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しもさんの「気になる一言」
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2016年07月15日(金) ■
長生きすると、同じ目をいくつもみるもんさ

映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」
(J・J・エイブラムス監督)から。
「遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・」で始まるプロローグを、
いつものように、ワクワクしながら眺め、すっと設定シーンへ
入っていくのだが、今回は正直、難しかった。(汗)
振り返っても、あまり印象に残る台詞もなかった気がする。
強いて言えば、ハン・ソロたちが、惑星タコダナへ行き、
カンティーナの主人「マズ・カナタ」に助けを求めた場面かな。
彼女は、眼鏡をいじりながら「目」の話をする。
「長生きすると、同じ目をいくつもみるもんさ。
あんたのは、逃げたがってる男の目だ」と、スパッと指摘したり、
「お前の目をみれば分かる。真実に気付いている」と励ます。
そして「目を閉じて。感じなさい」と静かに自分も目を閉じて
「光は常にそこにある。導いてくれる。」と諭す。
「目は口ほどにものを言う」のフレーズが表わすように、
確かに、歳を重ねてくると、同じ目に出会うときがある。
顔の表情とは別に、嘘をついて落ち着かない目や、
ぼ〜っとして、焦点が合わない目、怒りに満ちあふれた目など。
人間って意外と正直だから、隠そうと思ってもバレてしまう。
その筆頭が「目」なんだよなぁ。



2016年07月14日(木) ■
私だけの宝物にするには、もったいない言葉たちばかり

2年に一回のペースで冊子にしてきた
「しもさんの『今日の気になる一言』(縮刷版)」が、
目標だった10巻目の印刷を終え、手元に届いた。
1995年(平成7年)に自費出版した
「公務員パパの生活コラム150」(新風舎刊)は、
36歳(年男)、何かを残したくて悩んでいた頃だった。
あれから20年以上、ほぼ毎日、書き続けてきたが、
どうしてそんなに長く続いているのか?と訊かれても、
実は、明確な答えは見つからない。
ただ10巻とも、表紙を捲ると印刷されているフレーズは、
私の根底に流れている考え方かな?と思うので、
今回は、冊子を手にしていない方にもご紹介したい。
「お金では買えないもの。それは『時間』。
そしてその瞬間の『喜怒哀楽』。私の『記憶』に残った素敵な言葉を
『記録』として残すことにしました。
でも、私だけの宝物にするには、もったいない言葉たちばかり。
ほんの少しですが、あなたに『お裾分け』をしたくなりました。
ひとつでも、気に入っていただけると私はとっても嬉しいのですが・・。」
「お裾分け」・・今風に言えば「シェア」。
「挨拶のヒント」から「雑談のネタ」まで、私が選んだ言葉たちが、
全国、どこかで活躍していたら嬉しいな、と思う。
「気になる一言、使わせていただきました」のメールが、
私にとっては、一番のエネルギー源かな。

P.S.
恒例の冊子ですが、ご希望の方、声を掛けてください。
この配布する作業も、私の楽しみの1つなので、遠慮せずにどうぞ。



2016年07月13日(水) ■
足の指を舐めるシーンに負けた台詞たち

映画「娚(おとこ)の一生」(廣木隆一監督)から。 
いつものように、メモ帳を片手に観はじめて、
「君、そこそこきれいなのに、手入れしてへんな。
そうだ、練習やと思うて、僕と恋愛してみなさい」と書いた。
「女というものは、たとえ親友の秘密でも黙ってられへん。
そういう生き物や、最低や」や
「いつの時代にも、おっさんが好きな子っておるんやな」
「いわゆる『枯れ專』ですね」で、思わず笑った。
「君は自分を大事にしなさすぎや、腹立つ」
「祖母と付き合っていた人となんて無理です」
「君の過去なんてどうでもいいわ。
過去には戻れへんのに、どうして目の前の僕を見いへんのや」
「僕は君を一人にせぇへんで」
「通りすがりのおっちゃんやと思うて、僕の胸で泣いてもええよ」
これ使える、とメモはしたけれど、豊川悦司さん演じる「海江田」が、
榮倉奈々さん演ずる「つぐみ」の「足の指を舐めるシーン」の
インパクトの強さで全て吹き飛んだ。(汗)
中途半端なセックスシーンより、興奮してしまったから、
「足の指を舐めるシーンに負けた台詞たち」とメモしておこうっと。



2016年07月12日(火) ■
「なぜ山に登る?」「登らないのは罪だ」

映画「エベレスト 3D」(バルタザール・コルマウクル監督)から。
何度なく繰り返される「なぜ山(エベレスト)に登る?」の問い。
手垢のついた答え「そこに山があるからさ」ではつまらないな、と
感じていたところ、新しい定義が見つかった。
どんなにお金を持っていても、誰でも登れるというわけではないし、
それに見合う体力、精神力を持ちつつ、最後には「運」も必要だ。
それくらい「エベレスト」に登るということは、意味がある。
だから「なぜ山に登る?」の問いに「山に登れるからだ」という
シンプルな答えが心に残った。
しかし、それでは万人を納得させる定義ではないな、と思っていたら、
「あれほどの高みで、途方もない美しさを目撃できる」と呟いたあと、
「登らないのは罪だ」と言い切った登山家がいた。
「40年間、プロ登山家だけが挑み、4人に1人が死亡」という事実、
「人間の体はボーイング747の巡航高度では機能できない」という試練、
そして「決定権はいつも山が握っている」という条件などを考えても、
挑戦するに値する山なのだろう。
それを、神が与えてくれたチャンスと捉え「登らないのは罪だ」と
考えることが出来るほど、エベレストは神聖な山に違いない。
それにしても、登山家のプロたちって、意外と我侭だな、
決断の甘さが、他人を死に追いやることを知ってるはずなのに。



2016年07月11日(月) ■
「投票」に出かけ「白票」を投じるのも意思表示

この「気になる一言」では、あまり選挙・政治の話は触れないが、
歳を重ねてきて感じたことだけは、記録として残しておこうと思う。
たった1人の意見が、Twitter、FacebookなどのSNSを中心に、
もの凄い勢いで拡散されて、ひとつの潮流となってしまうことに、
私は危機感を覚えながら、今回の選挙を眺めていた。
当日の投票記載台で「支持政党なし」という政党があるのに知り、
笑うに笑うなかったり、若い世代に投票を促すためには、
各地であらゆる方法が展開された、そんな感じだ。
選挙の本来の目的である、
「首長や議員、団体の代表者や役員を選び出すこと」よりも、
投票率を上げることが目的となったり、
人気投票と変わらない動きに対して、私は違和感を覚えた。
もう何十年も真面目に続けてきた「投票」という行為が、
虚しくなるほど、様変わりした、と言っても過言ではない。
どう考えたって実現不可能な「公約」(マニフェスト)を掲げ、
理想論・雰囲気だけで、国民たちを洗脳しているようにもみえる。
各政党・各候補者の争点がみえないということは、
誰を選んでよいのか、判断する材料が少ないことに他ならない。
「選択肢が少ない」ということは「豊かでない」ということだ。
それでも誰か選ばなければならないから、と悩むのならば、
私たちのするべき行為は「投票」に出かけ「白票」を投じること。
それも、大切な意思表示と理解するべきだろう。
棄権や無効票とは違う「白票」という選択をした投票の重さは、
政権を任された政党、候補者が、感じてくれればいい。
ただ、今の開票結果では「白票」は「無効票」なんだよなぁ。



2016年07月10日(日) ■
最近は「男性的梅雨」ですね

先日、農業関係の会議で、冒頭、委員長が時候の挨拶をした。
「ようやく田植えが終わり、農家にとってはホッとした時期ですが、
玉ねぎやジャガイモの収穫と重なり、まだまだ忙しいですね」と
農家らしい歳時記だなぁ、と感心していた。
続いて、先月の大雨に触れながら「最近は、豪雨とか、強風とか、
梅雨と言っても『男性的梅雨』ですね」と付け加えた。
もちろん、この時期の「水不足」や「猛暑」も、同じである。
私たちの小さい頃の梅雨と言えば、霧のような「シトシト雨」が、
何日も何日も続く、田植えをしたばかりの苗に栄養を与えるように。
まるで、生まれたばかりの赤ちゃんに母乳を与える母親の感じの雨。
「女性的梅雨」という言葉は使わなかったけれど、イメージが湧く。
植えたばかりの苗には、激しい雨とか風は、成長を妨げるし、
そんな稲の試練は、大きく成長した秋頃(台風)が相応しい気がする。
これから梅雨が明ければ、青空の下で、グングン育つ稲が見られる。
人間の成長と重ね合わせ、愛情を注ぐ時期、試練を与える時期など、
稲の成長を見守っていきたい。
それにしても、本当にまだ、梅雨は明けてないのだろうか・・(汗)



2016年07月09日(土) ■
私が嫌いなのは、君たちを落ちこぼれにするシステムだ

映画「コーチ・カーター」(トーマス・カーター監督)から。
1つひとつのプレーを見る限り、俳優がバスケットを覚えたのではなく、
バスケットの選手が台詞を覚え俳優になった、といった方が正確だろう。
さて、気になる一言は、高校のバスケットチームコーチを引き受けた、
主人公・ケン・カーターの行動の支えとなっている考え方だ。
勉強もろくにせず、かといってプロの選手になるほど上手くない、
大学進学率より、刑務所へ送られる率の方が高い中途半端な高校生たち。
その現状と課題に目を向け、チームメンバーの将来を考えての発言、
「私が嫌いなのは、君たちを落ちこぼれにするシステムだ」
つい目先の成果に気をとられがちだが、それでは問題解決にならない。
このシステムを変えようと、選手たちに勉強することを強要し、
学業成績を伸ばすことで、大学へ進学させるシステムの確立に
孤軍奮闘する展開に、胸が熱くなり拍手を送った。
そして、とうとう既存の考え方を変えることに成功するが、
私は、彼の行動に反対した人たち、足を引っぱろうとした人たちの
その後の反応が気になって仕方がなかった。
大所高所から、物事を考える視点、参考になったなぁ。



2016年07月08日(金) ■
言葉を選ぶだけではダメ。適温で渡さないと

講師「増岡弘」氏
(「サザエさん」のマスオさん役でお馴染みの人気声優)
演題「一人ひとりがすばらしい。
サザエさん一家は幸福みつけの達人ぞろい」から。
話し始めに「あの人が『マスオか?』の増岡です」と、
軽いダジャレでスタートした講演は、発する言葉ではなく、
相手にちゃんと伝えることの大切さを気付かせていただいた。
外国人は「サザエさん」を日本語の教科書にしているという話で、
48年間続いている魅力を語ってくれたし、
不完全な人間が、不完全な言葉で、不完全なことを話すのだから
伝えたいことのわずか20%しか伝わっていないですよ、と話した。
言葉は、相手に渡して受け取ってもらい、初めて用を足す、
だからこそ「言葉を選ぶだけではダメ。適温で渡さないと」と、
水と同じように、言葉にも温度があることも教えてくれた。
「ありがとう」も同じで、この言葉を口にすればいいのではなく、
「それを伝える前の心配り」が一番大切だとも・・。
さすが、言葉を大切にしている番組だけあって、
声優さんたちも、その考えが染みついている感じがしたなぁ。

P.S.「サザエさん」一家の様子をテレビで観た若い人たちは、
「日本の未来像」だと思っているらしい、という話は、ウケた(笑)。



2016年07月07日(木) ■
一生の不覚、私としたことが・・あたたたた

お世話になった先輩のお母さんが他界した報を受けて、
準備万端で、お通夜に参列した。(つもりだった)
・・・が、事件は、この時に起きた。(汗)
日中暑かったからと、自宅でシャワーを浴びて身を清めて・・とか
通夜に参列できない人たちの香典を預かったり、
丁寧に香典袋に名前を書きながら、通夜の時間を待った。
しかし、家を出る寸前に、知人から電話があり、
「通夜・葬儀に行けそうもないから、香典を立て替えて欲しい」、
そんな連絡を受けて、香典袋を追加して宛名を書き
自分の御霊前に入れた香典を、立て替えを依頼された人の袋に移した、
そこまでは、たしかに覚えている。
しかし、空になった自分の香典を包んだ記憶がない。
読経が始まったが、気になったので、席を立って受付にその旨を伝えた。
自分で香典を入れた記憶がない。もしかしたら、空かもしれない、と
正直に伝えたところ、やはり空だった。
その時、やばっ、やっちまった・・と感じながら、
心の叫びは「一生の不覚、私としたことが・・あたたたた」だった。
「一生の不覚」とは「人生において、
これ以上ないであろう失敗や油断をすることなど」を意味する語。
「私としたことが」は「この私ともあろうものが」という意味で
「不始末や失敗をしたとき,自らの行為を意外」として発する語。
まさかお通夜で「すみません、やっばり空でした」と言われるなんて、
私としては考えられないことだったので、記録に残したい。
2度としてはいけないことではなく、1度だってしてはいけないこと。
うっかりなのか、ボケなのか、自分でもわからないけれど、
立て替えを頼まれた方の香典袋じゃなくてよかったなぁ。
私なら「しもさんならやりそう」とか、話のネタで済むからね。
(すみません、こんなに落ち着かないお通夜は初めてでした。(涙))



2016年07月06日(水) ■
あなたのポケットに入りたい

先日、異業種・異性・異年齢の情報交換会(単なる飲み会)で、
若かった頃の話で盛り上がった。
その一つが「交換日記」。
そう言えば、私も「文通」や「交換日記」したなぁ、と
傍でニコニコ(ニヤニヤ)しながら耳をダンボにしていたら、
当時の交換日記を見つけた、という話に展開した。
何十年も前、それも思春期に書いた文章は、
見てみたいような、恥かしくて見られない・・そんな気分。
私は、どんな事を書いていたんだろう?なんて思い出そうと、
必死に記憶を遡ってみたが、まったく思い出せない。(汗)
当時の交換日記を見つけた女性が、その一端を恥かしそうに
披露してくれた。
「ねぇねぇ、なんてい書いてあったと思う?」と前置きして、
「『あなたのポケットに入りたい』だよ」。
「手を繋いだら洗わない・・」そんな乙女心だったらしい。
もちろん、その場にいた仲間たちは、大爆笑だったが、
私もそんな事書いていたかもなぁ・・と、一人で照れた。
とっくに忘れていた「交換日記」が蘇り、
最後はどちらが持っていたのか、どんな終わり方をしたのか、
そんなことが気になってしまった出来事。
いいなぁ、若いって・・と思いながら、これを書いている。