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しもさんの「気になる一言」
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2016年11月03日(木)
富士山を見るならば、三島と沼津の間で見ろ

三島市の佐野美術館で「横山大観 大気を描く」と題して、
展覧会が開催されているので、先日、楽しみに足を運んだ。
彼の描く「富士山」は、ゆったりとしていて、
観ているだけで、大きな気持ちにさせてくれる力がある。
私にとっては、いつも見慣れた富士山であるが、
他県から訪れる観光客に対する会話は、
「今日は富士山が見えてラッキーでしたね」で始まり、
しばらく、富士山談義で盛り上がることもしばしば。
そして「どこから観た富士山が一番ですかね?」という問いに、
私は、いつもこう答えることにしている。
「富士山を描かせたらこの人、と言われている
『横山大観』はこう言っています。
「富士山を見るならば、三島と沼津の間で見ろ」と。
だから、位置的には、清水町か長泉町ですかね」
(文化勲章受章者を、呼び捨てにしてすみません。(汗))
自分勝手な解釈であるが、この言葉を会場内で見つけた時、
以前から知っていたけれど、またメモをし直してしまった。
そんな場所に、私たちは住んでいる。それだけでも嬉しいな。

P.S.
徳川家康が、終の住処(隠居所)を立てようとした場所でもある。
この話は、また後日。メモを整理してから・・。



2016年11月02日(水)
1ヶ月(31日)連続、毎日10,000歩超えの記録

皆さんご存知、メモ好き、記録マニアの私であるが、
久しぶりに自分を誉めてあげたい記録が生まれた。
数年前から、万歩計の数を、ただひたすらカウントし、
手帳に書き写すだけの単純な作業に、一工夫して、
表計算ソフトに集計しながら、楽しみながら歩いていた。
理想は、1日10,000歩だが、雨の日や体調不良の日もあり、
月単位で、1日平均10,000歩超えを目指した。
もっと言い換えれば、1年3,650,000歩達成すればOKとし、
2012年以後、目標達成の祝杯を大晦日にあげて楽しんでいる。
しかし、今まで振り返ると、達成していない記録が1つあった。
それは、1ヶ月(31日)連続、毎日10,000歩超えの記録。
こればかりは、本人が相当意識して歩かないと続かない大記録。
それをとうとう2016年10月に達成してしまった。(嬉)
野球で言えば、連続安打記録かな。
それも、なんと1日平均15,000歩超えのおまけ付き。
9月は予想以上の長雨と、10日間の厚生休暇が影響し、
1日平均10,000歩の記録を大きく下回り、
自分の意志の弱さに落ち込んだけど、それが発奮材料になった。
いつかは途切れる記録だけど、出来るところまで続けてみたい。
「続ける技術」って、意外といろいろな場面で役立つから・・。



2016年11月01日(火)
映像から関係書類一式を「USB」に入れて渡す

以前、ビデオ撮影・編集を仕事としている同級生と、
「映像」の話をしたあと、業界の話をしてもらった。
「柿田川の魅力は、写真だけでは伝え切れないから、
DVDなどの映像にして、手渡そうと思うけれどどうかな?」
そんな質問をしたら「それではなかなか見てくれないよ」と、
営業の現場でしかわからないアドバイスをもらった。
要約すると「忙しいところをおじゃまして、貴重な時間をいただき、
パンフレットで一つひとつ説明する、のには気が引ける」
「だからといって、テレビやPCと接続してある『DVD再生機』を、
わざわざセットしてもらうのも申し訳ない」。
その煩わしさが、持参した資料・映像を見てもらえないらしい。
「ではどうしたら、見てもらえるの?」と訊いてみたら、
「映像から関係書類一式を『USB』に入れて渡す」と言う。
会社なら、PCは1台くらいは、いつでも電源が入っているから、
時間が空いた時、手渡された「USB」を、ポチッとセットして、
見てもらえる可能性が高いようだ。
「もし興味・関心がございましたら、こちらへ連絡してください」と
メッセージをつけることを忘れずに・・。
少しでも面倒くさいと、どんなに素晴らしい写真、動画でも、
見ることもしない、のが今風なのだろう。
私には、久しぶりの「目から鱗の気付き」だった。
作って終わりではなく、あくまで相手の心に届けなくては・・。



2016年10月31日(月)
家族より、世界を選んでしもったんや、ごめん

映画「奇跡(2011)」(是枝裕和監督)から。
「鹿児島から「さくら」が260キロで走るだろ?
博多から「つばめ」が260キロで走るだろう?
それが初めてすれ違った時に、起こるんだよ。奇跡が。
すっごいエネルギーが生まれて、
それを見た人は、流れ星のように、願いが叶うんだよ」
九州新幹線の全線開通を題材に、そのすれ違う現場まで行き、
両親が離婚して離ればなれになった兄弟が、
また家族四人一緒に住めるように、と願う物語かと思いきや、
兄弟とも、新幹線がすれ違った瞬間、違うことを願った。
そして一言「家族より、世界を選んでしもったんや、ごめん」
伏線は父親役のオダギリジョーさんが、離れて暮らしている兄に呟く。
「父ちゃんは航一に、自分の生活よりもっと大事なもんのある
人間になって欲しいやげとなぁ。たとえば、音楽とか世界とか・・」
願いごとって、大きければ大きいほど、素敵だな、って感じた。
「家族が一緒に暮らすこと。そんな当たり前が奇跡だった」のに、
もっと大きな大きな奇跡を願った兄弟。
ハッピーエンドなのかわからないけれど、これも神の計らいだなぁ。



2016年10月30日(日)
家族のわかる人に訊いてください

妻の「ガラ携」が壊れ、とうとう「スマホ」デビュー。(笑)
今までとは全然違う機能に面喰ってはいたので、
「試行錯誤しながら覚えるしかないね、と励ました(つもり)。
今まで、こういった機種変更はほとんど私が同行し、
直接説明を受けていたので、彼女にはほとんど知識がない。
今回、私が忙しくてついていけなかったので、
ショップの人に詳しく訊いたほうがいいよ、と助言したが、
根掘り葉掘り訊ねたのだろう、店員から発せられた言葉は
「家族のわかる人に訊いてください」だったらしい。(汗)
その話を帰宅後に聴いて、あまりに不親切だと感じた。
慣れ親しんだ「ガラ携」から、はじめて「スマホ」に変える人は、
何かのトラブル、アクシデント、ハプニングにより、
このまま使いたいけど、使えなくなってしまった人が多い。
それだけでも、どうしたらいいのか、パニクっているのに、
さらに、店員の説明が「わかる人に訊いてください」では、
ますます不安を煽ることにならないだろうか。
私も初めて携帯電話を持った時、契約の時はとても親切で、
解約となると、ムッとされたことを思い出した。
競争が激しい業界であるからこそ、初めての人に対しては、
古いスマホから、新しいスマホに買い替える人以上に、
親切に、そしてゆっくりと説明してあげて欲しい。
スマホ恐怖症になる人を増やさないためにも。



2016年10月29日(土)
そのお仲間が一番信用できないんでね

映画「アンフェア the end」(佐藤嗣麻子監督)から。
警察内部の権力組織をネタにした作品は、映画に限らず、
作家・横山秀夫さんの小説でも人気がある。
どの作品にもリアリティがあり、もしかしたら本当に
こんなことがありえるかも?と思えてしまうほど、巧妙だ。
だからこそ、残したい台詞もメモも増えてしまう。
今回は、ちょっと皮肉っぽくこの会話を選んだ。
「事件に関する情報を一番先に教えてくれ」と頼むシーン、
篠原涼子さん演ずる、雪平夏見がこう切り返す。
「警察にはお仲間がたくさんいるんでしょ?」
それを受け、佐藤浩市さん演ずる、一条道孝が、
間髪入れずに、こう答えた。
「そのお仲間が一番信用できないんでね」
志を同じくし、仲間だと思って一緒に行動していた人たちが、
実は対抗勢力だったりすることもあり、最近、
新聞紙上を賑わしている事件は、内部告発が多いのも頷ける。
作品内、何度も出で来る台詞、
「私はあんたを完全に信用したわけじゃないからね」が輝く。
「人を信じる」ことがテーマの「アンフェア」は、
「何度、人に裏切られても、お前は人を信じた。
たとえ口では、信じないといっても・・
悲しいくらい優しいな」のフレーズで、ほっとさせられた。



2016年10月28日(金)
ここでは必要以上に親密になっては、だめ

書籍「炎上する君」(西加奈子著・角川書店刊・198頁)から。
書き出しの「あなたは太陽の上に住んでいる。空で活躍している、
あの太陽ではない。『太陽』という名の、中華料理屋である」
伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」の書き出し
(春が空から降ってきた)を、彷彿とさせた。
短編のひとつ「ある風船の落下」は、面白かった。
地上の生活で「人間関係」などのストレスに耐えかねた人々の体に、
ストレスに代わり空気が入り込み、浮いていくという設定。
地上を飛び抜けた彼らは、誰かと特別な関係を持たない限り、
一定の距離感を保つ限りで、安定された環境が約束されている。
「人を信じたり、心を寄り添わせようとすると、重力が発生するの。
だから、ここでは必要以上に親密になっては、だめ」と、
先輩の「風船病患者」から、助言を受けるのたが・・。
疲れ、痛めつけられたはずの「地上」の人間関係が、恋しくなる。
やはり「誰かと心を寄せ合って生きていきたい」という想いが、
ひしひしと伝わってきて、いい話だった気がする。
西加奈子さんって、とても可能性を感じる素敵な作家だなぁ。



2016年10月27日(木)
(情報は)近くに落とさず、とにかく遠くへ投げる

講師「高野誠鮮」氏
(日蓮宗僧侶・地方創生アドバイザー・立正大学客員教授)
演題「限界集落を救った『スーパー公務員』のチャレンジ」から。
テレビや新聞、その他多くのメディアで紹介されている方の
講演を聴くチャンスに恵まれた。
「ローマ法王に献上された神子原米の誕生秘話と奮闘記」だが、
私たち地方公務員の枠を超えた仕事ぶりは、羨ましい反面、
このやり方では組織も何もないな、と心配にもなった。
いくつかのメモから、私が参考になったのは、情報発信の方法。
「日本人は近い存在を過小評価する傾向にある」として、
「AP・AFP・ロイター等、16か国に配信」したこと。
言い換えれば「外堀作戦」。(情報の逆輸入ってことかな?)
「情報は外から内側に、出来るだけ遠方に投げる」という視点は、
とても参考になった。
「情報発信力がない!」と悩んでいるのならば、
「(情報は)近くに落とさず、とにかく遠くへ投げる」
最初から、世界に向けて発信する・・これだな。

P.S.
実は、与えられたチラシに書かれていた演題が気になった。
自分で自分のことを「スーパー公務員」なんて言わないだろうから。



2016年10月26日(水)
ナチは、人間より絵を大事に扱っている

映画「ミケランジェロ・プロジェクト」
(ジョージ・クルーニー監督)から。
監督本人が、「監督・製作・脚本・主演」を務めて
伝えたかったことはなんだったのだろうか?
「第2次世界大戦中の実話を映画化したサスペンス」、
そんな紹介に、やや疑問を持ちながらの鑑賞となってしまった。
「歴史的財産が消え去ろうとしています。
我々は戦争に勝つでしょう。しかし美術品や文化財が破壊されたら、
取り返しがつきません」
「上層部の考えは、戦争で大勢死ぬ。美術品なんか知るか」
「でも、それは違う。我々が戦っているのは、
文化や生き方を守るためだ」
「偉大な芸術品は個人が所有すべきではない、人々のものだ」
「美術品は歴史であり、歴史は『命の蓄積』だ」など。
だからこそ、戦争やテロはいけないことなんだ、
そんなメッセージなのかもしれない。
しかし、私の心に残ったのは、
「ナチは、人間より絵を大事に扱っている」のフレーズ。
あれだけ残酷な戦争をしたナチス・ドイツのヒトラーが、
その「命の蓄積」を大事に扱っていたことのほうが、
インパクトが強い。
今、私たちがヨーロッパ絵画を始め美術品を堪能できるのは、
ヒトラーが大切に扱っていたから・・と知ってしまった。
「ネロ指令」で、ヒトラーが死んだら、橋、鉄道、公文書、
美術品を破壊せよ」ということになっていたとしても。



2016年10月25日(火)
子どもにとって、とっておきの読書の場所

先月家族で出かけた、京都旅行には目的地があった。
期間限定の特別公開「大徳寺」を拝観したあと、
さらに、私の希望の1つだった「京都御苑」へ。
以前、読んだ書籍「京都図書館紀行」で見つけた「森の文庫」。
メモした紹介文は「豊かな森の中にひっそりとたたずむ、
とっておきの読書の場所」だった。
今年のG.W(5月4日〜5日)に企画・運営した
「柿田川公園ブックフェス」で目指したのは、この雰囲気。
新緑と紅葉の季節が素晴らしいのは、誰もが認めているから、
敢えて、それを除く季節の雰囲気が知りたかったし、
シンボルとなっている「森の文庫」も、じっくり観察できた。
地元金融機関の寄付によって設置されたという本棚は、
4月から11月の午前9時から午後4時まで、開館していて、
なんと4面に設置された「本棚」は、全て「シャッター」付き。
雨や湿気を嫌う本のため、雨の日は「シャッターガラガラ」、
その心遣いが嬉しかった。
配架されている書籍名まではメモできなかったけれど、
「森の文庫」にふさわしく「植物」や「昆虫」の図鑑もあり、
今、捕まえてきた「虫」を調べたりするのだろう。
やはり、そういった自然学習が楽しいよなぁ、子どもにとって。
あらためて「柿田川公園を読書スポットに・・」という想いが、
強くなったことを記しておきたい。