようとする、
その方法は、4人とも違うけれど、私の涙腺を緩めてくれた。
中でも、高校野球部の女子マネージャーが、3年生最後の試合を
「頑張れ〜」と精一杯応援するけど、当然、聴こえない。
「聴こえないよ」というのは簡単だけど、彼女の想いは、違った。
「声は聴こえなくても、気持ちが届けばいい」
この一言に、なるほどなぁ・・感じ、胸が締め付けられたし、
物語も期待どおりに、選手に彼女の想いが届く。
なぜ、彼女は彼らを応援するということに想いを残したか、
それは、たぶん、この台詞が説明してくれる。
「野球って、一人じゃ出来ないんです。
周りの人たちがいて、自分が存在できるんです」
短い人生だったけど、自分がこの世に存在していたのは、
3年間一緒に汗と涙を流してきた、野球部の部員がいたから、
そう思ったに違いない。
彼らも、目には見えない、彼女の姿を想像して、こう礼を言う。
「犬塚、三年間、一緒に野球が出来てよかった。
3年間支えてくれて、本当にありがどうございました。
これから、3年のみんなはバラバラになるけど、
俺たちずっと仲間だから。俺たちずっとお前の味方だし・・
お前は、1人じゃないから」・・この台詞で、涙が溢れた。



2016年04月23日(土) ■
毎週、近くで「ブックフェス」があればいいのに

4月23日は「子ども読書の日」とあって、
三島市では「楽寿園・市立図書館・大社の杜」の同時開催で
「みしま・ブックフェス」が開催されていた。
私も、このイベントに興味津々、家族で「楽寿園」に足を運び、
その一部「青空トークセッション」を、楽しく拝聴した。
(内容は後日の「気になる一言」で・・)
実は、来月GW(4日〜5日)、柿田川公園でブックフェスを企画。
周りは「ライバル出現?」とか「負けてはいられないね」、
「偵察に行かなくちゃ・・」と、叱咤激励をしてくれるれど、
当事者の私は、そんなことは、お構いなし。
「毎週、近くで『ブックフェス』があればいいのに」と、
真剣に思っている。
日本全国、人口減少には危機感を感じているのに、
街から本屋がなくなっていくことには、無頓着と言ってもいい。
公共の図書館をいくら充実させても、やはり限界がある。
生活の一部に、イベントの片隅に、1冊の「本」があるだけで
どれだけ、充実したものになるかは、多くの人が知っているはず。
だから敢えて、今回予算ゼロの「ブックフェス」を企画・運営し、
いつでも、誰でも、本に関するイベントができるか、を試したい。
イベントの評価は、来場者の数ではなく、楽しんでもらえたか、
これさえ忘れなければ、イベントは企画・運営者が一番楽しい。



2016年04月22日(金) ■
深々とお辞儀をする練習ですよ

毎朝の通勤経路である「柿田川公園」。
エントランスからイヤホンを外し、自然の音に耳を傾ける。
生活の「ON・OFF」を切り替えるポイントでもある。
いつもと同じルーチンで園内・展望台を散策し、
京都貴船神社の分社で、水で手を洗い、口を漱ぎ、
お賽銭10円を入れて、二礼二拍手のあと、住所と名前を呟き、
「昨日は一日ありがとうございました。今日も一日、
家族が、日本が、世界が平和でありますように」と祈る。
そして、最後に、深々と一礼をする。
私にとって、この「一礼」が、とても貴重な行動である。
実は以前、ある人に「毎日、何をお祈りするのですか?」と
訊かれた時がある。
貴船神社に「縁結び」の御利益があっても、今更・・。(笑)
もちろん「異性」に限らず「人との縁結び」の神様、
と考えればいいのだが、実は違う目的がある。
だから「深々とお辞儀をする練習ですよ」と答えた。
(神様には申し訳ないが)普段、忘れがちな「謙虚さ」を、
身体に覚えさせるには、この「深いお辞儀」が一番いい。
他人が見ていないから「ゆっくり丁寧に深々と」出来るし、
自然と心が落ち着くのがわかる。(それも10円で(汗))
お近くの神社で、是非、試して欲しい。
初めは照れるけど、慣れると意外と気持ちがいいものだから。



2016年04月21日(木) ■
みんな、疲れているってことかなぁ

巷では「整体・接骨・針灸・マッサージ」の文字が溢れ、
朝夕、歩いていると、驚くほどの勢いで増えている。
「携帯ショップ」が増えたなぁ、と感じた時もあるし、
やけに「美容院」ばかり開店するな、と思った時も・・。
「クリーニング屋」だったり「コンビニ」だったり、
その時代、その時代で、雨後の竹の子のように増えている。
私は、その背景に流れている時代の潮流みたいなものに、
興味関心があるが、今回感じたことは、
「みんな、疲れているってことかなぁ」ってこと。
子どもや孫が「肩たたき」をしてくれた頃もあったし、
「高級マッサージ機」が狭い部屋を占領した頃もある。
そして、最近は「店舗」で施術を受けるサービスへ。
「働き過ぎて疲れ、その疲れを取るために、
マッサージでお金を使う」なんて、面白いな、と思う。
まぁ、新しい産業が生まれたと思えば、悪くないな。(笑)
これからの「成長産業」の予感がするから。



2016年04月20日(水) ■
愛してるなら、どうにかして

映画「30日の不倫」(シルヴィオ・ソルディーニ監督)から。
驚いたというか、時間の無駄だった、と言うべきか、
残るものが何もなかった。
「『不倫』をテーマに描いた大人のための官能ドラマ」
確かに作品紹介のとおりだけれど、そこに何か、
監督なり制作者なりの意図するところがあるはずだが、
残念なことに、私にはわからなかった。
私たち一般人の「不倫」を覗き見した感じがしたのは、
あまりに平凡で、そしていてリアル感があったこと。
さらに、終盤には、この普通の「不倫」がどうにかなるのか、
そんな期待で、最後まで観てしまった、というのが本音。
わからないのは、貧乏なのに「不倫」に走ってしまう既婚者の男と
そんな彼に何かを求めてわざわざ「不倫」を仕掛ける女、
単なる「スリル」や「マンネリ」からの脱出であったとすれば、
それは、わざわざ映画にすることではなく、三面記事で充分なはず。
美男美女の俳優が演じる「不倫」でないからこそ、
あまりに普通過ぎる、行動の変化、心の変化が痛々しい。
奥さんと別れて、私を選んで・・そんな女心なのか、
「愛してるなら、どうにかして」を一言としておきたい。
う〜ん、冒頭の疑問は晴れないままだ。



2016年04月19日(火) ■
地震に対して、崩れるようになっているんです

熊本城の瓦が崩れている光景を何回も目にし、
私たちは、今回の「熊本地震」の威力を実感したが、
建築関係の人と話をしたら、全く違う視点だった。
「すごかったですね、今回の熊本地震。
あの天下の熊本城の瓦が落ちるくらいですからね」
「いやいや、落ちるように作ってあるんですよ。
地震に対して、崩れるようになっているんです」
熊本城の築城に際し、当時の技師たちは考えたのだろう。
大規模な地震を想定して、躯体を守るためには、
屋根の瓦を落とすことによって負担を軽くすることを。
だから瓦が落ちることは予定どおり、驚くことはない。
それで躯体が守られれば、修復は出来ると考えたのか。
私たちは、目の前の状況からしか判断せず、
さも大事件、大事故のように大騒ぎをしているが、
昔の人が、遠い将来を見越して築城していたとしたら、
今の私たちを見て、笑い飛ばしているに違いない。
建築家の人って、意外と無口の人が多いから、
こういった話は、表に出てこないんだよなぁ。(笑)



2016年04月18日(月) ■
身の丈にあっているか

書籍「住み心地はどうですか?」
(柏木博他9名著・建築資料研究社刊・175頁)から。
建築家ならではの視点が随所にあって、
あっと言う間に読み終えた。
特に「心地よいすまいのデザインを考えよう」と題し、
「住み心地のよい家を考えるための7つのキーワード」は、
各項目のタイトルであるけれど、書き出してみると、
「住まいづくり」と「まちづくり」は共通点が多かった。
「住みやすいまち」や「住み続けたくなるまち」という言葉を
自治体の将来都市像に掲げる市町が多いけれど、(わが町も)
どんな生活が「心地よく」感じるのか、を論じてはいない。
そのヒントが、この書籍にはあった「キーワード」であろう。
・身の丈にあっているか
・まわりと馴染んでいるか
・自然を活かしているか
・ひとつ屋根の下の感じがするか
・拠り所となる中心があるか
・あいまいで融通がきくか
・心が落ち着く要素があるか
こんな項目が、まちづくりに感じられれば、住民は
「心地よく」生活をし「住み続けたくなる」ということだ。
この中で私が選んだのは「身の丈にあっているか」。
あまり背伸びをしない、言い換えれば、大都市を真似しない、
そんなところに「心地よい」環境が生まれるに違いない。
「心地よいまち」と「住み心地のよい家」は、ほとんど同じ。
あなたのまちを、このキーワードで眺めてみてはいかが?



2016年04月17日(日) ■
こんな時こそ「東北支援」を忘れないこと

以前、東日本大震災への支援について、書いたためか、
「今回の熊本地震には、どんな支援をしますか?」という、
問合せのようなメールが届いて、返信に困ってしまった。
今、こうしてネットに書き込んでいる自分が何をすべきか、
考えることは大切だけれど、巷が騒げば騒ぐほど、
へそ曲がりの私は、冷静になっていく。(汗)
マスコミを始め、国民全体が同じ話題で盛り上がり、
自分はこんな支援をする、みんなも賛同して欲しい・・
そんな記事ばかり読むと、なぜか悲しくなる。
では、私は何を?と考えたところ、
「こんな時こそ『東北支援』を忘れないこと」だった。
この地震が起こる前まで「3.11・東日本大震災」の支援は、
日本国民の思いやりを5年間、1つに集中した出来事だったし、
まだまだ、完全に復興したわけではない。
「愛」の反対語は「無視」という言葉どおり、東北の人たちは、
あの災害が「風化」され、忘れ去られることが一番悲しいはず。
もちろん「熊本地震」も落ち着いたら、支援の方法を考えるが、
今は、東北の方々に「あなたたちのこと、忘れてないですよ」
そんなメッセージを送ることが、私の出来ることかな、と
思っている。(また「三陸牡蠣の養殖支援」でもいいし・・)
どれが正しい考えで、どれが間違っている、そんな話ではないが、
周りの情報に惑わされず、踊らされず、一度、ゆっくりと
自分の心に落とし込んで「言う」ではなく「語る」ことをしたい。
(「語」は「言」に「吾」と書くのだから・・)
東北の人たちの気持ちに寄り添うこと、これが私の出来ることかな。